2019/04/20 - 2019/04/23
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mishmishさん
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最近トルコ国内をコツコツ開拓していましたが、実はまだ行ったことがなかったのが、トルコ観光王道のパムッカレとエフェス遺跡。
いつもの週末旅行では日程的に難しいですが、祝日を使って4連休が取れたので、エーゲ海地方のデニズリ、パムッカレ、カラハユット、セルチュク、エフェス、クシャダス、イズミルを巡ってきました◎
Part 1は温泉編。デニズリ(Denizli)を経由して、パムッカレ(Pamukkale)とカラハユット(Karahayıt)に行ってきました。
ラインナップは以下のとおり。
*7時間!のバス旅とその道中
*デニズリで街歩き、可愛いオヤGet
*パムッカレの石灰棚とヒエラポリス遺跡
*パムッカレ観光にあると良い持ち物
*カラハユットでぬくぬく足湯
以上です。
パムッカレは枯れてきている(水量を調整している)と聞いていましたが、一部ちゃんと放水されていて、パムッカレらしい美しい景色を楽しむことができました。
今回の旅は、タクシーを一切使わず、バスとドルムシュだけで移動できました。この地域は、個人旅行者にとって旅行しやすい地域だと思います◎
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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【4月20日(土)、旅行1日目】
アンカラのAŞTİ(バスターミナル)を9時出発、今回はなんと7時間のバスの旅。パムッカレ観光の起点となる街デニズリまで向かいます。バス会社はKamil Koç(カーミル・コチ)を利用。片道約7時間、55リラ(約1,100円)です。
3週間前にも訪れたアフィヨンに差し掛かる手前で、突然の雪・・・。昨年のこの頃は春爛漫だったのに、今年は寒の戻りで、寒かったです。 -
12時15分頃にアフィヨンを経由して、13時にサービスエリアで30分の休憩。ここで軽くランチを食べたのですが、面白いものを発見。
見てください、スジュク(サラミソーセージ)のシャンデリア笑。 -
絵になるにゃんこと少女。
私もモフモフしたかったです。 -
今私達がいるのは、湖水地方と呼ばれるエリア。このサービスエリアには、ウスパルタのバラ製品(バラ水など)や、地中海リゾートアンタルヤのジャムが売っていました。
アンタルヤのジャム、種類が豊富ですね!
茄子のジャムや、黄色いサクランボのジャムなんかも。
アンタルヤに行く機会があったら、ベルガモットのジャムが欲しいな~なんて考えてます。紅茶に入れたら、贅沢なアールグレイになるそうで、興味津々です。 -
緑豊かな風景。風力発電もしてます。
一つの国の中で、様々な顔を見せてくれて、こんなに魅力的な国はなかなかないと思います。
日本食が全然手に入らなくて、色々不便なこともありますが、旅行をする時は、「トルコって勝ち組だよね!」と若干無理やり自分たちに言い聞かせてます笑。 -
牛さん達も放牧されていて、のどか。
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16時にデニズリに到着です。
7時間のバス旅、長かった・・・。でもずっと寝てたので快適でした。
パムッカレ観光の起点となる街デニズリ。私達は、パムッカレに宿を取りましたが、結論から言うと、パムッカレはあまり良いホテルがない気がします。良質な温泉のあるホテルに泊まるならカラハユット、移動の利便性(特に大きな荷物がある場合)を考えるならデニズリに宿泊するのが良いのかなと思いました。私達は次来る機会があれば、断然カラハユット狙いですが。オトガル (デニズリ) バス系
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せっかくなので、デニズリを1時間程観光することに。
旧市街の市場をぶらぶら。屋根が良い感じで、風情があります。
デニズリにはTerefelik(ロープウェイ)もあるので、時間があれば乗りたかったんですけどね。今回は断念。 -
銅細工屋さんや鍛冶屋さんもちらほら。
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デニズリ県のシンボルは、鶏さん。
Denizli Horozu(デニズリ鶏)と言って、トルコでも有数の品種で、綺麗な色合いの独特な外観が特徴のようです。 -
民族衣装を身にまとった、可愛いマネキン達。
