2019/01/25 - 2019/01/30
826位(同エリア4808件中)
ポポポさん
タイ北部のゴールデントライアングルと呼ばれる地域にある首長族(カレン族)の村の観光を終えると再び観光バスに乗り、チェンマイ旧市街に向かいました。タイ最後の観光はチェンマイ旧市街の寺院巡りです。
チェンマイはラーンナー王国の古都です。堀と城壁に囲まれた旧市街にはたくさんの寺院がありました。
チェンマイ最後の観光はこのうちの2つの寺院を観光しました。
1月29日
チェンマイ ー メーサーエレファントキャンプ ー オーキッド・ファーム ー
首長族の村 ー チェンマイ市内観光 ー チェンマイ空港 ー スワンナプーム空港 ー (機中泊)
1月30日
ー 福岡空港(帰国)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
-
チェンマイ観光の続きです。
チェンマイ北部にある首長族(カレン族)の村を観光し、バスはチェンマイ旧市内に向かいました。
写真はタイ国軍(陸軍)の駐屯基地です。タイ国境とチェンマイの中間あたりにあります。
タイ北部国境付近の防御を担当しているそうです。 -
基地の敷地は広大でした。
-
チェンマイ旧市街です。チェンマイはチェンマイ王国の王都であり旧市街の周囲は堀と城壁に囲まれています。
城壁は形が残っている部分もありますが、多くは写真のように崩れていて遺跡を見るような印象でした。
掘割の水は泥水で濁っています。 -
この掘割の水を使用して行われるのが「水掛祭り」です。
ソンクラーンフェスティバルと呼ばれ行われるのは原則4月13日から15日。正式にはこの3日間ですが土日を合わせて日程が延長されることはしばしばだそうです。
ソンクラーンは旧正月をお祝いするための伝統行事でが、もともと小乗仏教において仏像や仏塔に水をかけてお清めをする行事でした。
そのためタイだけではなく東南アジアの仏教国でも行われています。
昔は手に水をかけていたのですが、後に美人に水をかけるようになりました。その時美人でない人はどうしたでしょうか?自分で柄杓で水を汲み、自らの体に掛けたそうですよ。
今も美人が真っ先に水を掛けられるそうですが、水の掛け方が年々エスカレートしています。今では水鉄砲やバケツを使用し、挙句の果てには車の荷台に水を汲んだ桶を満載し、走る車から水をぶちまける荒業にでる人もいるそうです。
そんなこんなで今最もハジけているのがチェンマイの水掛祭りです。 -
掘割の水は不衛生なため、祭りの前に清掃されて綺麗な水と入れ替えられるそうです。
ガイドのカンチットさんは「来年4月にまたチェンマイに来てください。そして美人さんに一緒に水を掛けましょう。」とアピールしていました。 -
掘割沿いを走っていたバスは城壁の中に入り、今度は城壁沿いを走り始めました。
城壁は平たいレンガで造られています。 -
バスはレンガ造りの城壁沿いを走ります。
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この辺りからは城壁がはっきり残っていました。
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城壁に上るための階段もはっきり残っています。城壁の上の楼閣のような遺構も残っていました。
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城壁の遺構沿いを進んで行くと・・・。
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立派な城壁がありました。まるで復元したように保存状況が良い城壁でした。
この時は知りませんでしたが、この城壁沿いに進んだところに有名なターペー門があります。
写真準備をしていなかったのと、バスの速度が速かったのとでカメラを構えた時にはもう門の前を過ぎていてシャッターチャンスを逃がしてしまいました。 -
写真右奥がターペー門です。門の前は広場になっていて大きの観光客が集まっていて記念写真を撮っていました。
バスは門の前にある広場を左折し旧市街へ。ターぺー門はチェンマイ旧市街観光の起点となる場所だそうです。
我々はバスに乗っているので今旧市街のどこを走っているのかさっぱり分かりませんでした。 -
写真はチェンマイ市芸術文化センター前にある「3人の王像」です。
チェンマイ建国に所縁があるのがこの3人の王です。中央はラーンナー・タイ王国のメンラーイ王、右はスコータイ王国のラームカムヘーン王、左がパヤオ王国のカムムアン王です。
ラーンナー・タイ王国の首都はもともとチェンライでしたが、メンラーイ王はチェンマイに遷都しました。この時メンラーイ王は2人の王を呼び寄せチェンマイの町づくりを協議しました。
