2019/10/20 - 2019/10/20
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さっとん姉さん
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ラオス北部の旅で手応えを得た私は、一旦バンコクに戻ったのち、ミャンマーへ向かった。
入出国をヤンゴンからというパターンにも飽きたので、入国はタイから陸路で国境を越えることにした。
ミャワディ、パアン、ピイを訪れるのは初めてである。
サブタイトルは、乃木坂46の2014年後半、生田センター曲へのオマージュである。
(斉藤飛鳥>ミャンマーつながりも。)
2019年3月に初めてミャンマーを旅した。ヤンゴンのみ五泊した。ゴールデンロック、バゴーへも足を伸ばした。
その後立て続けにミャンマーに入国した。三回目はメーホンソーンからシャン族が管理する「禁断の国境」を越えてシャン族の村を訪れた。
(詳しくは、私のメーホンソーン旅行記を参照されたし。)
四回目のタチレイは、定番のタイからの日帰り入出国コースだが、私なりに爪痕を残せたと思っている。
(詳しくは、私のチェンラーイ旅行記を参照されたし。カヤン族(「首長族」)関係の記事あり。)
今回の入国が五回目であるが、私のパスポートには三回目の入出国の記録はない。
いつミャンマーに入り、いつ出国したのか。もはや訳が分からなくなりつつある。
こんなにグダグダな日本人は、私以外にはあまりいないであろう。
良い子の皆さんと4トラベラーの皆さんは、決して真似をしないでいただきたい。
【今回の旅程】
バンコク
↓
メーソート
↓ ☆ミャンマー入国☆
ミャワディ 1泊
↓
パアン 4泊 ~この旅行記~
↓
ヤンゴン 1泊
↓
ピイ 3泊
↓
ヤンゴン 1泊
↓
ロイコー 4泊
↓
ヤンゴン 1泊
↓ ☆ミャンマー出国☆
バンコク
(2019.10.23暫定版)
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【10月20日(日)パアン2日目、日帰りツアーに参加】
昨夜は一旦目を覚ましたものの、二度寝した。05時15分起床。
06時30分から一階に降りて、別の建物にあるレストランで朝食。 -
品数は少ないがビュッフェ形式である。
チャーハンとスープが美味しかった。
仕度をし、08時20分にレセプション前のロビーでツアーの迎えを待つ。 -
☆☆☆昨日ゲストハウスの前に停まっていたトゥクトゥクだった。☆☆☆
今日は朝から晴れていて、一日中快晴であった。日差しが強く、少し歩いただけで汗がどっと噴き出し喉が渇く。
08時42分にようやく迎えが来る。ソーブラザーズゲストハウスのネームが入ったトゥクトゥクには先客のフランス人女性が一人乗っていた。 -
☆☆☆トゥクトゥクの車内から撮影。サルウィン川に架かる橋の手前。☆☆☆
少し先まで走った後、停車。別のトゥクトゥクから五人がこちらに乗り換えた。
今日のツアーの参加者は、私を含めて7名である。後から乗ってきたのが、ベルギー人の若い女子2名、フランス人の男・女(カップルではない)、日本人のやや若い男性(以下、Aさんとする)。 -
08時55分ATMに寄る。フランス人の男性がお金を引き出していた。
今日のツアーに参加して感じたのは、フランスやベルギーの男女は時間にルーズで今日のようなツアーでも割とマイペースで振る舞っていた。
日本人は、とかくせっかちで、かつ時間にうるさい。自分がその典型かもしれない。
しかし、東南アジアの国にいて、彼らの姿を見ていると自分の今までの旅でのいろいろなことが反省材料として上がってくる。
09時00分に出発し、09時04分にお決まりの給油。その後はサルウィン川にかかる大きな橋を渡って、西へかなり進んだ。
ツアーのドライバーさんはとても気のいい人で、移動中でも時々景色のいいところで停めて写真を撮る時間を取ってくれたりした。 -
