2019/01/16 - 2019/01/19
1467位(同エリア1617件中)
三峯霧美さん
京都と奈良のひとり旅と言いながら、滋賀の大津を巡る二日目、午後は三井寺の境内をグルグルしています。
午前中日差しに恵まれていましたが、午後は曇天。
ゆっくりと三井寺の金堂から塔頭と近くの神社を拝観して、最後は近江神宮にお参りしました。
実は近江神宮は最後までお参りするかどうか迷いました。
大津を訪れる機会はそれほど多くないので、思い残しないようにと、参拝することにしました。
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14:11 園城寺 金堂
1599年に建立の国宝です。秀吉の正室北政所によって再建。
本尊 弥勒菩薩 -
戦国時代、園城寺は突然秀吉の怒りを買い廃寺同然となります。 理由は諸説ありはっきり分かっていません。
仏像などは他のお寺に避難しましたが、堂宇は移築、破却されてしまいます。
金堂は比叡山延暦寺の西塔に移築されて、現在の転法輪堂(釈迦堂)になってます。 -
秀吉は死の直前、園城寺の祟りを恐れて再興を許可し、金堂などの堂宇が北政所、秀頼の寄進によって再建されました。
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御本尊の御朱印
弥勒佛
創建時に天武天皇から賜った弥勒佛で誰も見たことがない絶対秘仏。 -
近江八景のひとつ、三井の晩鐘
美しい音色で天下の三名鐘の一つだそうです。
一般人でも撞くことができます。 -
眺めるだけにとどめておきました。
鐘楼のとなりで御朱印とお土産を購入。
オリジナルの胡粉ネイル、桜の花の名前のついた白桜、三井桜、紅桜、月桜で、可愛い。除光液を使わずにアルコール消毒薬で落とせるので、爪に負担がかかりません。 -
天狗杉 樹齢千年と伝わります。
修行をしていた僧の道了は突然天狗となって、この杉の上に止まり東に飛び立っていきました。
道了は小田原の大雄山に飛び降りて、周囲の土木工事を行い、村人に慕われ道了尊として祀られます。前年関東不動巡礼で行った、あの道了尊です。 -
14:32 釈迦堂
天正年間に御所の清涼殿を移築したと伝わります。
古くは食堂があった場所で、お堂も食堂として移築されたと思われます。
現在は清涼寺式釈迦如来像を本尊としています。 -
釈迦堂の御朱印
釈迦如来 -
14:41 大門
1452年建立の常楽寺の門で、秀吉によって伏見に移り、1601年に家康が現在地に移築しました。
この門から入るのが順路ですが、今日は逆回り。 -
本寿院 ながら茶房
木曜は定休日でした。
江戸時代建立の僧坊を2015年に改築して、今どきの和風カフェに変身。
お庭を見ながらお茶とオリジナルスイーツがいただけるそうですよ。
ああ残念。 -
14:50 文化財収蔵庫
2014年開館、国宝の勧学院客殿の狩野光信の襖絵のほか、仏像、仏画、仏具等を見ることができます。
襖絵は一見の価値ありです。
微妙寺の十一面観音像(笠ぬげ観音)はここで展示されています。 -
ちょっと休憩に文化財収蔵庫の前にある力軒で弁慶力餅をいただきました。
お茶がついて2本で360円。 -
ふわふわの柔らかい求肥にお餅にきな粉、抹茶、和三盆糖をかけたました。
温かいお茶と一緒に、ほっと一息。
日持ちしないので通販はしてないそうです、ここでしか味わえない柔らかさです。 -
行者堂と弁天堂の門
神変大菩薩の石柱 -
行者堂 役行者を祀ります
手前の石が敷き詰められたところは護摩を焚く場所です。
お寺では山伏の体験も受けられます。 -
水観寺
五別所の一つ、1040年に創建され、本堂、法華堂、三重塔などがあった大伽藍だったそうです。
秀吉によって寺領を没収された折に、本尊の十一面観音は流失し、復興した際に薬師瑠璃光如来像を本尊として迎えました。
現在の本堂は1655年の再建で、1988年に現在地に移転しました。 -
御朱印はここで頂きました。
