2020/05/29 - 2020/05/29
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ノーーウォリーズさん
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オーストラリアではスコットモリソン首相が2020年3月23日にロックダウンを宣言(明確なロックダウン宣言ではないですが、市民の日常生活に法的制限をかけ始めたのがこの日)して約10週間が経ちました。約7週間後の5/8に3ステージに分けてロックダウンの部分解除が始まり、約10週間後の5/29現在シドニーのあるNSW州は最初のステージ1です(日本と似ています。日本は緊急事態宣言の7週間後5/25に全面解除して、その後東京都は3ステージの緩和策をとっています)。いつもステイホームだった生活も徐々に自由を取り戻しつつあり、外に出かける人は増えています。毎日のテレビニュースの話題もコロナウィルスから経済回復・中国関係・海外渡航解禁(トラベルバブル)に移っています。ようやくロックダウンを振り返る余裕も出てきました。
この滞在記ではシドニーのロックダウン直前、4, 7, 9 週間後の街の雰囲気をシドニーのホテルでステイケーションしながら振り返ってみます。この10週間のシドニーでのロックダウンの様子をまとめた滞在記です。ゴーストタウンの街並みや無人のシドニー国際空港は、100年に一度の珍しい風景だったでしょう。
- 旅行の満足度
- 4.0
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5/29現在滞在中のホテル室内です(コロナウィルスに感染して自己隔離中ではありません)。ロックダウン中はほぼ外出できなかったので、これが一部緩和されてから近所のホテルでステイケーション (Stay+Vacationの造語)しています。ステイケーションとは自宅または近所で休暇を過ごすスタイルです。普段の自分の休暇スタイルと全く違いますが、NSW州では現在も国内旅行すら許可されていないので、これが旅行気分になれる数少ない方法。また観光業(ホテル)にお金を落として、復興を手伝う意味合いもあります。
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見慣れた近所の景色とは言え、ステイケーションで滞在場所を変えるのは良い気分転換になります。ステイケーションは2020年ポストコロナの休暇スタイルとなりそうです。ここなら帰国後の14日間強制隔離で滞在したとしても耐えられそうです(景色が見えない狭いビジネスホテルなら気が狂うと思いますが)。
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シドニーの夜景を高いところから眺めたのは何年ぶりでしょうか。とても非日常で、旅気分です。普段の旅では私はホテルを全く重視していないのですが、ステイケーションでは事情が違います。眺めが良いホテルをよく調べて、期待通り53階からのダーリングハーバーへの眺望が素晴らしい場所です。
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シドニーでの約10週間のロックダウン中の街の雰囲気を振り返ってみます。最初にロックダウン開始4日前の3/19の様子、今後長い間行けなくなることを覚悟して、最後に用事を済ませるため恐がりながら行きます。シティ中心部のタウンホール周辺には普段の半分ほどですが人の姿は見られます。
タウン ホール 現代・近代建築
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しかしオペラハウス前は無人です。3/15から豪州に入国する外国人は14日間の自己隔離が課される事になり、ここから観光客が一気に減ります。オーストラリアの象徴であるオペラハウスが無人なのは100年に一度の出来事を現しています。
シドニーオペラハウス 現代・近代建築
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ハーバーブリッジ近くも同じ感じで閑散としています。普段見慣れた街なのに突然人が消えた非日常なゴーストタウンとなりつつあり、何か身の危険を感じます。詳しい当時の状況は前の旅行記を参照してください。
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ここからロックダウン4週間後の4/19に移ります。私も4週間ステイホームしており、この間は最寄りのスーパーマーケットと公園にしか外出していません。毎日がクリスマスの様に静かで、車の交通量も70%減、乗客ゼロのバスだけが走っています。
3週間後のイースターを過ぎた辺りから新規感染者が激減したので、郊外の地元商店街には人の姿が戻りつつあります。危険度が下がってきたので4週間後に1ヶ月ぶりのシティへ。ここはロックス、普段は観光客で賑わう場所です。車で行きにくいシティは未だに人がいなくゴーストタウンです。ザ ロックス 散歩・街歩き
