1か月間の北イタリア旅2019-2020【フィレンツェ2日目編】

2019/12/26 - 2020/01/27

あっという間に家籠りゴールデンウィークも終了。
今ごろ飛行機乗って、
今ごろミラノで
今ごろジェラートを…と
行くはずだったイタリアのことを思いながらゴロゴロ。


この時はまさか数か月後にこんな未来があるとか知る由もなく
フィレンツェを心から楽しんでましたヨ。

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年末からミラノを拠点に
1か月間のイタリア旅へ行ってきました。

初ボローニャ＆フィレンツェ旅行中の
フィレンツェ2日目です。
予約していた「ウッフィッチィ美術館」をメインに
フィレンツェを散策します。

エリア フィレンツェ(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0

• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩

おはようございます。
フィレンツェの朝が来ました

大好きなホテル朝食です。
プロシュートとフロマッジョが
あれば、とにかくHAPPY

朝食のお部屋もかわいい。

奥の赤ちゃんを抱っこした
ロシア人家族とは毎朝同じタイミングで朝食をいただいておりました

さて、本日は事前に予約していた
ウフィツィ美術館へ行きます。

事前に日本でウフィツィ美術館の講習会に参加して予習済。
事前に勉強していった方がアートはより楽しいですね。

10時予約なのですが
予約組だけでも長蛇の列です。
チケット引き換えて、また並んで。
検査のマシーンをくぐるまで30分弱かかりました。

ウフィツィ美術館はコの字型の建物が特徴的です

ウフィツィ美術館 博物館・美術館・ギャラリー

エントランスの時点でノックアウト。
メディチ家スゴイです。
さすが大金持ち

空港の保安検査場のようなマシーンを通ります。
テロ対策は大事だよ

天井画がスゴイ！
現代はなぜ天井画をしないのでしょうか？
シンプルモダンがトレンドだから？

入館してテンション上がります。
広いぞ。

ここはもともとはメディチ家の
ウーフィッチこと仕事場だった場所なんですね。

芸術を愛したコジモ・イル・ヴェッキオの
コレクションを1591年より一般公開され
我々庶民にをも拝観できることになりました

大昔の宗教画といえばコレだったそう。
逆に新しく感じますが、
人物描写が平面的すぎるらしい

天井がやたら気になる。
全てがスカーフの柄に見える

像は後姿が気になるし

こちらも古い作品ですが
色味が大好きです

ルネサンス時代の代表作
「ウルビーノ公夫妻の肖像」
ピエロ・デッラ・フランチェスカ作

一番見たかったのひとつ
レオナルド・ダ・ヴィンチ様作
「受胎告知」。

友人の娘Aちゃんが先日幼稚園のクリスマス会で
ガブリエル役をしたところだったので
思い入れたっぷりです。

これのスゴイとこは数あれど
ゆりの花に雄しべと雌しべを描くという
教会のタブーをダヴィンチは破ったこと、
そしてガブリエルの羽根が飛行可能な構造になってること、など

これも見てみたかった
ボッティチェッリ作
「プリマヴェーラ」。

こちらかなり大きいです。
わたしの部屋にもし飾ったら
壁足りへんのちゃうかな？

ヴィーナスの左側には三女神がいます。
左から「愛欲」、「純潔」、「愛」。
そして今まさに上空のキューピットが「純愛」ちゃんに矢を放とうとしています。
とき同じくして、「純愛」ちゃんの目線は唯一の雄「マーキュリー」なんですね。
この矢が放たれると、恋に落ちるのでしょうか。

