18日間で7ヶ国 !?　記憶に残らない旅、ついでに美しい図書館 【5】　ドレミの歌♪　ザルツブルク

2019/05/21 - 2019/06/06

題して『記憶に残らない旅』
記憶に残らんのかい！というツッコミ、甘んじてお受けいたします (^_^;)
とにかく下調べなどする時間がなくて、あまり調べなくても行ける所を中心に、且つ、今まで行ったことがない場所＆行ったことはあっても行かなかったスポット (強欲すぎる ￣д￣;) を点と点を繋いで線にしたらこうなった！････という驚愕のルート＆スケジュール。
移動に次ぐ移動となり、自分の体力と記憶力を過信しすぎて、そして裏切られた(笑)。
もう記憶の引き出しはカラッポ (≧＿≦)
幸い、記憶はないけど記録 (写真など) は残ってる。
あれ？ でも、このルート、美しい図書館いくつか行けちゃったりするかも　o(・∇・o)

5日目:　終日ザルツブルク観光。
旅行の計画段階では、ザルツブルクの観光時間は半日以下だったところが、1日費やせるように予定変更になったので、行きたい施設をピックアップして効率的に周ろう。


★　～　☆　～　★　～　☆　～　★　～　☆　～　★　～　☆　～　★　～

ドイツからはじまり、オーストリアで終わる。
なのにその間にジワリジワリ、アメーバのように範囲を広げて気づけば7ヶ国！
ホントに行ってきたの？と疑心暗鬼な詰め込み感がハンパない18日間。
とりあえず、次からはもっとゆったりしたいと確認した旅。

【スケジュール】

　□　5/21(火)　関空 → ミュンヘン 　(ミュンヘン泊)
　　https://4travel.jp/travelogue/11550974
　　
　□　5/22(水)　ランツフート、ミュンヘン → バート･イシュル　(バート･イシュル泊)
　　https://4travel.jp/travelogue/11555040
　　　
　□　5/23(木)　アドモント　(バート･イシュル泊)
　　https://4travel.jp/travelogue/11560681
　　
　□　5/24(金)　ハルシュタット、バート･イシュル → ザルツブルク　(ザルツブルク泊)
　　https://4travel.jp/travelogue/11562301
　　
　■　5/25(土)　ザルツブルク　(ザルツブルク泊)
　　
　□　5/26(日)　ザルツブルク → トリエステ　(トリエステ泊)
　　https://4travel.jp/travelogue/11570160

　□　5/27(月)　ムッジャ、トリエステ → ピラン　(ピラン泊)
　　https://4travel.jp/travelogue/11576836
　　
　□　5/28(火)　ピラン → コペル、イゾラ　(コペル泊)
　　https://4travel.jp/travelogue/11579235
　　
　□　5/29(水)　コペル →　ロヴィニ　(ロヴィニ泊)
　　https://4travel.jp/travelogue/11580208

　□　5/30(木)　プーラ、ロヴィニ　(ロヴィニ泊)
　　https://4travel.jp/travelogue/11588242
　
　□　5/31(金)　ロヴィニ → ベネチア、ヴィチェンツァ、パドヴァ　(ベネチア泊)
　　https://4travel.jp/travelogue/11591162
　　
　□　6/1(土)　ベネチア、ブラーノ島　(ベネチア泊)
　　https://4travel.jp/travelogue/11593709
　　
　□　6/2(日)　ベネチア → グラーツ　(グラーツ泊)
　　https://4travel.jp/travelogue/11601493

　□　6/3(月)　グラーツ → ウィーン、ブラチスラバ　(ウィーン泊)
　　https://4travel.jp/travelogue/11603079

　□　6/4(火)　ミクロフ、ヴァルチツェ、レドニツェ　(ウィーン泊)
　　https://4travel.jp/travelogue/11604993

　□　6/5(水)　ザンクト･フロリアン、リンツ、メルク　(ウィーン泊)
　　https://4travel.jp/travelogue/11608928

　□　6/6(木)　 ウィーン →

　□　6/7(金)　 → 羽田 → 伊丹

エリア ザルツブルク(オーストリア)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝食前に軽く腹ごなしのため、街歩き。

ミラベル庭園に来ました。
サウンドオブミュージックの映画に出てきたペガサスの噴水の向こうにホーエンザルツブルク城がうっすら見えます。
朝、早めなのでホーエンザルツブルク城がボヤッとしてますが、時間がたてばハッキリクッキリ映ります。
でも、その頃にはウンザリするくらいの観光客なのです。
昨日来て体感･････　(;´д｀)トホホ