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公共交通の利用は未だ不安ですし、買物や運動等の目的しか外出は許可されていませんので、ジョギングでシティまで行きます。シティでは目的外の外出が見つかって警察に捕まったというニュースが度々テレビで報道されていたので、少し遠かったですが本当に走ります(NSW州では外出距離の制限はありません)。オペラハウスの近くは無人ではないですが人は数える位、一人か二人で皆距離をとって静かに歩いています。警察もよく巡回していましたが、捕まっている人は見かけません。
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ホテルの入口にも警察の車が停まっています。恐らく海外からの帰国者の強制隔離用のホテルなのでしょう。こちらではホテル滞在費は州政府負担で、無料で5つ星ホテルに2週間泊まれます(ただしホテルを選ぶ事はできず、質素なビジネスホテルだった人が文句を言っているのがテレビで報道されています)。
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マーティンプレイス、誰もいません。アンザックディが近いので国旗が静かに舞っています。もちろん今年のアンザックセレモニーはオンラインで行われました。
マーティン プレイス 散歩・街歩き
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ピットストリートモール、人影はわずか。普段はショッピングする人々がシティで最も多い場所です。右側に僅かにオープンしている店があります。
ウェストフィールド シドニー ショッピングセンター
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QVB、オープンしている店はゼロ。午後4時40分で普段はまだ店は開いている時間です。
イズ ホテル シドニー QVB ホテル
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タウンホール。シドニーを訪れたことがある人は分かると思いますが、こんなに人の少ないタウンホールは今まで見たことがないです。
タウン ホール 現代・近代建築
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ジョージストリート、右側は大きな映画館です。もちろんクローズのため人もいません。オープンしている店はほぼゼロのため、シティ全体がゴーストタウンです。
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この時点で夜の繁華街は全てクローズ、テイクアウェイ専門のレストランがひっそりとオープンしている位で町全体が暗いです。
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ここからロックダウン7週間後の5/10に移ります。ステイホームがダラダラと更に3週間続き、ようやくスコットモリソン首相がロックダウンの部分解除の計画を発表した翌々日です。この頃には地元商店街の人出はほぼ70%回復という状況です。
この日約2ヶ月ぶりに電車に乗ってシティへ、午後1時のタウンホール駅(シドニーの新宿駅に相当)はご覧の人混み。シティと公共交通はまだ人々に避けられています。 -
ピットストリートモール、3週間前より人も店も少しずつオープンしています。この時点では人出が回復している場所とそうでない場所ははっきり分かれています。それぞれ見ていきましょう。
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ルイヴィトンの店の前には行列が。買い物中毒か、値上げでの駆け込み買いの行列です。3月は失業保険をもらう人々の大行列が報道されましたが、それに全く影響を受けない人々もいます。コロナ危機は格差を広げるのでしょうか。
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スーパーマーケットも人が増えて、ソーシャルディスタンシングのため入場制限されています。グループごとに1.5m間隔で距離をとって入口で並んでいます。店員もマスクしていません。マスクブームはこちらではごく短期間で終わりです。シンガポールの様な第2波が来ないか個人的には不安もありますが。
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大規模ショッピングモールの再開は遅めです。オープンの判断は各テナント任せみたいです。デパートメントストアMyerもようやく一部オープンして、オンラインショッピングした商品を受け取れる様です。なぜ家まで配達にしないのか不明。
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ダーリングハーバーは晴れて気持ち良い天気ですが、未だにほぼ無人でゴーストタウンの感じが残っています。この時点ではまだレストランは10名までしか受け入れられず、大型レストランはまだ全てクローズしているからです。
ダーリングハーバー 散歩・街歩き
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テントの下にはテーブルもなく寂しい感じ。こんな一等地のレントは物凄い金額でしょうが、レストランのオーナーは持ち堪えられるのでしょうか。
