2020/01/10 - 2020/01/10
26位(同エリア158件中)
マサラさん
新型コロナウイルスの感染が大変な事になってますね。
私が貴州を訪れた時は日本のニュースでチラっと聞いていただけで、中国ではCCTVでもほとんど報道されていませんでしたし、日本に帰る頃には「感染者も減って収束に向かっています。」とニュースでやっていたのでまさかこんなことになるなんて思ってもみませんでした。
本当は今年も2月に雲南の羅平の菜の花を見に行こうと思って航空券も去年のうちに取っていたのですが、うちのお姫様である猫のモエちゃんの癌が進行してきてしまい、看病の為にキャンセル料払ってでもキャンセルしようと思っていたところ、このような事態となりキャンセル料無料でキャンセルすることが出来ました。
個人的には「助かった」と言う感じですが、航空会社も旅行業界もこれから大変ですよね。
早く収束する事を願います。
さて、本題に入りましょう。
貴州省2日目は豆製品が特産である大方ヘ向かいました。
大方は貴州省の西北部に位置し、昔はバスしか移動手段はなく、4~5時間程かかるようでしたが、今は貴陽から高鉄で45分程で行けるようになりました。
大方は観光地ではないし、思ったほど街中で豆製品が溢れていると言う感じでもなく、情報収集が大変でしたが、なんとか名物料理である豆干火鍋にありつくことが出来ましたのでご覧下さい。
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貴陽で朝ごはんはこちらのお店へ。
肠旺面も貴陽のご当地グルメ。
豚の腸と豚の血が入ったいわゆるモツ麺。 -
売りは肠旺面ですが他にも色んな麺があります。
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店頭でお会計してレシートを貰い調理台へ。
セルフサービスです。 -
レシートを渡すと手早く麺を作ってくれます。
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ひっきりなしに来るお客さん。
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私はモツが苦手なので脆哨面にしました。
脆哨はサクサクに揚げた豚バラ肉で貴州の代表的なスナック。
麺やご飯のトッピングにも使われるし、そのままおつまみにもなるよ。
ってか油がすごい^^; -
モエ姉は豆花鸡丝面の目玉焼きトッピング。
こっちのほうが豪華なのに値段は脆哨面と同じ。
納得できない! -
麺は香港のワンタン麺の麺をちょっと太くしたようなコリコリ歯応えのある卵麺っぽい感じで私の好みでした。
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事前に調べておいた大方行きのバスが出ていると言う街の中心部にあるバスターミナルへ。
高鉄の方が時間的には断然早いんだけど、高鉄の大方駅は街の中心部からかなり遠くて、駅から街に出るのに白タクしかなさそうだったから、比較的街の中心部に近いバスターミナルに到着するバスをチョイスしたのです。
ここからなら集まり次第出発だけど45分に一本は出てると百度で出てたので。
なのに実際行ってみると
「ここからは出てないよ。大方行きは金陽バスターミナルからしか出てないよ。」
と言われました。
で、慌てて金陽に行くべく路線バス乗り場ヘ急ぎましたが、金陽行きのバスは待てど暮せど来ない。
来たと思ったら満員で乗れず。
金陽発大方行きは本数も少なく、時間的にもう間に合わないので、嫌だったけど高鉄で行くことにして貴陽北駅へ行き先変更。 -
で、貴陽北駅行きのバスが来たので乗り込んだらエラい遠回りするバスで^^;
噴水池近くからなら本来15分位で行けるのに1時間以上かかって11:00頃ようやく到着。 -
切符売り場も思いの外混んでいて、trip.comでチェックしていた大方行きの切符がどんどん完売に。
ようやく自分の番になって聞いたら今日のは17:30のしかないと言われ泣く泣く購入。
もう少し早く駅に着けていればお昼の電車に間に合ったのに!
これから6時間どうやって時間潰せばいいわけ!?
しかしtrip.comではまだ14:58の大方行き切符出ています。
なんで17:30しかないなんて言うんだ?
と不思議に思って窓口で聞いたら、
「それは貴陽東駅発のです。」
と言われようやく気が付きました。
貴陽に東駅なんてあったっけ?
調べてみたら北駅から車で20分ほどの場所に東駅がありました。
今からだったら東駅に行っても14:58の電車に間に合うぞ!
