エフェス遺跡。。。（セルチェク）

2020/02/04 - 2020/02/05

２月４日（火）
デニズリからセルチュクにバスで移動します。
セルチュクはエフェス遺跡の街です。

２月５日（水）
エフェス遺跡を見学し、午後はバスで海辺の街クシャダスに移動します。

◎これまでの旅程で、武漢肺炎が起因と思われる差別を受けたり、嫌な思いはしていません。
◎トルコの人はとても親切で私達に優しいです。
◎マスク率は、市内・観光地でもほぼゼロ。
◎セルチェク・エフェス遺跡で中国人は見かけませんでした。
◎香港人グループ、香港人カップルはいました（私から見たら服装・所作から中国人に見えますが、相方によると言葉が広東語なので香港人だとわかるそうです）。


★昨日(2/4)、香港→長沙(湖南省)[ｷｬｾｲﾊﾟｼﾌｨｯｸ]の運行が停止されました。
もちろん、武漢肺炎のためです。

私達の帰路(2/13)は
イスタンブール→アブダビ [ｴﾃｨﾊﾄﾞ]
アブダビ→香港 [ｴﾃｨﾊﾄﾞ]
香港→長沙(湖南省) [ｷｬｾｲ]■運行停止（全額返金）

往路で使った高鉄[長沙→香港西九龍]の香港西九龍站は既に閉鎖されているので、香港からの高鉄は使えません。

ということで、長沙に帰る方法が無くなってきました。。。(^_^;)

現在一応、香港側のボーダー３つが開いているので、そこから陸路中国に入り、深セン北站から長沙南站に高鉄で戻る方法があります（現在は高鉄は動いている）。

しかし、本日(2/5)、香港政府トップの林さんが
「2/8以降に中国本土から香港入りする全ての人を２週間隔離する」と発表しました。

これに私達は該当するか？

私達の香港入境日は1/25。
もちろん、これ以前の二週間に武漢・湖北省への進入・滞在はありません。
香港から1/29出国で、帰国は2/14ですから、私達は帰国前２週間に中国本土も香港も進入・滞在していないのです。

ということで、該当しませんね。

しかし、中国。
香港はやってることは中国と同じレベルですから、イミグレがこのことを理解できるか問題です。
問答無用の隔離となれば、一番怖いのは、隔離施設での感染です。

ということで、相方は香港入境（入国）を拒否！
空港から出ないで、そのまま香港から脱出する！

「香港からハノイにでも行って、ラオカイ→河口って陸路でのんびり帰ろうか」と私が言うと。。

「今、中国人はベトナムに入れない！」
中国人はベトナム入国にビザが必要。
そのビザの発給が現在停止しているのだそうです（もちろん武漢肺炎のため）。
★タイ、ラオス、インドネシア、マレーシア。。。中国人は現在軒並み入国できないのです。

ということで、彼女の案は
イスタンブール→アブダビ→香港(9:10)
香港(当日)→上海
上海(当日)→長沙

現在、香港からの中国直行便がほとんど停止されており、長沙に帰るには上海経由くらいしか見当たりません。

しかし、これにも懐疑点が。。。
上海空港は国内線へのトランジットでも一度入国しなくてはなりません。

「これ、大丈夫か？」

上海で、検査病院行きに隔離されないか？

中国ですからねえ。。。

現在このルートで帰るつもりでいますが、どうなるかはわかりません。

とりあえず旅行を続けましょう。


[ 旅程 ]
1/25～29　香港
https://4travel.jp/travelogue/11595648
1/30～2/2　カッパドキア(ギョレメ)
https://4travel.jp/travelogue/11596354
2/3～2/4　パムッカレ(デニズリ)
https://4travel.jp/travelogue/11596752
2/4～2/5　エフェス遺跡(セルチュク)
https://4travel.jp/travelogue/11596888
2/5～2/6　クシャダシ（エーゲ海）
https://4travel.jp/travelogue/11597161
2/6～2/7　アラカチ・チェシメ
https://4travel.jp/travelogue/11597275
2/8～2/13 (前編)イスタンブール(定番・セマー・ハマム)
https://4travel.jp/travelogue/11603030
2/8～2/13 (後編)イスタンブール(街歩きとトルコ料理)
https://4travel.jp/travelogue/11605435
2/12 帰れないかもなあ。。。
https://4travel.jp/travelogue/11599297
2/13～2/15 ｲｽﾀﾝﾌﾞｰﾙ→香港→上海→長沙
https://4travel.jp/travelogue/11600704

