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秋田県東部、仙北市の町である角館をバイクツーリングで訪れました。17世期に芦名義勝によって形成された角館の武家屋敷町は、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。<br />★まだ桜の開花が残る、武家屋敷通りを散策。

角館_Kakunodate みちのくの小京都!17世紀の武家屋敷の名残りを遺す桜の名所

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2019/05/02 - 2019/05/02

128位(同エリア794件中)

RAINDANCE

RAINDANCEさん

秋田県東部、仙北市の町である角館をバイクツーリングで訪れました。17世期に芦名義勝によって形成された角館の武家屋敷町は、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
★まだ桜の開花が残る、武家屋敷通りを散策。

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
3万円 - 5万円
交通手段
バイク
旅行の手配内容
個別手配

PR

  • 2019年のゴールデンウイークは、東北バイクツーリングの旅へ。秋田県に入り男鹿市、秋田市をへて仙北市の角館町へ向かいます。

    2019年のゴールデンウイークは、東北バイクツーリングの旅へ。秋田県に入り男鹿市、秋田市をへて仙北市の角館町へ向かいます。

  • 角館の武家屋敷周辺は、GWだけあってかなりの混雑です。小さな駐車場を探し当てバイクを駐め、街歩きへ。

    角館の武家屋敷周辺は、GWだけあってかなりの混雑です。小さな駐車場を探し当てバイクを駐め、街歩きへ。

  • いきなり目に留まったのは「角館平福記念美術館」。しかし、主たる目的は武家屋敷なのでここはパス。

    いきなり目に留まったのは「角館平福記念美術館」。しかし、主たる目的は武家屋敷なのでここはパス。

  • 天然記念物のシダレザクラは既に葉桜。

    天然記念物のシダレザクラは既に葉桜。

  • 角館は、現在も藩政時代の地割が踏襲され、武家屋敷等の建造物が数多く残されており、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。”みちのくの小京都”とも呼ばれるそうです。その「武家屋敷通り」を歩きましょう。

    角館は、現在も藩政時代の地割が踏襲され、武家屋敷等の建造物が数多く残されており、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。”みちのくの小京都”とも呼ばれるそうです。その「武家屋敷通り」を歩きましょう。

