【北海道】ヲタルの老建築

2019/08/12 - 2019/08/12

若者が職を求め札幌などへ流出、人がおらず活気のなかった10年前の小樽。道東を舞台にした映画「狙った恋の落とし方（非誠勿擾）」で中華圏を中心に北海道ブームが沸き起こり、その熱は今も冷めることなく、小樽・札幌はたくさんの観光客で賑わっています。
今回は、いずれ消えゆくであろう小樽の老建築に焦点を絞り街歩きを楽しみました。坂ばっかりで疲れます。

エリア 小樽(北海道)

車窓からぼんやり眺めていると、突如目に入ってきた古いのれん屋！

ずっと気になっていたお蕎麦屋さん「きむら」。なにやら蕎麦がきが美味しいらしい。13：21到着なのにもう「終了しました」！！アクセス悪い中はるばる来たのに、なんてこった！行きたい方は、11：30オープンと同時に行ってください！

【手打ち蕎麦　きむら】
小樽市幸3丁目16番8号
バス：中央バス小樽市内線「幸、オタモイ行」で幸会館下車徒歩約1分
11時30分～15時（売り切れ次第閉店）

この周辺だって昔は夏休み期間くらいしか観光客いなかったのに、いまは年中主にアジアからの観光客で賑わってる。人力車なんかも走ってるし。

小樽運河 名所・史跡

旧手宮線。
かつて日本国有鉄道（国鉄）が運営していた貨物線で、南小樽駅から手宮駅を結んでいた。おもに石炭や海産物を扱っていたが、1985年11月5日廃止。

旧手宮線跡 名所・史跡

この建物は昔なんだったのだろう

何食べようか…たまたま通りかかった「如月」さん。もうすぐ閉店するそうだ。

リーズナブル

イカバター焼き定食。ごちそうさまでした。

あれ？活気がない…

小樽都通り商店街 市場・商店街

営業してるのかしら

路地裏散歩中見つけた焼肉屋。東京ってくらいだから昔はずいぶんイケていたはず。今は今である意味カッコイイ。

目の錯覚ではない

色内驛。複数名の鉄をお見かけした。

その駅の中へ入ると、線路（廃線）をお散歩で来たり、飲食店があったり。

市立小樽文学館/美術館。小樽市分庁舎（旧小樽地方貯金局）内にある。

市立小樽文学館 美術館・博物館

「うだつが上がらない」の「うだつ」。防火壁ね。

小樽といえばガラス細工。この時期はあちこちに風鈴を見かける。

レトロ建築が並ぶ商店街。飲食店やお土産屋が軒を連ねている。やっぱり、海鮮をその場で網焼きにして食べられる夏がおすすめかな。

小樽堺町通り商店街 市場・商店街

細い路地に入ってみると

展示が。蓄音機やら昔の湯たんぽなんかも。

屋根萌え①

屋根萌え②

観光地から離れていても、古い建築をお目にかかることができるノスタルジック都市「小樽」。こういうのの良さを感じられるのは、自分も古くなってきたからなのかね。

手作り感満載にも萌え

おねがいだから味気のない「令和」にはならないで！

小樽にはお餅屋さんが多い。諸説あるが、明治時代に物流拠点として栄えていた小樽港で働く人々から「腹持ちが良い」として需要があったからだとか。残念ながら日曜祝日お休みのお店も多い。ここは「雷除志ん古（かみなりよけしんこ）」さん。

雷除志ん古 グルメ・レストラン

最後に旧岡川薬局のカフェにいってみると…あちゃ～ここもお休みかい。

（旧）岡川薬局 宿・ホテル