2018/08/03 - 2018/08/03
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su3さん
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2018/08/03
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前日に引き続き熊野三山巡り。そして憧れの那智の滝。真夏日の熊野古道を歩きながら着いた先には素晴らしい景観が待っていました。惜しむらくは那智の滝のふもとまで行かなかったこと。もう一度行くべきかな。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
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朝起きて前日に買った炊き込みご飯で軽く朝食を取った後に宿の温泉へ。
柔らか湯質を堪能してスッキリした後は、荷物を整え出発。 -
駐車場に車を停めて、
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歩くこと数分。やってきました大門坂。熊野古道の一つで、今はありませんが、かつて坂の到着地点に大きな門があったことからこの名が付いているそうです。
こちらから熊野那智大社に向かいます。幅があり歩きやすい道 by su3さん熊野古道 大門坂 名所・史跡
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民家や畑の間を歩いていきます。
のどかな風景。 -
大門坂直進の看板が立っていました。
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道の先にある階段を登ってふと右手側にある民家を見ると、
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新宮藩の関所跡がありました。
紀州藩があるのに和歌山にそんな藩あったって?と思って調べたところ、紀州藩の御附家老だった水野家が治めていた場所で後に新宮藩になったんだそうです。 -
看板の奥に関所跡にある石造りの流し台。
こんなのも残っているものなのですね。 -
反対側には南方熊楠ゆかりの旅館跡。南方熊楠はここの離れを常宿として那智山中の植物調査を行ったそうです。粘菌とかもここで描いていたのかしら。
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石の鳥居が見えてきました。
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鳥居の奥には案内板と那智の聖域と俗界とを分かつといわれる振ヶ瀬橋。
ここから那智大社までは1.2㎞ほどあるようです。 -
更に進むと、
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鏡石が木々に埋もれていました。
鏡石といえば大抵は藩主の権力の象徴ですが、こちらの鏡石は兵どもが夢の後のような風情。祈り石なんだそうです。 -
鏡石の近くには大門坂茶屋という店がありました。
平安衣装をレンタルできます。 by su3さん大門坂茶屋 名所・史跡
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こちらのお店では平安時代の旅装束が借りられるようです。
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衣装に後ろ髪を引かれつつ、大門坂茶屋を横目に先を目指します。
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道を進んでいくと、こんな看板が。
こういうのって、修学旅行などで訪れた地で集団写真を撮るときにある看板を思い出しますよね。 -
大門坂の入り口両脇に聳える夫婦杉。
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大きすぎて何度撮ってもフレームに収まりきらない大きな杉。望遠レンズがあればおさまるのだろうか…。
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夫婦杉を超え、石畳の道を進んでいきます。
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夫婦杉とまでは行かないまでも、大きな杉が道の両脇に屹立しています。
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この辺りはまだ段々畑の後のように均された土地と石垣がありました。昔はこの辺りに家とかあったのかしら。
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竹もたくさん生えていました。
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階段が割と歩きやすくて良いな。
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途中で石畳がなくなっているところもありました。
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真夏日でしたが、こちらの周りの木のおかげでしょうか、道を歩いているときは若干涼しく感じました。
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多富気王子跡の碑。
元々ここには王子社があったとか。 -
熊野古道沿いには、九十九王子と言われる程たくさんの王子社がありました。参詣者は熊野の神様の御子神が祀られているところであり、参詣者の休憩所でもあった王子社を巡拝しなが ら長い旅を続けたそうです。
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楠の巨木の根元が板でふさがれていました。老朽化して危ないから洞に入らないでってことかしら。
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樹齢800年だそうです。夫婦杉とお揃い。
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上の方も老木感が漂っていますが荘厳。
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木漏れ日が良い感じです。
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清々しい道を時折、立ち止まって休憩しながら登っていきます。その度によい景色だなと感嘆。
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どれだけ進んでも目に優しい景色だな。
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なぜか洞に石がいっぱい詰まっている木。
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道の途中で扇子状の看板がありました。
