リベンジ和歌山（２）☆熊野本宮大社から紀伊勝浦へ

2020/03/26 - 2020/03/26

今回の旅行は　従兄弟が誘ってきて　実現したのですが
そのためにプランニングに私は全くかかわっていなくて、
いわばミステリーツアーのようなものでした。

今まで二回にわたって　熊野を訪れるクルーズ旅に出ていましたが、
いづれの場合も　台風という自然の猛威の前に　
プランはクラッシュしてしまっていました。

ということで今回は３回目。
「リベンジ和歌山」というのは　そんなわけなのです。

朝早く　羽田を立ち　南紀白浜空港へ到着してから　
レンタカーで熊野へ　一直線で向かいました。

ちょうど桜がきれいな季節で　天気もまずまず良い　
初日の旅行記です。

エリア 熊野本宮・湯の峰温泉(和歌山)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

午前10時25分に　
定刻通り羽田を飛び立ったJAL215便は
たった1時間20分ほどで　
南紀白浜空港に到着

空港横のレンタカー会社で　
車を借り出し　
早速　熊野に　ゴー

ところが
ナビの設定がおかしい

上下が逆なんだか　
いつも北が上　みたいな設定なのか　
うまく読み取れないので　
白浜駅前の事務所に寄って
設定変更を依頼

そのおじさんも四苦八苦してました・・・　

それって駄目でしょう　
扱っている商品知識　
ちゃんと持ってね!

白浜の駅前と言っても　
人通りも少なく　
車も少なかった
　
レンタカー会社の駐車位置が　
きちんと確保されていたのは　
うれしかった

熊野川 自然・景勝地

それから真っ直ぐ　
熊野本宮大社まで　
桜を見ながら　
快適ドライブ

これは熊野本宮大社の鳥居のはず・・・　
鳥居の周りに駐車場がない　

どうしようか一瞬迷ったものの　
鳥居をくぐり抜けて　中まで車ではいってみた

熊野本宮大社 寺・神社・教会

本来は　急な階段をずっと上がって　
参拝するはずの本宮大社

今回は足腰の弱っている叔母のお守りだったので　
車は障害者用の　本宮大社裏の駐車場へ　

だから鳥居が小さかったのね

熊野本宮大社 寺・神社・教会

車から降りたら　
目の前が熊野本宮大社で　
歩かなくて済んで　嬉しくなってしまった　

おまけに桜もきれい　
幟に八咫烏！

熊野本宮大社 寺・神社・教会

ここは　拝殿前

有名な八咫烏　ここにも発見　
オメメがかわいい！


「やたがらす」って読みます　
サッカー協会のエンブレムになっているので　
スポーツファンにはおなじみらしいですね

熊野本宮大社 寺・神社・教会

日本神話に登場する　伝説のカラスだけど　
脚は3本

それぞれ　天・地・人を　表しているという解釈
天は天神地祇（てんじんちぎ）　
地は自然と大地
人は人
この神と大地と人はみんな太陽から生まれた兄弟だと　
象徴したもの

大黒石

これをなぜると　金運がつくんですって　

あとから知ったので　触りそこねた・・・

熊野本宮大社 寺・神社・教会

カバーにも書いたけれど　
ほぼミステリーツアーで
今回　熊野本宮に連れてきてもらえると思ってなかった　
何も調べていなかったため　
知識不足は否めない・・・・

パンダしか頭になかったMなのでした！

左から　第3殿　第2殿　第一殿　第四殿の順になってます

熊野本宮大社 寺・神社・教会

本殿です

神様のお住まいなので　
あまり写真を撮れないなと思いつつ　
第一殿から第四殿まで　
全部にお賽銭を入れてお参り

二回お辞儀、二回手を叩く、一回お辞儀

熊野本宮大社 寺・神社・教会

門から参道へ　
逆に歩いてしまった　

裏から入ったからねえ　
かなり失礼だったかも・・・

平家物語の中の一文が　
立て札になっていた

あら　素敵！

丁寧に維持されている本殿

スサノオノミコトが主神　
地元にもあるので　きちんとお参り

碑がありました　
短歌が書いてあるようです

門を出たところで　
振り返ってみた

熊野本宮大社 寺・神社・教会

ここから　参道の正面の鳥居のほうに　
少しだけ　戻っていってみることにした

熊野本宮大社 寺・神社・教会

ここを下りていけば　
R168に着く　

というか　R168 沿いにも　
ちゃんと駐車場があるので　
皆様はそちらから参拝してくださいね！

熊野本宮大社 寺・神社・教会

思ったほど長い階段ではない・・・　
158段だそうです

パワースポットらしい　参詣道

熊野本宮大社 寺・神社・教会

手水舎　

新型コロナの騒ぎで　口をゆすぐことも　
手を洗うことも　許されない・・・

毎日手を洗ってと言ってる昨今　
何だか皮肉

レンタカーが拝殿の裏側に駐車してあるので

引き返して上る階段

拝観料　300円の　宝物殿　

熊野本宮大社 宝物殿 寺・神社・教会

「熊野本宮并諸末社圖絵」という　
大斎原（おおゆのはら）の社殿が描かれている絵が重要で　見る価値があるんですって　

熊野本宮大社 宝物殿 寺・神社・教会

手水鉢の龍　

こちらは使ってもいいみたい　

拝殿の前にあった

拝殿の全景

社務所の前にあったのが　
八咫烏ポスト　

真っ黒なポスト　

「八咫烏ポストから手紙を出される場合には、社務所で｢出発の地より心をこめて　熊野本宮｣というスタンプを、押印いたします。お気軽にお声掛けください。」とのこと　
お試しあれ！

