☆憧れの初スペイン2週間の旅･･サグラダファミリア朝景とモンセラット ＼(^o^)／

2017/05/22 - 2017/06/05

6/2(金)

当初の予定を変更して、バルセロナの初日の宿泊をガウディズ ネストに変更したのは、サグラダファミリアを同じ目線で撮影したかったから。

☆宿泊にガウディズネストを考えておられる方に一言☆

ここは、アパートなので、基本、日中しか管理人（そんなイメージです）がいません。

我々のように、夜遅く到着し、翌日、部屋に荷物を預けっぱなしで、朝早く観光に出発し、夜荷物を取りに帰るだけの人は、鍵の受け渡し、荷物の移動などをしっかり、管理人と打合せしないと、お互いに迷惑（で済めばいいのですが、最悪部屋に入れない、荷物を受け取れないなど）になります。
（夕方チェックインし、朝そこそこの時間にチェックアウトであれば問題ありません）
我々のような行動を考えている方は要注意です

本日のメインは，目の前にサグラダファミリアがあるにも関わらず、モンセラットとグエル邸Palau Guell･･･だったのが、モンセラットのみに　何故かは、後程・・・
チョット，いい話もあります

エリア モンセラット(スペイン)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

サグラダファミリアの朝景です！（そんな言葉は無いらしいが…）

朝日が昇りきってないので、下の方はかなり濃い影で覆われてます

サグラダ ファミリア 現代・近代建築

逆さといえば、逆さ富士が有名ですが、ガウディ公園Placa de Gaudiから撮影した、逆さサグラダファミリアも結構定番です！

ちょっと、おふざけで、逆さ部分のみ　(^^♪

大分、明るくなってきました

余韻に浸る時間はあまり無く、、モンセラットに向かう時間が迫ってきました

まだ、影が濃いので、早く日が昇れと祈ってましたが、ここらあたりが限界で、モンセラットに向かいます！(^_^)ノ

モンセラットとは、スペイン語で、” のこぎり山 ”

エスパーニャ広場Placa d'Espanya までタクシー

スペインは流しのタクシーが多いので助かります

ただ、本日は朝早く、サグラダファミリア近辺から出発するので、すぐには捕まらずちょっと焦りました

モンセラットにはスペイン広場駅から行きます

遠くに，国立カタルーニャ美術館 が見えます

この辺りも，立派な観光地ではあるが今回は時間がなくパス! (^^;

スペイン広場 広場・公園

右は，ショッピングモール Arenas de Barcelona

以前は，闘牛場であったがカタルーニャ地方では闘牛が禁止されたので，ショッピングモールに変わった

行きはスペイン広場駅8:36発のバルセロナ・マンレサ鉄道（FGC）でロープウエイ乗り場Aeri　de Montserrat到着9:37

ロープウエイの始発が9:40、また30人しか乗れないので、皆さん競うように早歩き

ギリギリ、私が最終搭乗者でした！　(*^^)v

（ちなみに、英語ではこれをケーブルカーと呼びます）

そこからはこのロープウエイでモンセラットに向います！

ケーブルカー 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

ロープウエイ（1930年に開通）の仕様

長さ: 1,350 m
高低差: 544 m (+ 139 m から + 683 m)
勾配角度: 23° 38'
最大角度:43°から45°まで
サポートタワーの数: 2
キャビン数:2名、各定員30+1名（+１の意味は不明です）
重量:2,175キロ。
全負荷重量:4,900キロ。
速度:秒速5m　終点まで5.5分

ロープウエイからの展望

奇岩ばかり！ (ﾟoﾟ;

もうすぐ終点です！!(^^)!