こうして建設されたのがチェンマイの旧市街ですが、この像はチェンマイの町の建設を誓い合っている様子を表しています。三王像広場 広場・公園
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チェンマイ旧市街にほ多くの寺と遺跡が町のあちこちに残っています。バスが市内を走る度にそれらのいくつかは車窓から見ることができました。
写真の仏塔もそのような遺跡の一つです。 -
ワット・チューディー・ルアンの横にバスが停車した時気が付いたマンゴーの実。道路の向き側にあった大きな木にたわわに実っていました。
ツアーの女性たちからは「すごいすごい、ワーワー、キャーキャー」と歓声が上がりましたが、ガイドさんから水を差すような言葉が・・・。
「皆さん、これ本物じゃありません。偽物です。今マンゴーが実る時期じゃない。」と。
一瞬、シラーっという空気が流れて行きました。女性の方は静かになり、写真を撮っていた手が止まりました。
まさか偽物とは。私も本物とばかり思っていたので「これは面白い。」と写真を写したばかり・・・。私、マンゴーの実る時期なんて知りません。
これは向かいの店が客寄せのために仕掛けているんだそうです。我々はすっかり騙された。 -
ワット・チェーディー・ルアンです。
この寺はラーンナー王国第7代国王セームアンマー王が、亡くなった父を偲んで1391年に建立したと伝えられています。チェンマイ市内で最も大きな仏塔がある寺院です。
創建当時の仏塔の高さは89m、塔の基壇の一辺は約60mでラーンナー・タイ王国で最大の建造物でした。
「チェーディー」とは仏塔を、「ルアン」は「大きい」という意味なのでこの寺は「大きな仏塔の寺」という名前です。
写真は入り口正面にある本堂、本堂は一番最後に参拝しました。
まずは手洗いへ。写真の左に非常に清潔な無料トイレがありました。ワット チェーディールアン 寺院・教会
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本堂左手にあった大きな木。奇麗な花を咲かせていたので写真を撮りました。
ガイドさんから名前を聞いたのですが、メモしていなかったので名前をすっかり忘れてしまいました。
お寺の境内に植えられている木なのでお釈迦様に縁のある木なのですが思い出せません。
調べても「菩提樹」や「沙羅双樹」「無憂樹」や「蓮」しかヒットしないので結局分かりませんでした。
旅行記を掲載すると4トラメンバーの「まんくっと」さんから花の名前を教えていただきました。タイチェンマイの植物のHPを教えていただきました。
この花の名前は無憂樹で、仏教の3聖樹の一つ。お釈迦様が誕生された時、母の摩耶夫人が右手で触れられたのが赤い花が咲き乱れた無憂樹だったそうです。 -
最初に観光したのが地震で壊れた仏塔です。
1296年に建てられた仏塔で高さは89m、1545年の地震で倒壊しました。現在残っているのは塔の1/3の部分です。塔の東西南北には蛇神の階段がありその上には釈迦像が安置され、塔の周囲には28体の象の彫像が飾られていました。
塔の倒壊により像も破壊されましたが、1992年にユネスコと日本の援助で建設以来700年ぶりに修復されました。
この塔は地震で倒壊されて以降修復の手が入りませんでしたが、1992年の修復の時に地震で破壊された象の彫像のうち5体が新たに設置されました。
写真の仏塔の向きは東側です。仏塔の4面には上層に上がる階段が設けられていますが階段があるのは東側のみ、残りの3面は階段ではなくスロープになっていました。これは東南防止のため階段が取り除かれたそうです。
階段があるのは東面のみ、上層階の壁龕には現在バンコクのワット・プラケオに安置されているエメラルド仏が安置されていました。
この寺にエメラルド仏が安置されていたのは1468年から1537年の70年間でした。ワット チェーディールアン 寺院・教会
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ナーガ(蛇神)の階段には釈尊像が置かれ、塔にも仏像が安置されていました。
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仏像をアップで。暗くて表情ははっきりとは分からない。
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1992年の修復で新たに飾られた象の彫像5体のうちの4体。
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像5体が勢揃い、と思ったら。
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もう1体隣にあった。ということは合計6体の像。ガイドさん修復時に設置された象の彫像は6体じゃないの?