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市場の中に、素朴な雰囲気のモスクを発見。1323年建造、何気に古いですね。
Arasta Camii
https://goo.gl/maps/UpsFKuuidpghHHAh6 -
中はこんな感じ。
木のぬくもりが感じられる可愛いモスクです。壁に据え付けられた説教壇の階段が可愛いですよね。
アフィヨンに続き、横長で、天井が平らなモスク。この時代のモスク、やっぱり良いです。 -
真っ赤なイチゴ達。そろそろシーズンですね。
我が家でもイチゴ祭り真っ盛りです。 -
地元女性たちの手作り市場も発見。オヤや編み物など彼女達の自信作がずらり。
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私はオヤのスカーフを2枚購入。
黄色の方、紫色のチューリップがたくさんついてて、すごく可愛いんです!これは一目ぼれ。しかも1枚25TL(約500円)ととっても安くて・・・。
他のおばさまからですと、デザインも全然違いますが、40TL(約800円)くらいが相場でしたので。良い買い物ができて嬉しい反面、自分の手仕事を過小評価してない!?と心配に。なので、2枚買いました。
私が買ったのは奇抜な色ですが、無地の淡い色の生地に、同系色で刺繍したオヤのスカーフなども売っており、おしゃれなストールとしても使えそうでした。
デニズリのおばさまマーケット、なかなかレベル高いです。 -
おばさまマーケットの横で、「俺たちを撮ってくれ」と、ピアンゴ(宝くじ)のおじさん達。
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続いて、大きなモスクを発見。元々モスクがあった場所に、2002年に再建設されたもののようです。シンデレラ城のような色合いのミナレット(尖塔)がメルヘンです。
Ulu Camii
https://goo.gl/maps/Ns49gwrZkpbKuRE36 -
中はこんな感じ。とても立派です。小さめのドームがたくさん。少ない柱で支えていて、一体感のある空間です。
ちょうど礼拝の時間が始まってしまいましたので、すぐに出ることにしました。 -
絨毯も渋くて可愛いです。
キリムなどの絨毯の模様として使われそうなデザイン。 -
このモスクの扉が芸術的で素晴らしかったです。
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ざっとデニズリ観光を終えて、デニズリのオトガル(バスターミナル)へ戻ってきました。ここの地下1階に、ドルムシュ乗り場があります。
これから、パムッカレ村へ向かいます。
デニズリ、パムッカレ、カラハユットを結ぶドルムシュに乗車。
デニズリからパムッカレは、4TL(約80円)、所要時間は20分程。(ちなみに、パムッカレとカラハユット間は、10分ちょっとの距離です。)オトガル (デニズリ) バス系
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今回泊まったホテルは、パムッカレの石灰棚が目の前に見える、ホテル・サヒン。ホテルからの眺めは良いのですが、客室と朝食は、安宿レベルでした。まぁ、安かったので。
Hotel Sahin
https://goo.gl/maps/XE39YEsnHYM9vpqy9
http://www.hotelsahin1.com/
(写真は翌朝撮ったもの) -
ホテルに着いたのは18時頃。
目の前にパムッカレの石灰棚が見えます。
ちょっと休憩して、夜ご飯に行きましょう。もう行きたいところは決まっているのです。 -
こちらですが、、、
えぇー!閉まってます~涙。
ラム子のロカンタ
https://goo.gl/maps/fetVZoYcmydkEsuj7
パムッカレ在住の日本人女性ラム子さんが切り盛りされている和食屋さん。面識はないのですが、ブログを拝見して、勝手にお知り合い気分になっていた私。ラム子さんのロカンタでの食事は、私の中ではパムッカレ観光のメインイベントだったので、とても残念です。ラムコズ ロカンタ (ラム子の食堂) 和食
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営業時間は、11時から18時。日曜日はお休みとのこと。
パムッカレに着いた時点でもう18時でしたもんね。仕方ありません。しかも明日は日曜日。ラムコズ ロカンタ (ラム子の食堂) 和食
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きゃ~ケント君では!?
お店の前で意気消沈していると、ゴールデンレトリバーが近づいてきました。ラム子さんが飼ってらっしゃるケント君ですね!