サウンドオブミュージック、実は見たことがないので（大まかなストーリーは知ってるつもり。笑）熱烈なファンがいることを今回知りました。
ロケ地巡りをする人もいるようで、見ていない私は引け目を感じてしまいます･････＾＾

庭園の場所を変えて、同じくホーエンザルツブルク城。

曜日と時間が合わなくてミラベル宮殿には入場できず。

緊急事態！　緊急事態！
ミラベル庭園で誘拐事件発生！
お嬢ちゃん、知らない人について行っちゃダメだよ～(笑)

ドーム広場の聖マリア像。

朝食を食べに帰り、ついついゆっくりしていたら、ミラベル庭園に戻って来たときにはご覧の通り、観光客が増えていました ヽ(￣∇￣;)ﾉ

この像もサウンドオブミュージックの映画に出てきたらしいです(ホント、見てないのにおこがましい (;ﾟ∇ﾟ))

少し高台に上がってきました。

ここもサウンドオブミュージックのロケ地らしいノンベルク修道院。

ノンベルク修道院は入場できないのですが、その教会へは入ることができます。

修道院の教会らしくシンプルです。

今日は、昨日買っておいた24時間ザルツブルクカードを活用します。

ホーエンザルツブルク城は高台にあるので見晴らしがいい。

ザルツブルクカードでホーエンザルツブルク城へ行くためのケーブルカーにも乗れますが、もしカードなしでケーブルカーに乗らずに城に行くならば、最後の最後にこの心臓破りの坂があなたを待ち構えています！

それほど急角度には見えないかもしれませんが、実際はかなり勾配がきついです。

「ここまでもそこそこ大変だったのに、まだあるんかい！」と悪態をつくこと間違いなし。

そして勾配坂の先でホーエンザルツブルク城のチケットが買えます。

チケットタイプは2種類。
ザルツブルクカードにはベーシックチケットが含まれています。

一方こちらはホーエンザルツブルク城に上るケーブルカー乗り場にある料金表。

徒歩で行く場合とでは料金が異なるのは、ケーブルカーの往復料金が含まれているため。

徒歩で上る場合とケーブルカーで上る場合では入場口が違います。

そして徒歩の場合は、ベーシックチケットが10ユーロ、オールインクルーシブだと12.4ユーロ。
ケーブルカーで入場の場合は、ベーシックが12.9ユーロ、オールインクルーシブは16.3ユーロ。

ん？
徒歩とケーブルカーでは、ベーシックとオールインクルーシブとの差額が違わないか？？
なんで？

そしてケーブルカー乗り場で、とある観光客が、行きはケーブルカーに乗るけど、帰りは歩いて下りてるから片道のケーブルカー料金にして、と交渉していたけど、それはできないらしく、往復のケーブルカー込みの入場料設定のみらしい。
まあ、景色を見ながら帰りは歩くのは個人の自由だけど、料金は同じってことだよね。

そんな私はせっかくザルツブルクカードに込みなのでケーブルカーに乗車。

ケーブルカーはぜんぜん混んでいなかったけど、ウカウカしてたらベストポジションを陣取られた。
ケーブルカー内で人越しにカピテル広場を写した貴重な1枚(笑)

ホーエンルツブルク城からはザルツブルクを見渡せるパノラマ。

構図のアクセントとなるザルツァッハ川やその手前には大聖堂。
白系統の壁と薄いグリーンの尖塔が落ち着いた雰囲気を醸し出している街ですね。

ホーエンザルツブルク城敷地に建つゲオルグ教会。

その他いくつかの博物館があり、ベーシックチケットで入れるどこかに入ったのだけれど、まったく覚えていません。
写真も1枚も撮ってないし＾＾；
マリオネット博物館は入っていないのは確実。
興味がなかった・・・・・＾＾；

ホーエンザルツブルク城から降りてきたところにあるザンクトペーター教会ですが、教会内は無料なんですがリノベーション中で残念ながら入れませんでした。

教会墓地は自由に入れます。

墓地は建物に囲まれており、外からは分かりずらいですが、緑があるのでホッとできる空間です。
(墓地でホッとできるって一体・・・・・笑)

