すがわらブルー/鳴子温泉/旅館すがわら宿泊記

2020/02/16 - 2020/02/17

鳴子温泉その３

すがわらブルー。
海でもない空でもないブルー。
ここは鳴子温泉。

旅館すがわら宿泊記です。

実はしばらく毎週湯治の旅をしようと思って、
どんな食事スタイルが自分にあっているのか？
夕朝バイキング・夕会食の朝バイキング、
今回は夕外食・朝部屋食というパターン。

お湯も硫黄泉の濁り湯を好んで選んでいましたが
今回は無色のアルカリ泉の宿にしてみました。

４つの無料貸切風呂を含めてぜんぶで8つのお風呂。

源泉から超近いかけ流し。
湯上り後のスベスベ感は鳴子１かもしれません。

古い宿ですからひんやりした便座や、
水道凍結防止の水おとしとか、
昔あった光景がもうずいぶん日常から離れていることも感じました。

エリア 鳴子温泉(宮城)

• 旅行の満足度: 4.5

この日はあいにくのしのつく雨で、夜外出できないと困るので弁当を購入へ。

鳴子温泉駅の駐車場は30分無料です。

駅の真ん前の階段をのぼるとすぐ右手に肉のしばさき。

鳴子温泉駅 駅

明治３３年創業の肉屋さん。
年間2000本販売するしば・ドレというドレッシングも販売する名店です。

前回宿泊した鳴子観光ホテルの朝食でも採用されていました。

鳴子温泉 源蔵の湯 鳴子観光ホテル 宿・ホテル

しば・ドレは道の駅にも売っています。

道の駅 あ ら 伊達な 道の駅

弁当はどれも６３０円。
おまかせ（日替わり）弁当お願いしました。

雨が強くなって大急ぎで宿へ飛び込みます。

鳴子温泉　旅館すがわら 宿・ホテル

ロビーではコーヒーがセルフで無料。
ふつうですけど、この気遣いがうれしい。

増築を重ねた建物はなかなか複雑な構造で、
それゆえに、部屋までの案内もあります。

階段や段差も多め、それに経年劣化で廊下もきしみます。

5名用の大きめの部屋を用意していただいたようです。

どれどれ。

布団はあらかじめ敷かれていて、とても清潔な印象をうけます。

テレビは小さめ。

お着き菓子は、なるみのまんじゅう。

かなり濃厚なごまあんです。

なるみ観光ストアー グルメ・レストラン

トイレは共同でも洗面完備。
ひげそりは首振りでなかなかいいです。

共同のトイレは昔サイズのスペースにウォシュレットを強引設置なので
かなり窮屈。ひやっとします。

結局、夜までなんか我慢できずに弁当食べます。
でっかいチャーシューとたっぷり酢豚のWメインでこれはうまいです。

けちけちしない肝っ玉かあさん弁当って感じ。

早速、すがわら浴衣を身にまといお風呂へ向かいます。

こけしキーは２つ用意されていました。
これで自由にお風呂へ向かえます。

なかなかの階段の先に「美肌の湯」。

源泉かけ流し。
どのお風呂にも湯もみ用の棒があっていい湯加減になったところで入湯。

おぉ、とろとろの湯がやさしく肌になじみます。

露天風呂大きいし、なによりも鮮度を感じるようなお湯の匂いととろとろ感。

最短で源泉から３ｍらしいです。

1F貸切風呂（内湯）右側。

1F貸切風呂（内湯）左側。

美肌の湯の数値をあらわすメタケイ酸。
１００越えでスベスベといわれている数値がなんと４９８．６。
あのしんとろの湯より高い。

滝の湯の硫黄泉の濁り湯とは全く違う無色のアルカリ泉。

そうそう、お願いすれば滝の湯のチケットももらえます。

しんとろの湯 温泉

半露天の貸切風呂右手．

半露天の貸切り風呂左手。

貸切り風呂にいちいち名前はついてない。

貸切り風呂は空いていれば自由に入れます。

壁面にはかなり小さめの銭湯風富士山タイル。

遠目の景色は美しい。

店頭では温泉玉子も作れるようです。

旅館の駐車事情はあんまりよくなくて、一度駐車したら出庫したくない感じでした。

弁当食べちゃったし、雨の中ちょっとだけ歩いて銀の匙へ。
鳴子の美味しい洋食屋さん。

店内は静寂のの中、テレビだけが甲高くおしゃべり。

銀の匙 グルメ・レストラン

湯治らしくカレーライスにします。

メンチカツ（８００）
ひっそりとした夜は、昼ほどの腕前は発揮しないのか？

カレーライス（６００）。

ここの名物ビーフシチューがベースのカレー。
カレーの匂いがするビーフシチューとも言えます。
ニンジン・インゲンは甘めで、辛くないという意味で微妙。

銀の匙 グルメ・レストラン

２０：００～「大浴場」と「美肌の湯」は男女入れ替えになります。

大浴場はおおきくてほんのりすがわらブルー。

そもそも無色のアルカリ泉ですから、その正体はお風呂にありそうです。

大浴場の露天風呂。

朝ごはんは部屋食。

７：３０にお願いしていましたが、
７：００にビックリブザー音で電話がありました。
布団しまいますかということでしたが、そのままで。

おひつにごはんなんて久しぶりです。

おかずいっぱい、どれも工夫された味付けです。

みそ汁だけ不思議な感じでした。
温泉のような味。

この鍋とても美味しいです。これはいいなぁ。

最後にひとっぷろ、10時チェックアウトです。

鳴子温泉　旅館すがわら 宿・ホテル

帰り道に道の駅に立ち寄ると、

道の駅 あ ら 伊達な 道の駅

道の駅にたぶん唯一の温泉の素。

これだけの温泉宿の中の温泉の素です。
いかに魅力的なものかがうかがえます。

こんなTシャツもあります。

道の駅 あ ら 伊達な 道の駅