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アップで見てみよう。今ここに見えているのは5体の像、右端にもう1体あるんですよね。それで6体。
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仏塔の向かいにはランナー朝時代の礼拝堂があります。
入り口にはナーガ(蛇神)が2体ありました。ナーガはチェンマイの寺院建築に見られる特徴で、本堂などの仏堂の入り口に設けられています。 -
堂内に安置され祀られているのは寺の中興の祖、高僧の像です。この高僧の名前は思い出せませんが、そのリアルさには驚きました。
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像をアップで・・・。
非常にリアルな木造で生きている人間と見間違うほどでした。こうして祀られているということはよほどの高僧なのでしょうが、調べた限りでは記述されたものは無く、名前も人となりも分かりませんでした。 -
この木はチェンマイの市の柱(City PiLLar)です。ラックムアンとも呼ばれるチェンマイの守護神を祀る柱で、昔の言い伝えではこの柱(木)が倒れるとチェンマイは滅亡すると言われています。
この木(市の柱)は1296年ラーンナー王朝の初代マンラーイ王によってワット・インタキンという寺に国柱として建てられました。(植えられました。)
その後1800年頃、シャム統治下に置かれて荒廃していたチェンマイを再興したカビラ王により現在の寺の一角に移植されました。
移植されてからはチェンマイの御神木として祀られています。 -
仏塔の西側の様子です。
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仏塔の西側には十二支の像が置かれていて、自分の生まれ年の守護本尊として崇められています。
チェンマイの人は本堂の本尊にお参りした後は自分の守護本尊にもお参りするそうです。
巳年生まれの守護本尊は蛇(コブラ)です。コブラ像の向かって右にあるのはブッダガヤのミニチュア像。ブッダガヤはご存じのようにお釈迦様が菩提樹の下で悟りを得て(大悟)ブッダと(目覚めたる人)なった場所。仏教で最大の聖地です。
聖地ブッダガヤにはその象徴ともいうべき大菩提寺が建てられていますが、蛇像の側にあるのはそのお寺のミニチュア版です。
そして、ブッダガヤの像は十二支のうち巳年のみで他は全て仏塔でした。巳年だけがなぜブッダガヤなのかな。
観光した時には気がつかなかったのですが帰国後気になりだしました。調べてみてもこの件については何ら記述がありませんでした。
そこで私見を・・。蛇神(ナ-ガ)は仏法の守護神です。そして釈迦が悟りを開いた時に釈迦を守ったと伝えられているため、仏教の聖地を守る守護神としてブッダガヤの大菩提寺のミニチュアが置かれていたのでしょう。 -
礼拝堂の隣には釈迦涅槃像がありました。
バンコクやチェンマイの涅槃像のように大型の仏像ではありませんが端正な作りで美しかったです。 -
小さい像と言いながらもカメラのファインダーには収まり切れないので上半身と下半身に分けて写真を写しました。
これは上半身。 -
こちらは下半身です。
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寺の北西にある建物の側にある木には蔓と目立つ花が咲いていました。
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その花がこれ。誰もが聞いたことがある名前の花でしたが、目にするのは皆初めて。
ガイドさんがこの木の花の名前を言うと誰もが「この花が○○ですか。」と納得。
そう、誰もが耳にした名前なのに何の花か分からない。忘れてしまって全く思い出せません。
珍しい花ではないのでメモにも取っていなかった。「ああ、忘却とは忘れ去ることなり・・。」どこかで聞いた言葉だけれど私にはピッタリ。 -
名前知らずの植物の茎と蕾と花。どなたかご存じなら教えてください。
この花の名前も「まんくっと」さんに教えていただきました。
この名前はホウガンボクです。タイでは沙羅双樹の花咲かないため、沙羅双樹の代用木として植えられているそうです。
この花も教えていただいたHPを閲覧したところ同じ花であることが分かりました。
まんくっとさん、ありがとうございました。 -
仏塔の北面です。そして仏塔の左に見える建物が本堂です。
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仏塔の北面も階段は無く、スロープになっていました。
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仏塔の左側にあったこの建物は何でしょうか?
