2019/10/23 - 2019/10/23
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旅人のくまさんさん
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西尾城と城下町の紹介の締め括りです。愛知県には、日本百名城が四つ、続日本百名城が三つ、合わせて七つが指定されています(日本城郭協会)。もし、愛知県で10名城を選ぶとしたら、個人的には信長所縁の清洲城(清須市)、譜代大名所縁の西尾城(西尾市)、渡辺崋山所縁の田原城(田原市)を挙げます。
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既に紹介した、道案内の『石標』の光景です。複数個の石標が置かれていました。こちらの石標にも、文字らしいものはありましたが、読み取ることは全く出来ませんでした。東屋がある方向の石段を指し示しているようにも見えました。
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イチオシ
尚古荘の枯山水の庭園の重要な一部になるのでしょうか、谷を渡る石橋の光景がありました。左側には石垣が組まれ、石橋の中央には、少し不粋な橋桁が一つだけありました。橋の中央には歩くことが可能な幅の窪みが設けられているようでした。枯山水の川の流れの代わりは、降り積もった落葉のようでした。
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少し離れた場所から眺めた、頂上に東屋がある『築山』の光景です。正面に石段の登り口が見えていました。西尾城址の『東の丸跡』に建てられた尚古荘ですが、発掘調査によれば、『東の丸』からは、は米蔵跡、武家屋敷の区画溝、貯蔵坑や武家の生活を示す陶磁器類が多量に出土しています。(西尾市教育委員会)
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何度も紹介する、庭内の『ハラン(葉蘭)』の群生光景です。生育条件がいいのか、青々とした大きな葉が塊になっていました。ハランの葉は、薄いですが硬くて艶があり、深緑色をしています。楕円形で長さが50センチを越えます。(ウィキペディア)
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名前:『サザンカ(山茶花)』
分類:ツバキ科ツバキ属の常緑広葉樹。
分布:日本を始め台湾、中国、インドネシアなどに分布。
その他:白色の花のサザンカです。 -
大きな石の上に置かれた、『雪見灯篭』風の石灯篭の光景です。雪見は『浮見』が変化した語とされます。竿と中台が無いため、高さが低いのが特徴です。主に水面を照らすために用いられますので、笠の部分が大きく水際に設置することが多い灯篭です。足は3本のものが主流とされますが、この灯篭は4本のようです。笠の丸い丸雪見と六角形の六角雪見があります。
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イチオシ
庭内の築山の上に建つ東屋の光景です。こちら側から眺めた築山の光景は、『西尾城・東の丸』の『丑寅櫓台』の面影を濃く残しているようでした。丑寅(うしとら)は、丑と寅との中間の方角で、北東になります。『陰陽道(おんようどう)』では、『鬼門(きもん)』とされます。
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庭内の少し小高い場所から見下ろした茶室の光景です。歌人の佐々木弘綱も利用したとされる茶室の『不言庵(ふげんあん)』です。幕末の動乱期に著名な歌人となった弘綱は、維新後の1882年(明治15年)には、帝国大学文科大学古典講習科(現在の東京大学文学部)の創設と同時に同学科の教授となり、古典等の国学の教鞭を執ったり、様々な著作を執筆、刊行しました。
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枯山水庭園の矩形が続きます。この辺りは築山の裾野部分になるようでした。佐々木弘綱の紹介を続けます。『日本歌学全書』は、『万葉集』など古来の歌集を初めて活字にした著作ですが、執筆中に弘綱が死去したため、長男の信綱が刊行しました。弘綱が生前に著わしたのは、『竹取物語俚言解』『土佐日記俚言解』や『古事記俚言解』などです。
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イチオシ
枯山水の、京風の庭園光景になるようです。私は目にすることは出来ませんでしたが、庭内の一角には『水琴窟(すいきんくつ)』もあるようです。こちらはネット写真で拝見しました。
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一度紹介した、枯山水の石庭に架かった石橋の光景です。芳香を変えて見直しましたが、自然石かどうか、中々判断が付きませんでした。かなり贅沢に造られた枯山水の庭園ですから、自然石に代えて人造の石橋が使われることはないとは思われますが、断定が出来ませんでした。
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石灯篭か、石像の土台石のようです。踏み石として幾つも使用されていました。子の土台石は、石灯篭ではなく、仏像などが置かれていた土台石かも知れません。飾りに刻まれたらしい花弁風の文様が全周に残されていました。その下部には六角形の敷石部分も見えていました。贅沢過ぎるような飛石の光景でした。
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同じく、石灯篭か、石像の土台石のような飛石の光景です。この飛石には、角の部分が割れていますが、丸い台座の下に正方形の台座があったようです。これも石灯篭ではなく仏像などが載っていた台座のような雰囲気でした。
