☆憧れの初スペイン　2週間の旅　7日目 セビリアー１☆

2017/05/22 - 2017/06/05

5/28(日）

本日はセビリア観光

9時14分コルドバ発、9時54分セビリア着のAVCityという高速列車で行きます
前日のコルドバフェアからの帰りが遅く、今日は今日でこの時間なので、せっかくの素敵なホテル(バルコン　デ　コルドバ）であるが、寝るだけに終わったのがチョット残念　( ﾉД`)

10部屋しかない、ちっちゃいホテルで、スタッフも若かったような気がする
セビリアでは、アルカサル、カテドラルが主たる観光で後は、例によって教会めぐり
いつの間にか、教会マニアになってしまいました　(;'∀')

スペインは、マリア様信仰が強いが特にセビリアは格段に強く、多くのマリア様が祀られていました。

この先、いっぱーーい・・・

先ずは、アルカサルから　(^^)/

エリア セビリア(スペイン)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ホテル(バルコン　デ　コルドバ）の中庭

10部屋しかないので、パティオの横に、このようなテーブルが10個ほど

ここで、朝食をいただきました　(^^♪

バルコン ドゥ コルドバ ホテル ホテル

パティオです

先ずは、アルカサルReal Alcazar de Sevillaから見学

ここは、事前予約してあるので、ほとんど並ばずに、入れました

スペイン独特のイスラム教とキリスト教が融合したムデハル洋式でカスティーリャ王国ペドロ1世の命によって建てられた宮殿

かなり、古そうなイスラム時代の城壁をくぐり、中へと進みます

アルカサル デ セビリア 城・宮殿

狩猟の中庭

ペドロ1世宮殿は、狩猟の中庭に面して建っている

ムデハル様式の宮殿で、14世紀半ばに造られた

謁見の間Sala de las Audiencias

祭壇画は聖母マリアがアメリカ大陸への航海を見守る姿

乙女の中庭

二階建ての回廊に囲まれ、建物上部にはクーポラ

後日、観光するアルハンブラ宮殿と非常に良く似ている

回廊は1階が14世紀のムデハル様式

2階が16世紀に増築されたルネサンス様式

フェリペ2世の天井の間

細長い形をした部屋で、木組み細工の天井が特徴

大使の間

スギで出来た金色の木組み天井

ドーム型の天井は宇宙を表しているらしい

大使の間

蹄形三連アーチや漆喰細工、モザイクタイルといった装飾が、床から天井までびっしりと施されている

人形の中庭

ここは王族のプライベートな空間だった場所で、ガラス張りの吹き抜け天井

1階部分は古いが、それより上の階は後から増築されたので新しい

王子の間

ここも、王の私的な空間だった場所

可愛い天井には、カスティーリャ王国とレオン王国の紋章が描かれている

ゴシック宮殿

アルフォンソ10世が建てたキリスト様式の宮殿

聖母マリアの祭壇画が置かれている

天井の黄色いリブ・ヴォールトが特徴

タペストリーの間

壁一面の巨大なタペストリー

宴会の間

壁にはぎっしりとアスレホ装飾（装飾タイル）

ものすごく細かい装飾だ！( ﾟДﾟ)

ダムセルの庭

マーキュリーの池

黄色い建物とイスラム時代の城壁に囲まれている

池に流れ落ちる水はどこから来ているのだろうか？

　

長さ150mを超える城壁の中は回廊になっていて、端の方まで歩いて行く事が出来る

幾何学模様の庭の中にやしの木

不思議な組み合わせだが、これぞスペインらしい雰囲気　!(^^)!