これは学校です。お寺にある学校なので仏教の教義などを教えるのはもちろんですが、一般の学校のように普通の教科も教えています。
お寺の学校は無料です。そのため勉学を志す貧しい家庭の子弟が多く入学して来るそうです。
お寺の学校なので僧侶になるために入学するのですが、失業後必ず僧侶になる必要はありません。僧侶になるか、それとも他の職に就くかは生徒の自由に任されています。タイでは僧侶は一番尊敬される尊い職種なので僧侶を志す者も多いそうですが、このような形で勉学を志す貧しい家庭の子を寺院が支援しているのです。
どの寺にも学校があるわけではありませんが、規模の大きな寺や歴史のある寺では学校を併設しているそうです。 -
本堂です。写真は本堂の破風、緑、青、水色の壁と金箔が施された装飾がとても美しかったです。
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本堂の入り口にも蛇神(ナーガ)が鎮座していました。
ワット チェーディ ルアン 寺院・教会
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本堂の入り口です。同じ寺院建築でも日本のお寺とは全く様式が異なります。
靴を脱いで本堂に入ります。タイの人は素足で本堂の入りますが、靴下でもかまいません。 -
本堂入り口に立っている黄金の仏像。
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本堂の内部は煌びやかな世界でした。正面の仏は黄金仏、金箔が施された黄金の柱や煌めく天井、床は緋毛氈。
眩いばかりの美しさに目を奪われました。実際は写真よりも遥かに明るく美しいです。 -
こちらの方が実際の色に近い感じです。正面の仏像が明るいため、カメラが自動的に色調を暗く修正したようです。
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本尊は北部タイ地方で最も大きなスコータイ様式の立仏像です。この仏像はワット・チューディー・ルアンが建立された当時のものだと言われています。
この像を釈迦三尊像として見てみましょう。日本であれば釈迦の左右は菩薩像のはずですが、タイの様式ではどうしても僧侶に見えてしまいます。
様式の違いだけでタイでも釈迦像の左右には菩薩が配置されるのでしょうか。
仏像のことは詳しくないので私にはよく分かりません。ワット チェーディ ルアン 寺院・教会
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アップにすると仏像の際立った美しさが分かります。
この寺ではガイドのカンチットさんの指導でタイ式の礼拝を行いました。
五体投地に似ていますが、五体投地まではいたしません。正座の形から両手を前に出し身を床に臥せるようにして礼拝しました。
この礼拝が3回、礼拝が終われば合掌し祈りを捧げます。 -
凛とした黄金の立仏像は息をのむほどの神々しさ。チェンマイにこれほどの仏があるとは少々驚きでした。
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天井の様子です。この寺は天井が美しかった。スマホで写した写真ですが、実際はもっと明るかったです。
デジカメはバッテリーを消費したため写せなくなったので、この寺からスマホに変更しました。機種が古いタイプなので写真の画質が劣ります。 -
黄金の柱と天井装飾は煌めくが如し。
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寺院には珍しく天井にはシャンデリアがありました。この寺は西洋様式を折衷した寺院のようです。
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本堂内陣の様子。全員が礼拝を終わると静かに外に出ました。
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再び本堂入り口の破風。金箔が施された緻密な装飾がとても奇麗でした。
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破風の下の軒先の装飾も素敵でした。
これでワット・チューディー・ルアンの観光は終了。次はチェンマイで一番格式の高いワット・プラシンの観光です。 -
ワット・プラシンに到着しました。
ワット・プラシンは1345年にパーユー王が父カム・フー王の遺灰を納める仏塔(チューディー)を建てたことから始まった寺院です。