ケント君に会えただけでも嬉しいです。モフモフさせてください。
なんてしてたら、お店の中から女性が出てきて、ケント君と一緒に帰って行かれました。えぇ!もしかして、ラム子さん!?ラムコズ ロカンタ (ラム子の食堂) 和食
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ぶらぶら歩いていたら、中華料理屋さんを発見。韓国料理、和食も少しあります。
すでにお客さんが2組。きっと大丈夫だろう・・・ということで入ってみることに。
Asian Kitchen & Coffee
https://goo.gl/maps/jNhXTbJqYjsgJ4s5A
値段は高め、味は可もなく、不可もなく。
でも、連日トルコ料理はしんどいので(今回初めて4日間もトルコ国内を旅行して実感!)、こういうお店はありがたいのかもしれません。 -
まずは、インゲンの炒め物。
これが一番美味しかった気がします。 -
続いて、カレー風味のシーフードヌードル。
カレーの味が全然しなくて、むしろ焼きうどん風。手打ちですね。 -
最後に、キムチチャーハン。
キムチや白菜の痕跡はありませんでしたが、ピリ辛でこれはこれで何だか美味しく感じました。
どのお料理も、お店で出すにはちょっと・・・感はあるのですが、現地にある食材(あるのは醤油のみ!)で自分の国のなんちゃって料理を作り合いっこした留学時代を思い出すような味でした。
お会計は、150TL(約3000円)ほど。なかなか高級なお食事になりました。 -
パムッカレには、中華などのアジア系の料理を出すお店が結構あって、驚きました。
「吉野家の牛丼より美味しい!!」牛丼があるそうです。 -
パムッカレでは、日本人には全然遭遇しませんでしたが、中国人のツアー客がたくさんいました。あと韓国人の個人旅行客も。
というわけで、1日目は終わり。
2日目はついにパムッカレ観光です。 -
【4月21日(日)、旅行2日目】
パムッカレの石灰棚が一望できる朝食会場で食事を摂った後、早速観光に出かけます。
世界遺産である石灰棚+ヒエラポリス遺跡のセットで、入場料は50TL(約1000円)。入り口・チケット売り場は3カ所あるようですが、私達は、ホテルからすぐの「パムッカレ村側の入り口」から入りました。
https://goo.gl/maps/zXnsfUxqwMTZF4gt8
ちなみに石灰棚では、土足厳禁、裸足になる必要があります。
【パムッカレ観光で持っていくと良いもの】
・靴を入れておく袋(リュックに入れられたら、両手が空いて良い)
・サングラス、帽子
・タオル
・(アンティーク・プールに入る場合は)水着、ビーチサンダル石灰棚 自然・景勝地
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パムッカレは、Pamuk(綿)+kale(城)のこと。
パムッカレの石灰棚は遠くから全体を見るより、間近で見る方が感動すると思います。雪山のような、ふわふわなコットンが積み上げられたような、真っ白な地形がとても面白いです。この白さは、温泉水から沈殿した「石灰華」によるもの。石灰を含むお湯が流れて、長い歳月をかけて出来上がった地形です。石灰棚 自然・景勝地
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パムッカレの温泉は現在涸れつつあるそうで、石灰棚自体は広大なのですが、放水されているのはその一部のみ。
この日は、思っていたより、放水されていたので、パムッカレらしい白と水色のコントラストを楽しむことができて良かったです。青空だったので、水色が映えて、とても綺麗でした。石灰棚 自然・景勝地
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この日の天気は晴れですが、気温は最高11度、最低0度。例年はプラス10度はあると思いますので、寒かったです・・・。
放水された温泉水は流れて広がっていくのですが、時間が経つと冷たくなって、しかも地面がヒダのようにギザギザですので、素足ですとズキズキ冷たい&痛いんです!
凍傷になるかと思いました・・・。
600mほどでしょうか、石灰棚の歩道を素足で歩くのですが、修行のようでした。石灰棚 自然・景勝地
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でも温かいお湯が溜まっているスポットもあって、そこで足裏の痛みを癒しました。
お湯をかき混ぜると、石灰が沈殿しているのが分かります。石灰棚 自然・景勝地
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全然期待していなかっただけに(すみません・・・)、お湯がちゃんと張ってあるこの景色を見られるだけで、嬉しくなりました。しかも、実際に石灰棚を歩けるって、結構楽しいです。
石灰棚 自然・景勝地
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氷柱っぽくなっていて面白いですね。
石灰棚 自然・景勝地
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途中から石灰棚の歩道に沿って、溝に温かい温泉が放水されていたので、そこで何度も足湯休憩。
あったかくて、すごく癒されました。温泉好きの日本人にとっては楽しいスポットだと思います。石灰棚 自然・景勝地
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ミクロなレベルでも、棚田っぽくなっていて、見ていて飽きません。
石灰棚 自然・景勝地
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一面、水色!