熊野本宮大社 寺・神社・教会

再び　戻った駐車場
　
次に進みましょう

大社の周りで　レストランを　探したら　
表の鳥居の近くに　一軒　
広い駐車場付きの店を発見　

店内です

お食事 しもじ 本宮店 グルメ・レストラン

ランチのセット　

めはり寿司と書いてあったので　
何かと思ったら　
このオニギリみたいなものでした

お食事 しもじ 本宮店 グルメ・レストラン

ソースかつどんセット

めはり寿司は　酢飯ですらなく　高菜で包んだこの地方の名物なんですって　

知らなかった　(^^ゞ

それぞれあまり高くなくて　
三人で4000円ぐらい　
普通に美味しく　いただきました

お食事 しもじ 本宮店 グルメ・レストラン

有名な川中の大鳥居は　
見逃してしまったものの
川沿いのきれいな桜が楽しめました

熊野川 自然・景勝地

熊野川の流域では　
ニホンカモシカが生息しているらしいですが　
車で走っていると　
みつけられませんね

瀞峡巡りというお店がありました

3月は営業中でしたが　
5月31日までは　
新型コロナのせいで　休業しているみたい・・・

瀞峡めぐりの里 熊野川 名所・史跡

いにしえの皇族の人たちが　
熊野本宮大社と熊野速玉大社を巡拝する際に利用した川舟下り　

4000円以上払うと楽しめるみたい

https://www.youtube.com/watch?v=8MSYwhdJZ9A

山が深く　素晴らしい風景　

ドライブには最高に気持ちの良い道

少しでもカーブしているところに広がる　
砂利の川岸

反対側の岸にも　
道路があるようで　
橋が見えてます

熊野川とその景観美

きれいなカーブした川の水は　
あくまでも青い・・・

あらっ　崖崩れの跡？
そういえば　ものすごい台風被害を受けたのは
10年ぐらい前

40分ほどで熊野速玉大社に到着

駐車場の出口に　ミカンが並ぶ　
車の中で食べようって　
一袋買いました
せとか　500円

世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の登録地　
「熊野速玉大社」（くまのはやたまたいしゃ）の
境内にあった　「熊野稲荷神社」

熊野稲荷神社 寺・神社・教会

手水舎　
ここは使えるみたい・・・

熊野速玉大社 寺・神社・教会

熊野総本宮の一つ

「日本書紀」に出てくる　
「伊弉諾神（いざなぎのかみ）」と　
「伊邪那美神（いざなみのかみ）」という夫婦の神様を　
祀っている神社

熊野速玉大社 寺・神社・教会

そのため　縁結びの神社らしい・・・　
我が家は幸い娘も片付き　あまり真剣にお祈りすることもなく　
単に一般参詣

朱塗りの華やかな主殿に　
渋くて素敵だった熊野本宮大社との差を感じた

熊野速玉大社 寺・神社・教会

昔は　普通の人々が
神事の時しか
山に入ってはいけなかったので　
ここで代わりに　お参りしたとか・・・

熊野速玉大社 寺・神社・教会

社が朱色なのは　
中国の仏教文化の影響で　
魔除けの意味があるらしい　

今年は子年　
今回新型コロナが怖かったので　
声をかけなかったけれど　
誕生日を迎えれば　父は96歳になる　

新型コロナにつかまらないでほしいな　

あっ　それをお祈りしよう！

行ったときは見かけなかったが　
ホームページを見たら
今は「アマビエ様」のステッカーを置いてあるらしい

http://kumanohayatama.jp/

郵送してもらえるそうで　郵送料込みで500円　
頼もうかしら・・・

境内にあったのは　
「新宮神社」（前の写真）と　
「恵比寿神社」

大社の建物は
「権現造（ごんげんづくり）」　
屋根の上に置く木材の「千木（ちぎ）」には
「ハートマーク（猪の目）」が魔除けとして　
使われている

世界遺産の記念碑

詳しいガイドさん付きのツアーをご希望なら　
新宮市のホームページに　
新宮市観光協会登録ガイドさんの依頼方法があるので　
見てください

https://www.shinguu.jp/itineraries

御神木の「梛（なぎ）の樹」
樹齢1000年を超えているそう・・・

風が止んで　波が穏やかになる時を　
「凪（なぎ）」というので　
かけ言葉で　
漁師たちの「海上安全」のお守りになっていたらしい　
今でも　梛守りは健在

熊野速玉大社 寺・神社・教会

熊野神宝館の前に建つ　
素晴らしくたくましい像　

館内には　古神像といわれる国宝の木像が　
ぞろぞろ　並んでいるそうです

熊野神宝館の前から　
梛の木を見るけれど
大きくて　カメラに入りきってない～

千早ふる 熊野の宮のなぎの葉を　
変わらぬ千代のためしにぞ折る　

藤原定家の詩です

この大社から　車ですぐのところに　
海が広がっていました

那智勝浦港に到着したのは　
もう三時を回ってました

この日のホテルは　
「碧き島の宿　熊野別邸　中の島」

ここの桟橋から　船で向かいます