☆☆☆最初のスポットの手前で撮影タイム。☆☆☆
右端が最初から車に乗っていたフランス人のおねいさん。 その左隣が時間に一番ルーズだったフランス人のおねいさん。
さらに左隣がベルギー人の細いおねいさん。 その左隣の赤い象パンツを履いているのがフランス人の男性。
もう一人のベルギー人のぽっちゃりしたおねいさんは車内。 -
09時30分、最初のスポット、ヤテッピャン洞窟に到着。
今日のツアーは洞窟巡りが多いと予想してスニーカーを履いてきたが、洞窟の入り口でことごとく靴と靴下を脱がねばならなかった。サンダルにしなかったことを悔んだ。
洞窟から出てきて汚れた足のまま靴下を履くのが嫌なので、持参したウエットティッシュで足を拭いてから靴下を履いた。この作業を何度も繰り返すのがかなり苦痛であった。 -
洞窟の中をずっと歩いて行き、外に出て一番端の展望台まで行く。まぁまぁ景色が良い。
同じ経路で帰ってくる途中で足の裏に痛みが走る。小さなガラスの破片のようなものを踏んでしまったようだ。
このような場所を裸足のまま長い距離歩くことを余儀なくされる。ミャンマーの旅の厳しいところだ。 -
乾季には水量がかなり減るのではと思われる浅い沼地が眼下に広がっている。
今日訪れた洞窟は、いわゆる鍾乳洞である。パアン周辺の石灰岩から成る岩山の地下が侵食されて出来たものと思われる。
一箇所を除いて、日本の鍾乳洞と比べると規模は小さく、あまり見応えはなかった。
このような良い眺望に出会えたことが救いである。 -
他のメンバーより少し早く洞窟を出たようだ。
入り口の横の広場で大勢の若い男女がテンポの速い音楽に合わせて独特のダンスをしていた。
近くにいた中年の男性に尋ねると、カレン(カイン)族の伝統的なダンスだという。
今日は日曜日。何かのイベントなのであろうか。 -
10時30分ヤテッピャン洞窟を出発。
10時50分、二番目のスポット、コーゴンKaw Goon洞窟に到着。
ここは奥行きがあまりなく、洞窟といった感じではない。 -
☆☆☆人懐っこいミャンマーの子どもたち。☆☆☆
このとき、時間にルーズなフランス人のおねいさんが、この子どもたちに英語でハローと話しかけていたが、英語がわからないのか、返事がなかった。
傍にいた私が助け舟を出してあげる。ハローは、ミャンマー語でミンガラーバーと言うんですよ。
フランス人のおねいさんは、その後何度もミンガラーバーと子ども達に声をかけていた。終いには子どもたちから笑顔が返ってきた。 -
入り口横まで戻り、かなり急な階段を上り展望台まで行った。
ベルギーやフランスのおねいさん達も、階段を一生懸命登っていた。
かなり高い場所なので、とても良い景色であった。 -
展望台からの眺望。
-
11時45分出発。12時10分、三番目のスポット、チャウッカラッ・パヤーに到着。
自分としては、今日訪れたスポットの中でここが一番気に入った。
洞窟は自分の性に合わないようである。 -
自然に出来たとされる細長い岩山の上に仏塔が建っている。
途中までしか登れなかった。
奥の行き止まりのところは、祈りのためのスペースになっていた。
お坊さんが一人いた。私が仏教徒だと言うと、笑顔を見せ、握手をしてくれた。 -
祈りの場所は撮影禁止だった。
外の景色は撮影させてくれた。 -
☆☆☆池の魚に餌やりをするミャンマーの人々。同じ光景はヤンゴンをはじめ、あちらこちらで見かけた。☆☆☆
すでに最初のスポットを出発する時から、ドライバーさんが指定した時間よりも私以外のメンバーの集合がかなり遅れた。
とくに、大柄のフランス人のおねいさんが遅刻することが多かった。そのためスポットを訪ねるごとにツアーの時間がどんどん後ろにずれ込んでいった。
日本であれば、私はかなりイライラするところであるが、ドライバーさんはゆったり構えているし、自分も気にならなかった。
待ち時間に写真を撮ったり、ジュースを買って飲んだりしていた。 -
12時50分チャウッカラッ・パヤーを出発。
