2019/04/28 - 2019/04/28
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ウェンディさん
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この旅行記のスケジュール
2019/05/28
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車での移動
磐越自動車道 津川I.C.が最寄りの高速出口で、そこから車で40分
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たきがしら湿原は夜間はアクセスできなく、湿原の手前に車止めのゲートがあり、朝の開錠は8:30。
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たきがしら湿原に到着したら、最初にビジターセンターから湿原全体を見る!湿原への入園料は無料♪
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たきがしら湿原オープンの日は、その年の残雪の状態によって変わるので、阿賀町のHPをチェックして
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大尾不動滝へと寄道したのだが遊歩道に雪が多く滝まで辿り着けず。 でも、川沿いには初春の山野草が沢山
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七福荘は日帰り入浴可能な温泉施設。オトナ500円なので、湿原散歩の帰路に立ち寄るのにお勧め
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七福荘のランチは手打ち蕎麦が美味しい!
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この旅行記スケジュールを元に
今からそれほど遠くない昔。
人里を離れた山の奥、
豪雪地帯の阿賀郷の自然が豊かな土地に、
小さな集落がありました。
集落に暮らす人たちの生活の糧は農業。
人々は互いに協力をし暮らしていました。
しかし年々、集落の人の数は減少し、
待望の赤ん坊も、年頃となると、
村を離れていきました。
集落にヒトの声が聞こえなくなった
昭和51年の冬、
主の居なくなった茅葺きの家々は
降り積もる雪の重みに耐えかね、
春の訪れを待つことなく
その形を失いました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
昭和40年~昭和50年代の日本は、高度経済成長期を経験し豊かさを実感し始めた頃。
その頃の日本では、人口の流出、特に山村部から都市部への流出が著しくなっていました。
阿賀郷のある新潟県でも、新潟と首都の東京を結ぶ高速道路;関越自動車道の建設が始まり、当時の若者にとって東京は憧れではなく現実世界の就職先となり、集落の多くの若者が地方の村を離れ、夢を抱き旅立って行きました。
しかし、若者が巣立ったあとの農村部。
そこに残ったのは、昔からこの地で暮らす年配の方々、祖先が築いた家を守り抜いてきたひとたちです。
ひとり、ふたり……と村の人口が減っていき、残りの世帯が5世帯となったとき、当時の首長は、村を捨て移村する決断を下しました。
齢を経た彼らには、古くからの農地を守る力が残っていなかったのです。
《写真:ビジターセンターの掲示写真;廃村前の滝首集落》 -
それから長い歳月が過ぎ、インターネットという言葉が世間でも一般的になってきた頃、阿賀郷で動きがありました。
廃村によりヨシや灌木が繁茂する荒野となった土地は、もともとは美味しいお米が収穫できた肥沃なエリア。
なんとか、その土地の特性を生かした事業を新規に興すことはできないのだろうか……と。
今から45年前にあった滝首(たきがしら)集落。
ヒトが捨ててしまった土地だけれど、その自然の素晴らしさ、山間の集落独特の地形を生かした事業ができないだろうかと……。
それが、再生計画;“たきがしら湿原プロジェクト”の始まりでした。
《写真:ビジターセンターの掲示;滝首集落の歴史》 -
イチオシ
2019年のGW、実家に帰省していた私は母から“たきがしら湿原”という場所の話を聞いた。
たきがしら湿原は、今から半世紀前に廃村となった小さな集落跡に作られた湿原で、当時の集落の棚田の形をそのまま生かした形の湿原。
春の訪れが遅い新潟の山村部では5月初旬が、やっと植物の芽吹きの時期。
「そんなに大きな規模の湿原ではないけれど、ちょっと滝首まで足を伸ばして、春の息吹を感じに行きたくない?」
母は、私にそう誘いをかけてきた。
GWにヒトが混み合う場所へと行く気は無かったが、山村の小さな湿原、それもやっと根雪が消え、蕗の薹が芽吹いてきたばかりの湿原ならば、大賛成。
その話を聞いた翌朝7時、父・母・私の3人は滝首集落に向けて、車の中にいた。 -
2019年の“たきがしら湿原”のオープンは私が訪れた日(2020年は緊急事態宣言により5/6まで臨時閉園中)。
湿原エリアに行く途中には車止めのゲートがあり、そのオープン時間(8:30)に合わせて到着するように訪れ、まずはビジターセンターへと行きその3階テラスから湿原全体を見渡す。
ビジターセンターのテラスから眺める光景は、旅行記の最初の写真で紹介した滝首集落があった50年前の写真とほぼ同じで、再生された湿原が当時の棚田とほとんど変わらない形をしているのが分かる。 -
しかし、春の息吹を感じにやってきたはずなのに、湿原に目にやっても秋のような枯れ草色の景色で、何処にも春の彩……なんて見えない!のでは?
