西郷_Nishigou　阿武隈川の源流！新幹線の駅があるベッドタウンでありながら、温泉もある自然豊かな村

2019/05/04 - 2019/05/05

福島県南部、西白河郡の村である西郷をバイクツーリングで訪れました。日本で唯一新幹線の駅がある村であり、東北道の白河ＩＣもあり温泉も至近にあることから、東北ツーリングから首都圏へ帰る中継点として最後に訪れました。
★創業25年の地元の人気店にて、手打ち白河ラーメンをいただく。
★阿武隈川沿いの温泉ホテルに泊まり、ツーリングの疲れを癒す。

[いただいた郷土料理/ご当地グルメ]
◎白河手打ちラーメン

エリア 白河(福島)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: バイク
• 旅行の手配内容: 個別手配

2019年のゴールデンウイーク、東北バイクツーリングの旅も終盤です。福島・岩手・青森・秋田を周り、山形の銀山温泉から自宅のある首都圏へ向かいます。

山形県の東根市から東北中央自動車道に乗って南下します。山形から一気に首都圏へ戻るには距離的にちょっとキツいのと、東北道の栃木～埼玉で午後の渋滞に突っ込みたくないので、福島県の白河近辺で１泊することにしました。

途中のパーキングエリアで見かけた、おサルさんを乗せたトライク。

福島県に入り東北自動車道に合流するのですが、東北道の福島市内の渋滞情報を確認したので一旦一般道へ下り、土湯バイパスを抜けます。途上の「道の駅 土湯ロードパーク」で休憩。

美味そうな岩魚が…。ですが、ここは我慢。

再び東北自動車道に乗り白河ＩＣにてＯＵＴ、一般道で新白河駅前にやってきました。この駅は白河市でなく西郷村にあるんです。したがって日本で唯一新幹線の駅がある村。

岩魚を我慢して、ここにやってきた目当ては、この「白河手打ちラーメン かづ枝」。もう夕方ですので、少し早目のディナーにします。

創業25年の手打ちラーメンの店です。

私はオーソドックスな白河手打ちラーメンを注文。平打ち麺にあっさりながらしっかりしょうゆ味の熱々スープが嬉しい。

辛い系が好きな妻は名物の「からしタンメン」を注文。店のオリジナルのからしをブレンドした野菜たっぷり味噌味のタンメンです。

ギョーザもいっておきましょう。

おしながき。某口コミサイトでは、「かづ枝食堂」と紹介されていますが、食堂と言っても違和感のない品揃えですね。

さて、満腹になったところで、この日の宿「スパホテルあぶくま」へ。西郷村の温泉と言えば、甲子・新甲子温泉が有名ですが、このホテルはもっと手前というか下流にある温泉宿です。

白河市の中心から10kmほど北西、阿武隈川沿いに建つリニューアルされたばかり（2019年GW当時）の温泉宿泊施設です。バイクは玄関屋根下に横づけＯＫでした。

フロント。もともとは日帰り温泉施設で、2018年11月に宿泊施設が新設追加された模様。

客室は、新しく出来たばかりなだけにかなりきれいでした。木のぬくもりを感じる内装。床もスゴイぬくもりを感じる…と思ったら床暖房でした。

充分に幅のあるベッド、冷蔵庫付きのサイドテーブル、シンプルかつコンパクトな家具等など、スペース効率も考え快適な空間が出来ています。

テラスからは、西郷村に源流を持つ阿武隈川の渓流。爽やか～。

洗面台。

最近オープンする温泉付きビジネスホテルでは”シャワーだけ”というケースも見受けますが、ここはなんと全室蛇口から温泉が出ます。訳あって大浴場に行けない場合でも温泉が愉しめます。

さらにトイレは別の個室。これは便利。

備え付けのカフェ・お茶類も豊富。

さっそく温泉へ。

広い脱衣所。

大浴場の内風呂。

露天風呂。

施設のキャパに比べると、露天風呂そう大きくはないです。

お客さんが多いとちょっと余裕がなくなるかもしれません。源泉掛け流しで泉質を保つには、いたずらに大きくもできないとは思いますが。

涼み処。

食事をする方にはレストランがあります。写真を撮ったときは既に空いていましたが、ピーク時には多くのお客さんで賑わっていました。

翌朝、渋滞を避けるためにまだ暗いうちに出発です。時間が早すぎて無料の朝食が食べられなかったのが残念。今回は中継点として寄った西郷…訪れた場所は少なかったですが、次回来る機会があれば甲子温泉やゴルフなど村内の見どころをゆっくり訪れてみたいです。
さて、東北5県を巡ったバイクツーリングもこの日で終わりです。東北の豊かな自然の中の絶景ルートに温泉、そして素朴な文化と味を満喫した10日間でした。