到着しました！

モンセラットの標高は1241m

建築家ガウディがインスピレーションを受けたと、言われている

先ずは、モンセラットといえば、” 黒いマリア様 "が有名です！

ここらあたりから、黒いマリア像見学の大行列

多分ここには，9:50ごろには着いてると思いますが、黒いマリア像を見ることができるのは午前の部は10：30まで

大丈夫だろうか･･･

黒いマリア像 文化・芸術・歴史

何とか、間に合いましたが、次から次と人が押し寄せるので、撮れた写真はいまいちなこれのみ

黒いマリア像とは･･･
大聖堂の祭壇中央奥に位置するこの黒いマリア像は、膝に幼子イエス・キリストを乗せ、右手には全宇宙を象徴する球体を持っている

右手と球体の部分はガラスから突き出しており、その部分に触れると願い事が叶うとも言われている

イエスと結婚していたのではないかと言われているマグダラのマリア様？？という話もある

アベ・マリアの道

マリア様にお会いした後は、こちらで献灯（言い方が正しいかどうか？）しました

なんか，神秘的な回廊でした

モンセラット大聖堂は16世紀に建設され始め、スペイン独立戦争（1808-1814）での破壊後、19世紀(1811年)に完全に再建

ファサードは1901年に作られたもので，キリストと12使徒の姿が刻まれている

モンセラット修道院 (教会堂) 寺院・教会

大聖堂の前にある中庭“アトゥリオのパティオ”はパワースポット

建物に山が食い込んでいる！！(゜ロ゜)

広場にも，モニュメントが沢山あります！

モンセラット周辺には、幾つかのハイキングコースがあります！(^^♪

一般的なのは、ケーブルカーで行く、サンタコバ行コースとサンジョアン行コース

サンタコバ行コース　Santa Cova Funicular Railway で向かいます　(^^)/

羊飼いが発見したといわれる、サンタコバの洞窟礼拝堂までの散策コースです

途中、ガウディとジョゼップ・リモナの作品で、カタルーニャモダニズムの中で最も重要な屋外彫刻のモニュメントを見ることができる

ケーブルカーは1929年開通

標高700mから582mまでの下りで、全長262ｍ、あっという間です！(^0^)/

ここから、聖なる洞窟サンタコバまでプチハイキング

サンタコバまでには、１５の屋外モニュメントがあり、それらを見ながらひたすら歩きます
やっぱり、写真を確認すると12体のみ

見逃しが多い・・・( ﾉД`)

作品はほとんどが1900年前後10年ほどの新しい作品
教皇レオ13世の提案（らしい）

第一シーン喜びの神秘Misteris de Goigに5体　イエスの誕生と子供時代
第二シーン痛みの神秘Misteris de Dolorに5体 　イエスの情熱と死を伝える悲しみ
第三シーン栄光の神秘Misteris de Gloriaに5体 　栄光
で計15体

第一シーン-4　神殿でのイエスのプレゼンテーションPresentacio de Jesus al temple（つまり、1から３は見逃し）

中央は子供のキリストを抱いた神，右は聖母マリア様，左はサンホセ

第一シーン-5　神殿の医者に囲まれたイエスPresentacio de Jesus al temple

中央では，イエスが法律のマスターに教義を説明している

背後には、聖ヨセフと聖母マリア様の姿が、ろう者の両親として、何が起こっているのか観察している

第二シーン-1　ゲツセマニの庭でのイエスの祈りOracio de Jesus a l’hort de Getsemani

イエスと天使の2つの彫像で構成

祈りのシーンは、完全にミニマリストで、イエスのひざまずき、天使のフルボディとオリーブの枝の姿で構成

彫刻とのアンサンブルのため、岩を少し空に削り、背景のアーチが作られた

第二シーン-2　イエスのむち打ちLa flagel?lacio de Jesus

とげで戴冠した当時のキリストを描いた丸い胸像

胴体は裸で、右腕を体から離した体格で、その姿を高める役割を果たす基礎の上に位置している

山肌からはブロックを介して離れている

第二シーン-3　いばらの冠のイエスJesus coronat d’espines

カララ大理石と錬鉄とで構成された彫刻

2人のローマ人兵士によってとげで戴冠された時に、リードで繋がれた、キリストの静寂により哀愁を強調

第二シーン-4　首に十字架を持つイエスLa crucifixio de Jesus

キリストがひざまずき、十字架を背負っているオーソドックスな彫刻

天の助けと痛みを表す人相

第二シーン-5　イエスの十字架La crucifixio de Jesus

キリストの十字架と死を描いている

十字架は複雑な錬鉄製の装飾品(厚い枝)で覆われている

さすがに、かなりの逆光

逆光補正もこれくらいが限度

第三シーン-1　イエスの復活La resurreccio de Jesus

記念碑の作品は、ガウディの協力者によって監督ということで、一番人気

マグダレナのメアリーは,イエスの体をほどくために香水を身に付けていた

墓に到着すると、イエスが昇天したことを伝える白いローブを着た若物を見つけた

イエスは洞窟の外で、腕をあげて、周りより高いところで、岩にぶら下がっている

私の語学力では、これが限界　(￣∀￣)