チェンマイがビルマの支配下に置かれていた時は寂れてしまいましたが、高僧のスィーウィチャイ僧がこの寺に居住するようになると多くの人々からお布施や寄進があり復興したのだそうです。
ワット・プラシンとは「獅子の寺」という意味ですが、これはスリランカからプラシン像(獅子の像(獅子の仏像))がもたらされた事に由来します。ワット プラシン 寺院・教会
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本堂には入らずに、本堂の横を通って奥へ奥へと進みます。
途中にはこのようなチェーディー(仏塔)がありました。 -
寺の西側奥には見事な黄金のチェーディー(仏塔)がありました。
ここは眩いばかりの黄金の世界、林立する仏塔は全て金箔が施された仏塔です。
ガイドさんの説明ではこれらの仏塔は金箔が施されたばかりとのこと。昨年はまだ白い仏塔だったそうです。 -
仏塔の基壇部分の周囲は金箔が施された小さな鐘で飾られていました。
最も大きな仏塔の四面には半身象の彫像がありました。 -
象の彫像があるのはこのチェーディーのみです。
象は国王のみが乗ることを許された動物です。その象の彫像があるこのチェーディーこそパーユー王が父カム・フー王の遺灰を収めた仏塔ではないでしょうか。
ガイドさんの説明はありませんでしたが、私はそこのように推測しています。 -
チェーディーの上部先端の様子。
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仏塔と奥にあるのは礼拝堂。
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仏塔の全景を入れるとこんな様子です。ツアーの人達が邪魔なんですが狭い所に密集しているのでどうしても写り込んでしまいます。
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半身の象をアップで・・・。
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小さなチューディーも姿は立派です。
金箔が新しいのでとても奇麗でした。ところでこれらの仏塔は何で出来ていると思いますか?石でしょうかそれともレンガでしょうか。
ブッブー。どちらもハズレです。それでは仏塔は何で出来ているかその秘密を明かしちゃいましょう。
答えはブリキのような薄い鉄板です。これ、ガイドさんが教えてくれたのですが、仏塔の一番下の一部の基壇の端に金箔の下地が見える場所があるんです。
そこは薄い鉄板で、どうやら皆が触るようでそこだけ金箔が剥げ落ちて下地が露出しているんです。
中国人観光客がそこを触り、親指で押すとポコポコと音を出して凹んでいました。
我々日本人観光客はそのようなことはしませんが、その様子をガイドさんと一緒に見ていました。 -
チェーディーの周りを巡って礼拝堂がある場合にやってきました。
写真左の建物はライカム礼拝堂、右の建物は経堂です。
共に典型的なランナー様式の建物だそうです。ランナー様式の特徴の一つは屋根が二重になっていることですが、二つの建物にはこの特徴がみられます。ワット プラシン 寺院・教会
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経堂の前から見たチェーディー(仏塔)。
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ライカム礼拝堂です。この礼拝堂の中にプラシン像(プラシン仏)があります。
大事な仏像であれは普通は本堂に安置されているはずです。ガイドブックでライカム礼拝堂に安置されていることが分かったとしても、個人で訪れた場合はその場所が分からないと思います。
ガイド付きのツアーだからこそ我々は迷うことなくライカム礼拝堂にやって来れました。
ライカム礼拝堂があるこの一帯は昔市場がある繁華な場所でした。パーユー王が父の遺灰を納めるチューディー(仏塔)を建てる場所を選定している時、最も繁華なこの場所が選ばれたそうです。
ライカム礼拝堂もランナー様式の建物です。入り口上部の装飾がとても美しかったです。ワット プラシン 寺院・教会
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ライカム礼拝堂の内部は朱塗りの柱に金色で緻密な装飾が施されていて豪華な印象と伴に厳かな雰囲気を醸し出していました。
中央の仏像がスリランカから伝えられた黄金のプラシン仏です。プラシン仏が結んでいる印が降魔の印。
