花盛りの静岡・愛知・三重・滋賀、春の旧東海道を行く(その3・西尾市)

2022/03/22 - 2022/03/22

蒲郡観光を終えてから
三河の小京都と言われる西尾市を探訪します。

名鉄蒲郡線で西尾市へ。
西尾からは名古屋で近鉄に乗り換え
三重県の鼓ケ浦で宿泊します。

名鉄蒲郡線
蒲郡13:11→吉良吉田13:39
名鉄西尾線
吉良吉田13:45→西尾13:57
西尾17:41→新安城18:02
名鉄本線
新安城18:07→名鉄名古屋18:42
近鉄名古屋線
近鉄名古屋18:50→白子19:44
白子19:46→鼓ヶ浦19:48

エリア 西尾・一色・幸田(愛知)

蒲郡線に乗って吉良吉田駅に来ましたが
西尾線に乗り換え再び出発。

吉良吉田駅 駅

西尾で下車します。

西尾駅 駅

西尾はソメイヨシノなのでまだまだ桜まつりは先です。

いが万十という聞き慣れない単語が気になり和菓子屋さんに入ります。

夢菓笑おきなや グルメ・レストラン

西尾市含む西三河地方でひな祭りの時に食べる
米粉の生地で餡を包んだ饅頭の上にもち米を付けた物だそうです。

夢菓笑おきなや グルメ・レストラン

昭和初期に米穀商の岩崎明三郎によってつくられた京風庭園、尚古荘です。

尚古荘 公園・植物園

西尾城東の丸の遺構を活かしているので１０００坪の広大な敷地を持ちます。

尚古荘 公園・植物園

お部屋から見える庭園に四季折々の花と木々が映えます。

尚古荘 公園・植物園

二の丸の表門である鍮石門から西尾城に入ります。

鍮石門 名所・史跡

左大臣を務めた近衛忠房の邸宅を京都から移築した旧近衛邸。
数寄屋造りです。

旧近衛邸 名所・史跡

綺麗に手入れされているお濠。

西尾市資料館 美術館・博物館

三河国守護である足利義氏が鎌倉時代初期にこの地に移設した御剱八幡宮。
現在の本殿は１６７８年に再建と歴史あるものです。

御剱八幡宮 寺・神社・教会

25年ほど前に再建された本丸丑寅櫓の丑寅とは北東を意味します。

本丸丑寅櫓 (西尾城) 名所・史跡

物見櫓として他の櫓より高く造られていたそうです。

本丸丑寅櫓 (西尾城) 名所・史跡

掛川城よりは遅めですが枝垂桜が咲き始めています。

本丸丑寅櫓 (西尾城) 名所・史跡

本丸自体の跡は西尾神社となっています。

西尾神社 寺・神社・教会

二の丸跡へ。
ここは公園らしい感じです。

西尾城二之丸跡 名所・史跡

二の丸丑寅櫓も本丸丑寅櫓と同時期に再建されました。
部材は県内産のものだそうです。

西尾城二之丸跡 名所・史跡

寒緋桜はちょうど咲いてますね。
西尾藩主が愛でたと言われています。

西尾城二之丸跡 名所・史跡

二の丸にある天守台。
天守は本丸ではなく二の丸に置かれました。

西尾城二之丸跡 名所・史跡

西尾城から歩いて行くと立派な山門。
浄土真宗の聖運寺というお寺です。

西尾市指定天然記念物になっている樹高15ｍのイブキ

”三河の小京都”と呼ばれる西尾で代表的な歴史的景観を持つ
順海町通り。

順海町通り 名所・史跡

右が崇覚寺と左は唯法寺。
唯法寺の住職であった順海がこの通りを切り拓いたことから付いたそうです。

唯法寺 寺・神社・教会

順海町通りを抜け名鉄線の方へ戻る道すがらに有るのが伊文神社。
西尾城跡にある御劔八幡宮と皇子八条院宮の住まいを挟み
東西で対となるようにと祀られました。

伊文神社 寺・神社・教会

陽光桜が咲いてました。

伊文神社 寺・神社・教会

創建１１５０年の歴史ある神社ですが
４０年前の不慮の火災により再建され現代的な本殿となっています。

伊文神社 寺・神社・教会

境内にある義倉蔵は城下の御用商人らが
飢饉時に困窮者の救済を行なう為の義倉米を備蓄する土蔵として
1857年頃に建てられました。

伊文神社 寺・神社・教会

こちらの盛厳寺は桜ではなくコブシの花が大きく咲いてました。

盛巌寺 寺・神社・教会

鶴城公園には綺麗な花時計。

公園の中にあるのは地元の実業家である岩瀬弥助の像。

西尾市岩瀬文庫 美術館・博物館

明治41年に弥助が建てた私立図書館が岩瀬文庫です。
こちらは旧書庫。後ろに新しい古書の博物館としてオープンしています。

西尾市岩瀬文庫 美術館・博物館

西尾観光を終え名鉄から近鉄を乗り継ぎ着いたのは鼓ヶ浦駅。

こちらで今晩は宿泊します。

鼓ケ浦駅 駅