新型コロナの脅威が迫る中、遠出は出来ず、近辺のBikeJINラリー帳チェックポイントを攻略するため、グルリと瀬戸内海を左回りに一回りするコースを組み立てました。ラリー帳のチェックポイントは全部で１６カ所あり、関東や関西に多くありますが緊急事態宣言が出されている地域へ行くことは自粛しなければならないので考えての末の結果です。おまけに、天気もあまり良いわけではないので、雨を覚悟してのツーリングでした。<br /><br />　しかし、16日には四国全域に緊急事態宣言が発出され、ＧＷに計画していた関西・北陸へ行く計画は中止にしました。正月に九州の２つのミッションをクリアしているので、計５カ所のミッションが終わりですが、今後のコロナの展開によっては今年度のBikeJINラリーが全面的な中止に追い込まれるかもしれない、と不安になってきます。

【BikeJINラリー2020】2、With 新型コロナ、祖谷かずら橋、高松バイク神社と倉敷美観地区

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2020/04/11 - 2020/04/12

147位(同エリア647件中)

エリア

祖谷渓・かずら橋・大歩危(徳島)

旅行の満足度: 4.5

観光: 3.5

ホテル: 4.5

グルメ: 4.0

ショッピング: 2.0

交通: 4.5

同行者: 友人

一人あたり費用: 1万円 - 3万円

交通手段: バイク

旅行の手配内容: 個別手配

　午前中、愛媛県南予地方を出発。

　まずは、大洲で同行の橋本さんと合流して石鎚SAまで走ります。久し振り！
　昼食は、高知県大豊町のひばり食堂のカツ丼に決定。

　石鎚SAから一気にひばり食堂へ。しかし、高知道を走る車もかなり台数が減っていました。
　ひばり食堂にはでっかい駐車場があるので、安心。

　ここは、日本百名山ひと筆書きで田中陽希さんが二度ほど立ち寄ったので、いい印象がありました。
　なんと、この日からカツ丼もテイクアウト、だそう。仕方ない。
　食堂に入って、カツ丼ができるの待ちます。

　このカツ丼、大盛りでもないのに２人前、というくらいボリュームがありました。駐車場でいただきました。
　次は、是非とも食堂でいただきたいと思いました。
　かずら橋までは、大歩危小歩危を通り快適ツーリング。しかし、かずら橋の駐車場には殆ど車の姿がありません。

　国は「かずら橋へ行ってはいけない」、と言っているわけではないので、お店も開いているし、施設も普段通り営業している。しかし、事実上観光客がいけない状況を作り上げていて残酷だと思います。
　ここで、今夜の宿を予約します。

　ホテルは、週に３日程営業をしている、児島の備讃瀬戸の側に建つ所にしました。どこもお客の足が遠のく雰囲気が作り上げられて、それでも賢明に努力をしているという、気の毒な印象まで受けます。
　お土産ショップも営業中ですが、殆どお客はいません。このお店で買い物をしたらいけないんだろうか、と疑問になります。むしろ、少しでも買い物をしてあげたい、と思うのが正しいのか。少しだけ買い物をし、橋も何回も来ているのですが、渡ることにします。
　この大きな駐車場からかずら橋までは、結構遠い。かなり、坂道を下っていきます。
　坂道を下りきったところにも、駐車場はあります。

　別の方が営業されているのでしょう！こちらに駐めている人が多いのか。

　かずら橋と平行して掛けられている、現代の橋
　まだ、随分下にかずら橋は見えました。
　ここから見上げると、先程の大駐車場はかなり離れたところにあります。この前来たときも、次は下の駐車場に駐めるぞ、と固く思っていたのを忘れていました。
　誘導されるまま純粋に、遠くの駐車場に駐めたわけです。
　かずら橋は、パラパラと観光客がやって来て、渡っていました。
　ここから、あの”かずら橋”まで下って行きます。

　以前は、渡るのに１５０円だった記憶がありますが、今では５５０円です。何回も来ているので、その他の金額は忘れました。
　この入口から一方通行で渡ります。
　入場券売り場から入口を観たところ
　かずらがグルグルと巻いてありますが、実際はワイヤーが張られているので、葛が切れるなどということはないと思います。
　いざ、渡ります。
　何の抵抗もないハズなんですが。。。気持ちはそう思っていたのですが、意外と今回は恐怖心も少し感じました。
　昔はこんなに足下が空いていたかなあ？と思ってしまいます。

　足を踏み外しても、おそらく引っかかって川には落ちないでしょうが、カメラを落とすとお陀仏になると緊張しまた。

　多少は手摺りを頼りにして、真ん中まで行って写真を撮ろうと、いうことにします。
　もし人が多ければ、グラグラ揺れて大変ですよ。
　やっぱり、スタスタとは渡れず、手摺りにしがみつく
　手摺りの葛が、さらに緊張感を高めるのに一役かうようです
　かずら橋の真ん中にて、記念写真
イチオシ

　次から次へと観光客が来るには来ますが、少ない感じ。

　このような状況だと、観光施設の維持は人件費でコケる。誰もそのようなことを心配してないのかと思うと、もっと違った規制とか要請とか、制限があってもいい。
　かずら橋出口
　再び、急勾配の坂道を歩いて、大駐車場まで帰ります
　県道３２号線を北上していると、祖谷温泉の小便小僧がありました。
　本場ブリュッセルの小便小僧も、これくらいの大きさだったかな。
　この小便小僧は、離合もできないような細い道の脇の岩に建てられていました。

　祖谷渓谷、とは、この辺りの風景が似合っています
　徳島県池田町からR32で善通寺へ抜けて、さぬき三木IC近くのオートバイ神社へ行きました。
　こちらも、オートバイ神社というのがラリーのミッション。全国のあちこちにオートバイ神社はあります。
　オートバイ神社にはカフェも併設。コーヒーでもいただきたかったのですが、雨が迫っていて、明日倉敷の美観地区へ行くのは難しそうなので、急遽予定を変更してこの後、向かうことにしました。
　３つ目のミッション、倉敷美観地区。雨が降り出さなくて良かった。

　夜は児島の、鷲羽山グランドホテル備前屋に宿泊。２０名くらいのお客がいたでしょうか。全く密にはなってなくて、疎でした。
　「こんな時にお越しいただいてありがとうございます。」とホテルの方には感謝されましたが、こちらから見ると「こんな時期でも頑張って営業を続けておられて、苦労をお察し申し上げます。」という気持ちで、少しでも応援してあげられる社会にならないといけないのだな、と痛感しました。
　お風呂は温泉で、山陽町のあたりから運んできているのだそうです。確かに、いい湯で疲れもとれました。
　翌日朝起きると、雨で結構強く降っていました。
　倉敷美観地区のミッションを済ませておいて本当に良かった！！

　水島から山陽道まで下道を走って、三原からしまなみ海道を通り愛媛に帰りました。来島海峡PAは新しく建て変わってから初めて訪れましたが、立ち寄り客も少なく、寂しかった感じです。
　この写真は、山陽道福山SAでの雨宿り。ある程度の数の観光客がお土産売り場で買い物をしていました。
　雨覚悟のツーリングでした。