石灰棚 自然・景勝地
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パムッカレでは、パラグライディングをしている人が結構いました。
春の緑と、純白の石灰石と、古代遺跡がセットで見られる景色は、感動的でしょうね。石灰棚 自然・景勝地
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コットンのような、雲のような、この地形にうっとり。
石灰棚 自然・景勝地
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赤っぽくなっているところは、滑りやすいので、棚田のお湯に入りたい時は注意が必要です。
石灰棚 自然・景勝地
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石灰棚の歩道を端から端まで歩きました。
続いては、石灰棚のすぐ裏にあるヒエラポリス遺跡を観光します。石灰棚 自然・景勝地
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パムッカレといえば、石灰棚ですが、その真裏が遺跡になっていることは、私も旅の直前まで知りませんでした。
そこら中にゴロゴロと遺跡が転がっています。
あ、にゃんこ発見~!パムッカレ ヒエラポリス 史跡・遺跡
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一面お花畑になっています。やっぱり春って良いですね。
暑くなる前のこの時期の旅行は最高です。パムッカレ ヒエラポリス 史跡・遺跡
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石灰棚から10分程歩いたら、遺跡の一番の見どころにたどり着きました。
こちらは、、、パムッカレ ヒエラポリス 史跡・遺跡
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じゃじゃん!
とっても大きな劇場です。
ヒエラポリス(「聖なる都市」の意)は、紀元前2世紀にペルガモン王国が建造した古代都市。温泉保養地として、パムッカレのすぐ隣に建設され、ローマ、ビザンツ帝国の時代までその繁栄は続きました。
ここでは、温泉客や住民の娯楽として、集会や、剣闘士の試合でも開催されたのでしょうか。パムッカレ ヒエラポリス 史跡・遺跡
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遺跡の敷地内には、「アンティーク・プール」と呼ばれる有料の温泉施設があります。
見学するだけなら無料ですが(トイレがあります)、このプールに入る場合は、50リラ(約1000円)の入場料が取られます。子供料金(6-12歳)は20リラ(400円)、ロッカー代は5リラ(100円)です。
私も入る気満々で、水着とタオルを持参していたのですが、肌寒かった上に、ロシア人が数名入っていただけでしたので、やめておきました。パムッカレ温泉 温泉
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ここのプールの魅力は、ギリシャ・ローマ時代の遺跡がゴロゴロ転がっている空間で温泉に浸かれること。しかも、このプールは、クレオパトラも入浴したと言われているそうです。
更衣室やロッカーもありますので、安心して楽しめると思います。パムッカレ温泉 温泉
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アンティーク・プールの売店で売られている日本語のガイドブック。
ちょっと不思議な日本語で書かれているガイドブック、立ち読みすると楽しいですよね。
「プルトニウム」って・・・。
そんなものがあったら危険じゃない?訳し間違えかしら、なんて思ってましたが、実際にそういう名前の穴がヒエラポリスにあるそうで。その穴から有毒ガスが出ており、それを吸い込んだ司祭が、トランス状態になって神託を告げていたとか。パムッカレ温泉 温泉
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アンティーク・プールの横には、博物館があります。
入場料は7リラ(約140円)。
2世紀の大浴場が博物館として利用されています。テルマエロマエの世界ですね。
ここからは印象に残ったものをご紹介。脈絡がなくてすみません・・・。ヒエラポリス考古学博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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『アッティス(Attis)』2世紀
フリギアを起源とする死と再生の神。
物思いにふけっているようなポーズ。ヒエラポリス考古学博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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『剣闘士の闘い』のレリーフ
3世紀初頭
こういうのを見ると、剣闘士って本当にいたんだな~と。ヒエラポリス考古学博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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立派なおしり
ヒエラポリス考古学博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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牛さんにリボンが付いてて、なんだか可愛いです。