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本尊の薬師瑠璃光如来の御朱印
醫王殿 -
写経塔って写経をおさめてあるのかな。
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観音堂下まで戻ってきました。
お寺では、いろいろな体験は特別拝観があるのですが、一定の人数で予約をしないと参加できないものが多いんですよね。 -
如意越という京都に行く山越えの道の起点がここ。
平安時代から南北朝までは戦略的に重要な道で、江戸時代は三井寺への参詣の道となったそうです。
現在もハイキングで京都の鹿ヶ谷に抜けるルートがあるそうです。 -
護法善神堂
手前に石の橋があります。
滑りやすいので、通行禁止。 -
護法善神は鬼子母神のことで、円珍の護法神として祀られています。
鬼子母神は子供が千人いて、人間の子供を食べていた悪鬼ですが、お釈迦様から諭されて、仏教に帰依します。 -
1727年に再建されました。
これで、メインの場所はお参りが住みました。 -
総門を出て、隣の三尾神社に行きましょう。
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15:32 三尾神社 みおじんじゃ
元は園城寺(三井寺)の南院の鎮守社でした。
長等山の山頂に伊弉諾尊が三色の帯を付けて降臨して、鎮守神として祀られ、三つの帯が尾に見えたので三尾明神と言われるようになりました。三尾神社 寺・神社・教会
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三色の帯は赤尾神、白尾神、黒尾神になり、赤尾神が本神となって年、月、日、時刻、方角がすべて卯の時に琴尾谷に現れます。
859年に円珍によって琴尾谷に社殿が建立され、その後、三井寺の南院の鎮守となりました。 -
本殿は1426年に足利義持によって建立され、三井寺が秀吉の怒りを買ったときもh日害を免れました。
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祭神 伊弉諾尊
明治に入って神仏分離で、三尾神社として独立して現在地に遷座しました。
赤尾神の出現が卯の重なる時だったので、眷属はうさぎ。 -
隣に 日御前神社 ひごぜんじんじゃ
子授け、安産の御利益があるそうですよ
祭神 天御中主神 高御産巣日神 神産巣日神 -
阪下茂畑稲荷神社
お稲荷さんもいらっしゃる。
五穀豊穣 家業繁栄 商売繁盛 産業隆盛
しっかりお参りしました。 -
御朱印を頂きました。
空は厚い雲に覆われて、時間の感覚を奪います。
まだ三時半過ぎ、先ほど無人だった長等神社にもう一度寄ってみましたが、やっぱり誰もいませんでした。
三井寺駅から電車で近江神宮前駅に向かいます。 -
15:55 近江神宮前駅
「ちはやふる」の舞台でしたね。
歩いて近江神宮へ向かいます。 -
線路わきの住宅街を歩いていきます。
完全に生活道路です。 -
近江神宮
大きな一の鳥居の前で撮影していると、集団下校してる小学生の男の子たちに遭遇、目の前を数人の男の子が横切ったら、後ろにいる男の子が撮影してるんだからと退けよと注意してた。
いや~気を使わせちゃったね。「ありがとう、大丈夫だよ」って声をかけた。 -
人の気配なしの広く長い参道を歩ていきます。
この雰囲気、明治神宮にちょっと似てる。 -
雲が多くなって日差しがなく、参道は緩いカーブで先が見通せず、暗く重苦しさを感じます。
カーブを曲がると見えてきた石段にちょっとほっとする。 -
近江神宮は昭和に入って造られた神社です。
天智天皇(中大兄皇子)が、都を近江大津宮に移したことにちなみ、天智天皇を祭神として 紀元2600年にあたる1940年(昭和15年)に、創建されました。
石段を上ると二の鳥居 -
大津宮は近江神宮前駅の西側にあったそうです。
遺構の発見は1974年でした。
なぜ飛鳥からこんな遠い場所に遷都したのかは明らかになっていません。
