COVID-19対策の自主隔離を終えて☆京都最終日－3． 天龍寺で桜見物

2020/03/26 - 2020/03/30

新型コロナの騒ぎは　どんどん　どんどん　大きくなってしまって　
東京都民には　週末外出禁止要請が　都知事からあり　
本来はどこにも行くべきではなかったのでしょうが　
たまたま　アメリカから帰国した後　
自主的に2週間の自宅での隔離をしたので　
他人に迷惑をかけることはあるまいと思い　
人の少なそうなところへ　向かいました。

5日目午前中の　京都の旅行記　
最低限の他者との接触を考えて　
移動はレンタカーを使用

その１　二条城でお花見　

その２　嵯峨野・嵐山でお花見

その３　この旅行記ですが　天龍寺でお花見をしたあと　
京都駅に戻って　新幹線で東京に戻りました
品川駅からは　公共交通機関を避けて　
タクシーを利用しました

エリア 嵐山・嵯峨野・太秦・桂(京都)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: レンタカー タクシー 新幹線
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝ホテルをチェックアウトして　
レンタカーに乗って　
二条城からお花見を開始　

天龍寺 寺・神社・教会

嵯峨野・嵐山に回り　
竹林の小径を抜けて野々宮神社の方へ　
東に向かって歩きました　

天龍寺 寺・神社・教会

Path of Bamboo (竹林の小径）を誰がいつ整備したのか　
実は不明だそうです

ただ現代でも　大河内山荘があるように　
平安の昔から　高級住宅地だったので　
その頃から竹林が整備されていたんだろうと　
言われています

孟宗竹（モウソウチク）と　真竹（マダケ）のトンネルが切れたところに　

天龍寺の北門

天龍寺 寺・神社・教会

野々宮神社に向かわずに　
この北門から　天龍寺に入ることにしました

天龍寺 寺・神社・教会

北門のところにあった　
道しるべ

私は左から「現在地」に来たことになります

天龍寺は室町時代にできたと考えられています　
（推定1345年）

天龍寺 寺・神社・教会

竹林は天龍寺の中にも広がっていました　
孟宗竹（中国から来た竹）は高さ25m　
真竹（日本原産）は　高さ20mになるという

どこかのカメラ愛好家が　
何枚も何枚も構図を変えて　
ずーっと写真を撮るものだから　
無人の写真は撮れませんでした

天龍寺 寺・神社・教会

【百花苑】　と呼ばれている庭が　
北門の前から　ひろがっていました

天龍寺 寺・神社・教会

【百花苑】は北門から多宝殿への苑路で　
色とりどりの花が咲き乱れていました

天龍寺 寺・神社・教会

自然の傾斜に沿って造られた庭園でした

天龍寺 寺・神社・教会

変わった花びらの桜　

桜ですよね・・・(自信無し)
（　＾ω＾）・・・

天龍寺 寺・神社・教会

山の上のほうに登っていけば　
「望京の丘」に上がれます　
そこからは　京都タワーまで見えてますよ

天龍寺 寺・神社・教会

本堂の裏にあたるエリアは　
”曹源池庭園”
（そうげんちていえん）

百花苑とはっきり分かれているかどうか　
ちょっとわかりません

天龍寺 寺・神社・教会

幹から直接　花が咲いている　

天龍寺 寺・神社・教会

桜の木の下に　緑の屋根のお堂　

天龍寺 寺・神社・教会

ここにも　カメラを構えた人たち

自分も同じなので　何も言えませんが　
世の中には同じような写真が　
あふれかえっていることでしょう

天龍寺 寺・神社・教会

このお堂には　観音立像がありました

その前の池は　愛の泉と名付けられていました

天龍寺 寺・神社・教会

愛の泉には　
蛙の置物

天龍寺 寺・神社・教会

数年前に来たときは　
この望京の丘のほうにも　
上りましたが　
その場合小1時間ぐらい必要じゃないかと思います

天龍寺 寺・神社・教会

多宝殿前の桜　
日本が世界に誇る　
日本初の史跡・特別名勝指定となった庭園なので　

天龍寺 寺・神社・教会

普段だと外国人観光客で　
あふれかえっていますが　