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ダーリングハーバーのピアモント橋の上、人少なめです。とても珍しい光景です。
ピアモント橋 建造物
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オペラハウス近くは、人はそこそこいます。右側のテントの下には普段はオープンカフェがあるスペースです。普段は真っ直ぐ歩けない位混雑しますが、今は道が広々しています。
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マンリーフェリーでマンリービーチへ向かいます。週末はいつも満員のフェリーですがこの時はガラガラ。貸し切り気分でシドニー湾クルーズ。
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ここは元祖シドニーの隔離所。200年前イギリスから船でやって来た人を隔離した場所です。最近はホテル(Q Station)として営業していましたが、コロナ危機ではまた海外から入国した人の自己隔離用ホテルとして機能しています。
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マンリービーチはクローズと表示されていますが、この時は運動目的(水泳、サーフィン、ランニング等)でのビーチ利用は許可されています。
マンリービーチ ビーチ
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マンリービーチ、サーファーが集まっています。南半球の5月はもう冬なので泳ぐのは寒いです。2ヶ月前にはビーチに人が集まり過ぎて問題になりましたが、もう冬なのでビーチに人が溢れることはありません。冬の方がウィルスは活発になりますが人が密集する機会も減るので、もしかして冬の方が感染拡大は少ないかもしれません。
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ビーチ沿いは夕方でも結構人が多く密な状態です。もしオージーが1ヶ月以上もビーチに行くことを禁止されたら反乱が起きます。
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外出する人も徐々に増えてリラックス感が広がっていますが、まだ警戒は緩められません。今も無料でコロナウィルス検査が受けられます。
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5月中旬現在(ステージ1)、ソーシャルディスタンシング確保のため、レストランは大きさに関係なく10人までしか客を受け入れられません。大きな店でオープンした場合、ご覧の様にテーブルが少なく寂しい感じです。6月からは50人までに増えるので本格再開でしょう。
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ここからロックダウン9週間後の5/24に移ります。学校が再開されて人の移動が増えた週です。バスに乗ると車内には座って良い場所にシールが貼られています。ソーシャルディスタンシングで公共交通は定員の1/4しか乗れません(実際はもっと乗せることは黙認されていて密なバスもあります)。
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ピットストリートモール。人が増えて日常が戻って来ています、普段の70%位でしょうか。街は平常の風景に戻りつつあります。白人はコロナ危機はもう過去の事の様に振る舞うし、イスラム系はラマダン明けで騒がしく、マスクしているのはアジア系だけです(もちろん例外はあります)。密になっているのですぐ退散します。
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しかしロックダウンから全く変わらず閑散した場所は残っています。その場所とは空港。ここはシドニー国内線T2ターミナル。誰もいなくて閑散としています。5/24の時点でも移動制限は厳しく、飛行機に乗れる人はごく限られます。
シドニー国際空港 (SYD) 空港
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現在午後2時前ですが、この日のフライトはあと5便のみ。地方空港みたいです。ボディチェックはクローズしている様に見えますが、写真では写っていない隅でやっています。乗客へ体温検査、アルコール手洗い、マスク着用義務もありません。ボディチェックする係員すらマスクも手袋もしていないのは驚きです。
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ヴァージンオーストラリア航空とリージョナルエクスプレス(REX)が見えます。この2社と子会社のLCCタイガーエアは、コロナ危機であっという間に破産の危機に瀕しました。ヴァージンとタイガーエアは会社更生法、REXは政府の援助で延命しています。現時点ではまだ飛んでいますが、今後は不透明です。もし無くなってしまうと、豪州はカンタスグループ(ジェットスター含む)の独占市場となってしまいます。