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二町の石板。
那智山までは約600m程あるというし、この辺りで3分の1程度か。 -
看板のあるあたりには杖が置いてありました。どうぞご自由にお使いくださいという所でしょうか。丁度このあたりの道が車道と接する場所でした。
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車道には出ずに更に石畳を進みます。
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よく整備された階段状の石畳がずっと続いていたので、前日の馬越峠や傾斜のきつい神倉神社の階段と比べたら足取りも軽く楽々です。
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ここにも石がぎっしり詰まった洞。
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ここらで約半分。
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相変わらずきれいな木漏れ日。
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唐斗石。写真にはのっていませんが、岩石の上に小石を置き願をかけるんだそうです。
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十一文関跡。
新宮藩が設けた関所がこちらにもあったようです。
ちなみにお金がない人は貴族の参拝行列に荷物持ちとして雇ってもらって関所を通り、逆に貴族はお金のない人に仕事を与えて熊野詣をさせることで功徳を積む=極楽への道が開ける、という関係があったそうで、那智曼荼羅には、関所でお金がなくて立ち往生する人や関所入口で貴族の行列に自分を売り込む人などの様子が描かれています。 -
まっすぐに伸びる石畳。
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動物でもいるんでしょうかね、この穴。
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道の途中には座って休息できる場所もありました。
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流石にちょっと疲れてきました。
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歩いている途中に二股の木があって、登って写真撮ってもらっている子供がいたのですが、それを見ていいな登りたいなと思ったけれど、自粛。
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五町の石板。
あと少しだ! -
大人が入れるほどの大きな切り株。
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さあ、先を目指しましょう。
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奥に広場らしきものが見えてきました。
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坂道の一番上に到着。
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いっきに強い日差しの中に出ました。
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広場横の道を進むと、目的地に着きそうです。ここにもヤタガラス。
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道の先の階段上にはこんな看板。
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階段から下を見ると広場が一望できました。
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熊野那智大社に向かいます。
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こちらが参道入り口。近くに駐車場やお店がありました。
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と、その前に、休息がてら参道入り口にある和か屋本店でお滝餅をいただきました。
冷たいお茶が嬉しい。お滝餅がモチモチで美味しかったので、これから暑い中を歩いて移動するから後で買って帰ろうと思って忘れました。あぁぁぁ…。お滝もち by su3さん和か屋 本店 グルメ・レストラン
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一息ついた所で那智山参道にGO!
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道の途中にあった郵便局。
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シャッターがサイケな那智の滝の家の横を通ります。
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那智黒石を使った硯や置物が売っているお店が参道にありました。きめの細かい緻密な粘板岩である那智黒石は滑らかな黒色が綺麗ですよね。
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那智黒石のかけらが100円で売られていました。かけらになってもいい色だな。板状に割れやすい性質の為に彫刻などによる立体的な加工をすることが困難な石なんだそうです。
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こちらは実方院跡。熊野詣に訪れた法皇や上皇の御宿泊所だったところで、敷地内の一部は入れるようになっていて清涼亭というお店がありました。
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天然記念物の木斛という大きな木がありました。樹齢400年だそうです。
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参道にあるお店の前の流し台にペットボトルが入れられており冷やされていました。
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階段を登っていくと赤い鳥居と幟が見えた!
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ここが西國第一札所なんですね。三十三所の一番初めか。
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主祭神に熊野夫須美大神、御子速玉大神、家津御子大神、他十神奉斎と書かれていますね。
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ようやく来たぞ、熊野那智大社!