  • 通り沿いの「旧石黒家」、石黒家は佐竹北家の用人を勤めた家柄で、嘉永6年(1853年)にこの地に来たそうです。

    通り沿いの「旧石黒家」、石黒家は佐竹北家の用人を勤めた家柄で、嘉永6年(1853年)にこの地に来たそうです。

  • 昭和10年に設計&建築された、武家屋敷石黒家の分家とのこと。萱葺きの母屋。

    昭和10年に設計&建築された、武家屋敷石黒家の分家とのこと。萱葺きの母屋。

  • 説明板によると、この家は既に武家屋敷からは脱却しており、昭和初期当時の角館では文化住宅の先駆けだったそうです。さつき人形が飾られた部屋。

    説明板によると、この家は既に武家屋敷からは脱却しており、昭和初期当時の角館では文化住宅の先駆けだったそうです。さつき人形が飾られた部屋。

  • 囲炉裏の間。

    囲炉裏の間。

  • おそらく当時最先端の野菜貯蔵庫。

    おそらく当時最先端の野菜貯蔵庫。

  • 家宝?も展示されています。

    家宝?も展示されています。

  • 明治大正期に増築された蔵。

    明治大正期に増築された蔵。

  • 蔵の外観。

    蔵の外観。

  • 石黒家の向かいは更地。塀で囲まれているのは景観を意識してかな?観光人力車が街並みに溶け込んでます。

    石黒家の向かいは更地。塀で囲まれているのは景観を意識してかな?観光人力車が街並みに溶け込んでます。

  • 「青柳家」、芦名氏に仕えた青柳家がおよそ350年前からここに屋敷を構えていたとのこと。

    「青柳家」、芦名氏に仕えた青柳家がおよそ350年前からここに屋敷を構えていたとのこと。

  • 青柳家は、芦名氏断絶後は佐竹氏の忠実な家臣として仕えたらしい。<br />

    青柳家は、芦名氏断絶後は佐竹氏の忠実な家臣として仕えたらしい。

  • 井戸。

    井戸。

  • 角館でも特に豪華な邸宅だった模様。

    角館でも特に豪華な邸宅だった模様。

  • もちろん蔵もあります。

    もちろん蔵もあります。

  • 蔵の中の展示品。

    蔵の中の展示品。

  • 「小田野直武 像」。青柳家と姻戚関係の小田野直武氏は平賀源内に師事し、西洋の陰影法を取り入れ「解体新書」の挿絵を描いたことでその名を知られたとのこと。

    「小田野直武 像」。青柳家と姻戚関係の小田野直武氏は平賀源内に師事し、西洋の陰影法を取り入れ「解体新書」の挿絵を描いたことでその名を知られたとのこと。

  • 蔵の外観。

    蔵の外観。

  • 通りにはお店も多くあります。秋田銘菓の”もろこし”の店「唐土庵」。もろこしは、トウモロコシではなく小豆を材料とした和菓子。やはり女子たちはスイーツ。

    通りにはお店も多くあります。秋田銘菓の”もろこし”の店「唐土庵」。もろこしは、トウモロコシではなく小豆を材料とした和菓子。やはり女子たちはスイーツ。

  • 色んなもろこしをラインナップ。

    色んなもろこしをラインナップ。

  • 茶屋もあります。

    茶屋もあります。

  • 武家屋敷通りは、城下の街並みとして城郭を形成しているとも。南北に延びる町の中央に土塁の火除けを設け、武家居住区の「内町」と町人居住区「外町」とに分けているとのこと。

    武家屋敷通りは、城下の街並みとして城郭を形成しているとも。南北に延びる町の中央に土塁の火除けを設け、武家居住区の「内町」と町人居住区「外町」とに分けているとのこと。