遠くに見えるのは、ヒラルダの塔

アラブの雰囲気だ・・・

アルカサルからサルバドール教会に行く途中にある、サン・フランシスコ広場にある市役所Ayuntamiento de Sevilla

セビーリャ市庁舎 建造物

同じく広場にあるEdificio de La Adriatica

現在は普通のお店が入っているらしいが、なかなか見ないフォルム

マドリードでも似たようなビルを見た気がする

Edificio La Adriatica 建造物

サルバドール教会Iglesia del Divino Salvadorに着きました

ここは、セビリア大聖堂の一部という位置づけなのかわかりませんが、セットで見学出来ます

で、こちらの方が圧倒的に空いているので、こちらで共通チケットを買えば、激混みの大聖堂は並ばずに入場出来るという裏技があります！

ところが、その日は、結婚式か何かやっていて、ドサクサに入場させられたので、チケット購入出来ず・・・

従って、大聖堂では行列に並びました　(;'∀')

サルバドール教会 寺院・教会

Retablo Mayor

Retabloとは祭壇画のこと

絵画だけでなく彫像も含まれる

ここからは、HPから名前が判明したもの

Retablo Portada de la Capilla Sacramental

Retablo=祭壇画
Capilla=礼拝堂

Retablo del Cristo del Amor

Retablo de la Virgen del Rocio

ここからは、名前がわかりませんが、せっかくなので…

皆さん、正装でした…　(;'∀')

　

今まで見てきた大聖堂のド派手なパイプオルガンと比べ、小ぶりではある…

カテドラルCatedral de Sevillaに着きました

広場には観光馬車がたくさん待機してました

翌日、乗る予定です！　(^^)

セビリア大聖堂 (カテドラル) とヒラルダの塔 寺院・教会

セビリア大聖堂に着きました

レコンキスタ以前はモスクが建っており、その特徴（門と教会の間に中庭がある。ヒラルダの塔も以前はモスクの尖塔ミナレット）が残っている

コルドバのメスキータと同じだ・・・

ゴシック様式とルネサンス様式が混合する、スペインで最も大きな大聖堂
レコンキスタ後の15世紀から約120年もかけて造られた

奥行116m、幅76mもあり、、【 サン・ピエトロ大聖堂、セント・ポール大聖堂】に次いで3位の大きさです！
4位はトレド大聖堂になります！

ヤッター！、、上位4位制覇　　!(^^)!

ヒラルダの塔La Giralda

イスラム時代のミナレットを土台にし、キリスト教の鐘楼を継ぎ足して造られた98mの塔

土台部分は、二連アーチ窓やアラベスク模様が施されたイスラム様式

一番上には、「ヒラルディーヨ」Giraldilloと呼ばれるブロンズ像が付いており、これは一種の風見鶏

余りにも巨大でなかなか、、全体像が掴めない・・・

仮定の門Puerta de la Asuncion

ゴシック様式のサン・クリストバル門

盾と、椰子の葉を持った女性のブロンズ像ヒラルディーヨが立っています

この像と同じ物が、ヒラルダの塔の頂上にも設置されています

こちらは、レプリカです

場所：概念の礼拝堂Capilla de la Concepcion

名前:La Inmaculada　作者:Luis de Vargas

場所：サン・アントニオ礼拝堂Capilla de San Antonio

フスタと聖ルフィーナ姉妹は、3世紀セビーリャ出身の姉妹であり、供物製作を拒んだことで殉教した

1504年に、セビリアで起こった大地震の際に、突如現れ倒壊しかかったヒラルダの塔を救ったという伝説で知られています

後ほど、絵画と彫像が出てきます

場所：サン・アントニオ礼拝堂Capilla de San Antonio

上　名前：El Bautismo de Cristo　作者：Murillo
下　名前：「サン・アトニオの幻想」Vision de San Antonio　作者：Murillo

名前：La conversion de San Pablo 　作者：Vincente Menardo

どのステンドグラスも美しいです！　(*'▽')

　

ここにも、スペイン独特のパイプオルガンがありました

場所：聖年の祭壇Altar del Jubileo

上の絵　名前：El Dogma de la Inmaculada Concepcion　作者：Alfonso Groso

巨大な王冠や、センターはやっぱりマリア様

左右は聖人イシドロ像

円形のステンドグラス

チョット、ピンボケしました　(>_<)

