2019/08/01 - 2019/08/06
595位(同エリア3234件中)
玄白さん
梅雨明けとともに猛暑襲来、それを避けて8月に入ってすぐさま、友人の山中湖ロッジで避暑生活開始。今回は今までで最長の5泊6日の滞在だ。昼間は入院している義母の見舞いで沼津の病院に出掛けたり、お気に入りの日帰り温泉「紅富士の湯」で温泉三昧、夜や早朝の時間に、定点撮影ポイントに繰り返し出かけて富士山を絡めた絶景写真撮影という毎日だった。
一番の狙いは富士山上空を流れる天の川撮影で、そのために新月の時期に山中湖に来たのだったが、夜になると雲が出たり、ガスったりして、なかなか条件に恵まれなかった。帰宅する前日の夜にようやく、快晴となったが、夏特有の天候で、もやっぽく抜けが悪い星空だったのが悔やまれる。そのうち、リベンジせねばなるまい。最終日の朝は、今まで見たこともない鮮やかに染まった赤富士に巡り合えた。今回の山中湖滞在では、この見事な赤富士が一番の収穫だった。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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5月2日
夜明け前、3:40起床。早朝の赤富士撮影のため、定点撮影ポイントのパノラマ台へ。地上は霧に覆われ、上空もガスっぽい。日の出の時間に近づくにつれて、濃霧となり、富士山は姿を消してしまった。あえなく撤収だ。 -
5月3日
日付が変わった零時過ぎに起床。ひまわり・天の川・富士山撮影のため、深夜の花の都公園へ。この夜も、ガスっぽく富士山は靄に包まれている。富士山の山小屋の灯りと登山者のヘッドランプの列はかろうじて見えているが、天の川は全く見えない。 -
赤富士撮影のため、一旦車に戻り、仮眠を摂る。4時に起き、まずはブルーアワーの時間帯の富士山とひまわりのコラボ。
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イチオシ
5時少し前の日の出の時間。赤富士とひまわり
ロッジに戻り朝食後、連れ合いとともに再び花の都公園へ。だが、そのころは富士山は雲に覆われてしまった。その後、日帰り温泉「紅富士の湯」で朝風呂、昼食後は義母の見舞いで沼津の病院へというのが日中の行動パターンだ。 -
ロッジで夕食を済ませた後、久しぶりに河口湖町と笛吹市の境にある新道峠へ。22時に第2新道峠に登ったときは雲が広がっていたが、GPVによれば、23時頃には雲が消えるという予報だったので、しばらく粘ってみた。
予報通り、23時過ぎには晴れて天の川が見えてきた。 -
ただ、晴れるのが遅かったため、天の川はすでに富士山の西側に移動してしまっている。狙いは富士山の真上から立ち昇る天の川の姿を捉えたかったのだが・・・
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河口湖上空にはガスが漂っている。
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河口湖のガスと富士山とうっすらと写っている天の川と。
この後、山中湖に戻ったのだが、こちらは濃霧で星空も富士山も全く見えない。翌日の午前1時にロッジに戻る。 -
イチオシ
8月4日
この日は、山中湖に来て以来、一番の好天に恵まれた。日中は、花の都公園、紅富士の湯、沼津の病院通いという定型パターンで過ごし、再び、新道峠へ。
好天のため、新道峠に来たカメラマンが殊の外大勢で、車を停める場所の確保に手間取り、日の入りの赤富士撮影には間に合わなかった。かろうじてマジックアワーの時間帯の富士山と河口湖町の街灯りの撮影はできた。 -
日の入り後の空の赤みが消え、濃紺の空に変わって来た。
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そろそろ、薄明が終わり、漆黒の空に変わる時間となってきた。
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河口湖大橋の向こう側から花火が上がり始めた。翌日の河口湖花火大会(湖上祭)の前夜祭だ。
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望遠レンズを用意すれば、ここも花火の撮影に面白いかもしれない。来年は、ここで花火撮影と星空撮影というのも悪くはない。ただ、来年の8月4日は、ほぼ満月なので、天の川は無理だな。
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花火の煙が流れてきた。少しずつ河口湖上空のガスが濃くなり、雲のようになってきた。
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さらに待つこと1時間半。富士山上空に天の川が姿を現わした。だが、昨夜に比べると靄が濃く、天の川はうっすらとしか見えない。河口湖上空の霧も濃く、雲海の様相を呈してきた。
このあと、ガスが立ち昇り、星明りは全く見えなくなってしまったので、ここは撤収。 -
山中湖に戻って来た。昨夜とは反対に、河口湖方面がガスに包まれているのに、山中湖のガスは大したことはない。まずは花の都公園で、ひまわりと天の川。
(山中湖ロッジ滞在記8月編 その2で投稿した写真を採録) -
花の都公園には朝戻ることにして、山中湖東岸へ。
まずは平野の湖岸で、しばし撮影タイム。夜の逆さ富士と天の川と。 -
縦位置でも一枚。ここは、御殿場方面の光害がいささか気になるところではある。
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富士山西側に雲が沸いてきた。
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パノラマ台に移動。時間的には、ここではちょうど富士山頂上に天の川がかかるタイミングだ。
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イチオシ
低空はガスっぽいが、富士山の真上を流れる天の川の構図で、狙った通りの一枚。
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横位置でも一枚。
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ガスは微妙に薄くなったり濃くなったりと、意外と変化が早い
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山中湖上空に雲が広がって来た。
この後、再び花の都公園に戻り、朝焼けの富士山とひまわり撮影。
(山中湖ロッジ滞在記8月編 その2で投稿済み) -
5月6日
6日間の山中湖ロッジ滞在の最終日。朝食前に、最後の富士山定点撮影。
いつもの平野の湖岸で、ブルーアワーの富士山。 -
この日も、日の出前からカメラマンが集まっている。
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富士山と反対側の北東側の空で朝焼けが始まった。今日の赤富士は、うまく焼けるのではないかという期待に胸が膨らむ。
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富士山の周りの雲も朝焼けしてきた。
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みるみる朝焼けが鮮やかになってきた。
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これぞ、真の赤富士。
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いままで、赤富士の写真を見てきたが、あんなに真っ赤になるわけがない、どうせ画像処理で彩度を強調しているんだろうと思っていたが、本当に真っ赤に染まっている!
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イチオシ
山中湖に通うようになって4年になるが、これほど鮮やかな赤富士は初体験だ。富士山大好き人間の玄白としては、素晴らしい感動的体験だ。5合目より上は赤黒いスコリアが朝日に照らされて赤く見えるのだが、その時々で染まり具合が違う。一体どういうメカニズムで、色の違いがでるのだろうか? 不思議だ。
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赤富士ショータイムは長くは続かない。10分も経たないうちに深紅は褪せて、普通の富士山の姿に戻ってしまう。
今回の山中湖ロッジ滞在は、快適な避暑生活を楽しめたが、撮影では夏特有の靄っぽい天気で思うような撮影ができなかった。しかし、最後の最後でお気に入りの赤富士撮影をモノにできた。
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