鳥居を見たらテンション上がりまくりで疲れが吹き飛びました。 -
ウヒョーとなりながら鳥居をくぐると手水舎と奥に続く階段登場。
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手水舎の向かいにあった児宮。
多富気王子社が熊野那智大社の摂社のひとつとして境内に遷されたのがこの児宮です。 -
では、手と口を清めましょうか。水が気持ちいい。
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上に行きましょう。
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暑すぎて、踊り場の木陰で一休み。あの階段を登ったところに本殿がありそうですね。
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踊り場にあった神馬舎。
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神馬さんコンニチワ。
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神馬に挨拶をしたら、更に階段を登ります。
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階段を登り切って右手側を見ると、あ!幕かかってる。
丁度、拝殿が修繕中でした。 -
拝殿左横にある宝物館には大きな犬の絵馬。
滝信仰の地 by su3さん熊野那智大社 寺・神社・教会
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気を取り直してまずは拝殿へ。
拝殿の奥にある御本殿の並びには、第一殿に大己貴命、第二殿に家都御子大神、第三殿に御子速玉大神、第四殿に熊野夫須美大神、第五殿に天照大神、第六殿に天神地祗が祀られているそうです。滝信仰の地 by su3さん熊野那智大社 寺・神社・教会
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拝殿の左側には御縣彦社がありました。
八咫烏の門帳が熊野感をより一層感じますね。
見切れていますが左側には八咫烏の像。 -
熊野は「”クマ=奥まった処=聖なる地=カミ”の野」という意味なんですね。
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護摩木をかく場所と、奥に見えるは「胎内くぐり」ができるクスノキ。願い事を書いた護摩木を持って木の中をくぐれば、病気をせず、長生きができるそうです。
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こちらの門をくぐって那智山青岸渡寺方面へ。もともと熊野は日本古来の神道と、外来の仏教を1つの信仰として考える神仏習合の地として有名でしたが、後に明治政府の政策で那智大社と青岸渡寺に分離しました。それを区分するためにこの門があるのでしょうね。
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こちらは那智山青岸渡寺本堂。
推古天皇の頃に本堂が建立され、織田信長南征で焼かれた後に豊臣秀吉によって再建された桃山時代の建築のこちらも平成29年10月の台風での劣化・損傷により修繕中でした。熊野那智大社と一体の寺院 by su3さん那智山青岸渡寺 寺・神社・教会
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仏さまに手を合わせた後、丁度、草創1300年記念スタンプラリーがあったのでこちらでスタンプも押し、欄干で少し休憩。暑すぎる日差しから逃げるようにして入った影でほっと一息。読経の声がいい感じでした。仏の加護に浸っている感じ。
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那智山青岸渡寺本堂前にあったシンプルな世界遺産の碑。
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本堂のお隣には水子堂。その奥に鐘楼と梵鐘。水子堂の隣には重要文化財の宝篋印塔。
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タブノキの大樹。
和歌山県指定の天然記念物で樹齢700年だそうです。 -
五色の吹流しが見事に空を舞っていました。
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こちら、境内にあった写真スポット。
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奥には那智の滝と三重塔。
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写真スポット横には西国三十三所御詠歌の第一番
「補陀洛や 岸うつ波は 三熊野の 那智のお山に ひびく滝津瀬」
が刻まれた碑がありました。
三十三所にそれぞれ1首ずつの歌があるんだそうです。 -
しばらく滝を眺めた後、三重塔に向かいます。
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境内をてくてく歩いていきます。
振り返ればちょっとくたびれた吹流し。 -
階段を下りていくと、
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階段を降りたあたりに仏さま。
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少し歩くと三重塔と那智滝が綺麗に並んで見えるスポットに到着。
赤い色の鮮やかな三重塔は、1581年に豪族の対立によって焼失しましたが、1972年に再建されたものです。 -
三重塔に入ってみましょう。
階段を登って入り口に向かいます。 -
三重塔入り口近くには池があるミニ庭園が作られていました。
受付で300円払っている時に見た手拭いが気になったのでついでに購入。上部に行くためにはエレベーターと階段がありました。 -
内部は美しい格天井と曼陀羅や聖衆来迎図が描かれた板壁画で飾られていました。一層目には文覚上人が那智の滝で修行中、凍死寸前になったところを救われ満行させてくださった不動明王、二層目に尼子十勇士のひとりである戦国武将・山中鹿之助幸盛の持仏である阿弥陀如来、三層目に那智の滝・飛滝権現の本地仏である千手観音菩薩がいらっしゃいます。
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三層目の扉をくぐって外に出ます。
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三階部分にはぐるっと金網が張り巡らされており、那智の滝の方向にある金網の一部だけ、穴が開いたようになっていました。
いそいそとそちらに向かいます。 -
うぉぉぉぉぉ!念願の那智の滝はやっぱり綺麗!
那智瀧図を見てから一度は見てみたいと思っていた那智の滝がよく見える!