中央は受胎告知のようだ！

　

やっぱり、マリア様

主祭壇Retablo Mayor

黄金の木製衝立は高さ20m、幅13mもあり、世界最大の飾り壁と言われている

衝立にはキリストやマリア様の生涯など聖書の45場面が、彫刻によってびっしりと描かれている
1482年から、完成までに80年もかかったそうだ

トレドにも同じような木製衝立があったが、こちらの方が断然規模がデカイ！

トレドとはライバルの土地らしい

よろしかったら、、トレドの旅行記と対比してみてください…

という事で、同じメインのシーンを何とか見れる範囲まで、拡大してみました

これは、キリストの誕生（多分）

受胎告知（多分）

聖母被昇天（多分）

聖歌隊席Coro

彫刻がびっしりと施されている

中央奥には、キリストとマリア様の絵に挟まれた司教席

コロンブスの墓

棺を担いでいるのは、当時スペインを構成していたレオン、カスティーリャ、ナバーラ、アラゴン王国の4人の王

コロンブスの遺骨は世界を転々とし、ドミニカ共和国にも立派な墓がある

どっちが、本物なのか良く分からないのが真相のようだ

コロンブスが生前、スペインには埋めて欲しくないとか言ったらしく、そのため担がれ宙に浮いている

場所：アンティグア聖母の礼拝堂Capilla de la Virgen de la Antigua

名前：Virgen de la Antigua 作者：Anonimo

やはり、センターはマリア様

聖杯の礼拝堂

場所：Sacristia de Calices

左　名前：Virgen del Pozo Santo　　　作者：Alonso Vazquez
右　名前：San Pedro Pedro　　　　　 　作者：Fernandez de Guadalupe

祭壇画「聖フスタと聖ルフィーナ」Santas Justa y Rufina
Francisco de Goya作

二人は3世紀セビーリャ出身の姉妹であり、供物製作を拒んだことで殉教した

1504年にセビリアで起こった大地震の際に、突如現れ、倒壊しかかったヒラルダの塔を救ったという伝説で知られている

右下のライオンは、スペインの比喩

場所は違うが、「聖フスタと聖ルフィーナ」の3次元版！

主聖具納室Sacrista Mayor

主聖具納室Sacristia Mayor

主聖具納室には、ムリーリョやスルバランの作品が展示されている

ドーム型の天井からは光が差し込むので明るい空間になっている

真っ白な壁と柱には、美しく繊細な彫刻が施されている

主聖具納室

名前：「十字架降下」El Descendimiento　　作者：Pedro de Campana

主聖具納室

名前：無原罪のお宿りInmaculada　　作者：Alonso Martinez

場所：主聖具納室

名前：聖フェルディナンドSan Fernando　　作者：Pedro Roldan

場所：主聖具納室

右　名前：Vision de San Francisco　　　　作者：Juan Sanchez Cotan

主聖具納室

銀製の聖体顕示台

　

宝物殿から何点か載せます

ＨＰ上で名前は分かりましたが、コピペ出来ないようなので省略します

　

参事会室

楕円形の形をしたルネサンス様式の部屋

参事会室

名前：Inmaculada
作者：Murillo　

クーポラ部分の一番目立つところに、ムリーリョ作「無原罪のお宿り」

参事会控室

聖書の場面が描かれたレリーフが壁一面に彫られている

天窓から光が差し込み、天井に施された装飾が明るく見える！

やっぱり、マリア様

ヒラッダの塔の上からの景観

やや左の教会はIglesia de Santa Cruz

緑はオレンジの中庭Patio de los Naranjos

アルカサル方面

トリウンフォ広場方向

大聖堂は上から見ても巨大だ！

丁度、塔に登っていた時に、鐘が鳴りました！

とんでもなく、ビックリしました！！　( ﾟДﾟ)　