2世紀、劇場から出土ヒエラポリス考古学博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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牛にかぶりつくライオン
柱頭
2世紀、教会から出土ヒエラポリス考古学博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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墓石、2世紀
家族の宴会でしょうか。下に、豚(イノシシ?)が3匹彫られています。
博物館からは以上です。ヒエラポリス考古学博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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石灰棚と遺跡で、3時間は過ごしたでしょうか。
石灰棚の上にある遊歩道から、石灰棚を見下ろして、見納めです。
職員の人が水量の管理をしています。見て分かるとおり、石灰棚ってどこも真っ白って訳ではないのです。結構空っぽの石灰棚もあります。
でも石灰棚が広がる範囲は想像以上に広大。自然が作り出した美しい地形は、一見の価値ありだと思います。石灰棚 自然・景勝地
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30分ちょっと遺跡の中を歩いて、北門の入り口から抜けることにしました。
入り口は全部で3つ。私達が入った「パムッカレ村側入り口」(石灰棚に近い)、遺跡の北の端にある「北門」、南の端にある「南門」です。
出口として北門を選んだのは、そこをデニズリ・パムッカレ・カラハユットを結ぶドルムシュが通過するため。あと、もと来た道(冷たい石灰棚)を戻りたくなかったので^^;
私達はまだ1時間半ほど時間があったので、カラハユット村の足湯にも行ってみることにしました。パムッカレ ヒエラポリス 史跡・遺跡
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ゴロゴロ転がる遺跡たちを横目に、北門に向かって歩きます。
パムッカレ ヒエラポリス 史跡・遺跡
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頑張って歩きましたが、なんと北門とアンティーク・プールを結ぶシャトルバスがあったようです・・・!まぁ、30分に1本と本数は少ないですが。
北門を出て、駐車場を抜けて、道路に出たところで、ドルムシュを待ちました。
大体この辺り
https://goo.gl/maps/dFgciA9LWnNz4kJ86
ドルムシュは15分に1本程度。何もない道路で待つのはちょっと不安でしたが、15分程待って、来ました。北門からカラハユットまでは、7分程だったと思います。パムッカレ ヒエラポリス 史跡・遺跡
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カラハユット村に入ると、そのままドルムシュは商店街の中を通り、商店街を抜けた辺りが終点でした。料金は2.5リラ(約50円)。
終点で降りて、人に聞きながら数分程歩いたら、ありました!
「クルムズ・ス(Kırmızı Su)」という温泉公園。「赤の水」の意。
https://goo.gl/maps/yGTcQATNNfbg9w9Q6カラハユット 散歩・街歩き
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クルムズ・スは入場無料です。
皆さん狭いところで足湯してますね。行ってみましょう。カラハユット 散歩・街歩き
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どうやら、ここだけ温かい湯が流れてくるようです。私達も一緒に足湯させていただきました。
温度も適温で、いつまでも入っていられる心地よさでした。
色が褐色なのも、有馬温泉の金泉みたいでポイント高し。
カラハユットは、パムッカレの北に位置する温泉街。パムッカレがどちらかというと外国人向けであるのに対し、カラハユットはトルコ人観光客で賑わうリゾート温泉。温泉ホテルが色々とあります。
褐色の湯に浸かれるなんて素敵。次回来る機会があったら、ぜひカラハユットに宿泊したいです。カラハユット 散歩・街歩き
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クルムズ・スにも棚がありましたが、ここには入ることができませんでした。
カラハユット 散歩・街歩き
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クルムズ・スのにゃんこ。
丸まっていて、可愛いです。カラハユット 散歩・街歩き
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クルムズ・スのラクダさんたち。
カラハユット 散歩・街歩き
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クルムズ・スを後にして、商店街に向かって歩きました。
なかなか素朴な商店街。トルコ人が好きそうな、ドライフルーツやスパイスなど自然食品が色々と売っています。
路上でケキック(乾燥させたオレガノ)を売っていて、トルコ人女性達がこぞって買っていたので、私も買えば良かったな~と後で後悔。