次のスポットは、ルンビニLumbineブッダ・ガーデン。13時00分到着。
ここは中には入らず、門のところで写真を撮っただけである。眼前に高い山が聳えている。 -
昨日のミャワディからのシェアタクシーの中で進行方向右側にずっと高い山が見えていた。
その山である。ズェガビン(ズエカビン)山といい、山頂にポツンと金色のパヤーが建っている。パアンの町のシンボルだと言う。
ドライバーさんの話では、山頂まで上りに2時間、下りに1時間かかるそうである。 -
写真撮影後、すぐに出発する。
五番目のスポット、ドンイン湧水公園に13時10分到着。
プールのすぐそばにあるレストランで全員同じテーブルについて昼食を取った。何軒かあるうちの一軒で外国人専門の食堂のようだ。
ミャンマーの料理は置いていない。残念。 -
私は、水のボトル1000mlをもらい、スープヌードル(チキン)を汗をかきながら食べた。計2,200チャット(約162円)だった。
-
プールでは、小学生から中学生くらいまでのミャンマー人の男女の子どもたちが泳いでいた。
ちゃんとした水着ではなく、適当な服を着ている子が多かった。 -
途中、サッカーの試合をやっていて、しばらくそれを見物した。
プレーしているのは高校生くらいか、少し上くらいの若者たち。
主審のみで線審がいない。オフサイドをとっていないようだ。
日曜日だからか、ミャンマー人の見物人が大勢いた。 -
15時20分、六番目のスポット、サダン洞窟に到着した。 今日入った洞窟の中で、最も奥行きが長かった。
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このサダン洞窟については、都合により、この旅行記の4日目で詳しく触れることにする。
洞窟を出てトゥクトゥクに戻ったのは、私が一番早かった。
他の参加者がいないところで、ドライバーさんから今日のツアー代金6,000チャット(約441円)を請求され支払った。
「地球の歩き方」やネット情報では、30,000チャットを参加人数で頭割りするとあり、それが正しければ5,000チャット以下で済むはずである。
他の参加者が誰もいないところで私だけに請求するのは、少し怪しいとも思った。
しかし、1,000チャットであれば今日のドライバーさんの仕事ぶりから見て、チップとしてあげても良いと思い、私からは何も聞かなかった。
この後、他の参加者に料金のことを尋ねることもしなかった。
これを読んだ方の中には、「詰めが甘いな。Mr.Ottuはあまちゃんだ。」と思う方もいるかもしれない。しかし、この日のツアーに関して、ここまでの内容に私はとても満足を感じていた。 -
16時40分サダン洞窟を出発。
この後もう一箇所、小さな洞窟のある寺院コゥカタン洞窟寺院に立ち寄った。
到着したのは17時30分近く。日はかなり傾いていて、薄暗くなり始めていた。ここはさほど見所は多くなかった。 -
以上で今日のツアーは終了。暗くなった道をパアンの市街地へ向けて戻る。
Aさんと車中でしばらく話をした。
18時20分、私が宿泊しているガバナホテルに到着。私が一番早く降ろされた。
車を降りる時、他のツアーメンバーとドライバーさんにお礼とさよならを言った。 -
日焼けと疲労でヘロヘロだったが、すぐにシャワーを浴びて服を着替える。
18時45分、昨日入った店に飛び込む。バーの方が満席だったので、隣の食堂Shwe Myint Mo Myanmarの方のテーブルに座った。
エビのカレーだけを指定すると、例のミャンマースタイルで色々なものを一緒に出してくれた。
スープとご飯も来る。ニ品目を注文する勇気が出ないぐらいの分量である。
食堂の方は、この家のお婆さんらしき女性が取り仕切っている。日本人の私をとても歓迎してくれた。
黒のスタウトをニ杯、ミャンマービールのドラフトを一杯飲んだ。
【2日目、了】
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