オレンジの中庭Patio de los Naranjosからヒラルダの塔と、Puerta de la Concepcion

カテドラル北側の翼楼のファサード「受胎の門」

マカレナ門Arco de la Macarenaとマカレナ教会Basilica de la Macarena

有名なマカレナの希望の,聖母を祀っていた教会が火事で焼失したため、今のネオバロック様式の教会が 1949 年に建設された、新しい教会

マカレナ門は17世紀に造られている

マカレナ教会 寺院・教会

Capilla y camarin de la Macarena

エスペランサ・マカレナ聖母（マカレナの希望の聖母）Esperanza Macarena

聖母像は17世紀のもの

我が子イエスの受難を苦しみ悲しむ聖母マリア

頬に小さなガラスの滴が涙のように光っている

これが別名涙を流す聖母と呼ばれるゆえんです

右の頬には「あざ」がある

これはイースターの巡行中に酔っ払いが投げたワイン ボトルが当たってできてしまったものです

　

　

Capilla y camarin de la Sentencia

ヒスパニックの祭壇Altar de la Hispanidad

教会の建立のために中南米からも多くの献金が寄せられたので、感謝をこめてこの祭壇をつくった

中央のグアダルペ聖母はメキシコの守護聖母、周囲は上から時計回りに

パラグアイ、コロンビア、エクアドル,プエルトリコ,キューバ､チリ、ペルー、アルゼンチン、パラグアイ、ドミニカのそれぞれの守護聖母の絵

Capilla del Rosario

　

マカレナの希望の聖母像にまとわせる祭服

受胎告知

サンタマリアマグダレナ教会Real Parroquia de Santa Maria Magdalena

中心部に帰るには早いので、途中のマグダレナ教会に行きました

宵っ張りのスペインですので、夜8時過ぎでも見学出来ます

HPはありそうなのですが、エラーで見れません。また、ステキな教会ではあるが、訪問者が少ないせいか情報があまりありません。

従って、写真（やっぱりマリア様）のオンパレードになりますが、悪しからず…

多分、ミサの最中なのでそーーーーと見学します

よーーく見ると、下の方に牧師さまが見えると思います

いかに、この中央祭壇が巨大か分かる！

やっぱりセンターはマリア様

この教会は特にマリア様が多いが、もしかしたら別の方かもしれません
悪しからず…

マリア様２人目

Capilla de la Virgen del Rosario

マリア様3人目

マリア様4人目

マリア様5人目

Capilla de la Virgen del Amparo

マリア様6人目

マリア様7人目

マリア様8人目

マリア様9人目

Capilla del Cristo del Calvario

マリア様10人目

マリア様11人目

どちらかというと、珍しい存在のキリスト像

自信を持って言えます。パイプオルガンです！(笑)

大聖堂に戻りました

何かのお店が一杯開いてます　(^^)

セビリア大聖堂 (カテドラル) とヒラルダの塔 寺院・教会

夕食は…ここで　(^^♪

食事も終わるとやっと暗くなり、まばゆいばかりのライトアップ！(*'▽')

ヒラルダの塔も輝いています！　　!(^^)!

ホテル（ドニャ　マリアHotel Dona Maria)の戻り、屋上テラスから

左下は屋上のバーですね

明日も、セビリアです　(^^)/

この旅行記へのコメント （2）

• senda3さん 2019/10/21 20:15:49

  ステンドグラス

  カテドラルのステンドグラスに年号が入っているのに気づかれませんでしたか。
  
  昔、ステンドグラスは高かったのでしょうねえ。
  
  何年かに1度の比率で作られていたようです。(#^.^#)
  
  ご参考まで。

  mitsuさん からの返信 2019/10/21 21:34:12

  Re: ステンドグラス

  こんばんわ　mitsuです。
  いつも、いいねをありがとうございます。
  貴重な情報ありがとうございます。
  いつも、漠然と見ているので、全く気づきませんでした。
  遡って、写真をじっくり見てみます
  今後とも、よろしくお願いいたします。