と思うかもしれないが、春の芽吹きは小さな囁き。
よく目をこらさないと、その小さな姿はキャッチできない。 -
湿原の木道に立ち、湿原を眺めると、ほら!水路の周りには、
何か見えるでしょ? -
湿原を流れる小川の水辺に並ぶのは、
白い苞を有する水芭蕉。 -
上流に集落のないたきがしら湿原の水は、清らか。
だから、滝首の水芭蕉は小振りサイズで、雪解け後の春を告げる小さな妖精のようだ。 -
水の流れに沿って花開くその姿は、保育園児のさんぽ姿にも見え、
可愛らしくすらある。 -
群生している水芭蕉は、ちょっと賑やかな雰囲気。
人間に例えるならば、友人とのおしゃべりに熱中する女子中学生だろうか。 -
元々が水田だった場所に作られた湿原なので、たきがしら湿原の土壌の保水性はバッチリ。
だから、見た目は水の少なさそうに見える場所にも水芭蕉の姿があった。 -
水が清らかだから、水芭蕉が芽吹くその流れの中は小さな魚の影。
もしかして、野生のメダカだろうか。 -
水辺で咲く、黄色の小さな花はリュウキンカ。
-
丸く縁取られた5枚の花びらが目を引くが、実は花びらに見えて萼だということだ。
-
紫色の小さな蕾は、何の花?
-
イチオシ
正解はアズマイチゲ。
アズマイチゲの花は、薄紫色のシュシュをつけたバレリーナみたいな雰囲気。 -
湿原の中から遠くに見える木造の建物は、たきがしら湿原のビジターセンター。
梅雨を迎える頃、その3階テラスからの眺めは早春の雰囲気とはガラリと変わるそうだ。 -
湿原のすぐ脇の山の斜面の木々も春を迎える準備がバッチリ。
フワフワの繊毛に覆われた新芽も、どことなく膨らみかけていた。 -
湿原の最深部の少し高台となっている部分は、その昔、滝首集落の家が建っていた場所。
今から半世紀前、人々はここから青い田、黄金色に輝く田を見下ろしていたのだろう。
今の湿原の風景も素敵だが、その頃の景色はもっと、躍動感に溢れていたのだろう。 -
川を流れる水の多いところでは、なにやら木の枝のような植物が水中からニョキニョキ。
-
その先端をよーく見ると、小指の爪の半分にも満たないサイズの小さな花が咲いていた。
さてさて、この植物は一体、だぁれ?
湿原の案内板には、その名前の紹介はなかった。 -
滝頭湿原の川の最終地点は小さな滝。
その小さな流れは幾筋も合流し、やがて阿賀野川に変わる。 -
たきがしら湿原があるのは標高が350mのエリア。
そんなに標高は高くないが豪雪地帯なので春の訪れが遅く、GWのころに桜がやっと花開く。 -
2020年は緊急事態宣言の影響で5/6までは臨時閉園だという“たきがしら湿原”。
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イチオシ
きっと、今頃は水芭蕉が川辺に並び、
リュウキンカが黄色い花を花開き、
そよ風に揺られたアズマイチゲが、可憐なバレエを踊っているのだろう。 -
たきがしら湿原を後にした私たちは、その近くにある大尾不動滝に立ち寄ることに。
-
駐車場から滝までは、歩いて6分とそんなに遠くはない。
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所要時間は歩いて6分なのだが、母と私が歩いたら6分では終わらず、ソレが片道30分の道となる。
-
その理由は、遊歩道の脇に咲く、色とりどりの春の使者の姿。
ピンク色の羽根のような萼を持つのは、エゾゼンゴグサ。 -
露草のような青が爽やかなエゾエンゴグサも咲いていて、花弁の形が道化師の帽子のようにも見える。
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母が「カワイイ! 見て!」と声を上げて地面にしゃがみ込むが、私には、この大きな葉っぱのどこが可愛いのか分からない。