  • こちらは「岩橋家」。

    こちらは「岩橋家」。

  • 岩橋家は芦名家の重臣で、こちらも芦名氏断絶後は佐竹氏に仕えたそうです。

    岩橋家は芦名家の重臣で、こちらも芦名氏断絶後は佐竹氏に仕えたそうです。

  • ここは中級武士の邸宅だったそうな。映画「たそがれ清兵衛」の撮影場所にも使われたとのこと。

    ここは中級武士の邸宅だったそうな。映画「たそがれ清兵衛」の撮影場所にも使われたとのこと。

  • 前述のように通りには店も多いです。そば屋さんの「古泉洞」。

    前述のように通りには店も多いです。そば屋さんの「古泉洞」。

  • 比内地鶏の親子丼が人気の「桜の里」、ここは大行列でした。

    比内地鶏の親子丼が人気の「桜の里」、ここは大行列でした。

  • こちらは「河原田(かわらだ)家」。河原田家も「芦名氏から佐竹氏」組です。

    こちらは「河原田(かわらだ)家」。河原田家も「芦名氏から佐竹氏」組です。

  • 明治中期の建物ですが、武家屋敷スタイルを踏襲しているとのこと。

    明治中期の建物ですが、武家屋敷スタイルを踏襲しているとのこと。

  • さて、武家屋敷通りから南下して、外町(商人町)の方へ向かいます。横町の十字路の「食彩町屋館」とコンビニ。

    さて、武家屋敷通りから南下して、外町(商人町)の方へ向かいます。横町の十字路の「食彩町屋館」とコンビニ。

  • 「外町資料館 たてつ」、江戸時代から続く商家で、ここは田鉄家の明治33年の建物とのこと。桜がきれいです。

    「外町資料館 たてつ」、江戸時代から続く商家で、ここは田鉄家の明治33年の建物とのこと。桜がきれいです。

  • 当時の風情を今に残す蔵座敷の資料館で、田鉄家で使用されていた生活用品や、趣味の品々と庭が無料で公開されています。

    当時の風情を今に残す蔵座敷の資料館で、田鉄家で使用されていた生活用品や、趣味の品々と庭が無料で公開されています。

  • とおりぞいにへ何気なくあちこちに蔵。

    とおりぞいにへ何気なくあちこちに蔵。

  • アーケード。これは最近の物ですね。

    アーケード。これは最近の物ですね。

  • 「西宮家」の米蔵。きれいに復元されているようですが、元は明治43年とのこと。

    「西宮家」の米蔵。きれいに復元されているようですが、元は明治43年とのこと。

  • こちらは個人の家の様ですが、ハイカラなデザインの蔵。

    こちらは個人の家の様ですが、ハイカラなデザインの蔵。

  • こちらは、嘉永6年(1853年)創業の味噌・醤油の醸造元「安藤醸造所」、明治時代中期に建てられたレンガ造蔵座敷です。

    こちらは、嘉永6年(1853年)創業の味噌・醤油の醸造元「安藤醸造所」、明治時代中期に建てられたレンガ造蔵座敷です。

  • 立派な看板。

    立派な看板。

  • 度々大火に見舞われることがあったので、当時冠婚葬祭用として重要な役割を果たしていた座敷を火災から守ろうと外装をレンガ造りにしたそうです。

    度々大火に見舞われることがあったので、当時冠婚葬祭用として重要な役割を果たしていた座敷を火災から守ろうと外装をレンガ造りにしたそうです。

  • 創業以来「仕込み水」として使われているという安藤家の井戸水。

    創業以来「仕込み水」として使われているという安藤家の井戸水。

  • 店内に入ると目に飛び込んでくる風景。

    店内に入ると目に飛び込んでくる風景。

  • 畳の座敷には、西宮礼和筆の襖絵が無料で公開されています。

    畳の座敷には、西宮礼和筆の襖絵が無料で公開されています。

  • 収納蔵として使用していた黒しっくいの文庫蔵。

    収納蔵として使用していた黒しっくいの文庫蔵。

  • 熱々の「しろだし」が試飲が出来ます。美味い!一本お買い上げ。(自宅郵送で)

    熱々の「しろだし」が試飲が出来ます。美味い!一本お買い上げ。(自宅郵送で)

  • 当店自慢の味噌・醤油・漬物の御試食も用意されています。

    当店自慢の味噌・醤油・漬物の御試食も用意されています。

  • 収納蔵として使用していた黒しっくいの文庫蔵。

    収納蔵として使用していた黒しっくいの文庫蔵。

  • 休憩スペースとなってます。

    休憩スペースとなってます。

  • 買い物を終えて店先の屋台へ。

    買い物を終えて店先の屋台へ。

  • やきとりをいただきました。かなりボリューミー。

    やきとりをいただきました。かなりボリューミー。

  • そろそろ武家屋敷通りへ戻ります。

    そろそろ武家屋敷通りへ戻ります。

  • そして、秋田犬の「武家丸」に見送られ、角館を後にします。

    そして、秋田犬の「武家丸」に見送られ、角館を後にします。

  • 17世期、関ヶ原の戦いで西軍に味方し、秋田に転封された芦名義勝によって形成された角館の武家屋敷町は、芦名氏が途絶えたのちは佐竹家の分家である佐竹北家が治めることとなります。そして、佐竹北家の2代目の嫁が持ち込んだ京都の桜が、今の町中の枝垂れ桜の元となったとのこと。また、桧木内(ひきのない)川の堤防のソメイヨシノは昭和になってから植えられたものだそうです。

    17世期、関ヶ原の戦いで西軍に味方し、秋田に転封された芦名義勝によって形成された角館の武家屋敷町は、芦名氏が途絶えたのちは佐竹家の分家である佐竹北家が治めることとなります。そして、佐竹北家の2代目の嫁が持ち込んだ京都の桜が、今の町中の枝垂れ桜の元となったとのこと。また、桧木内(ひきのない)川の堤防のソメイヨシノは昭和になってから植えられたものだそうです。

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