2012～13年 中欧三都市＋ベルリン＋イベリア半島(27 days) =Day 14= ～レアル戦観戦～

2013/01/06 - 2013/01/06

+++中欧編+++
・12月24日～25日：ロサンゼルス ⇒ アトランタ ⇒ ブダペスト(ハンガリー)
・12月25日～27日：ブダペスト(ハンガリー)
・12月27日：ブダペスト(ハンガリー) ⇒ ウィーン(オーストリア)
・12月27日～29日：ウィーン(オーストリア)
・12月29日：ウィーン(オーストリア) ⇒ プラハ(チェコ)
・12月29日～31日：プラハ(チェコ)
・12月31日：プラハ(チェコ) ⇒ ベルリン(ドイツ)
・12月31日～1月3日：ベルリン(ドイツ)

+++ポルトガル編+++
・1月3日：ベルリン ⇒ リスボン
・1月3日～6日：リスボン
＊＊＊＊＊＊＊小旅行＊＊＊＊＊＊＊
・1月5日：シントラ

+++スペイン編+++
・1月6日～7日：(夜行列車) リスボン ⇒ マドリード
・1月7日～10日：マドリード
＊＊＊＊＊＊＊小旅行＊＊＊＊＊＊＊
・1月8日：セゴビア
・1月9日：トレド

・1月10日：マドリード ⇒ セビリア
・1月11日：セビリア ⇒ コルドバ ⇒ ロンダ
・1月12日：ロンダ ⇒ グラナダ
・1月13日：グラナダ ⇒ マドリード
・1月14日：マドリード ⇒ ビルバオ
・1月14日～16日：ビルバオ
・1月16日：ビルバオ ⇒ サラゴサ ⇒ バルセロナ
・1月16日～19日：バルセロナ
・1月19日：バルセロナ ⇒ ニューヨーク ⇒ ロサンゼルス

エリア マドリード(スペイン)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

今日は6時半に起き、７時から朝食。朝食は4種類のパンとコーヒーのみだった。しかしポルトガルと違って、クロワッサンが柔らかい、笑。

予定より20分早い8時丁度にマドリードに到着。

チャマルティン駅 駅

地下鉄の3日券を購入し、ホテルへ向かう。

駅の外にはクアトロ・トーレス・ビジネス・エリアと呼ばれるビジネス街があり、4つの高層ビルが並んでいる。

地下鉄の駅は近未来的なデザインになっている。

今回のホテルは日本人宿。荷物を預け、本日最初の目的地へ。

日本人宿の階段を下から見上げる。

ホテル最寄り駅のサント・ドミンゴ駅。

目的地の最寄り駅へ到着。わかる人には駅名でわかってしまう・・・。

地上へ上がり、記念撮影。
目的地はここ、レアル・マドリードの本拠地サンティアゴ・ベルナベウ。

サンティアゴ ベルナベウ スタジアム スタジアム・スポーツ観戦

今日は2013年一発目の公式戦・対レアル・ソシエダ戦が行われるので、そのチケットを買うために訪れた。オンラインではクレジット・カードが使えなかった(聞いたところスペインの銀行口座がないとはじかれるケースが多いらしい)ので、窓口で購入。一番安い席でも35ユーロ。高いところだと300ユーロを超えている。