エリア エフェス遺跡周辺(トルコ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

２月４日（火）
デニズリのホテルを出たのは、１１時。
ちょっとミステイク。
ワタクシ、今回のトルコ旅行はトルコ(アンカラ)在住のmishmishさんの旅行記をベース(参考)にしているのです。
特に参考にしたのは下記３編
パムッカレ→エフェス→クシャダス→イズミルと移動した旅行記です。

[エーゲ海地方で温泉・遺跡・海の旅 Part 1：パムッカレ・カラハユット]
https://4travel.jp/travelogue/11484888

[part2：セルチュク・エフェス]
https://4travel.jp/travelogue/11491142

[part3：クシャダス・イズミル]
https://4travel.jp/travelogue/11493482

私は、デニズリ →セルチュクのバスは、毎時位にたくさんあると思い込んでいました。

１１時過ぎにオトガル(バスターミナル)に行ってみると、１１時の次は１６時（バスはいろんな会社があります）。

「え！？」(゜o゜)

でもそこは、トルコ人！　親切です(^_^)

最初に聞いた人は「イズミル行きに乗れ」という。
イズミルは方向が違います。
そして、世界にはよくあるように、似た名前の場所はたくさんあるのです。

きっとこのおじさんは、イズミル近くのセルチュクだと思っているんだ。

半ば、無視して。。。（ごめんなさい）

次の人に聞く（自分の発音が悪いのは分かっているので）、Maps.meでSeltucを示して、「Seltucに行きたい」と聞いてみる。

「次のバスは１６時。でもAydinに行って、ミニバス(ドルムシュ)に乗り換えれば行ける」

おー！　サンキュー！　セルチュク行きが無いのはホントだったのか。。。
（経験上、私は超疑り深いので。。。(^_^;)）

そして、そのおじさんはチケット売場まで案内してくれ、購入後は
「ここで待て」
と教えてくれました（No.10,11,12）。

そして、来ました。
Anadoluバス！（１１：４５発）[28TL]

シートは、２＋１の余裕のNo２７、２８席。
飛行機並みのモニターも付いてます。(^_^)
（飛行機のようにGPSを付けて欲しいです）

ここで、出発を待つ間に、バスの正面の写真(前写真)を撮っていて気づいたのです。。。(-_-;)

バスは、Aydin、Izmilとなっています。

私達は、デニズリ→セルチュク→クシャダス→イズミルと行く予定なので、もちろんイズミルの位置は知っていました。

しかし私は、イズミル行きがセルチュクの近くを通るとは理解していなかったのです。(-_-;)

最初に教えてくれたおじさん、ごめんなさい(-_-;)

Aydinに到着したのは１３：４５。
ここで降りてドルムシュ(ミニバス)に乗り換えます。

ドルムシュ乗場は地下１階。
ちょっと「セルチュク？」と聞けば誰でも教えてくれます。(^_^)

セルチュクまでは１２TL。

３０分でセルチュクのオトガル(バスターミナル)に到着です。

ホテルは、もちろん価格もありますが、とにかく近いホテル。
歩いて５分の「Selcuk Uygulama Otel」（２０ﾕｰﾛ）

このホテル。。。高校の敷地内にあるのです。(゜o゜)
（写真奥がホテル。左が高校。右にも学校があります）

ホテルは校舎のようにデカい！
公共施設のホテル(国民宿舎)のような感じです。
ということで、あまりサービス精神的な感じはありません。(^_^;)

住み心地は？・・・普通です。(^_^;)

悪いところだけ書いておきましょう。
部屋(203)でWiFiは使えませんでした（弱すぎるのか、繋がらない）。
ロビーでは繋がります。
設備は古く、不具合はたくさんあります。

でも、お湯も出るし、エアコンも動きます。コンセントもあります。
不潔ではありません。
朝食も付いてます(^_^;)