って事で切符を交換。 -
駅は変わるけど同じ都市内から同じ行き先への切符なら変更料はかかりません。
無事に貴陽東駅発大方行きの切符ゲット! -
急いで貴陽東駅行きのバス乗り場ヘ。
駅の地下にあるのですが、この乗り場に行くのもややこしくて右往左往。
ここでも全然バスは来なくて白タクのおっちゃん達が「一人15元で東駅行くよー」と営業かけてきます。
急いでいる人も多くて4~5人集められてどんどん白タクにながれていきます。 -
私達は時間があったので根気よく待ちました。
1時間弱待ってようやく来ました。
多分1時間に1本位しかないんだろうね。
北駅から東駅はかなり距離があるので一人15元(運が良ければ交渉で10元)なら白タクもありかなぁ。 -
紆余曲折ありながらようやく貴陽東駅に到着。
まさかこんなところから大方行くことになるなんて思ってもみませんでした。
わざわざバスターミナルの近くの宿を探して泊まったのに全然意味なかった(笑)
ま、旅行記のネタになったから良いか。
東駅はまだ出来たばかりのピカピカな駅です。 -
駅構内の様子。
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この頃には私達が乗る列車の切符も売り切れ。
間一髪だったかな。 -
あ、トウチ火鍋の素の広告。
サトタカ姉さんは以前ここの社長さんに鍋をご馳走になって地元メディアの取材も受けてたなぁ。
すごい人脈! -
バタバタしてお昼を食いっぱぐれたので、待合室でおやつを。機内食のお菓子、取っておくとこう言う非常事態に役立ちます。
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乗車時間10分前から検札が始まり、ホームへ。
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中国だと自分が乗る列車の時間になるまでホームには入れません。
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和谐号。
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一等車しか残ってなかったのでちょっと贅沢しちゃいました。
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一等車はかなりゆったりしています。
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肘載せやフットレストついています。
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あっという間に大方に到着。
この列車は広東から成都行きだったんだね。 -
大方駅です。
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白タクに乗らなきゃいけないのかと覚悟していたのですが駅の地下に街の中心部へ行くバス乗り場がありました。
良かった~。
タクシー乗り場もあります。 -
高鉄駅から市内へ行くバスはこれ一本のみ。
だけどかなり頻繁に通っています。 -
このバスも新しい感じ。
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最寄りのバス停から徒歩8分ほどの所にある久龙馨雅酒店。
サトタカ姉さんが数ヶ月前に宿泊したはずなんですが、フロントの人はパスポートの登録の仕方が分からず右往左往。
私が中国で泊まる宿って外人は受け入れてるけど実際は外人が来ないような宿ばかりなんで、こういう事は日常茶飯事(笑)
去年雲南で泊まった宿では自分でpcに登録させられました^^; -
一見良さげな部屋。
悪くはないんだけど掃除機かけてなさそうで絨毯がめちゃくちゃ汚いです。 -
広さなどは没問題。
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ポットとお水があれば十分。
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なんと2300円位の部屋なのにバスローブもありますよ。
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バスルーム。
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バスアメニティ。
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トイレ。
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部屋からの眺め。
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ホテルの最寄りのバス停。
結構路線バス沢山あるのにネットで検索出来ないのです。
あんまりいないとは思いますが(笑)、大方に来る方は参考にして下さい。
因みに、大方のタクシーは乗り合い制です。
先に乗った人と行き先が同じ方面なら先客がいても乗せてくれます。
逆に自分が乗ってるタクシーに相乗りされる場合もあるという事です。
なのでメーターは基本動かしませんので、いくらかは運転手の言い値になりますから出来るだけ乗る前に料金の確認はした方が良いでしょう。
多分ひどくぼったくられるようなことはないと思いますが、中国語が出来ない人、交渉が苦手な人にはハードルが高いと思います。 -
かなりボヤケてしまいましたが大方の特産の豆製品を紹介している看板。
夕飯に行った慕俄格古城の入り口にありました。 -
慕俄格古城の西門を入ってすぐの所にある豆干火鍋のお店。
六龙(六龍)と言うのは地名で大方県の村の一つなのですが、大方の街の中心部からは30km程の距離に位置しています。
大方県で生産される豆腐の半分はここで生産されていて貴陽等に大方豆腐として卸されているのも六龍のものが多いそうです。
しかし数ヶ月前に六龍を訪れたサトタカ姉さんによると六龍は豆腐の工場ばかりで豆腐が食べられる店がほとんどないとの事でしたので、取り敢えず食べられる時に食べておこうと言う作戦で来ました。
六龍へは明日時間があれば行ってみることにしました。 -
口コミは悪くなかったのですがお客さんが全然いません^^;
しかも暖房が効いておらず外と変わらぬ寒さの店内。(5℃位)
中国の田舎のレストランあるあるですが、皆さん上着は着たまま食事しています。 -
メニューです。
やはり豆干や豆腐の料理がメイン。
私達はもちろん豆干火鍋で。
今更ですが豆干と言うのは水分を絞り切った薄いお豆腐みたいなものです。
写真がないと分かりづらいと思うので、明日の旅行記で改めて紹介しますね。 -
これは鍋の具材。
肉類。 -
こちらも肉類
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野菜類
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きのこや芋類
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和え物など箸休め系のお料理。
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豆干火鍋2人前。
油渣(右下)豆棒(右上)とジャガイモは別途注文。
野菜は鍋にセットで出て来ます。
これにご飯を入れて全部で83元でした。 -
こちらは豆棒と言って湯葉をぐるぐる巻のバームクーヘンみたいにしたもの。
豆棒は大方辺りでしか見かけない豆製品です。
多分これは揚げてあると思います。 -
油渣。
豚バラ肉の素揚げ。
冷めきっててそのまま食べても美味しくない^^; -
ご飯は二種類出て来ました。
これは見たことの無いクスクス位の小粒のお米。
何なのか聞くの忘れた。 -
こちらは普通のご飯。
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鍋底には豆干がたっぷり入ってます。
中国人のブログに鍋底が辛いと書いてあったので控えめにしてもらいました。
昨日の貴陽で食べたトウチ火鍋よりマシだけど、それでも結構辛いです。
味も昨日のトウチ火鍋に近い濃い味噌味って感じでやはりしょっぱめ。
大方の鍋は往々にして味付けが濃い目のようで、大方の人が貴陽などで味が薄めの鍋を食べると物足りなく感じることもあるようです。 -
豆棒を投入しました。
どことなく車麩っぽい見た目です。
煮込むと味が滲みて無茶苦茶美味しい。
これは大方で鍋食べる時は追加注文してもらいたい具材ですね。
注文した具材は頑張ってほとんど食べましたが、野菜は残してしまいました。
皆さん食べ残した分はスープごとお持ち帰りしてましたが旅人である私達はそうすることも出来ず。
残念でした。
やっぱり鍋は大人数で食べるのがいいなぁ。
帰りはバスがなかったので相乗りタクシーになってしまいましたが、ぼられることも無く帰ってこれました。
長い一日でしたが目的達成出来てホッとした(笑)
明日は大方の市場や六龍古鎮訪れます。
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