降魔の印とは悪魔を降伏させるための印相で左手を膝に置き右手は垂らして地を指します。
お釈迦様が悟りを開こうと菩提樹の下で禅定に入られた時、悪魔マーラは美しい娘を使わして誘惑したり、億万ともいわれる悪魔の軍勢を送ってお釈迦様の悟りを妨げようとしました。お釈迦様は降魔の印で悪魔の誘惑や攻撃を避け、悪魔に勝利されました。
降魔の印の仏像は非常に珍しいと思います。日本では多分お目にかかれないのではないでしょうか。
この降魔の印を結ぶ姿がプラシン(獅子)と呼ばれる所以ではないでしょうか。 -
この仏像を写真に撮ると不思議なことが・・・。
肉眼でプラシン仏を見た時は脇仏とほぼ同じ様な輝きだったのに、写真にするとプラシン仏の輝きがすごいのです。仏の顔や体が発する光で輝き、はっきり見えないのです。
確かに三体仏には照明が当てられていましたが眩しいような明るさではありません。
照明のせいで明るく写り過ぎたのであれば脇仏ももっと耀いているはずです。これは仏自らが発する光としか思えません。
日本ではこんな仏に出会ったことは無く本当に驚きました。肉眼ではこんなに光を発する仏だとは判別できませんでした。
こんなにすごい仏だと分かっていればもっと心を込めて祈っていたのにと、今では後悔しきりです。 -
仏に近付きアップで写した写真ですが、眩いくらいに光を発しています。
すごい仏様です。こんな仏さまに出会えたのは奇跡かも。
さて、この礼拝堂でもう一つ素晴らしいのが壁に描かれた壁画です。ランナー王朝時代の風俗習慣や王宮の様子、当時の衣装などが描かれた壁画で当時のオリジナルです。
この壁画はガイドさんから説明がなかったので写真は写していません。仏様を礼拝するとすぐ外に出たので壁画は一瞥しただけです。事前の下調べも不十分だったので、壁画のことを知ったのは帰国してからでした。 -
ランナー様式の経堂と黄金のチューディー(仏塔)。
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西日に映えるチューディー(仏塔)。
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再び経堂とチェーディー(仏塔)。この取り合わせが素敵で、この寺では一番印象に残った景色です。
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経堂を中央にして右の建物が本堂です。
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本堂裏手の様子です。
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ワット・プラシンの本堂です。この建物の側を通って本堂の正面に向かいました。
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本堂の内部です。
中央に鎮座しているのが釈迦像のトンテップ仏。北部タイ地方で最も尊敬されている仏様だそうです。温和な顔立ちがどこか微笑ましい。(写真がピンボケですみません。)
ここにも国王ラーマ10世の写真がありました。タイでは国王は仏様と同列で、神でもあります。
本堂の向かって右隅には高僧の象が並んでいます。その中の一人の僧侶の姿のリアルさにびっくり。(写真が無くてすみません。撮り忘れました。)
本物の人かと思うほどにリアルですが、実は蝋人形だそうです。 -
さて、こちらはお参りするタイのご婦人。タイ人はお参りする時必ず素足です。
そして蠟燭と線香と花が三点セットになっています。これに金箔が加わって4点セットの場合もあるそうです。
このご婦人は今から仏善に花を供えて礼拝するところです。
この写真もピンボケです。ピントが足に合っていました。 -
この本堂も天井にはシャンデリア風の照明です。(ここもピンボケですみません。)
本尊の礼拝はここでもタイ式で行いました。
全員の礼拝が終わるとガイドさんから無事帰国できるように祈願しましょうと提案がありました。
我々は全員が賛成して僧侶から祈願を受けることになりました。
僧侶は本堂に向かって左側に座っています。この僧侶が色々な願いを受け付けて祈願を行ってくれます。
僧侶の前に正座して頭を下げると柄杓で水を掛けられました。水掛祭りで水を掛けられるのも元々はこんな感じだったそうです。
この寺は水掛祭りでも有名で、車に水桶を積んで祭りに参加しているそうです。
話が脱線しましたが元に戻しましょう。
次は僧侶の読経です。読経が終わると一人づつ双書の前に進み左手を出します。