トルコのケキックは、香りが良く、魚にも、肉にも、オリーブやパンにも合って、かなり使用頻度の高いハーブです。カラハユット 散歩・街歩き
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カラハユットの商店街を歩いていたら、良い感じのロカンタを発見。ここでランチをすることに。
Bolu Mengen Lokantası
https://goo.gl/maps/fABheWSSAtXrfiCS9カラハユット 散歩・街歩き
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どんな煮込み料理があるか見せていただきました。
カラハユット 散歩・街歩き
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私達は、チキンのトマト煮込み、ムサカ(ナスの煮込み)、ピラフを注文。
油っこくなく、美味しかったですし、全部で35リラ(約700円)というのがお財布に優しいです。オススメです。カラハユット 散歩・街歩き
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カラハユット村の広場で、ドルムシュを拾って、パムッカレ村に戻ることに。
大体この辺り
https://goo.gl/maps/2sm76Zz6RvooZAQX8
カラハユットは、田舎ですが、車がなくても大丈夫です。商店街も、クルムズ・スも徒歩圏内ですし、大体のホテルがドルムシュが通るメインの通りの近くだと思いますので、ドルムシュと徒歩で移動で十分に楽しめると思います。広場にタクシー乗り場もありますしね。
なにより、デニズリ・パムッカレ・カラハユットを結ぶドルムシュのルートが、シンプルで便利です。カラハユット 散歩・街歩き
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パムッカレ村に戻ってきて、まだ時間があったので、石灰棚の前にある公園まで戻ってきました。公園部分は無料です。
Natural Park
https://goo.gl/maps/6SP9SS1TWwgfquyQ7石灰棚 自然・景勝地
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公園で可愛い生き物を発見!
石灰棚 自然・景勝地
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仲良く水に戻っていきました。
それにしても、ヒナさんたちが可愛いです。石灰棚 自然・景勝地
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ホテルで荷物をピックアップして、ドルムシュ乗り場まで行く途中、またもや可愛い子たち発見。
わんこ×にゃんこ
その後ろには、、、 -
むしゃむしゃ食べるウサギさん。
次の日は、イースターですもんね。 -
ドルムシュに乗って、パムッカレ村からデニズリのオトガルまで向かいます。
ドルムシュは、前日に中華を食べたAsian Kitchen & Coffeeのすぐ近くにある雑貨屋さん"Ilhan XTRA Shop”辺りで待って、乗車すると良いです。
大体この辺り
https://goo.gl/maps/8jZkzhDBSy14kpUC9
ドルムシュって普通はトランクがないのですが、ここのドルムシュは旅行客向けにスーツケースなどの大きな荷物を入れられるようになってました。便利ですね。 -
デニズリのオトガル(バスターミナル)に到着しました。
ここを16時に出発して、エフェス遺跡観光の起点となる街セルチュクに向かいます。またKamil Koç(カーミル・コチ)を利用して、30リラ(約600円)、3時間半の旅です。
Part 1のパムッカレ&カラハユット温泉編、最後まで読んでくださりありがとうございました。
続くPart 2は、コウノトリが生息する可愛い街セルチュクを経由して、エフェス遺跡観光です。ついに念願のアルテミス神の像とも対面です。
(つづく)
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この旅行記へのコメント (4)
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- Salaamさん 2019/08/23 05:23:04
- 見落としてた!
- mishmishさん、メルハバです!
欠かさず見ていたつもりが旅行記見落としまくっていました(汗)
パムッカレに行かれたんですね。
実は来年の旅行はトルコかザンジバルかの二択になりそうで、どうしたものかと考えていましたが、いつかは見たいパムッカレを見て心が揺らぎまくりです。
やはりパムッカレは湯量調整でイメージしているのよりはだいぶ寂しい状態になっているようですね。噂には聞いておりましたが…。
ただ、これまた不確かな噂ですが、年に何回か(片手で数える程度)は状況維持の為に多めにお湯を流す日があるとかないとか。こちらは噂にしか過ぎずちょっとだけ調べた程度ではその日がいつなのか、本当にそんな日があるのかは解らずじまいですが。なんとかパムッカレに行くならその日に合わせたいのですが、そう簡単ではなさそうですね。
訪れた際にはアンティークプールも行きたい予定なので、30分待ってバスに乗れるようにもしたいですね。情報ありがとうございます。
そして宿泊はなるべくカラハユットを主眼にして、と。
一番悩ましいのはここまでの交通手段ですね。
時間制約激しい日本人観光客的にはデニズリまで飛行機なのでしょうが、mishmishさん情報を見てバスの破格の安さにケチ根性に火がついてしまいそうな…。悩ましいところです。
引き続き情報を参考にさせていただきます!