新型コロナ蔓延の影響で　
人が少なく　

天龍寺 寺・神社・教会

昔の日本みたい・・・

天龍寺 寺・神社・教会

伽藍の消失が何回もあったそうで　
京都にしては　意外に　　
新しい建物が多いらしい天龍寺

天龍寺 寺・神社・教会

だからお勧めは　
【曹源池庭園】　

唯一　天龍寺が作られた当時の姿を　
ほぼそのままに残しているはずだからです

天龍寺 寺・神社・教会

【ルリビタキ】
とてもきれいな鳴き声が聞こえてきたので　
キョロキョロしていて　
見つけました

天龍寺 寺・神社・教会

【ルリビタキ】
なかなか　こちらを向いてくれませんでした

動きも早かったし・・・

天龍寺 寺・神社・教会

つつじも咲いていたんじゃないかと
思いますが　
草木音痴なので　
わかりません

天龍寺 寺・神社・教会

曹源池庭園の名前の由来は　
あちらこちらで　紹介されていますから　
ご存知とは思いますが

天龍寺 寺・神社・教会

「曹源一滴」という禅語が　
この庭から出てきた石碑に　
書かれていたからなんだそうです

天龍寺 寺・神社・教会

「一滴の水は、あらゆる物の根源である」という　
ユニバースのオリジンを表すような　
言葉らしいです

この風景に　日本の美しさが　
あふれていると思うのは　
私だけ？

天龍寺 寺・神社・教会

国際日本文化研究センターのデータベースより　

江戸時代のこの庭園の図

「池泉回遊式庭園」だそうです

どのぐらい変わっているのか　
あるいは変わっていないのか　
ちょっとわかりませんが・・・

天龍寺 寺・神社・教会

おや　素敵な小川が　
作られています

天龍寺 寺・神社・教会

池泉回遊式庭園（ちせんかいゆうしきていえん）は
園路を歩いて楽しむタイプの庭

天龍寺 寺・神社・教会

だから　園路が一本あって　
ぐるっと回って終わりじゃなくて　

天龍寺 寺・神社・教会

色々な小道を歩いて楽しむタイプの庭

天龍寺 寺・神社・教会

マガモ　
まあ　コロコロに太っちゃって

天龍寺 寺・神社・教会

ちゃんとペアーになっています　

京都って　鳥が多い？

天龍寺 寺・神社・教会

鴨たちは　ここが人工的な庭なんて　
思ってないんでしょうね　

でも　こうやっていてくれると　
なんだかナチュラルでなごみます

天龍寺 寺・神社・教会

このあたり　
けっこう急斜面ですが　
昔々　約2億年前の地殻変動でこうなったらしい

天龍寺 寺・神社・教会

このあたりは　庭の中でも一番奥の方だったので　
桜が少ないし　
人間はもっと少ない

天龍寺 寺・神社・教会

嵐山には　山桜やイロハモミジが多く自生しています

天龍寺 寺・神社・教会

このあたりは砂利が多い土壌ですが　
こういう木は　地中深くに根を下ろすタイプ

天龍寺 寺・神社・教会

自生ばかりでなく　
土砂災害を防ぐ目的で人の手によって
植林された木もあるのでしょう

天龍寺 寺・神社・教会

それが今　私たちの時代に　
こんな素敵な過去からの贈り物となっています

天龍寺 寺・神社・教会

急斜面と桜の相性が良かったことが　
よくわかります

天龍寺 寺・神社・教会

単に　夢窓疎石が作成した庭園というだけじゃなくて　
色々なことが積み重なって　
こんな素敵な庭園に仕上がったというところじゃないでしょうか

天龍寺 寺・神社・教会

要になっている　曹源池と　
池の周りの桜

天龍寺 寺・神社・教会

大方丈

この中には　有料ですが　はいれます
　
写真は【方丈】と書かれた扁額と　
建物を取り囲む広縁

天龍寺 寺・神社・教会

大方丈の正面の庭

白砂には筋目がまっすぐに入っていました

天龍寺 寺・神社・教会

従兄弟たちとはここで合流　

借景を利用した庭が　
楽しめます　
3層になっているのですが　
前景　池の部分　
中景　木々の部分　
そして山が　後景部分

天龍寺 寺・神社・教会

毎回ここに来ると撮りたくなっちゃうのが　
窓越しの庭の風景

天龍寺 寺・神社・教会

まるでフレームに入っているような　
とても面白い構図になります

天龍寺 寺・神社・教会

鬼瓦が並んでいました