僧侶は左手首にこよりを二重に巻いてこよりの端を鋏で切り揃えられました。
この紙縒りが祈願のお守りです。
手首に巻いた祈願のこよりは安全に帰国するためのもの。安全に帰国でき自宅に帰ったなら紙縒りを切って外してもいいし、そのまま切れるまで付けておいてもいいとのこと。
祈願の効果は・・・。全員無事に帰国できました。めでたし、めでたし。 -
祈願を終えてワット・プラシンを後にしました。
再びバスに乗って夕食会場へ。夕食は本場のタイスキです。タイスキを食べたのはカンボジア観光以来です。
タイスキはタイが本場、夕食が楽しみです。 -
本日の夕食レストラン「Siam」です。看板にはカフェとありますが、中はタイスキ専門のレストランでした。
-
夕食会場は2階の広いレストラン。来店客は我々の他に日本人の2グループでした。
日本人ツアー客が利用するレストランのようです。
本場のタイスキはだし汁を使用しません。具を沸騰させた湯で煮るだけでピリ辛のつけ汁いただきます。
日本人にはピリ辛のつけ汁は不人気とのことでキッコーマンの醤油が準備してありました。
鍋に具を入れて鍋を仕上げてくれたのは店のお姉さん達でしたが、本場のタイスキは美味しくありませんでした。キッコーマンの醤油は辛すぎてこの料理には合いませんがピリ辛のつけ汁よりはまだましです。
我が家は田舎なので昔ながらの製法で製造している醸造所から醤油を購入しています。そのためキッコーマンは口に合わず一切使用していません。
辛い醤油でいただきましたが美味しくなかったです。
カンボジアで食べたタイスキの方が遥かに美味しかったです。実はこの感想、私だけではありませんでした。皆口々にだし汁を使わない鍋料理は美味しくないと言ってました。 -
タイスキと一緒に出されたのがスープや中華料理でした。一番美味しかったのが身の中に肉詰めして油で揚げたエビのから揚げ。これは絶品でした。ちなみにこれらの中華料理はタイ風中華料理と呼ぶそうです。
タイスキは美味しくなかったのですが一緒に出された中華料理が美味しかったのでまずまずでした。
タイ料理の専門店と思っていましたが、どうやら中華料理店のようでした。
夕食後はバスでチェンマイ空港へ。
国内便でバンコクのスワンナプーム空港に向かいました。 -
写真はバンコクのスワンナプーム空港。バンコクに到着したのは20時40分ですが福岡発は午前1時発、まだ乗り継ぎに4時間以上もあります。
手持ちのバーツを処分すべく空港内のショップをぶらぶらしました。 -
ここは空港内にあったOTOP(タイの一村一品の名産品)の売店です。
品質が良いとのことでスーパーで色々購入しましたが、バーツを処分するため手ごろなものはないかと来てみました。
しかし、値段を見てびっくり。スーパーで買った値段の2倍から3倍の値段で売っていたんです。アジアの空港では価格が高いという事はよく聞くことですが、この値段はべらぼうです。
結局他の店でバーツは処分しました。その後搭乗ゲートで気が合った仲間たちとダベリながら時間を潰し、出発予定時間を10分遅れで飛行機は飛び立ちました。
さて、これまでスマホで写した写真を掲載しましたが、途中からどの写真もピンボケばかりで見づらかったと思います。旅行の説明のためには掲載せざるを得ませんでしたので、お詫び申し上げます。 -
タイ航空の機内食です。美味しかったです。
食後機内でウトウトと過ごし無事に福岡空港に着陸しました。
全員無事帰国できたのもワット・プラシンでお願いした祈願のおかげでしょう。
こうして初めてのタイ旅行は終了しました。タイはアジアでは最も観光客が多い国と言われています。
私にとっても印象の良かった国の一つですが、バンコクよりもチェンマイの方が印象が良かったです。仏様もスコータイ様式の方が顔が穏やかで気品がありました。
タイ北部のチェンライやスコータイなども訪れてみたいと思いました。いつか機会があればぜひ再訪したい国です。
以上で初めてのタイ旅行は終わりです。訪問いただきありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- まんくっとさん 2019/12/14 15:42:15
- はじめまして(’-’*)♪
- 初めまして、まんくっとと申します。
旅行記を拝見させて頂きました♪
ガイドさんをつけて巡られると、より見聞が広がりますね。
詳しいお寺や仏像の時代や背景が興味深かったです(^-^)/
私が撮ったプラシン像もポポポさんと同様に明るく写っていました!
まったく気づかなかったです(^^;
後ろからの光線が、両脇の柱で遮られているのかな?
