中央アジアとの別れ　8/21

15いいね！

2019/08/02 - 2019/08/22

167位(同エリア470件中)

エリア

タシケント(ウズベキスタン)

旅行の満足度: 4.5

観光: 4.5

ホテル: 3.5

グルメ: 4.0

ショッピング: 4.5

交通: 4.0

同行者: 一人旅

一人あたり費用: 10万円 - 15万円

交通手段: 鉄道高速・路線バス徒歩

旅行の手配内容: 個別手配

地図を見る

中央アジア最終日。　ゆっくりと起きて、チェックアウトをする。時刻は８時。日本ではもう12時なのだと考えると損をした気がする。午前中を寝て潰してしまったことになるのだから。
いつも通りに地下鉄の駅にっ向かう。駅の名前を覚えることはできなくとも、駅にあるモニュメントを覚えておくだけでいいのは助かる。
まるで大阪メトロの御堂筋線のように。駅ごとに違うモニュメントがあるのがうれしい。

ウズベキスタン鉄道鉄道系（地下鉄・モノレールなど）
昨日はでなかった朝食を食べ、今日の目的地、チョルスーバザールへ行く。活気のある場所と言えばやはりバザールだ。チョルスーバザールは、メトロ駅から直結しているからとてもいきやすい。メトロはどこまで乗っても1400cymとシンプルで嬉しい。地球の歩き方をぼんやり眺めていると、首都直下型地震が1966年に起きたらしい。その結果、古い建物は崩壊し、ソ連から30000人規模の復興支援者がやって来たとのこと。結果社会主義感満載の計画都市が完成した。地下鉄も例に漏れず、異様に綺麗なホームに、愛情を全く感じられない無機質な扉をもつ列車が走る。妙に薄暗いのも特徴と言えよう。
バザールは予想通り活況を呈し、見ていて全く飽きない。衣料品に始まり、文房具、陶器瀬戸物、家電、携帯電話、貴金属、土産、野菜、果物、穀物、そして中央にある、建物のなかには肉。ここに来れば何でも揃いそうだ。端の方にはナンを売っている店。いちじくをまた買って食べながら、商店のおじさんに呼ばれては流され、おばさんに呼ばれては流され、のらりくらりと歩いた。
チョルスーバザール　中心となっているドーム型の建物。
チョルスーバザール
中には、肉製品が多くあった。床がラードのようなものを引かれているのかと思うほど滑りやすくて肝を冷やす結果に。
チョルスーバザールの天井
チョルスーバザールには子供もたくさん。
チョルスーバザールには子供もたくさん。
チョルスーバザールには子供もたくさん。家族で買い出しの様です。
チョルスーバザールには子供もたくさん。家族で買い出しの様です。
チョルスーバザールには子供もたくさん。家族で買い出しの様です。
かわいい男の子が店長をしていました。
こちらは女の子が店員さんです。
旅行者と見るや、食器やさんに連れて行かれた。
何ともまぁ、きれいな器たちだこと。
こちらはジュース売りの女の子
チョルスーバザールのまわり
チョルスーバザールのまわり
チョルスーバザールで、物乞いをしていた女の子。心が締め付けられる思いとなった。炎天下の中を、廃棄物を求めて歩きまわる子どもの姿に。
日本では考えられない。
あぁ、日本ってなんでこんなにも恵まれているのだろう。そして、そのことに気づかぬことの愚かさよ。
チョルスーバザールのまわり
チョルスーバザールのまわりで弟を世話する店員の女の子。まだまだあどけなさの残る子どもです。
こちらもジュース売りの女の子。
子どもが商売をしています。看板娘とはよく言ったものですが、子どもに労働をさせなければならない現状というのに気がかりです。
買いに来るのも子ども。
おばあちゃんを連れて孫が買い物に来ます。
先ほどの物乞いの女の子。凛とした風格はあるものの、やはり目つき、服装から経済的な厳しさを感じます。
この旅で２番目によく食べたものがこれ。イチジク。
これがおいしいのなんのって…。
こちらは売り物？通訳、道案内役として買いたい・・・。
ではなくて、お兄ちゃんが押していました。・
　昼回って大分過ぎた頃、バスにのって出掛けた。シャシリクを食べたくなったのだ。いくつかの店に行ってもシャシリクはない。サモサはどうだ？と言われてばかり。場所を変えるしかないそう考えたからだ。バス停まで歩いていると、サーカス小屋を発見した。一瞬これも宗教的な何かかと勘ぐったがそんなことはなかった。サークスと書かれた建物に象の曲芸や空中ブランコが描かれている。サーカスは万国共通なのか。
バスはなんとなくいいところについた。バザールあり、メトロの入り口ありと最高の場所だ。しかし、何か既視感のようなものを覚えた。このバザールはブハラからタシケントに来たとき、タシケントユーニー駅から乗ったバスがたどり着いた場所だ。なかには小綺麗な服が売られており、建物を出たところにあった、別の食料品バザールの建物のわきによさげな食べ物屋を発見した。
入ってみるとシャシリクはないとの返答に、少し落ち込んだが、焼きそば的なものとサラダを食べた。
食事中にもたくさんのお客さんが来ます。
こちらはゴミ運びを生業とする子ども。どちらかと言えば、女の子が働いている姿をたくさん見ました。
地下鉄に乗って移動です。
宿においていた荷物を取りに行くためで、歩いているときれいな鳥さんが。
こちらにも。オナガドリさん。
見慣れた通りとももうすぐお別れ。
そして、宿に戻り、シャワーを浴びて、荷物をもう一度整理して、今回の中央アジア旅行の起点となった、タシケント国際空港にやって来た。
　定刻通りに搭乗後始まり、中央アジアの暑さともお別れ。
。と思いきや、今回乗った飛行機の空調が壊れているとのこと。まさかです。離陸をしたら通常通りに空調が動きますのでのとのアナウンス。仕方なく、厚紙で扇ぐ。飛行機に乗り込む前に余ったソムでビールを買ったおいてよかったと思う。離陸をしたら飲もう。そう考えつつ、汗を拭い出発を待つ。
エンジンが始動し、大きな音の変化もなく、ゆっくりと4848kmの空の旅が始まった。離陸から十分足らずで飛行機は高度7000mまで上昇し、速度は800km/hを越した。既に100km以上も飛行し、タジキスタンのホジャンドを通過した。これから四時間の時差を超越し、韓国のソウルへとむかう。