カタコンベは有料ですが、こちらもザルツブルクカードで入れます。
行ったついでに見てきました。
あいにく写真は撮りませんでしたが･･･。

続いてやって来たのは、ドームクォーター。
入口が分かりづらいとの口コミがあったのですが、歩いてたら偶然発見。
全く苦労せずたどり着けました。

まず、入った初っ端のホール。
おおおお～～！

天井画。
いや、こんなところで興奮していてはあとが続かない･･･。

このドームクォーターはレジデンツ、レジデンツギャラリー、大聖堂などなど、ミュンヘンのレジデンツと同じように次から次へと見どころが目白押し。
ザルツブルクカードで入れるので、正直なめてたけど、じっくり見学すると時間がかかる観光スポットでした。

イヤホンガイド片手にこの後、キョロキョロしっぱなし (ﾟДﾟ；≡；ﾟДﾟ)

頭も目もグワングワンになった頃、次のドアを開けたらテラスに続いてました。

ちょうどいい感じに休憩できるような演出がニクい(笑)

テラスからレジデンツ広場を見下ろせます。
このテラスにはお茶などができるカフェらしきものがありました。

そしてこのテラスからまた建物内に順路を進むと、大聖堂を2階から見下ろせる場所に着きます。

この場所は大聖堂のパイプオルガンがあるところ。

教会のこんなパイプオルガンがある場所に入ったのは初めてかも。

天井に伸びるパイプ。

ちょっと角度を変えてもう1枚記念に撮っておこう＾＾

そしてまだ続く ドームクォーター。

絵が飾られているギャラリー。

大聖堂を正面から臨む場所も。

どこまで続く？ いつまで続く? と思っていたら、最初に入ったホールに戻っていた。
どこでどう建物が繋がっているのかさっぱりわからないまま終わった(笑)

濃厚な時間だった。

大聖堂に入りましょう。

さっきは上から見た大聖堂を普通目線だとこんな感じ。

入口の方を振り返ると先ほどまでいた2階のパイプオルガンが見えます。

あそこから見てたのね～。

このあと、この時期は1日に1回しか行われていないザルツブルク祝祭劇場のツアーに参加。
外観は近代的で思わず通り過ぎてしまった。

そしてツアーが始まり、一歩入った入口ホール。

ツアーはドイツ語と英語のグループで行われる。
とはいっても、ガイドさんは一人。
ドイツ語と英語の両方で説明する一人二役。
なのに、お給料は一人分ってなことを言って笑いをとっていたような気もしないではない(＾＾;)

この祝祭劇場には3つのホールがあり、2階席まである祝祭大劇場、モーツアルトホールと呼ばれる小ホール、そしてメンヒスベルク山の岩壁をくり貫いて造られたフェルゼンライトシューレ。

このフェルゼンライトシューレが映画サウンドオブミュージックの後半でのトラップ一家が参加した音楽祭のロケが行われた場所らしい。(ホント見てないのにすいませんって、こればっかだな)
映画ではクライマックスシーンあたりでしょうか。

舞台はいろいろ設備の最中で、どこから撮っても写っちゃうけど仕方ない。

もともと屋外の劇場だった(サウンドオブミュージック撮影時は屋外劇場)が現在は可動式屋根がつけられています。

フェルゼンライトシューレを出たところのホワイエ。

ザルツブルク祝祭劇場の見学のあとは、モーツアルトの生家やモーツアルトの家を入場観光。
これもザルツブルクカードで入れる。
でも写真は1枚も撮ってない。

入場料を支払うほど興味があったわけではなかったけど、ザルツブルクカードを持っていたので入ったというのが正直なところ。

そして夕方から雨が降り始め、暗くなってきた。
今日は昨日のリベンジで丘の上から街を見下ろす夜景を撮ろうと思っていたのに････。
メンヒスベルクの丘へのエレベーターにはザルツブルクカードで１回だけ乗れるので、昨日使わずに大事に大事にとっておいたのに何てこと！
結局このエレベーターに乗る恩恵を受けずじまいで、今日の観光は終了。

でも、このエレベーターは２１時までなので、もし雨が降らなかった場合でも、まだ２１時には完全にライトアップされるほど暗くなりきっていないなかったので、どちらにしても使えなかったかも････。

ザルツブルクカードはオンシーズンとオフシーズンでは値段が違い、入場施設は同じだけれど、オフシーズンの方がちょっと安い。
カードは24、48、72時間の3種類で、24時間では全部の施設に行くには時間が足りない。

ザルツブルクでの滞在時間と行きたい施設と入場料金を調べて、カードか個別支払いどちらが自分に合っているのか考えて購入するといい思う。