Salaam
- mishmishさん からの返信 2019/08/26 17:56:55
- RE: 見落としてた!
- Salaamさん、メルハバです!
パムッカレの旅行記、読んでくださりありがとうございます!
私も、4traにしばらく遊びに行けてなかったのですが、その間にSalaamさんのインド旅行記がアップされていて。近々じっくり読ませていただきます^^あ、でも奥様の美しいサリー姿(サービスショット)はもちろんチェック済みです笑
来年のご旅行は、トルコかザンジバルとのこと。究極の選択ですね!
きっとSalaamさんはプレゼン担当で、決定権は奥様が握ってらっしゃる模様^^私としては、旅慣れているSalaamさんのトルコ旅行記もぜひ読んでみたいです!
パムッカレの放水日、気になりますよね。私も行く時にネットで調べたんですけど、英語で調べる限りでは全然情報が出てこなくて。私の行った日は、そこそこ放水されてて良かったものの、それでも石灰棚のほんの一部でしたから。その日の放水具合と期待度によって、感動<残念となりかねないのが、パムッカレ観光の難しいところですね。
移動は、飛行機がオススメですヨ。プレゼンでも飛行機にしといた方が笑。イスタンブールと地方都市を結ぶ国内線は本数が充実してますので。私は地方都市扱いの首都在住なので、デニズリへの直行便がなく、イスタンブールに経由するくらいなら、バスで行こうということに(我が家のケチ根性も年季が入ってるので笑)。例えば、(カッパドキア最寄りの)カイセリ空港とデニズリ空港も多分直行便がないので、飛行機移動となるとイスタンブールが起点になるのでしょうかね。
Salaamさんのプレゼンの行方が楽しみですね〜^^
mishmishより
-
- gamzeさん 2019/06/01 10:28:20
- パムッカレのブルー!
- mishmishさんこんにちは!
未だにパムッカレもエフェスも未踏の地なので、大変興味深く拝見しました~!
パムッカレはガッカリ観光地の印象が強くてあまり関心を持っていなかったのですが、予想外にきれいで、ちょっと行ってみたくなりました。子どもには石灰棚歩きは楽しいかもしれないですね。
パムッカレのまわりの遺跡や、クルムズ・スなど、全く知りませんでした。トルコにも足湯があるんですねー!
夏に休みが取れたらカシュに行きたくて宿も押さえていたのですが、休みがうまく取れなくて泣く泣くリリースしました。カシュと合わせてパムッカレやセルチュクに寄る方法を模索していたので、すごく参考になりました!
次回も楽しみにしています!
- mishmishさん からの返信 2019/06/14 18:10:42
- RE: パムッカレのブルー!
- gamzeさん、こんにちは!
パムッカレの旅行記も読んでくださり、コメントまでくださりありがとうございます^^
バイラム休暇で出かけたり、ちょっと体調を崩していて、お返事がすっかり遅れてしまって申し訳ないです。
そう、私の中でも、パムッカレは「実際のとこ温泉枯れてるんでしょ」的なガッカリ観光地のイメージだったので、後回しにしてしまっていたのですが、思っていたより楽しかったです^^景色や遺跡を見るだけだと、お子さんたちも飽きてしまうかもしれませんが、石灰棚を歩いて水遊びができるとなれば、イベント性があって楽しめる気がします。それでも、やっぱり枯れてる感は否めず、観光地として寂れつつはあるのかなと思います。ちゃんと放水している日が予め分かればベストなんですけどね。
トルコの足湯文化、意外ですよね。宿泊するなら、ぜひカラハユットがオススメです^^
gamzeさんは、今年の夏のトルコ旅行はお預けですか・・・。残念です〜。お勤めされていると、休暇の予定を合わせるのって難しいですもんね。そして、カシュを候補地とされていたとは、gamzeさんお目が高いです!私の周りでもカシュ好きが多いです。実は私も今回のバイラム休暇をカシュから車で30分程のカルカンという村で過ごして、青い海を楽しんできました。カシュには寄れなかったのですが、カシュ+青の洞窟、憧れます。
ぜひ近いうちにまたトルコ旅行企画されてくださいね!
私もgamzeさんの次の旅行記、楽しみにしております♪
mishmishより
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