そして2月13日のチャンピョンズ・リーグ対マンチェスター・ユナイテッドのチケットも発売していた。こちらは高いところだと600ユーロを超えている。

でもって自分は一番安い35ユーロの席にした。

無事チケットを入手したので、市内散策へ。

まず最初に向かったのが、スペイン広場。正直何があるというわけでもないのだが、スペインに来たことだし、その名前を冠する広場なら行ってみようって感じ。

スペイン広場 広場・公園

広場は前日まで行われていたクリスマス・マーケットの片付けをしていた。

中央に高い塔があり、その足元にドン・キホーテの銅像がある。それだけ。

名前のわりには寂しい印象の広場でした。
クリスマスマーケット開催中や片付け以外の期間であれば、また違った印象だったかもしれない。

でもってそこから北西に位置する丘の上にあるデボット神殿に行った。

デボー聖堂 寺院・教会

エジプト政府から寄贈されたという遺跡で、入場は無料。

ニューヨークのメトロポリタン美術館に展示されていたデンドゥール神殿に似ている。

内部には遺跡全体のミニチュア模型も展示されている。

そこからプエルタ・デル・ソルというマドリードの中心的広場へ。

プエルタ デル ソル 広場・公園

観光地というのは世界どこに行っても同じような感じで、"完成度の低い"世界的に有名なキャラクターの着ぐるみが必ずいる。

マドリードの紋章となっている山桃と熊の彫像も広場にはある。

左下の近未来的な建物は地下鉄の入口。

ここには首都マドリードから地方に向かう道路のゼロkm地点を示す記念碑が埋め込まれていて、文字通りスペインの中心とも言える場所になっている。

波打った形が特徴的な新しいビルディングと・・・

ギリシア神殿風の旧来のビルディングの2つから成るスペインの国会議事堂。

入口にはポルトガルの国会議事堂と同じくライオン像が設置されている。

道路標識にはスペイン語、英語と並んで日本語が書かれている。

続いて訪れたのがマドリード市庁舎。
国会議事堂が思った以上に小さく、市庁舎のほうが大きくて豪華な印象。

シベーレス広場 広場・公園

ランチにマック。
日本にはないタイプのバンズ。

マックのゴミ箱にはGRACIAS(ありがとう)の文字。そういえばカナダのフランス語圏でもMERCIと書いてあった。

地下鉄構内で見た映画「ホビット」の広告。

地下鉄に乗って訪れたのがマドリード王宮。

マドリード王宮 (オリエンテ宮) 城・宮殿

王宮は祝日のため、閉館。

正面入り口の上の部分だけ金色の王冠が埋め込まれている。

王宮の裏側に回ると・・・

逆L字型の建物になっていることが良くわかる。

出っ張った部分に寄ってみる。

時計の文字盤と針は金色。

鐘は2段構成。

王宮の南側にあるアルムデーナ大聖堂。

アルムデナ大聖堂 寺院・教会

ファサード部分には金色の月桂冠を身に着けたマリア像。

入口にはレリーフがあり、その中央部分にはこの大聖堂が描かれている。

大聖堂の裏側に回るとこんな感じ。

そこから東へとマヨール通りを歩き、この階段を上がると・・・

四方を建物に囲まれたマヨール広場へと出る。

マヨール広場 広場・公園

ヨーロッパで良く見られるメリーゴーラウンドも広場の片隅にある。

広場の中央にはフェリペ3世騎馬像が立っている。

15時半になったので、再びスタジアムへと向かった。

サンティアゴ ベルナベウ スタジアム スタジアム・スポーツ観戦

朝とは違い、多くの人が集まっている。

レプリカユニフォームの中でロナウドだけは金色の背番号になっている。

警察車両がいて・・・

警察騎馬隊もいる・・・。

熱狂的なファンのものと思われるレアルカラーの車が停車している。

チャンピョンズ・リーグの優勝トロフィーが9つ描かれている。

ここからスタジアムへ入る。

スタジアムには16時に到着し、17時のキックオフを待つ。1時間前ということもあり、客席は6割くらいしか埋まっていないが、新年最初のゲームで、しかも祝日の日曜なのに、この客入り。大丈夫かレアル？と要らぬ心配をしてしまった。

オーロラビジョンには日本語も！
この後スタメン発表。

エジルの紹介。

順調と思いきやゴールキーパーがカシージャスじゃない。3日後にカップ戦があるための温存か？

最後に監督モウリーニョ。

試合開始前の撮影。

キックオフ前のコイントス。

キャプテンマークをまいたロナウド。

試合開始後には9割がたスタンドも埋まった・・・。

試合は開始2分、いきなりレアルがベンゼマのゴールで先制。しかし6分。ゴールキーパーが一発レッドで退場。普通ならここで主審に対し、スタジアムからブーイングの嵐のはずが、"カシージャス"コールが巻き起こり、最終的には拍手になった。カシージャスが出場したからだ。

しかしPKを決められ、直ぐに同点。しかもレアルは10人で戦わざるを得ない。なんて面白い試合展開なんだ！？

スペイン代表、シャビ・アロンソ。

途中出場のスペイン代表カシージャス。

ドイツ代表エジル。

ロナウドがドリブルで切り込む。

中盤でエジルがボールを持つとそれに連動するように回りも動き出す。

エジルのコーナーキック。

フリーキックに向けて左のエジル、右のロナウドが構える。

エジルが跨ぎ、ロナウドがシュート。

その後、両チーム共に1点ずつを加え、前半は2対2で終了。

後半23分、エース・クリロナのゴールでレアルが1点リード。

ロナウドの代名詞ともなっているフリーキック前の仁王立ちポーズから後半25分、今度はフリーキックを直接決め、4対2。

右足から繰り出されたボールはそのまま・・・

ゴールへと吸い込まれる。

特典直後にオーロラビジョンに映し出されたロナウド。

お茶目なロナウド。

エジルは途中でお役御免。交替で入ったのはモドリッチ。

しかし後半31分あっさりと1点を入れられ、4対3。

試合はこのまま終了し、レアルが勝利した。

試合を見ていた思ったのが3点。
まずレアルは完全にエジルのチームになったということ。エジルのボール･タッチの柔らかさと視野の広さは完全にこのチームのゲーム・コントロールを任せるに値するし、何より背中の10番がそれを示している。何度その柔らかなドリブルで敵を交わし、何度その視野の広さが織り成すスルー･パスに魅せられただろう。

もう1つはエース・クリロナ。ドリブルの体勢やフリーキックの体勢が普通じゃない。だからこそバルサのメッシと世界一のプレーヤーを競うまでの存在になりえたのだろうし、TVで何度も見てきたが実際に目の前でそのプレー・スタイルを見ると一人だけ違うスポーツをやっているかのように感じてしまう。

最後はディフェンス。このチーム攻撃陣は素晴らしいのだが、守備陣はボロボロだ。1点目のPKは仕方ないとしても、2点目、3点目ともに簡単にやられすぎだった・・・。

夜景撮影のため、プエルタ・デル・ソルへ向かった。

プエルタ デル ソル 広場・公園

丸いイルミネーションは今までに見たことのないタイプ。

そして高層ビル群のイルミネーションも見たことのないタイプ。

夕食はホテルのから徒歩圏内にあったバイキング形式のレストラン。パエリアもレパートリーに入っていたが、塩辛すぎた。21時過ぎにホテルに戻り、写真の整理をして23時就寝。