2019/11/14 - 2019/11/15
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Tagucyanさん
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今年の10月1日、那覇空港を起点とする沖縄都市モノレール、通称「ゆいレール」の首里駅から先の区間が延伸開業しました。
国内鉄道線を完乗済みの私としては、開業直後のほとぼりが冷めたと思われる11月中旬、満を持してその「防衛戦」に出かけてきました。
当初の目的である「防衛戦」は無事完遂、そこからそれ以上に力が入っている(笑)オプションに入っております。
その2日目。朝からバスに乗って瀬底島、さらに本部港からフェリーに乗って伊江島にやってきました。
まずは島の真ん中にある「伊江島タッチュー」城山(ぐすくやま)に登りました。
ここで体力をだいぶ使ってしまったので(笑)、あとは原付に乗って島の中を見て回ります。
かいつまんで回っただけなのですが、かつての戦争での激戦があって、その後アメリカ軍が進駐してきた歴史が端的にわかったのでした。
あとは、民泊中の修学旅行の皆さんに追われた(笑)島内一周でした。
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- 一人旅
- 交通手段
- 船 徒歩 バイク
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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【その6】からのつづき
伊江島に到着後、さっそく島の真ん中にある城山(ぐすくやま)、通称「伊江島タッチュー」に登りました。
いきなり、体力を使ってしまいました^^;伊江城山 自然・景勝地
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レンタルの原付に乗って、ひきつづき島の中を回ってみます。
島の北側の方へ。 -
このあたりは畑が広がっている。
これだけ見ると、離島とは思えない雄大な景色。 -
城山を、港とは逆方向から見ている形。
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道が分岐。さあどっち行く?
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ところどころに案内標識があるので、それが頼り。
このあたり、どこまで行っても同じような景色なんだもん(笑) -
リリーフィールド公園の入口。
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リリーフィールド公園。
春になるとたくさんのユリが咲き、にぎわう公園らしい。
今はただの広い公園。リリーフィールド公園 公園・植物園
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公園内にある、伊江島ゆかりの「仲村柄節」の碑。
「なかんかりぶし」と読みます。 -
すぐ近くが海。
こちら側は外洋なので、結構波が立ってる。 -
続いてやってきたのは「湧出」。「わじー」と読みます。
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ここも海(東シナ海)に面している。
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見晴らしのいい展望台。
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かなりな断崖絶壁。
伊江島というと、城山と並んでよく出てくる景色。湧出 自然・景勝地
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で、なんで「湧出(わじー)」というのか。
実はこの崖の下に、この島の水源地がある。なので「湧出」。
真ん中に写っているコンクリの建物のあたり。
昔はここまで崖を下って水を汲みに行くなど苦労していたらしい。
戦後になって、ここから水を島内に送る設備ができ、水環境が一気に良くなったとのこと。 -
見学していたら、民泊していた修学旅行の皆さんが、家々の車に乗ってどんどんやってきた。
手前が私が乗ってる原チャリ。
さっき城山の頂上にいた担任の先生も、原付に乗って来た。 -
島の真ん中らへんにある伊江島空港に来た。
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「伊江島空港ターミナル」の看板。
伊江島空港 空港
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建物にも看板。
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ターミナルの入口。
現在は使われていないので閉まっている。 -
扉のガラス越しに内部を撮ってみた。
たぶん搭乗手続きをするカウンターですね。 -
空港の駐機場。
飛行機は来ないので、ただの広い空間。 -
現在は、たまにチャーター便で使っているだけということ。
もったいない施設ですね。 -
さらに進んだらあったアメリカ海兵隊の基地。
実は、伊江島の3分の1はアメリカ軍の演習場になっている。 -
そして、ここにある「伊江島補助飛行場」。
これも演習場の一部なのだが、一般車両の通行も認められていて、だだっ広い直線道路のようになっている。
しかも舗装がボコボコ。
こんなところに飛行機が降りたら、たぶん事故になる(笑) -
さらに先に進む。
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要所要所にある、島内の地図。
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伊江島空港と、今走った補助飛行場。
アメリカ軍演習場といっておきながら、集落の中にあるし。 -
今いるのが、島のだいぶ西の方。
この先にある「伊江島灯台」に行ってみましょうか。 -
道をどんどん進んでいくと、向こうの方に灯台が見えてきた。
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あれ、行く手がふさがれてる。
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なんと、ここから先はアメリカ海兵隊演習場の立入禁止区域。
灯台は、その中にあるのでした。 -
じゃあ、戻りましょう。
・・・なんだか道間違えたみたい。 -
