2012～13年 中欧三都市＋ベルリン＋イベリア半島(27 days) =Day 16= ～セゴビア散策～

2013/01/08 - 2013/01/08

+++中欧編+++
・12月24日～25日：ロサンゼルス ⇒ アトランタ ⇒ ブダペスト(ハンガリー)
・12月25日～27日：ブダペスト(ハンガリー)
・12月27日：ブダペスト(ハンガリー) ⇒ ウィーン(オーストリア)
・12月27日～29日：ウィーン(オーストリア)
・12月29日：ウィーン(オーストリア) ⇒ プラハ(チェコ)
・12月29日～31日：プラハ(チェコ)
・12月31日：プラハ(チェコ) ⇒ ベルリン(ドイツ)
・12月31日～1月3日：ベルリン(ドイツ)

+++ポルトガル編+++
・1月3日：ベルリン ⇒ リスボン
・1月3日～6日：リスボン
＊＊＊＊＊＊＊小旅行＊＊＊＊＊＊＊
・1月5日：シントラ

+++スペイン編+++
・1月6日～7日：(夜行列車) リスボン ⇒ マドリード
・1月7日～10日：マドリード
＊＊＊＊＊＊＊小旅行＊＊＊＊＊＊＊
・1月8日：セゴビア
・1月9日：トレド

・1月10日：マドリード ⇒ セビリア
・1月11日：セビリア ⇒ コルドバ ⇒ ロンダ
・1月12日：ロンダ ⇒ グラナダ
・1月13日：グラナダ ⇒ マドリード
・1月14日：マドリード ⇒ ビルバオ
・1月14日～16日：ビルバオ
・1月16日：ビルバオ ⇒ サラゴサ ⇒ バルセロナ
・1月16日～19日：バルセロナ
・1月19日：バルセロナ ⇒ ニューヨーク ⇒ ロサンゼルス

エリア セゴビア(スペイン)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

8時起き。今日は霧は出てないものの、曇っている。

とりあえず向かったのは銀行。残金が少なくなってきたので両替に訪れた。スペインでは口座を持っていないと銀行での両替は難しいと聞いていたが、問題なく両替できた。ちなみに$400が358.41ユーロになった。参考までに両替商で同じ金額を変えようとしたら315ユーロだった。

そしてこの旅のハイライトになりえる世界遺産セゴビアに行くためにバス・ターミナルへ。昨晩いろいろと調べた結果、電車でもバスでも値段は1ユーロも変わらないのだが、バス停は中心地まで徒歩圏内なのに対し、電車の駅がやや遠いので、バスにした。

プリンシペ ピオ駅 駅

9時半発のバス、17時15分帰りの往復チケット購入、13.75ユーロ。

行きのバスは11時ちょい前にセゴビアに到着。曇っている・・・。

セゴビア バスターミナル バス系

バス・ターミナルから目抜き通りを歩くこと5分ほどで遠くに水道橋が見えてきた。

目抜き通り沿いに「BAZAR JAPAN」なる日本ショップを発見！

そして水道橋が近づいてきた。

おぉ、これがローマ帝国の遺産(兼・世界遺産でもある)か！？と心が高鳴る。

ローマ水道橋 建造物

人生初のローマ水道橋。

中央には白いマリア像がある。
どうやって持っていたのかわからないが、マフラーをしている！？

これで晴れていたら最高だったのに・・・とはいえ、曇っていても最高です！

インフォメーション・センターにある旧市街の模型。

直ぐ側に階段があり、最上段間近まで上ることができる。
そして看板にはスペイン語、英語と並んで日本語の表記もある！

最上段から見た水道橋の西側。

最上段から見た水道橋の東側。

水道橋の東から西側を望む。

町中を歩いていると胸から上は女性の人間、腕と下半身がライオンの像があった。

サン・マルティン教会。

サン マルティン教会 (セゴビア) 寺院・教会

そして旧市街を散策していると、カテドラルが広場の側にあった。

マヨール広場 広場・公園

正直、教会系の建物はもう満腹気味であったが、このカテドラルは外観からして他の教会とは違う感じがしたので、3ユーロ払って入場。

セゴビア大聖堂 寺院・教会

別名"カテドラルの貴婦人"とも呼ばれるだけあって、何となく気品が漂う。

内部も他の教会とは違った。他の教会は上から見た場合十字架の形になっているのだが、この教会は十字架ではない。中央部分を取り囲むように周りに複数の部屋があり、各部屋ごとに豪華な装飾が施されていたのだが、残念ながら写真撮影は禁止。