邪推はやめましょう。。。きっと凄い仏様なんだと思います(^.^)
ワットチェディルアンの前のマンゴーは、勘違いしますね。
タイに行くと、頭の中もマンゴーになっていますので(笑)
この木自体もマンゴーの木じゃないと思います。葉がもっと細長いですし、実が1つずつぶら下がって生ります。
植物は詳しくありませんが、赤い花は無優樹、もう1つは沙羅双樹の代用のホウガンボクではないかと思います。こちら↓を参考にしました。
タイの植物 チェンマイより http://tplant.web.fc2.com/index.html
タイスキは残念でしたね(*_*;
MKやコカなどの有名チェーン店では、だし汁で煮込みます。私は大好きで、タイ旅行ではマストの食べ物の1つになってますよ!またタイに行く機会がありましたら、お試しください。
チェンマイのお寺を深く知ることが出来ました。ありがとうございました(^人^)コップン
まんくっと
- ポポポさん からの返信 2019/12/15 11:53:48
- 花の名前を教えて頂きありがとうございます。
- 初めまして、まんくっとさん、ポポポと申します。
早速花の名前を教えて下さり、さらにいいねまで頂きありがとうございました。
> ガイドさんをつけて巡られると、より見聞が広がりますね。
> 詳しいお寺や仏像の時代や背景が興味深かったです(^-^)/
年齢を重ねるたびに記憶が衰えてしまうので、若い頃のように物事を思い出せません。そのためガイドさんの話は要点をメモ書きするようにしています。
でも文字が汚いため後で読み返しても判読不能なことが多々あります(笑)。
> 私が撮ったプラシン像もポポポさんと同様に明るく写っていました!
> まったく気づかなかったです(^^;
> 後ろからの光線が、両脇の柱で遮られているのかな?
> 邪推はやめましょう。。。きっと凄い仏様なんだと思います(^.^)
私も旅行記に載せなければ全く気づいていなかったと思います。
> 植物は詳しくありませんが、赤い花は無優樹、もう1つは沙羅双樹の代用のホウガンボクではないかと思います。こちら↓を参考にしました。
> タイの植物 チェンマイより http://tplant.web.fc2.com/index.html
早速教えて下さり、ありがとうございます。赤い花は無優樹で間違い無いですね。教えていただいたサイトで確認した花と同じでした。
お釈迦様に関係ある花だから忘れるはずない無いだろうと思ってメモしなかったら、完璧に忘れてしまいました。(笑)
沙羅双樹もそうです。代用のホウガンボクに間違いありませんね。
誰でも一度は聞いたことがある名前、平家物語にも書いてある木の名前だし・・。だから皆が「これが〇〇の花ですか」と答えたんですね。
でも沙羅双樹の花は白い花、この時花の色のことは頭から飛んでしまっていて花の色が違うなんて事は疑問にも思いませんでした。
旅行記を書き起こした時は花の色も形も違うので、その花が沙羅双樹という感覚は全くありませんでした。
ましてやホウガンボクが沙羅双樹の代用とは思ってもみませんでした。ガイドさんが沙羅双樹の代用だと説明してくれていたかもしれませんが、そのあたりの記憶はないんです。
いづれにしても教えていただきスッキリしました。本当にありがとうございます。
> タイスキは残念でしたね(*_*;
> MKやコカなどの有名チェーン店では、だし汁で煮込みます。私は大好きで、タイ旅行ではマストの食べ物の1つになってますよ!またタイに行く機会がありましたら、お試しください。
カンボジアのシュムリアップで食べたタイスキはだし汁で煮込んだ鍋でとても美味しかったです。本場のタイスキを楽しみにしていたんですけど・・・。
機会があれば教えていただいた店で食べたいです。
ガイドさんの話では煮汁を使用しないのが本場のタイスキなんだそうです。私は美味しいタイスキが食べたいので断然煮汁派ですよ。
まんくっとさんはタイがお好きなんですね。私も行ってみて大好きになりました。
機会があれば北部のチェンライやスコータイに行ってみたいです。
今オーストリアの旅行記を作成中ですが、折を見てまんくっとさんの旅行記にお邪魔させていただきます。
まんくっと様
ポポポ
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