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六角形の台座が、三重に造られていた飛石の光景です。福数に重ねられた土台ではなく、一つの土台に刻みが入れられているようでした。中央部分に上部の置物を取り払ったような痕が残っていました。これも勝手な判断をすれば、石灯篭の台座のように見えました。
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石灯篭か、石像の土台石は、飛石代わりのようですから、当然ながらいくつも並んでいました。飛石とはいっても、この上を歩くには抵抗感がありそうでした。さり気なく使うのは風流かもしれませんが、度を過ぎると、白けてしまいそうです。
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尚古荘の枯山水の庭園と、樹間に見え隠れしていた建物の光景です。茶室の『不言庵(ふげんあん)』のようでした。愛知県内でほぼ通年常時公開されている茶室を紹介した『名古屋茶道大鑑』にも紹介されていました。その紹介文の一部は、『昭和初期に米穀商・大黒屋岩崎明三郎によって造られた庭園で、内堀や櫓跡等の起伏を活用した、変化に富んだ景が見られる』、と記されていました。
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尚古荘の中ほどにあった風流な透かし戸を持った門の光景です。先ほど紹介した『名古屋茶道大鑑』には、『園内の茶室「不言庵」は(中略)七畳半の壁床の席。壁床横の壁一杯は大きな円窓があけられているが、天井も張らない上、 皮付の丸太ばかりで建てられているので、 茶室というよりは山小屋のような印象さえ受ける』、とかなり失礼な表現での紹介でした。
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名前:『モチノキ(黐木)』
分類:モチノキ科モチノキ属の雌雄異株の常緑高木。
分布:本州、四国、九州、南西諸島、韓国南部、 台湾、中国中南部に分布。
その他:樹皮から鳥黐(トリモチ)を作ることができ、これが名前の由来。 -
名前:『イロハモミジ(いろは紅葉)』
分類:ムクロジ科カエデ属の落葉高木。
分布:日本では最もよく見られるカエデ科の樹木。
その他:本種から作られた園芸種が多くあります。 -
名前:『イロハモミジ(いろは紅葉)』
分類:ムクロジ科カエデ属の落葉高木。
分布:日本では最もよく見られるカエデ科の樹木。
その他:日本の紅葉の代表種。 -
『尚古荘案内図』のタイトルがあった図面です。邸内の建物だけでなく、尚古荘の全域が案内されていました。地図の中に城っぽく見えるのが建物や、それ以外の主な建築物を示しているようでした。
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『尚古荘』の邸内の巨木の光景です。庭内で目にした樹木の名札では、『スダジイ』当たりが巨木になりそうでしたが、現地での確認はできませんでした。いわゆる、『たべられるドングリが生る木』です。
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『西尾市歴史公園・尚古荘』の表札の光景です。『ご自由にお入ください』の表示もありました。白い紙には『入場は無料です。ご自由に見学してください』の案内もありました。
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名前:『オシロイバナ(白粉花、白粧花)』
分類:オシロイバナ科オシロイバナ属の多年草または一年草。
分布:南アメリカ原産、日本には、江戸時代始めごろに渡来。
その他:日本では、広く野生化しています。白い花です。 -
名前:『オシロイバナ(白粉花、白粧花)』
分類:オシロイバナ科オシロイバナ属の多年草または一年草。
分布:南アメリカ原産、日本には、江戸時代始めごろに渡来。
その他:濃いピンクと薄いピンクの花です。 -
かつての西尾城下町の光景です。近年に区画整理されたのか、城下町時代の碁盤目の名残の街並みなのかは、一見しただけでは分かりませんでした。『惣構え』とされた西尾の徐由香町ですから、この辺りもかつての城下町であることは間違いないようです。
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同じく、かつての西尾城下町の光景です。この辺りは商店街が軒を並べていました。愛知県(尾張国、三河国)にあったかつての惣構えの城下町としては、尾張国の犬山城と清須城、三河国の西尾城が知られています。惣(総)構えは、城のほか城下町一帯も含めて外周を堀や石垣、土塁で囲い込んだ、日本の城郭構造のことです。
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名前:『ニチニチソウ(日日草、日々草)』
分類:キョウチクトウ科ニチニチソウ属の一年草。
分布:マダガスカル原産、熱帯各地で野生化。
その他:10種以上のアルカロイドが、全草に含まれる毒草。 -
名前:『ニチニチソウ(日日草、日々草)』
分類:キョウチクトウ科ニチニチソウ属の一年草。
分布:マダガスカル原産、熱帯各地で野生化。
その他:キク科の『ヒャクニチソウ(百日草)』とは全くの別種。 -
西尾駅まで戻って来ました。園駅前にあった、『西尾市の魅力を世界の人々に』のタイトルの広域観光案内図です。現在位置の西尾駅前が、右下付近に赤く記されていました。二方の縁が、観光案内図や食べ物(鰻かば焼き)や飲み物(抹茶)で一杯でした。
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