2019/11/28 - 2019/11/28
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隠居人はせじぃさん
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京都紅葉八景の8番目として訪れた桂離宮のアルバムです。
この2泊3日の紅葉巡りは、もともと、桂離宮の参観申込が当選したことがきっかけでした。同じ年の5月にも抽選申し込みをしたのですが、修学院離宮と京都仙洞御所が当選したのに対して、桂離宮だけは落選となりました。
桂離宮は日本庭園の最高峰とも言われており、死ぬまでにはぜひ一度参観させていただきたいと思っていたところ、運良く、紅葉の見頃の時期に当選となりました。
この日はあいにく参観の途中で雨に降られましたが、いちばんの紅葉を堪能することができました。
もっとも、桂離宮は、紅葉の名所というよりは、四季折々どの季節に訪れても楽しめるような設計になっているとのこと。機会があれば、また別の季節に訪れたいと思っています。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 新幹線 JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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阪急桂駅から道沿いの案内板を頼りに歩いたところ、「桂離宮前」のバス停に到達。バス停の名前とは裏腹に、入口はぐるっと大回りした北側にある。
なお写真右に写っているのは、テレビでもよく紹介される老舗菓子店の「中村軒」御菓子司 中村軒 グルメ・レストラン
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バス停近くの案内板。相当年季が入っている。要するに桂橋から土手沿いに上流方向に向かうというルート。
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桂橋。
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桂橋から下流方面。
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桂橋から上流方面。
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桂川右岸の土手沿いを上流方向に進む。道路の左側は桂離宮の苑内。
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阪急桂線。この電車が通過する音は離宮内からも聞こえており、完璧な静寂は保たれてはいない。
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徳大寺樋門の遺構。桂川から離宮内の池に引き水をするために利用されていたという。
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ようやく入口に近づいてきた。
なお左手の紅葉の奥は御幸門。右手の黄葉の大木は苑内各所からも見えた。 -
参観者入口近くの紅葉。
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垣根の外側の紅葉。
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垣根の外側の濠に映る紅葉。
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参観案内。紅葉シーズンではあるが、雨模様の天気のせいか、当日受付に空席があった。なお、修学院離宮や京都仙洞御所の参観と異なり、桂離宮は参観料1000円が必要。
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参観者入口で受け付け時刻まで待機。
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いよいよ苑内の参観。ガイドさんの先導に従って決められた順路を歩く。
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土橋を渡って御幸門へ。
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御幸門に向かう途中、池の景色をチラッと眺める。中央やや右は末吉の松。
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御幸門に近づく。
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御幸門から表門方向。遠近法の設計で奥のほうが狭く、遠方に見えるような錯覚が生じる。逆に表門から御幸門方向を眺めれば、実際より近く見えるはずだが、なぜそのような設計にしたのかは聞き逃してしまった。
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アベマキの皮付き丸太。コルク状で柔らかい。
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御幸門から参観者入口方向。
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御幸道から紅葉山、外腰掛へ。名前の通り、モミジが美しい。
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外腰掛のソテツ。池を見渡すことができない工夫(池が全部見えてしまうと、ここから先に何が見えるのだろうという期待感が無くなってしまうため)。
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石灯籠と紅葉。苑内の石灯籠は各種あり、それぞれ由来があるらしい。
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池の畔へ。州浜や「天の橋立」
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州浜は、修学院離宮や京都仙洞御所でも見られた。
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離宮内で最も格の高い茶室「松琴亭」に向かう。
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途中、州浜、天橋立、石灯籠がよく見えたが、水面に写っているように本降りの雨となってしまった。
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天橋立方面。
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茶室の手前には切石でできた細い橋があり、体のバランスの取りにくい方にはちょっとした難所になっていた。
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「松琴亭」からの眺め。
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「松琴亭」からの眺め。古書院方面。
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「松琴亭」からの眺め。池を隔てて道が繋がっているように見える。
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石橋を振り返る。幸い、参観者の中で池に落ちた人はいなかった。
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「松琴亭」内部。
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松琴亭内の市松模様。和紙を貼り合わせたもので、最近張り替えられたため特に鮮やかだという。
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同じく、市松模様。
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かまど越しに庭を眺める
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いちばん奥まったところ。桂川土手の近くと思われる。
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紅一点のツツジの花。ツツジは稀に時季外れの花を咲かせることがある。
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いったん高台に登る。
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水鳥と、水面に映る紅葉。
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木々の間からの眺め。
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高台から苑内を見下ろすことができる
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賞花亭の扁額。「芲」は「花」と「茶」に由来するという。
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「賞花」の名の通り、このあたりはモミジよりも花木が多い。
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紅葉と黄葉
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園林堂を経ていちばん南にある「笑意軒」に向かう。
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古書院、中書院、新御殿が見えてくる。
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ツツジの季節外れの花。
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橋の向こうは紅葉いっぱい。
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苑内のいちばん南にある「笑意軒(しょういけん)」に向かう。
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池に映る橋。
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少し移動しただけで景色が変わる工夫。
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笑意軒の内部。矢羽根の形の引き戸。
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笑意軒から眺める外の景色(池と反対方向)。稲田、八条通り方面。
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笑意軒の内部。引き戸は櫂の形。
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新御殿や書院が雁行形に連なる。
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古書院と、広縁から池に突き出すように竹簀子で造られた「月見台」
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書院ごしに眺める紅葉帯。
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月見台。十五夜の時に、正面の庭の上に月が昇るような配置になっているという。
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月波亭方面へ。
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最後の参観ポイントである「月波楼(げっぱろう)」へ。
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最後の参観ポイントである「月波楼(げっぱろう)」から庭園を眺める。扁額は「歌月」。
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船底天井と船の絵(←はっきりとは見えない)。「唐船に和漢乗合之図」 もしくは「古物之唐船に日本人船あそびの図」
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月波楼をもって、参観終了。
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