セルチュクの道は石畳でスーツケースを転がすのは無理があります。
数百ｍ転がせば、多分車輪が壊れるでしょう。

値段と近さを考えれば、１泊ならアリのホテルです。

セルチュク。。。
相方は疲れて、外に出たくないと。。。

この日の夕食は、近所で買ったパンとBBQとビール。

このおばさんが作ってくれました。
手前の鉄板で焼いている肉をパンに挟んでくれます。

２月５日（水）
オトガルからドルムシュに乗ってエフェス遺跡に行きます。（４TL）

10分で到着。
エフェス遺跡の入口は２つあります。
ドルムシュ(ﾐﾆﾊﾞｽ)に乗れるのは、北側にある入口です。
南側の入口はタクシーだけです。
（ゲート職員に英語で聞いてみましたが、サウスゲート、ノースゲートとは呼ばないような感じです。地図で見て北側にあるゲートがミニバス乗降場所です）
バスは３０分毎に来ます。

入場料は７２TL
ミュージアムに入るなら、もう少し高くなります。
ミュージアムに入るか聞かれますが、私達は、ノー。

こんな道を歩いて。。。

さっそく、メインが現れます！

デカい！

相方はこのシアターを見たがっていました。
でもこれ、半分近く壊れていて、円形ではないんです。
それは、ネットの写真を見て知っていました。

だったら、パムッカレのヒエラポリスのシアターは完全に円形が残っているから、あっちで十分じゃん！

と思っていたのですが。。。。

大きさが違いますね。
こちらは２倍近くあります。

巨大なシアターに入って行くには、しっかり回り込まなくてはなりません。

デカいな。。。と、ここには数十人の日本人団体客がいました。

皆さん大学生のような若い団体でした。

これはなんでしょう。
ペトラみたいですねえ。

勉強不足で知識無し。
私達は見るだけ。。。(^_^;)

それにしても、右側に見える柱…今にも崩れそうだけど…

立派だよな。

。。。

。。。

たまたま見つけた、これは、mishmishさんの旅行記で覚えています。
Nikeという勝利の女神で、ナイキの云われということです。

mishmishさんの旅行記には、
「女性とお金、足、ハートマーク」が刻まれた石があるとのことでした。
諸説あるようですが、
「こっちに娼館（娼婦）がある」
「この足より小さい人は入場不可（子供立ち入り禁止）」
という意味なのだそうです。

見たかったけど、見つけられませんでした(^_^;)

小さなシアターもありました。
これを見ると、ちゃっちい。。。
あの巨大なシアターの凄さが分かります。

こちらはアングラ。
あちらはスーパースターの劇場だったのでしょうか。

相方は、
「ギリシャに行ったって言う！」

私もギリシャは知りませんが、こんな感じなんでしょうかね。

この道の先を右に曲がれば、終点「南側の入口」です。
私達は、メイン道路を歩いて横道にはちょっとしか入っていません。
途中にあるミュージアムにも入っていません。

北側の入口から南側の入口まで、地図上の距離は１.５km。
私達はゆっくり歩いて３０分ほどでした。
（北側入口→南側入口は緩やかな昇りになります）

ゆっくり、同じ道を歩いて北側の入口まで戻って出ました。
ちょうど１時間でした。

北側入口前にはお店が並んでいます。
その中に、ザクロジュースがありました。

ワタクシ、ザクロジュースがホントに大好きなのです。
（もっと好きなのは緑色した「レモン with ミント」ジュース）

トルコにザクロジュースがあることは知っていました。
とりあえず、ここで１杯いただいてみましょうか（25TL）。

ザクロジュースの横ではトルコアイスを売っています。

しっかりと、パフォーマンスでおちょくられて「レモン」と言ったのに「ミックスがおいいしいぞ」と[チョコ・ラズベリー・レモン]の三色ミックス(25TL)を買ってしまいます(^_^;)。

しかし！
私が大好きなザクロジュースはこれではないのです！

私が飲みたいのはこれ。
ザクロの実がそのまま入っているのです。

カイロのこんなお店で売っていました。

そして、このジュースペットボトル入りもあるのです！

しかし、カイロの最初の店で買って以降、どの店でも見つけることはできませんでした。。。私にとっては、まぼろしのザクロジュースなのです。

トルコのどこかで、見つけることができるかなあ。。。

これにて、セルチュク・エフェス遺跡終了。
午後のドルムシュで海辺の街クシャダスに向かいます。

クシャダスに行く理由は一択。
mishmishさんの旅行記で見たビーチサイドのホテルに泊まるためです。

ホテルから見える海は。。。エーゲ海なのです。