2020年 1月　一人前8元!?路地裏の激安豆豉火鍋屋＠貴陽

2020/01/09 - 2020/01/09

2018年の春節に貴陽を訪れた際に出会った豆豉火鍋。
一気にその魅力に引き込まれ、日本に帰って来たあと試行錯誤しながら何度も家で豆豉火鍋作りに励みました。
毎回それなりに納得はするものの、ときが経つに連れて本当の味を忘れて行く・・・・・。

なので今回は是非とも本場の味を再確認したいと思って早速貴陽の一食目に豆豉火鍋をチョイスしました。
貴陽にはいくつか豆豉火鍋の店があるのですが、なんと鍋底一人前8元と言う衝撃価格を打ち出している老舗豆豉火鍋屋を見つけたのでご紹介します。

因みに前回の貴州旅の後、友達の超中華マニアのライター&エディター&コーディネーターであるサトタカさんに豆豉火鍋と紅酸湯を披露したんです。

その時の旅行記はこちら。
https://4travel.jp/travelogue/11353608

するとそこで豆豉火鍋&貴州料理に開眼してしまったサトタカさんはすっかり貴州にハマりこの一年半のうちにプライベートや取材で何度も貴州を訪れるようになり、貴州の魅力を伝えるスライドショーやレストランで自作の豆豉火鍋を提供するイベントを手掛け、なんと貴州グルメツアーまで主催するまでになってしまいました!!

イベントもツアーも告知と同時にすぐ満席になるほど大盛況で、豆豉火鍋の日本での知名度も一気に上がりました。
まさかこんなことになるとは思ってもみませんでしたが、自分が良いなと思ったものが多くの人に受け入れられる事は嬉しい限りです。

今は日本でも新小岩の貴州火鍋という店で豆豉火鍋が食べられるようですよ。

そしてそして!
サトタカさんが立ち上げた雲南&貴州にフォーカスした旅グルメサイト、『ROUND TABLE』に貴州の豆豉や豆豉火鍋の魅力についてたっぷり書かれているので要チェックです～!
(私も雲南の生皮の記事を書かせてもらったので良かったら読んでみてください♪)
https://round-table.me/

エリア 貴陽(中国)

ほぼ定刻で貴陽到着。
バゲージクレームできれいに並べられたカート。

エアポートバスで街の中心部へ。
貴陽は空港職員の人もみんな親切です。

花果園行きのバスに乗ります。
10元。

到着ロビーの端っこにケンタがあります。

花果園行きのバス乗り場。

バスは満席になり次第出発です。

宿の最寄りのバス停で下車。
エアポートバスは終点までいくつか経由して行きますが空港から市内へ行く時と市内から空港へ行く時の停まるバス停が違うので気をつけましょう。

2年後位には空港から街の中心部へ地下鉄が通るようです。

今日は浣纱路の錦江インに宿泊。
エアポートバスのバス停から徒歩10分位。

フロント。

錦江インに必ず貼ってある付近のグルメを紹介するポスター。
残念ながら豆豉火鍋は出てません^^;

元々一番安いダブルルームを予約してあったんだけど、二人だと狭いでしょうからアップグレードしますねと、高層階のツインルームにしてくれました!

広々～!

お茶のセット

バスルーム。

お部屋からの眺め。ホテルの前の通りは今地下鉄の工事中で朝から晩まで大渋滞。
そしてトンカントンカン騒音もすごいです。
私は上の階にしてもらったお陰でそんなに気になりませんでしたが、音に敏感な人は辛いかも。

荷物を置いてちょっと休憩してから豆豉火鍋屋に向かいます。
歩いて25分位かな。
バスでも行けるけど遠回りになるので時間的には歩くほうが早そう。

食堂にいたミケちゃん。
大あくび（笑）

小さな製麺所。

大きな扇風機で乾かされる麺。

ここがお目当ての豆豉火鍋屋さん。
人通りの少ない細い路地の奥にあります。
肉、豚レバー、豆腐、じゃがいも、キクラゲの具材入りの鍋底が一人前8元と書いてあります!

食堂で定食食べるより安い（笑）

メニューです。
鍋底は8元ですが、白飯&野菜(白菜)、タレもセットになって出て来るので実際は一人11元です。
まぁそれでも十分安いですけどね。
その他食べたい具は別途注文です。
元々の具だけでもお腹いっぱいになりますが、豆豉火鍋には油渣(サクサクに揚げた豚バラ肉)はマストなので、それだけは注文しましょう。

食器類は野菜の上に無造作載っけられて登場。

これが油渣。
青花椒の粉が振りかけてあって、そのまま食べても美味しいよ!

豆豉火鍋の鍋底。
お豆腐やジャガイモなどの具材は別に運ばれて来るけど、すぐにお店の人が鍋に投入してくれます。

全部揃ったところ。
これで40元!
激安～。

鍋底にはたっぷりのトウチが!

けどここの豆豉火鍋、めちゃくちゃ辛くてしょっぱい!
そう言えば大衆点評か何かのレビューでも辛いの苦手な人は微辣で注文するように書いてあったかも。
しょっぱいのは豆豉粑って言う味噌みたいなのを使ってるからかも。

そして豆豉の香りはあまり強くない。
納豆臭いの苦手な人にはちょうど良いかも知れないけど、私には物足りないなぁ。

あまりにしょっぱ辛いからご飯がススム君!

もたもたしてるとどんどん水分が蒸発してもっとしょっぱくなるので何度もお湯を追加してもらった。

足りなかったら後で具材を注文しようと思ったけど、野菜最後まで食べ切れなかった。

食べ終わる頃には外に待ちが出来てました。
狭そうに見えるけど、看板の上の2階にも、階段の下の半地下にも席があるので席数はかなりありそうです。

久しぶりの本場の豆豉火鍋だったけど、個人的は一回食べたらもう良いかな?って感じでした。

豆豉火鍋を研究し尽くしてるサトタカ姉さんの豆豉火鍋の方が断然美味しい（笑）

とは言え安いしローカルの人にも人気だし、なんと言っても路地裏の穴場的な感じがそそられるので、一度は行ってみる価値はあると思いますよ。

行かれる方は辛さ控えめで注文するのをお忘れなく。

帰り道、モエ姉が早速スーパーでアリペイを使ってみました。
モエ姉はsimカード入れてないので私のスマホでデザリングしてwifi繋げて決済しました。
オフラインでも使えれば楽なのにねぇ。


明日は豆腐の産地、大方へ。