滝の落ち口に大注連縄があるのは聖域だからなんでしょうかね。
ちなみにこの大注連縄は7月と12月の年に二回、熊野那智大社から神職によって滝の落ち口まで運ばれ張り替えられるそうです。美しい滝 by su3さん那智の滝(那智大滝) 自然・景勝地
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三階の四方には扉があってその上の欄間には動物の装飾彫刻がありました。
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蛇でしょうか。
玄武の代わり? -
こちらはイノシシ?
朱雀とかじゃないんだ。 -
虎っぽい。
白虎かな? -
龍でしょうか。
青龍かな? -
二階に移動してこちらでも景色を眺めました。
写真だと分かりにくいですが、遠くに海が見える。 -
三重の塔からの那智の滝の眺めはどこも最高ですね。
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山の緑と岩肌と滝の白と欄干の朱が美しい。
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こちらは全面的に金網なし。
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遠くの山々まで見渡せます。
何ていい景色。 -
椅子に座ってぼんやり那智の滝を眺めていたら、いつのまにか時間が過ぎていました。もっとここでボーっとしていたかったのですが、腹の虫が鳴り断念。
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三重塔を後にして、山門方面に向かいます。
途中で何だかよさげなお店発見。
茶房 珍重菴 那智山店です。もうで餅 by su3さん茶房 珍重庵 那智山店 グルメ・レストラン
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カキ氷の中に葛餅が入った葛餅氷を注文。暑さで疲れた体に滲みいります。
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こちらのお店でももうで餅が買えるようでしたが9個入りのみだったので断念。お店の方のお話しではこの数にはちゃんと意味があるそうです。
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店内で頂けるこちらも気になったんですが、この後の予定を考えると注文できませんでした…葛餅氷の方に軍配が上がってしまいましてね。
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誰もいない店内でのんびり涼みながら葛餅氷をいただきました。
いやー、良い景色。 -
体を休めて元気になったのでお店を後にします。眺めの素晴らしいお店でした。
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青岸渡寺山門。
那智大社と青岸渡寺に分離する前は熊野那智大社の大門だったそうです。 -
熊野那智大社に行くためにくぐった赤い鳥居がある場所に戻ってきました。
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もと来た道を戻りましょう。
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下りはスイスイ…というより日差しの強さと暑さでぐったりしながらゆっくり階段を降りていきます。
お店やさん前にある冷えた水道の周りがちょっとしたオアシス。 -
郵便局まで戻ってきました。
あとちょっとで参道入り口だ! -
公園広場までやってきました。
ここから木陰の道を歩けると思おうと足取りも少しは軽くなります。 -
さあ、どんどん降るぞ!
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とても暑い日だったんですが、そんな中でも木陰に入ると幾分涼しいです。周りが木に覆われているって凄いな。
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帰り道に先ほどの大株の洞にもちろん入ってみましたよ。
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うわー!やっぱり大きい!頭が全くでない。
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入ってみたら思いの外に広かったです。
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緩やかな階段を下りていきます。
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十一文関跡近くのこちらのベンチで一休み。
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十一文関所の向かいにある唐斗石の隣には立派な巨木。良い目印です。
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さて、歩を進めましょう。
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暑いけれど木陰を歩くのははやり気持ちいいな。
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また緩やかな階段。
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道の両脇の木々が大きいので分かりにくいですが、道の幅も敷いてある石も結構大きいです。
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四町まで来ました。あと残りの道は三分の一くらいでしょうか。
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あと少しで参道の出口です。
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夫婦杉まで戻ってきました。
まるでこの杉があちらとこちらの世界を分けている様。 -
夫婦杉を抜け、振ヶ瀬橋を渡り、鳥居をくぐって車の止めてある駐車場へ。
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駐車場まで戻ってトイレ近辺をうろうろしていたら、八咫烏付きのサッカーに関する展示がありました。
やっぱり日本のサッカーのマークといえば八咫烏ですよね。そして熊野といえば八咫烏。その昔、蹴鞠名人の藤原成道が蹴鞠上達のために五十回以上も熊野詣をしたというところや熊野大神の御前で「うしろまり」の名技奉納を行ったなどのことが、熊野とサッカーの結びつきになっているようです。
車に乗り込み、次の目的地へ。
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