-
イチオシ
でも、よく見ると、葉の中央には不思議な形の花(宇宙人っぽくも見える)の姿。
この宇宙人の名前は、エンレイソウだ。
和の色使いが、おしゃれの達人っぽい。 -
こんな風に1分進んでは野草にトラップされるので、なかなか目的地方向には進めない。
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それでも、75歳の父母はスタスタと雪が残る山道を登っていく。
しかし、結局、大尾不動滝には辿り着くことができなかった。
その理由は残雪。
遊歩道には残雪があり、途中から雪が遊歩道全体を覆い隠すほどの道となってしまった。
この日、履いていた靴は普通のスニーカー。
スニーカーで凍った道、滑る雪の上を歩くこともできなくはないが、やはり、そのような道を歩く場合には、雪に対応した靴が必要。
滑って転んでケガをしたら、大変だからね。 -
下り道も山野草の観察時間。
ゼンマイ、コゴミ、蕗の薹などの初春の山菜の姿も多かった。 -
美味しそうなこごみだったので摘んで帰ることも考えたが、山は場所によって所有権があり、勝手に野草を採取すると罪に問われることもあるし、第一、この道はわんちゃんを連れて散歩しているヒトの姿も多かった。
山菜を採るならば、犬の散歩道沿いではないほうがベターよね、きっと。 -
駐車場近くまで戻ってくるとスミレの姿があり、山道ではほんの少しの標高差で季節が半月ほど違うことを実感した。
-
山を下りてきた七名地区では桜が満開で、この日は七福温泉でのんびりとリラックス・タイム。
日帰り入浴は大人500円とお手頃で、更に付属の食堂での手打ち蕎麦が美味しい。
田舎蕎麦なので繊細さはないが、阿賀の清らかな山水とそば粉で打たれた蕎麦は絶品だった。滅亡した村が湿原へと生まれ変わった;たきがしら湿原 by ウェンディさん七福温泉 七福荘 グルメ・レストラン
-
たきがしら湿原の話はここでお終いなのだが、旅行記はもう少し続く。
ここから先も春の花なのだが、場所が山間部から変わって、新潟市内の某所。
平たく言ってしまえば、両親の家の庭だ。
父母は庭いじりが大好きで、庭の植物たちは全て彼らが丹精込めて世話をしている。
今、振り返って思えば、実子の弟と私よりも植物の方が手をかけられていたかもしれない。 -
庭は、四季のどの時期に訪れても花が絶えることがなく、
GWの頃は冬の名残の花と春の花がセッションをする。
(写真:宝珠咲きの椿) -
特に花が大好きな母はGreen Fingersを持っているらしく、彼女の手に掛かるともうダメかと思っていた花が翌朝には元気になっていたりする。
(写真;イカリソウ) -
母がかわいがる花はカワイイだけではないところが曲者。
写真の花はニリンソウで漢方薬の原料ともなる野草だが、同じ庭の中には似たような若葉を持つ有毒のトリカブトが植えられていたりするから、庭の散策でも気が抜けない。 -
テンナンショウ(天南星)は苞を持つ形態が水芭蕉に似ているが、別名はマムシ草とも云うらしい。
また、テンナンショウは雌雄異株の植物だが、なんと性転換を行う画期的なヤツだ。 -
畑の隅ではチャイブが小さなネギボウズを風に揺らし、
-
クリスマスローズがクリスマスでも無いのに花を咲かせていた。
その名前から12月に咲くと思っていたクリスマスローズだが、実は開花時期は1月~4月とのこと。
なんとも紛らわしい名前だと思う。 -
クレマチスはどうやら勝手に増えて大繁殖を始めているらしい。
-
イチオシ
ツンツンした剛毛を持つ猫ジャラシは、もしかして、雑草かな?