書けば、書くほど意味不明になるので、ここまで…

第三シーン-2　天への主の昇天Ascensio del Senyor al Cel

イエス・キリストの昇天を表しています。

第三シーン-3 聖霊の到来Vinguda de l’Esperit Sant

聖母マリア様とイエスの弟子たちに聖霊が来るもの

上部のアーチの部分には，天使の頭の彫刻

上部には、石で彫刻された炎のシャンデリア，7本の腕にストール

第三シーン-4 聖母被昇天Assumpcio de la Mare de Deu

天国にいるイエスに向かう聖母の昇天

下部は2人の天使が、楽器(リュートとハープ)を演奏し、マリア様は、腕を開き、昇天

上部には、天国で、キリストが、両手を広げて聖母を受け取ります

左には、ベールを持つ女の子が近づき、美徳や純粋さを表し、右側には、罪や悪魔を象徴する巨大な動物、ドラゴンがあります

第三シーン-5 聖母の戴冠Coronacio de la Mare de Deu

聖霊によって戴冠されようとしている小さな天使に囲まれた雲の中の聖母を描いている

2人の天使が祈りの態度で手をつなぎ合わせている

記念碑の下部には、青銅製の聖母の像のメダリオンがあります

黒いマリア様が見つかったという、サンタコバの礼拝堂が最終ゴール　!(^^)!

礼拝堂は1696年に、建設

礼拝堂は、ナポレオン戦争、土砂崩れ、森林火災など、過去の苦難の傷跡を除けば、1997年に修復された

岩に食い込んでいます！！(ﾟﾛﾟ)

黒いマリア像が発見されたと伝えられる　”聖なる洞窟”　

以下は伝説ですが･･･
紀元前50年頃に聖ルカによって彫られたモントセラトの黒い聖母はスペインに持ち込まれ、サンタコバ洞窟に隠された

モントセラトの聖母は880年に洞窟で再発見された

夕暮れ時の土曜日、羊飼いの子供たちは山の中で「美しい歌」を伴って空から「大きな光」が落ちるのを見た

これは、最終的にマンレサの司教他が山に旅行し、洞窟で聖母マリア像を発見するまで、土曜日の度に繰り返した

小さいけれども、像は持ち上げられなかったし、彼らはこれを神のしわざと考えた

したがって、像はその場所にとどまり、それ以来モントセラトで崇拝されています

その当時を再現した、レプリカが置いてあります

右下に黒のマリア様，左上にキリスト

レプリカの拡大

小ぶりながら、ステンドグラスもあります

後は、ケーブルカー駅にひたすら戻ります

帰りは、上りだったような…

再びケーブルカーでモンセラットに戻ります

色んな店舗が入っているビルです

これから，やっとメインの修道院に向います！!(^^)!