講習で教えてもらって印象的だったハナシ。

ほとんどのマリア様は
赤×青色の服を着ているそうです。

それを聞いて見てみると
ホンマに赤×青色の服をお召しです。
逆に言うと赤×青色の女性が中央にいる場合、
それはマリア様。

今まで宗教画はよく意味わからないしな～と思ってましたが
知れば知るほどおもしろい

ウーフィツィ美術館で一番有名なのでしょうか？
ボッティチェッリ作
「ヴィーナスの誕生」。
こちらも「プリマヴェーラ」と同じような大きさです

はい、みてくださいこの立派なクーポラ

フロアを下がってきて
カラヴァッジョの部屋に来ました。
たしかこの絵は騙し合いの絵だと
別の講習で習った気がします。

ウーフィツィはとにかく広いし名作ぞろい。
まだまだ見どころはあるけど
足も疲れたし、お腹もすいたし、まだまだやりたいことがあるので
切り上げます

ウーフィツィ美術館を出て
まちなかへ戻ってきました。

わぁ偶然、行きたかった
グッチ美術館にたどりつきました

グッチ美術館 博物館・美術館・ギャラリー

1階のショップには
ここでしか買えないグッチ美術館アイテムが。
限定とはいえ本気で作成しているのでお高いです

逆にプレミア感！

このトラほしかったな～。
隣にいたマダムがめっちゃ買うてた。
うらやましい

以前、旅行記で拝見して気になっていた
イスも発見！
みつけれましたヨ

グッチ カフェ カフェ

ショップを出てストリートの路面グッチの
ショーウインドーに
ミッキーコラボが。
うっカワイイやんか～

ランチします。
フィレンツェの初ランチは
おいしいと教えてもらったお店へ。

14時くらいなので待ち時間が発生するほどの人気店。
待ち時間にはワインと店頭のプロシュートを試食させてもらえました

イル ラティーニ 地元の料理

フィレンツェはやっぱりお肉でしょ

前菜にプロシュートやサラミの盛り合わせ

ペーストをのせたクロスティーニ

お肉でしょ！って思ったけど
肉料理はディナー予約しているので
ランチはフィレンツェ名物の
野菜と豆が入った
「リボッリータ」というスープにしました

絶賛ドはまり中のティラミスも。
食べ比べ楽しい

ビスコッティも。
バーボンみたいなのにつけて食べます

このオリーブオイルもおいしかったんです

食後はお散歩です。

あのクーポラといえば
【冷静と情熱のあいだ】ですよね。
何度読んだことか。

でも今は行列必至だから約束していても
思い付きでは出会えないかも

ジョットの鐘楼 建造物

昨夜は夜の風景でしたが
太陽の下でみるのもいいものですね。

わたしはどうしてもセレッティのテーブルウエアを
イメージしちゃうんですよね。
https://www.seletti.it/product-category/art-de-la-table/palace/?v=24d22e03afb2

サン ジョヴァンニ洗礼堂 (フィレンツェ) 城・宮殿

立派な像たちが一堂に集まるこちら。

どこもかしこも
ルネサンスで目が泳ぎます

シニョリーア広場 広場・公園

ポンテヴェッキオを渡り
アルル川の向こうのピッティ宮へ。
これまたスケールがすごくて
自分が小人になったのかなって。

あまりに広すぎるため時間が足りないので
ピッティ宮をあきらめ、
向かうは

ピッティ宮殿 城・宮殿

バス停。
ってこれまたバス停がなかなか見つからず、
歩く、歩く。
そしてやって来ました。

乗車すると、日本人夫婦とバスの運転手が
話が通じなくて困っていたので通訳に入りました。
そしたら、バスの運転手のおしゃべりが止まりません。
ナポリから来てるそうで、運転しながら、
前を見ずにこちらを見ながら話しまくり。
「ちょっとナポリターノ前見てよ！」と何度叫んだことか。
とにかく愉快なおっちゃんで、笑いました。

切符は1.5ユーロ、そして90分間有効です

高台のミケランジェロ広場に到着しました。
サンセットを目指して行ったんだけど、
霞んでいました。

でも待ち並みを一望できる絶好のロケーションです

ミケランジェロ広場 広場・公園

日が落ちました

バスで街なかまで降りてきたら
ホテル近くのサンタ マリア ノヴェッラ教会へ。
ミサ中でして、奥には入れなかったのはザンネン

サンタ マリア ノヴェッラ教会 寺院・教会

フレスコ画も見ごたえあり

サンタ マリア ノヴェッラ教会 寺院・教会

19時になりましたので
予約していたディナーへ。
ちょうど、行きたかった店がホテルから3分もかからない場所でした

リストランテ ブーカ マリオ イタリアン

奥の方の席に案内されました

食べるぞ！ということで
ビステッカです。
1kg弱あるTボーンステーキをシェアします。
付き合わせにはアスパラとカルチョーフのフライ。

お肉は量はありましたが
塩コショウとオリーブオイルで
ペロリと食べれました

デザートはワゴンで持ってきて
目の前で選べるスタイル

お腹はいっぱいだけど
デザートはマジで別腹。

プリンみたいなの。

ここはサービスもいいし、
味もおいしいしで
とてもいいお店でした

わたし、このお店を穴場だと思ってたので
入店したときに日本人客もいたのでビックリ。

いやいや、あとで見てわかったのですが
がっつりガイドブックに掲載されてますやん

そして食後の散歩はマストということで
散歩して昨日も来たカフェへ

ジッリ カフェ

エスプレッソ、ペルファボーレ

フィレンツェにもリナシェンテがあり、
24時までオープンしていたので
トイレ休憩もかねてウインドーショッピングです。

いっぱい食べて、歩いて、見て、笑って
フィレンツェ2日目はおやすみなさい。
またあした

リナシェンテ フィレンツェ 百貨店・デパート