天龍寺 寺・神社・教会

枯山水風の石の庭

天龍寺 寺・神社・教会

修学旅行できたとき　
ここの写真を撮ったのですが　
庭の写真なんて撮ってなかったです

天龍寺 寺・神社・教会

「雲龍図」は公開中でしたが　
昔見たので　今回はパス　

周りで　観光に来ていた子供たちが　
「ドラゴン見たい」と騒いでいました　
ドラゴンね！　
まあ違いないですが・・・

天龍寺 寺・神社・教会

左側の屋根のところに　
「ドラゴン」のお住まい　法堂　

天龍寺 寺・神社・教会

車の駐車場へ向かいます　
【選佛場】と書いてあります　

これと　「法堂」（はっとう）の関係性が　
よくわかりません

天龍寺から出てくると　
メインのショッピング街です　

さすがに人がいますね

嵐電で来ると　
このあたりに出てきます

お土産屋さん　
大変でしょうが　
頑張ってください

今回のレンタカーは　
ニッポンレンタカー　

車種はスズキの何か　
意外に内部は　スペーシャス　
悪くなかったです

ニッポンレンタカーから　
京都駅新幹線口から歩いて5分もかかりませんが　
シャトルバスで駅まで送ってくれました　

荷物があったので　うれしかったです

京都駅 駅

蓬莱の肉まんとシューマイを　
何と　ほとんど待たずに手に入れ　
お土産にしました　

京都駅 駅

ランチは　伊勢丹の中の　
都路里へ　

ここも通常　列があって　
すんなり入れない店です

茶寮都路里 京都伊勢丹店 グルメ・レストラン

誰も並んでいませんでした　

茶寮都路里 京都伊勢丹店 グルメ・レストラン

中には8割ぐらいのお客様　

茶寮都路里 京都伊勢丹店 グルメ・レストラン

お蕎麦のセットにしました　

さっぱりとして　食べやすかったお蕎麦

セットについてきた　抹茶パフェ

従兄弟は　一番人気と言われた　
このパフェにしていました

トイレは店を出て　
向かい側の伊勢丹まで行かないとありません　
唯一の減点ポイント

茶寮都路里 京都伊勢丹店 グルメ・レストラン

そして乗った新幹線　

乗車率何パーセントかな？　
伯母と二人　
別々の席に座りました　

東海道新幹線 乗り物

車窓から見えた　
桜並木　

黄色いのは　菜の花かしら

並行して走っていた　
東名高速は　
普通に交通量があったみたい

天気が曇りだったので　
あまり見るような風景もなかったのですが　
人が乗っていないので　
車体が軽いのか　
いつにも増して　スピード感がありました

富士山も見れませんでしたが　
無事　品川まで戻り

駅でお弁当を買って　
タクシーで戻りました

しばらくお預けになりそうな　
国内旅行　
ちょっと残念です　

次の旅行はいつになるのかな？

この旅行記へのコメント （2）

• ほいみさん 2020/04/13 12:57:24

  とりとり

  鳥撮りが楽しそうですね！
  こんなのいかがですか？
  https://www.sigma-global.com/jp/lenses/others/tele/200_500_28/
  
  体力作りにもなります。
  
  外出する人間が減って、鳥が喜んでるかも。
  
  そばセットにパフェ、それも大盛？　ってどっちが主役か分かんない。
  
  ほいみ
  
  

  M-koku1さん からの返信 2020/04/13 20:51:32

  Re: とりとり

  わ～　すごいレンズ!
  よくこんなの持って　水辺で頑張ってる方達いますね!
  きっと簡単にうまく撮れちゃうんでしょうね。
  
  でもあれを持ち歩いて旅行って　考えられません。　重いし、壊さないように気を使うし、残念ですが無理だと思います。(T_T)
  
  一番のネックは　自分の視力です。
  スマホを見すぎてるのか　ピントが合わせにくくなっていて　カメラの焦点合わせにも影響しています。　どなたかが　最新医療で　に焦点レンズを目に入れる治療があると書いておられたので、　いつかそんなことも考えなくちゃならないのかなと　暗い気分です。
  
  いろいろ教えてくださって　ありがとうございます!
  
  Mより