主祭壇とパイプオルガン

聖歌隊Escolania の時間に合わせて，修道院に入ります

流石に，歌の最中にカメラのガシャって音は無粋なので写真はありません

ただ，聖歌隊はあっという間に終わり、人数も少なく、ちょっと拍子抜けしましたが、雰囲気を味わえただけでもokとしよう

モンセラット修道院 (教会堂) 寺院・教会

主祭壇右方向

中央は黒いマリア様

聖堂内陣の主祭壇上に安置された黒いマリア像の姿が見えます

礼拝堂

なんか，色々形の異なった、オシャレなランプが沢山あります

ここの，ステンドグラスは新しい感じですが，綺麗だったので，ご覧ください

サンジョアン行コース　Sant Joan Funicular Railway で向かいます　(^^)/

サンジョアンケーブルカー鉄道は1918年に開通し、修道院の外側と山頂にあるサンジョアン礼拝堂を結ぶために建設された

1997年にインフラが近代化され、ケーブルカーは、新しいパノラマ車両を設置

標高722mから970mまでの上りで、全長503ｍ、サンタコバ行より長い！

海抜1,000mのモントセラト山の素晴らしいパノラマの景色が望めます！！

修道院の鳥瞰図、周辺エリアとピレネー山脈の素晴らしい景色を望めます！！

修道院の鳥瞰図

ここからは、かなり強烈な散策コースがあるらしいけど、歩いて数分のエリアでの散策と、駅舎上からの修道院の撮影でモンセラットに戻ります

モンセラット観光を終え、バルセロナに戻ります

行きはFGG＋ロープウエイだったので，帰りは登山鉄道Cremalleraクレマレラ+FGCで帰ります

ここで，ハプニングというより，痛恨のミス！

何を勘違いしたのか，FGCに乗り換え駅の一つ手前で降りてしまいました！

次の電車まで1時間待ち！！

危なかった，次の列車が確か最終　山の1日は早い！(^_^;

モンセラット登山鉄道 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

1時間遅れたせいで，予約していたグエル邸Palau Guellには大幅な遅刻

閉館までには若干時間があるので，短時間でも見学出来ないか頼んだところ，受付のお兄さんがマネージャーに聞きに行き，やっぱり時間が無いから今日はNG

ただ，明日は来れるか，と言うので，多分大丈夫！と答えたところ，スペイン語で，日時は1日遅れだが，来たら入れてやってくれと書いてくれました

一般的には，チケットの日時が過ぎれば，当然無効となるが，明日このチケットで入れるよと言って貰え助かった！

お兄さんがマリア様に見えました！！(⌒▽⌒)

これには，後日談があり，その後日本に帰ってメールの整理をしていると，グエル邸から，わざわざ日付を打ち直したE-チケットが届いていました

スペインは優しい人が多いのか，それともモンセラットで得た，パワーのせいかな
チョット，いい話でした

ランブラス通り 散歩・街歩き

ランブラス通りは、全長1.2kmほどの通りで、カタルーニャ広場から港までまっすぐに続くメインストリート

残念ながら、この約2か月後に車による無差別テロがあった

テロというニュースの聞かない日が来るのを待ちわびる　合掌

沢山の花屋さんがありました

ボケリア市場（正式にはサン・ジョセップ市場）で食事します

ブケリア市場 市場

全部、チョコレート！(゜▽゜)

これを，食したのだろう　我々の口には，海鮮が合う　(^^♪

行き当たりばったりで入った店なので名前などは覚えてないが，ランチョンマットに書かれたかすかな文字を手掛かりに調べると”Kiosko Universal”という店だ
（我ながら，よくぞ，調べ上げた）(笑)

google mapでは地中海料理となっており，評価は4.4 まずまず

この後，無人のガウディズネストに戻り，無事，鍵を返却，スーツケースを受け取り，今夜の宿ホテル　シックスティーツー　バルセロナ　Hotel Sixtytwo Barcelonaに行きました

翌日は，ガウディ三昧の一日になります！!(^^)!

キオスコ ウニベルサル シーフード

この旅行記へのコメント （3）

• 城megrist KAZさん 2019/12/29 11:36:26

  こんにちは

  3月にJTBのツアーでスペインに行く予定です。
  ツアー最後の日をバルセロナの街中散策にするか、オプショナルツアーのモントセラト観光にするか迷っていましたが、この旅行記を読んでからはモントセラトがいいかなーって、思うようになりました。　有難うございます。

  mitsuさん からの返信 2019/12/29 21:40:26

  Re: こんにちは

  こんばんわ　いつもご訪問と，沢山の「いいね」をありがとうございます。
  モンセラットはいいところですね。
  偉そうな事書いてますが，15体のモニュメントも実は，今回調べて書いたものですが(笑)
  多分，ケーブルカーや鉄道の時刻表も異なってる可能性が高いので，私の旅行記を信用せず，良く調べてから行かれた方が，ロスタイムも少なく効率的に回れると思います．
  くれぐれも，帰りの行程はしっかりと確認しておいてください(笑)
  楽しい，御旅行になることを祈念してます．
  今年一年間，ありがとうございました。
  
  どうぞ、よいお年をお迎えください。

  城megrist KAZさん からの返信 2019/12/30 18:19:22

  RE: Re: こんにちは

  モンセラット行きます！　黒いマリア像を見てきます。
  有難うございました。