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国内線空港のエアサイドです。出発は2時間に1本程度で、フライトのない場所は誰もおらず静まり返っています。豪州最大の空港には見えません。
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ポストコロナでは空の旅は変わると言われていますが、これを見る限り昔のまま。狭い待合室にマスクもせず密な状態の人々。このフライトはサウスオーストラリアSA州行きなので、すべての乗客が到着後14日間自己隔離が必要です。なお、私は空港の様子を見に来ただけなので乗っていません。豪州の国内線ターミナルはチケットを持っていなくてもボーディングゲートまで行けるのです。
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シドニー国内線T3カンタス専用ターミナルも同じでほぼ無人。この日はあと2本しかフライトがありません。
カンタス航空 国内線ビジネスラウンジ (シドニー国際空港ターミナル3) 空港ラウンジ
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シドニー国際線ターミナルです、小さいですが豪州の国際線の主要空港です。国際線ターミナルはセキュリティが厳重で中に入ることすらできません。入口ではセキュリティが立っていて出国の特別許可があるかチェックしています。豪州人が出国するのは今では違法です。
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この日午後3時以降に出発するフライトはカタール航空の1便のみ。この案内には沢山フライトがありますが、よく見ると翌日からの約3日分のフライトを表示しています(この時点で既にキャンセル決定している便は表示されていません)。98%の減便なので毎日の出発は5便程度です。カンタスの国際線はすべて運休中です。中には普段シドニーへ飛んでいないサウジア航空(SV3055)も、サウジ王室が密かに脱出して来たという噂もあります。
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外の窓越しから国際線ターミナル内部を撮った様子。出発フロアは暗めで誰もいません。今は出発フライトもなく、クローズ状態です。
カンタスクラブラウンジ (シドニー国際空港) 空港ラウンジ
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国際線ターミナルの到着フロアです。現時点で豪州人のみ入国が許されますが、14日間の自己隔離が必要です。この時は到着フライトがなく誰もいませんが、到着フライトがあった時は警察がお出迎えしてくれるのでしょう。
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やっとの思いで帰国してこんな寂しい空港で即警察に連行されたら、とんでもない地に帰って来たと思うか、それでも祖国に戻れて嬉しいのか。色々想像してしまいます。普段とは全く違う非日常の誰もいないシドニー空港です。
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最後にオーストラリアの移動制限の最新状況です。現在のコロナウィルス新規感染者は全国で日に10名程度で、殆どがNSW州かVIC州です。3月のロックダウンから多くの州境で強制力のあるクローズは未だに続いています。特別に認められた場合、または14日間の自己隔離後にようやく入州できるほど州間の移動は困難な状況です。これは感染者の多い州から少ない州へのウィルス移動を防ぐためで、逆に感染者が多いNSW州・VIC州へ入る場合の規制はありません。現在、オーストラリアは実質上6つの部分に完全に分断されており、ロックダウン解除も各州で大きく違います。州境が閉じられたのは101年前のスペイン風邪の時以来初めての事です。
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州境の道路には警察が待機していますので、他州に無断で行くことは不可能です。NSW州知事は早く解放するよう強く働きかけていますが、他の州知事は頑固なほど譲りません。QLD州知事は9月まで閉めると言っているので、隣国NZへの渡航(トラベルバブル)の方が早いのではという観測があります。そんなに長く閉めたらケアンズなどQLD州の観光業は全滅してしまいそうです。いつ州境が開くのか現時点で予測がつきません。
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シドニーがあるNSW州は国内で最も移動規制が厳しかったですが、6/1からステージ2となり(偶然にも東京都と同じ日です。日本は2-3週間後を追っていましたが、解除の勢いは早いです)州内の移動は観光を含めて移動制限を解除する予定です。これでNSW州内の旅行はできることになります。ようやく国内旅行に行ける日が来ました!しかし私はもうしばらく様子を見ます。地方の人が歓迎してくれるかは分からず、ウィルス扱いされたくないですし。