よくわからいけど、砂浜に出た。
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きれいな砂浜。さすが、沖縄ですねえ。
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せっかくなので、しばらく座り込んで休憩。
海を眺めていた。 -
ニャティヤ洞 の入口。
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ここにも修学旅行のみなさんが来ていた。
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ここから降りて行きます。
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この階段を降りていった先に、
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洞窟がある。
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洞窟内部。
右端にある、石の台の上に乗っている丸い石は、持ち上がると子宝に恵まれるという「力石」。
持ち上げている女子生徒もいた。ニャティヤ洞 自然・景勝地
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洞窟から海も見える。
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内部はちょうど海からも陸からも死角になっているので、戦争中の戦闘時には、多くの住民がここに逃げ込んで助かったとのこと。
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港のある、島の中心部に戻ってきた。
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ちょうどお昼。集落の中にある、この食堂に入ってみた。
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食堂の内部。
お客さんは近くで工事をしている作業員ばかり。
いいですねえ、こういう地元の食堂。 -
このお店のメニュー。
他のお客さんはみんな「そば」を注文していた。
では私も沖縄そばにしてみましょう。 -
ちょうどやっていたお昼のNHKニュース。
今日(11月15日)、北日本は大荒れな天気のようですね。
旭川は-2.6℃。
ちなみにここ伊江島は23℃くらい。半袖ポロシャツです。
こう見ると、日本は広い。 -
そばが出てきました。
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沖縄そば、大好物。
見た目よりも量が多い。食べても麺が減らないんですけど。 -
作業員の皆さんが注文するのが分かりました。
食べ応えありました。 -
さっきも前を通ったが、離島なのにコンビニがあった。
ただそれだけの理由で立ち寄ってみた。
内部は・・・ 我が家の近所のファミマと変わらない(笑) -
でも、よく見たらここでしか見られないようなものも売っていた。
レジに行ったら、「ちょうどできたてなんですよ」とハチミツパンをくれた。
このあたりが、離島のコンビニ。 -
ところで、それだけの理由で買ってみた「黒糖げんまい」。
名護市内のメーカーで作ったんですね。
どういう飲み物なんでしょう。 -
名前からして甘いのかと思ったら、全然甘くない。
ドロッとしていて、ショウガがちょっと効いてるかな。
不思議な飲み物でした。 -
フェリーターミナルに戻ってきた。
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ターミナルの向かいにあるレンタルショップ。
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原付号、お世話になりました。
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伊江島のフェリーターミナル「伊江島はにくすに」。
伊江島はにくすに 専門店
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フェリーの時刻表。
基本的には1日4往復。 -
でも、その他に臨時便もあるらしい。
修学旅行の生徒達がたくさん来るので、柔軟に対応しているようだ。 -
そして今度の本部行きは、往路に乗った「いえしま」ではなく、もう1隻の「ぐすく」であった。
というか、さっき乗った「いえしま」はどこ行った。 -
島の中央に控える城山(ぐすくやま)から名が付いたんでしょうね。
伊江島フェリー 乗り物
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では、名残惜しいですが乗り込みましょう。
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船内。
こちらの方が多少定員が少ないが、基本的な構造は「いえしま」と同じ。 -
後部甲板へ。
「いえしま」と同じく、車両の搬入口が後部1箇所にしかないので、車両はみんなバックで入っていく。 -
出発まで、港を眺めていた。
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定刻13時、伊江島港を出港。
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伊江島の滞在時間は3時間半だけだったが、それでも島を離れるときは感傷的になるものですね。
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あの山、よく登ったよなあ。
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島から離れていく。
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さっき乗った「いえしま」とすれ違った。
臨時便として本部港へ往復していたらしい。 -
どんどん島が遠くなっていく。
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朝、歩いて渡った瀬底大橋をくぐる。
瀬底大橋 名所・史跡
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瀬底大橋をくぐると、
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まもなくして本部港が見えてきた。