大津宮は壬申の乱で天智天皇の子の大友皇子が自殺して、わずか5年で廃都になりました。 -
大きな石をくりぬいた手水。
手水舎のある辺りはとても広くて、駐車場も兼ねています。 -
石段の上に赤い楼門があります。
ドラマチックなレイアウトですね。近江神宮 寺・神社・教会
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終戦後の1945年の神道指令(国家と神道の関係を切る)が発令された日に、昭和天皇により勅祭社に治定され、戦後復興が祈願されました。
現在の勅祭社は16社、まだお参りしてない神社がいくつもあるなぁ。 -
16:13 楼門をくぐると広く明るい境内です、左手に時計館と博物館。
さらに石段を上がると回廊と拝殿、その奥に本殿があります。 -
お参りは回廊の外にあたる外拝殿からです。
正面に見えるのは内拝殿です。 -
一番奥に本殿が見えます。
祭神 天智天皇
小倉百人一首の第一首を詠んだのが天智天皇なので、神社では競技かるたの大会が行われ、漫画の「ちややふる」」の舞台になりました。 -
神社のつくりは非常にシンプル、明治神宮や平安神宮もこんな感じですね。
設計者は明治神宮の建設に関わった方だそうです。 -
671年に天智天皇は「漏刻」という水時計を作りました。鐘鼓で時を知らせたといいます。
これは漏刻を再現したもの。オメガ社奉納
今は当たり前に時間管理して生活してるので、時計が無いことが想像できない。
当時は時間で人々を管理することが、国の発展につながる重要なことだったのですね。 -
そんなことにちなみ、境内には内外の時計業者が寄進した古い時計の復刻盤がありました。
日時計。
小学校で作ったような記憶があるなぁ。 -
古代火時計 古代の中国で使われてたそうですよ。
ロレックス社が奉納 -
栖松遥拝殿
東京の高松宮の邸内にあった御霊屋です。
有栖川宮の祭祀を高松宮が引き継ぎ、宮様と妃殿下が亡くなられて、ここに移されました。 -
御朱印を頂きました。
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参拝時間は午後6時まで。
御朱印は4時半までです。 -
新しい神社なので、古い建物などはありません。
自動車の清祓所は、明治23年の大津裁判所の玄関の車寄せだったものを移築したたもので、一番古い建物はこれくらいかな。 -
本日はここが最後の目的地、後は帰るだけなので、のんびり行きましょう。
三井寺で時間使ってしまって、札所番外の元慶寺は、次回に持ち越しして、正解だった。 -
来た道を戻って近江神宮前駅へ。
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あら、テニスプレイヤーと同じ名前の踏切だ。
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通勤ラッシュ前だから、人が少ない駅ですね。
京阪大津京駅でJRに乗り換えて京都駅に戻りました。
三日目は奈良に行くので、駅周辺でのんびりと京都のお土産を見て歩きます。
友達や家族の顔を思い浮かべながら、お土産を選ぶのは旅の楽しみの一つです。
かさばらないで、おしゃれで、京都オリジナルのお土産を選びました。 -
ちょっと早めですが、お腹がすいているので、みやこ道のとんかつ屋さん
京都粋花KYKでヘレカツで夕食。
ヘレカツって言うの、ちょっと照れるなぁ。関西の人はみんなそう言ってるの??
疲労回復には「肉!」。美味しかった!! -
本日の宿もホテル近鉄京都、翌朝は近鉄で奈良に移動です。
今回は八条口側のお部屋。都ホテルが見えます。 -
遠近感がおかしくなる廊下です。
このホテルの良い所はお部屋の割にバスタブが広目でゆっくり疲れを癒せるところ、本当は大浴場がいいんだけど、立地の良さが勝ってますね。
明日は朝から近鉄で奈良に移動なのです。
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