https://www.nsw.gov.au/news/holiday-travel-restrictions-to-be-lifted-from-1-june-2020 -
一方海外では開国は進んでおり、EUのコロナ危機を免れた観光国であるギリシャ・オーストリア・アイスランド等が6月中に他のEU国から観光客を受け入れると発表しています。これらの国々には感染者は少ないですが隣国には沢山いますので、どの様に国境を開きながら感染予防するのか興味深い所です。
オーストラリアは隣国NZとのトラベルバブル以外の具体的な話はなく、開国はかなり先になる見込みです。世界の中でもコロナ危機からの回復は早い方ですが、世界で最後に国境を開く国のひとつになるかもしれません。2023年まで鎖国する悲観的な見通しもあります。旅好きには残念なニュースですが、豪州政府のその慎重さがコロナ被害を最小限にしたのかもしれません。
ここまでオーストラリアのロックダウン滞在記を4回に分けて紹介しました。豪州と日本はコロナ危機を最小限に押さえ、5月末にはほぼ平時に戻りつつあります。これから第2波は起きず、これが最後のロックダウン滞在記になることを祈っています。
[6/2 追記] 日本政府が非公式に発表した開国第一弾の国リストにオーストラリアが含まれました。豪州でもそれが報道されましたが、豪州政府からはまだ声明はでていません。まだ両国間で具体的な協議は進んでいない様ですが、開国への第一歩でしょう。今後に期待です。
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20200531-OYT1T50078/
https://www.news.com.au/travel/destinations/asia/australian-tourists-will-be-allowed-into-japan-under-proposed-plan-after-coronavirus/news-story/ab71142afa3997cc3d6c5107002ed99d
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この旅行記へのコメント (4)
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- スイカさん 2020/12/11 16:34:49
- こんにちは
- 昨日、私が読んだ旅行記(11月,8月,6月)は、たまたま平穏なオーストラリアの情景の旅行記だったようです。
別コメントでいただいた返信から、旅行記を「旅行時期」で並べなおして(通常は編集時期になっていると今回知りました)、コロナ後の状況を確認させていただきました。
やっぱり、オーストラリアもひどいことになっていたんですね。
しかし、これも一応収束のようです。
私としては、一番気になるのが、「どうやって収束に向かったか」です。
中国やオーストラリアが収束に向かっているのに、「なぜ日本は収束しないのか」です。
やはり、オーストラリアも厳格なロックダウンだったようですね。
それも、都市限定でなく、全国的に。
更に、州移動は特にも厳しく。
それでも、メルボルンで第2波。
しかし、それも収束(3ヵ月)。
これは、中国も同じです。
最初に武漢が都市封鎖された時(私の住んでいる場所から365km)には、ホントに突然で映画のような事態に驚きました。(2日後に香港に逃げました)
武漢は2ヵ月完全に閉鎖され、その後、全体が収まり、発症はそちらと同じく「国外入境者のみ」となりました。
ここ、1-2ヵ月で、新疆、内モンゴル、上海、天津、青島、成都で数例の国内発症が発見され、その地域からの往来は再び制限されました。
やはり、ロックダウン(隔離)というのが、全体収束化に効果があるのは間違いないでしょう。
それと、ノーーウォリーズさんの旅行記を見て知りましたが、「PCR検査を積極的に行っている」と。
日本では賛否あるようですが、私は検査を容易にすることは有効だと思います。
ちょっとした体調悪化では休めない(休ませない)状況は、PCR検査でかなり様変わりするかもしれません。
中国では、国内発症が見つかった場合、その地域全員の検査をしています。
最初は「凄い数だろ、ホントか?」と思ってましたが、自分も検査を受けてみて、とても簡単なことがわかりました(大規模の場合は、まとめてチェック→陽性ならそのグループを再チェックのようです)。
特効薬が見つかるまでは、この繰り返ししかないのでしょうか。。
ところで、私がオーストラリアを旅行先に検討したことがない理由が「非白人に対する差別意識が高い」(と思っていた)ことでした。
(日本時代に見たオリンピックの出来事などのドキュメントが原因?)
中国もコロナ前はオーストラリアは人気の渡航先でした。
(今も、オーストラリアの旅番組はよくやってます)
旅行先検討時に、相方は何度か「オーストラリアが。。。」と言ってましたが、私が「知らんだろうけどなあ、オーストラリアは非白人・アジア系への差別意識が高いんだ」と却下していたのです。
(コロナの件は無視して)どうやら、それは間違いのようですね。