庭には雑草も観葉植物も漢方草も分け隔て無く、母の好みで植えられている。 -
旅行記の最後は、青空に向かって咲くノースポール。
太陽に向かって咲くそのパワーをいただきたくて、この旅行記の表紙とした。 -
旅行記ラストのコメは、湿原とは何ら関係もない個人の呟き……。
2019年のGWに野山や庭で出会った植物たち。
花や野草たちは私たちが会いに行かなくても、それぞれの力で逞しく生き抜いている。
今年、会えなくても来年がある。
だから、来年に彼女たちに再び会うためにも、今は自分自身が罹患しないように、健康を維持することが大事。
もしかしたら自分が無自覚のキャリアかもしれないということを常に念頭に置き、他の人の命を危険に晒さぬようヒトとの接触を避けSTAY HOMEするのが、今の私たちの為すべきこと。
《写真:2020.4.26 17時撮影 200年の樹齢を生きる近所の神社の藤の樹》 -
「暇だからパチンコに来た」とTVのインタビューに答えるどこぞのオヤジの言動が信じられないし、自粛要請がでているこの時期に江ノ島へと観光に行き、緊急時の医療体制が十分ではないGWの沖縄旅行をキャンセルしようとしない、現在の危機的な状況が理解できないヤツらの浅はかさにあきれ果てている。
ちょっと前までは、町に繰り出す若者がウイルスを広めているとの話もあったが、実際には若者だけではなく、もう壮年の域を超えたオトナも分別のない行動をしている。
そんなヤツらが新型コロナに感染したら医療機関は診察拒否をして、病院から放り出してもいい!と言いたいところだがそうは行かないのだろう。
医療機関で働く方の安全、そして体力が落ちている方の安全を守るために私たちができることを、インタビューで馬鹿なことを答えていたオジサン等にもっと真剣に考えて欲しいと、切に願う。
自分の家族が、大切なヒトが感染し失われてしまったら、もう取り返しはつかぬのだから。
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この旅行記へのコメント (4)
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- pedaruさん 2020/04/28 05:56:35
- たきがしら湿原
- ウェンディさん おはようございます。
今朝は気持ちよく過ごせました。
たきがしら湿原とは初めて聞く名前ですが、その由来を聞いて感銘を受けました。
普通のところなら、荒れ果てた原野になっていたはずなのに、労力とお金をかけて
再生した努力、発想には脱帽します。
まだまだ春は遠いと思われる山国も、よく見れば小さな春は近づいてきています。
枯草の下には真っ白い新芽が出番をまっていますね。
ご両親と歩いた山道、道の両側には妖精の誘惑が多くて、なかなか先へすすめませんでしたか?妖精たちの写真はたくさん見せていただきました。
pedaru
- ウェンディさん からの返信 2020/04/28 22:47:16
- Re: たきがしら湿原
- pedaruさん こんにちは
たきがしら湿原の再生プロジェクトが始まったのは、今から20数年前。
有志による手作業から始まったそうです。
そして、最初の10年は知るひとぞ知る“秘密の花園”的な湿原だったそうですが、SNSの発達のお陰で一気にブレイク♪(と言っても、新潟県人でもその存在を知らない方も多そうです)
夏には蛍が湿原を飛び交う幻想的な光景が見られることでも名を知られているとのことで、緊急事態宣言が夏までに解除になれば、闇夜を舞う蛍の姿を今年も見ることができるでしょう。
我が家(埼玉)の近所の公園では、そろそろ藤が満開。
通勤経路にある花壇の芍薬も、甘い香りを放ちながら大輪の花を咲かせています。
遠くには行けませんが軽い運動がてら近所を散歩し、空気の匂い、温度、木々の若葉の色合いから季節の移り変わりを感じる日々です。
公式HPの開園日の情報によると、今年のたきがしら湿原の春の目覚めは例年よりも早い4月中旬だった模様。
きっと今頃はアズマイチゲが湿原のあちらこちらで花開き、淡いパープルのシュシュを風に揺らしながら、妖精ダンスを踊っているのかもしれません。
ウェンディ
-
- tabinakanotaekoさん 2020/04/27 06:18:46
- 最後まできっちり読ませていただきました
- ウェンディさん、
お早うございます。。もうあと一息、きっと一息と呟きながら、曜日もややこしくなるような毎日を過ごしています。
な~にも咲いてないような湿原に、小さな草花はちゃんと咲いているのですね。お母さんのグリーンサムはちゃんとアナタに受け継がれていることをカメラが語ってくれています。心にしみるお出かけ旅行記でした。
taeko
- ウェンディさん からの返信 2020/04/27 16:49:44
- RE: 最後まできっちり読ませていただきました
- taekoさん こんにちは。
できる限り家の中にいる(閉じこもっている)と曜日感覚が、おかしくなってしまいそうですね。
でも、今が我慢の時。
この4月・5月をStay Homeで乗り切れば、きっと状況は良くなるはず。
私たちが家に居ることで、亡くならなくても良い方の命が救われるならば、ソレが一番。
お互い、もう少しだけお家にいるのを頑張りましょう。
今回の旅行記では、昨年に訪れた湿原の様子を取り上げました。
滝首集落が消滅したとき私は6歳で、当時の報道で廃村のことはニュースになったのかもしれませんが子供には聞いても分からない話で、40年以上が経過してから、その事実を、そして集落の跡地が湿原として再生されたことを知りました。
今でも滝首集落出身の方達はいらっしゃると思います。
自分たちの集落が形を変えて蘇るというのは素敵なこと。
日本中にある廃村で、このようなプロジェクトがもっと進むと良いですね。
ウェンディ
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