広尾発のイギリス料理店「キャプテンクック」～世界で不味いと評判のイギリス料理のイメージを払拭してくれるお店～

2019/12/08 - 2019/12/08

イギリスに旅行をしたことがある人ならば、同国の料理は他国と比べ、不味いと聞いたことがある人は多いのではと思います。海を隔てた隣国で美食の国として知られているフランスやスペインの料理が世界的に高く評価されているのとは非常に対照的です。中世の禁欲主義を長く引きずったのが影響しているとする説があるようですが、旅行者としてイギリスを訪れた際には、この評価にうなずく人も多いのではと思われます。

イギリスを訪れたのはもう15年位前になりますが、その時の印象として、ある程度の費用をかければ、美味しいお店はありそうでした。ただし、コストを抑えるのを第一に考えると、かなり選択肢は限られ、ファーストフードのようなものしか探せなかったです。この時おそらく間違ったのは、パブを利用しなかったことです。アメリカにもたくさんありますが、英国やアイルランド系のパブで食事をすると、普通大衆的なイギリス料理を食べることが出来ます。

東京でもイギリス料理で検索すると、大概出てくるのはパブのような形態ばかりです。その中で唯一違ったのが、広尾にある「キャプテンクック」でした。同店のイギリス人オーナーは、日本でイギリス料理のイメージアップを図ることを目的として2015年にお店をオープンしました。同店の特徴として、パブではなく、イギリス料理専門店であることを謳っている点があげられます。久しぶりにイギリス料理を食べたくなり、去年末に二度訪問してきました。

エリア 広尾(東京)

• 旅行の満足度: 4.5

地下鉄日比谷線の広尾駅です。

外苑西通りです。西麻布方面に歩きました。

駅から歩いて4，5分の場所にあります。

イギリスの軍人のフィギュアです。

前菜メニューです。

メインとデザートメニューです。

テーブルに置かれていた調味料です。

007を演じているダニエル・クレイグです。

店内です。

中はおしゃれです。

レモネードを頂きました。

店内はインスタスポットが多いです。

イギリスの食卓には欠かせないと言われているHPソースです。日本の醤油のような位置づけになるのかもしれません。

オートミールの缶です。

前菜のポークパイです。

メニューの説明書きには、イギリス料理の原点と書かれていました。

美味しかったですが、冷めていなく、出来立てで熱々だったらより美味しく味わえたと思います。

メインはローストビーフです。こちらもイギリス料理の定番です。

こちらも美味しかったですね。アメリカのパブでも食べたことがありますが、ここまで美味しくなかったです。

野菜のグリルとヨークシャープディングが添えられています。

お店の二階にはいろいろ飾っていました。

サッカーのベッカムです。

インテリアも立派でした。

お店の2階はインスタ映えする場所が盛沢山です。

エリザベス女王です。

こちらにもいろいろと飾っていました。

第二次大戦中に首相だったチャーチルです。

猫の人形です。

テムズ川ですね。

今でも電話ボックスが多いのでしょうか。

想定以上においしかったので、朝食も食べたくなりました。

昼間の外苑西通りです。

広尾では珍しい建築スタイルです。

レジに猫の人形が出迎えるように置かれていました。

食べませんでしたが、イギリスの食べ物としてスコーンは有名です。

朝食メニューです。

喫茶メニューです。

珈琲です。

イングリッシュブレックファーストを注文しました。追加でトーストも付けました。

トーストは日本のパンではなく、アメリカで食べられているトーストと似た味です。

目玉焼き、ソーセージ、トマト、ベーコン、マッシュルーム、ベイクドビーンズ、ラライ麦トーストから構成されるイングリッシュブレックファーストです。

朝食は最近がっつり食べていませんが、たまにはいいですね。

ソーセージは2個あったのですが、そのせいか、食後は結構お腹が膨らみました。

お店を後にしました。

２回食事をした後の感想ですが、料理は丁寧に作られていて、美味しかったです。最近のロンドンは変わっているのかもしれませんが、以前にロンドンで食事をした時に食べたものよりかは、全然美味しいと思います。東京でイギリス料理を食べたくなったら、期待以上に美味しいものが食べられる優良店だと思います。

店内のインテリアは見応えがあるので、雰囲気がよいお店です。

定番の料理は一通り揃えていると思います。

広尾の路地を歩きました。

このお洒落なデザインの建物は、フランス大使館です。