安心して、オーストラリアを検討旅行先に入れます。
とは言っても、全世界的にコロナがいつ収束するのか。
その後、アジア人(特に中国人)への差別意識はどうなるか。。。
近場のアジア以外は無理かなあ、などと悲観的な考えでいます。
ノーーウォリーズさんは、2月にサウジに行かれたんですね。
私も1末~2月にトルコに行ったんです。
まだ差別はほとんどなかった(2度コロナと呼ばれた)ですが、レストランなどでコロナニュースが流れるたびに、気が気じゃなかったです。
「中国語はしゃべらないように。人とはあまり話さずに、日本から来たということで行動しよう」と、現地人とのふれあいを楽しみにしている私としては、寂しい思いもありました。
ノーーウォリーズさんが、「国旗を付けて歩いた」には思わず笑いがこみ上げましたが、よくわかります。(日本の国旗か豪州の国旗か書いてなかったような。。)
なかったことにするのは、無理だし、遠い昔の記憶になるまで待つほど、私達は若くありません。
なんとか、来年中には日本だけでも復活してもらいたい。
私も日本に一時帰国したい理由があるんです。
ノーーウォリーズさんが書いていた「一部国グループ内での移動緩和」。
これ、意外と現実的でいいかもしれないと思います。
中国がそのグループに入れてもらえるかは、非常に大きな問題ですが(^_^;)
- ノーーウォリーズさん からの返信 2020/12/13 21:33:29
- 2021年、海外往来はどうなるのでしょう
- こんにちは、再度のコメント拝見しました。中国の現状、非常に興味深いです。スイカさんの旅行記から、国内旅行先で最初に向かったのがPCR検査とは驚きました。中国では今でも徹底検査、徹底監視なのでしょうね。中国と比較すると豪州の日常生活では緩んでおり、万が一再度国内にコロナが入ると簡単にクラスターが起きそうな怖さは残っています。
オーストラリアが「どうやって収束に向かったか」は、政府の時間をかけた慎重なロックダウン解除が大きかったと私は思います。こちらでもコロナはただの風邪と考える人も多いと思いますが、政府に再度ロックダウンされる恐怖は大きく、結局は大多数が政府に従ったのではないかと。第2波のあったVIC州の様になりたくないと他の州民は思ったでしょう。個人主義の国なので同調圧力はないです。収束のコストで政府はロックダウン中の雇用維持で膨大な負債を負いましたが、どう借金返済するかはこれから課題となるでしょう。良い点としては、早めに収束したので国内経済の回復も早そうです。
日本は第1波の時は、日本式ロックダウンとして民意が団結して成功しましたが、同じ方法は繰り返し使えず、今は経済派と自粛派に市民が分断してしまった感じがします。長期ロックダウンと経済補償のやり方が、日本では使えないのが「なぜ日本は収束しないのか」理由だと私は思います。海外で成功した方法が使えないなら、再度日本式の解決策を見つけるしかないです。正解は一つではないでしょうし。日本でPCR検査が少ないのかは私には不思議です。
2021年中にはワクチンが普及して、これはゲームチェンジャーになると思います。ただワクチンを打ったらその人は即座に海外に自由に行ける可能性は低く、一旦は国内で集団免疫を獲得してから「一部国グループ内での移動緩和」でしょうか。これも政治的に結構難しく、豪州とNZは現在は似た様なコロナ状況の国同士ですが、未だに自由往来は合意されていません。
賛否ありますが、日中政府は往来解禁に積極的なので、往来者が増えるとコストも下がり日本に一時帰国しやすくなるのではないでしょうか。日本・中国に入国時に2週間隔離ホテルの費用は高いですが、これは仕方がないのでは。私は豪州出国禁止なので、まだまだ先の話ですが。。
差別についてですが、豪州の中でアジア人差別はほぼないです。ロックダウン中に許可された外出をした時、何か文句を言ってきたり露骨に口を塞ぐ人がいましたが(これを差別と言うのか分かりませんが)、相手はほぼアジア系のおばちゃんです。現在、豪中の政府間がコロナの起源等で言い争っていますが、今のところ一般人に悪い影響は無いです。国の成り立ちが違うので、他の欧米諸国は私には分かりません。コロナ後の旅行は、行き先によっては日本の国旗を付けていた方が良いかもしれませんね。
以上、オーストラリアから一個人の意見でした。2021年中には安心して海外渡航ができることを期待しています。
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- ひでさん 2020/05/31 00:14:52
- こんばんは
- 初めまして、ひでといいます。
去年に2回、今年の2月にNZ帰りに一泊とオーストラリアに訪れています。
今年もパースに行きたいなぁ。と思っていました。
2023年までオーストラリアに行きなくなるととても残念ですが、必ず再訪します!
- ノーーウォリーズさん からの返信 2020/05/31 23:26:03
- RE: こんばんは
- ひでさん、こんにちは。
2023年までというのは一番悲観的な予測で、殆どの予測は今年末か来年中と言われています。そうでないと観光業は全滅してしまいます。再開したらオーストラリアにぜひ来てください。
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