本部港フェリーターミナル 乗り物
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本部港から、再び路線バスに乗るのだが、次にここを通るバスまであまり時間がなかったので、出口に近いところにいた。
ということで、着岸の様子は見ていない。 -
でも、定刻より5分早く着岸した。
結果的には甲板で着岸を見ていても間に合った。 -
本部港に停泊する「ぐすく」。
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出てすぐの所に「本部港」バス停がある。
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手前から、沖縄バスと琉球バスの路線バス(高速バス含む)、やんばる急行バス、沖縄エアポートシャトル、カリー観光のポールが並んでている。
一番手前の一般路線バスを除いて、すべて那覇空港まで直通している。
那覇から本部半島まで行くバス、これだけの社が参入しているんですねえ。 -
そして、最初にやって来たのが、やんばる急行バス。
やんばる急行バスは「888系統」という番号が振られている。
これに乗って、バス旅再開です。
【その8】につづく。
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この旅行記へのコメント (4)
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- 墨水さん 2020/01/05 22:02:39
- バス。
- Tagucyanさん、今晩は。
滞在時間3時間強。
そーなんだ、もっと時間掛けたのかと・・・・。(笑)
バス会社の参入、凄いね。
ひっきりなしに来る感じですよね、これじゃ?、ちがう?。
それから、諸島への給電が始まるのが戦後ですから、水道事業も戦後に開始されたと言えますね。
でも、あそこに水を汲みに行くのは、大変だわ・・・・。
昔、瀬戸内海の諸島でも「水汲が重労働」て、TV放送していて、子供ながら「自宅に井戸が在る事が」凄い事なんだと、感心した事が有った。(笑)
因みに、その時はまだ手押しポンプでした。(笑)
墨水。
- Tagucyanさん からの返信 2020/01/05 23:58:03
- てんでんバラバラにやってきます
墨水さま
こんばんは。
今回、鉄道乗りつぶしのついででなくて離島を巡るのがメインの旅でしたら、たぶん伊江島に泊まっていたでしょうね。ホント、わずか3時間半で島をあとにするのは忍びない気分でした。
本部港のバス停に4本も建ってるポール。お互いにてんでんバラバラに走ってますから、ひっきりなしに来ることもあれば、全然来ないこともあるようです(笑)
一般路線バスを利用する人以外は、漠然と「名護」「那覇」に向かう人たちですので、とりあえず最初に来たバスに乗る、という感じですね。
まあ、これだけの社が参入しているということは、それだけ需要があるということなのでしょうね。
あの崖の下の水源。あんな場所じゃ、水を汲みに行くだけで1日仕事ですよね。
伊江島の場合、島に進駐してきたアメリカ軍が、島のためにあの水源から水道を引いたのが、島内の水道の始まりだそうです。たぶん自分たちがほしかったというのが発端だとは思いますけどね。
私もこういう離島にはかなりの数行きましたけど、当然どこもかつては水には苦労してたみたいです。私もある島で、水源が枯渇してきて夜7時から断水なのでそれまでに風呂に入ってくださいと言われたこともあって、こういう問題は今もまだ続いているんだなあと思いました。
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Tagucyan
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- Akrさん 2020/01/05 10:22:21
- 伊江島に空港があった
- Tagucyanさま
こんにちは。Akrでございます。
表紙写真いいですね。どこまでも青い海。これが沖縄に来て、良かったなあって思う。
しばらく行ってませんが久しぶりに行きたくなりました。
原チャリで旅すると探検気分で楽しそうですね。冬でなければ風を切って走るのも気持ちよさそうです。
伊江島には空港があったのですね。いまは使われていないようですが昔は旅客の定期航路もあったのでしょうか?気になります。ターミナルビルはまるで公園の管理事務所か
なんかみたい(笑)
そして、「はとば食堂」
すごく庶民的な食堂ですが、逆に旅行者が入りづらい雰囲気がありますね。私ならひとりだと躊躇しちゃいそうです。そういうお店でもひとりで入れるメンタルが羨ましいですね(笑)
本部に戻って今度はバス。おそらくはおとなしく行かないのでしょうね(笑)
またTagucyan流の迷走旅、発動ですね。
-Akr-
- Tagucyanさん からの返信 2020/01/05 23:41:06
- 定期便は2年間だけだったそうで
Akrさま
こんばんは。
表紙の写真。鉄道乗りつぶしで沖縄に行ったはずなのに、明らかにそのイメージから離れた写真ですが(笑)、一方でこれが沖縄、という写真でもありますね。
こういうところを巡るのに、原付は小回りがきいていいんですよね。自転車だと坂がしんどい、道を間違えるとしんどい。車だと小回りがきかない。原付はそのどちらでもない。雨が降ってきたらしんどいですけどね。
伊江島空港は、昭和50年の海洋博覧会の時に作られたそうで、最初YS-11、しばらくして小型機、さらにしばらくして休止、結局定期便は2年しか飛んでなかったそうです。JTAの前身の南西航空が飛ばしていたそうなので、たぶん那覇便ですね。
かつて、この手の離島空港はしばしば利用したことがありますが、どこもだいたい内部はこんな感じで、中を見た瞬間になつかしいなあ、と思いました。
この日のお昼の入った食堂。私はこういうお店に入るのは全然気になりません。1人で海外に出かけてたときもそんな感じでした。ましてや沖縄なら日本語ですし(笑)
体質的にアルコールがダメな私は、むしろ地方に出かけて飲み屋さんとかに入ることができないんです。夜、その地方のうまいものを食べようとすると、たいがいこういうお店になってしまうので、そうではないお店を探すのに、いつも苦労しております。
本部港から乗ったバス、実は那覇空港行きなんですよね。でも、当然そのまま空港には行ってないですよ(笑)
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Tagucyan
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