入場券とパンフレット。

ある部屋から回廊に出ることができ、そこは写真撮影ができた。

回廊の角にあるカラフルなマリア像。

この回廊にも回りに部屋があり、その部屋もまた豪華なのだが、これらの部屋も撮影禁止。いや～本当に凄い教会でした。

カテドラルの裏側は正面とは違い、まっ平。

そしてそのまま通りを歩いていく。

通りの終点にアルカサルというお城がある。
このお城、崖の上に建っていて、しかも白雪姫の城のモデルになったとも言われている。

アルカサル デ セゴビア 城・宮殿

お城の入口。

セゴビアの観光地にはこのような看板が立っている。

お城の入場券とパンフレット。

入口を入るとこのような両側に盾の並ぶ通路を通り抜ける。

そして騎士の甲冑が並ぶ部屋へ。

次にダイニングルーム。

そして玉座の間。

ステンドグラスは宗教色がない。
考えてみれば教会以外でステンドグラスを見ることが珍しい。

天井はイスラム建築の名残を残している。

窓から見える景色。

遠くに円形の教会のようなものが見える。あとで行ってみよう！

そして寝室。

天井が煌びやかな大広間。

良く見ると歴代の王と思われる人物が並んでいる。

武器と甲冑の間。大砲や甲冑、剣などが多数並んでいる。

この旅で何度も見てきたお城や宮殿とは雰囲気が違う。おとぎ話に出てくるお城そのもの。ドイツで見たノイシュバンシュタイン城が眠れる森の美女の城のモデルと言われるが、その城と雰囲気は似ている。

しかしノイシュバンシュタイン城が撮影禁止だったのに対し、ここは撮り放題。さらにノイシュバンシュタイン城は空撮以外では全体像を撮るのは難しいが、アルカサルは道路を1本挟んだ山にある遊歩道から全体像が撮影できる。

というわけで全景を撮るために歩き出す。

先ほどお城から見えた教会へと向かう。

お城の窓からは円形に見えたが正確には12角形の建物に塔が付いている。

ラ ベラ クルス教会 寺院・教会

残念ながら閉まっていて中には入れなかった。

裏側には円筒状の建物がついていた。

教会の前からアルカサルを望む。

そしてセゴビア旧市街の全景をパノラマ撮影。

そしてアルカサルを下から眺めながら再び歩き出す。

そして隣の山のふもとにやってきた。

アルカサルからいったん山を降りて、遊歩道を歩き、山に登るのに30分ほどかかったが、素晴らしい景色が待っていた！

アルカサルの全景は大型客船のようにも見える。

ここが操舵室にあたる部分で・・・

ここが船首にあたる部分。

屋根にはハトがいっぱい。

そして船尾。

山を下ったところにこのような小さな門があった。

裏側。

裏の上の部分は良く見ると三角形の上に目ならぬ顔のフリーメイソンもどきのレリーフがあった。

門の近くからアルカサルを望む。
良い雰囲気だ！

旧市街へと戻る途中、別の教会を発見。

こちらは杉の木が続く高台の上に建っている。

ファサードのてっぺんには大小2つの鐘がある。

城壁まで戻ってきた。

縄文部分にはイスラム建築の影響が色濃く見られる。

門をくぐり旧市街へと入る。

ここでも日本語の標識が見られる！どれだけ多くの日本人が来ているんだ！？

旧市街は細い路地が複雑に入り組んでいて、迷路のようになっている。しかし迷いながら歩くのもまた楽しいのがこの街の楽しみ方かもしれない。

適当に歩いているとマヨール広場へと戻ってきた。

セゴビアは子豚の丸焼きが名物らしく、店頭にこんなものがあるレストランもあった。

何気ない建物だが・・・

壁の装飾も美しい。

そして旧市街をぐるりと一周した形で、水道橋の東側へと戻ってきた。

セゴビア旧市街とローマ水道橋 旧市街・古い町並み

オオカミの乳を吸う人間の子供の像がある。
調べてみるとローマ建国神話に登場する双子のロムルスとレムスらしい。

水道橋の南側へと続く階段を上ってみる。

ここで曲がり・・・

その先も延々と続いている。

良くもまぁこんなにもか細い石組で1,000年以上も残ってきたものだと感心してしまう。

最後に水道橋を振り返って、旧市街を後にしてバス停へ向かう。

途中セゴビア名物のお菓子を食べる。

バス停まで戻ったが、16時過ぎだったので、1本早いバスに変更してもらい、16時半に出発。

セゴビア バスターミナル バス系

18時前にマドリードに到着。

プリンシペ ピオ駅 駅

そのままバス・ターミナルに隣接されたショッピング・モール内を散策。

プリンシペ ピオ ショッピングセンター

駅舎を利用したショッピング・モールで吹き抜けの立体構造になっている。

今日は何から何まで格好良いなぁ・・・と思っているとお腹が空いていたので、そのままディナー。

3階の一番奥に中華の食べ放題を見つけ、そこで夕食。

お寿司もあり、チャーハンも3種類、麺も3種類と値段に比べて、かなりお徳。蟹クリームコロッケが美味かった。

旧駅舎ということで古い建物を利用しているのに、近未来を感じる造り。

ホテルには20時に戻り、洗濯をして、明後日からの宿を予約して23時就寝。