2022/07/27 - 2022/07/28
947位(同エリア3234件中)
玄白さん
山中湖ロッジ滞在3,4目。またまた不安定な天気で富士山は姿を見せてくれない。避暑地とは言え、日中は暑い。そこで涼を求めて滝巡りの2日間だ。
そして、中3日開けて、ロッジ滞在最後の晩は、山中湖花火大会(報湖祭)で、9泊10日の避暑ライフを締めくくった。
なお、29~31日については、後続の旅行記で紹介予定。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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とある日の富士山。
時々晴れ間が見えたりするものの、大部分の日時は、富士山には雲がかかっている。今回の山中湖滞在中にやりたいことの一つが富士山と天の川のコラボ撮影だったが、10日間も居て、まともに撮影する機会はほとんどなかった。 -
そこで、半ばやけになった気分で、涼を求めて滝巡りでもしようかということになった。
7月27日
まずは、河口湖町の母の白滝へ。この鳥居の奥にある。近くに10台ほど停められる駐車スペースがあるので、山道を歩かなくとも簡単に来れる。ただし、河口浅間神社の脇からは、細い道になるので車の運転は要注意だ。 -
河口浅間神社遥拝所のさらに奥まったところにある落差15mほどの滝である。
水量はそれほど多くなく、岩肌を優雅に滴り落ちている。 -
滝のそばにタマアジサイが咲いている。
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低速シャッターで水を流す撮影と高速でしぶきを止める撮影を比べてみた。こういう女性的な滝はスローシャッターの方がいいかな。
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滝のすぐわきに大きな杉の木が根を張っている。
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滝壺はなく、滝から続く渓流も深くないので、長靴を履いていれば様々なアングルから滝を眺めることができる。夏なので、裸足もしくはゴムサンダルでも大丈夫だ。
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水量が多いときは流れが2つに分かれるが、この日は水量が少ないので、右側は細い流れがあるのみ。
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滝の上部
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イチオシ
縦位置でもパチリ
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滝のそばに小さな祠がある。母の白滝神社という。河口浅間神社の末社のようだ。河口浅間神社の祭神は富士山の守り神である木花開耶姫(コノハナサクヤヒメノミコト)であるが、この神社の祭神は木花開耶姫の義母である栲幡千千姫命(タクハタチヂヒメノミコト)だ。「母の」というは、この神話によるらしい。
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穴場的な滝で観光客はだれもいない。しばし、撮影を終えて滝の音を聞きながらまったりしていると、一人の男性がやってきて服を脱ぎ始めた。
どうやら滝行をするようだ。 -
声をかけて、撮影してもよいか確認して写真を撮らせてもらった。
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イチオシ
インターネットで公開してもよいという了解をいただいているので、紹介した次第。
長いこと滝行するのかと思いきや、五分ほどで滝行終了。 -
山中湖ロッジに戻る途中、先月オープンしたばかりの「旅の駅kawaguchiko base」に立ち寄ってみた。(写真は撮り忘れた!)
ちょっとおしゃれな道の駅といった感じで、4000坪という広大な敷地には、地元産の野菜、果物、土産物を売る「あさま市場」、レストラン「テラスキッチン」、「イベントスペース」の3つの複合施設がある。俄然、連れ合いの目が輝きだし、あさま市場の中をくまなく歩きまわる。そこで買ったものの一つがこの和菓子だ。
さっそくロッジに戻り、抹茶をたてて、午後のひと時を過ごした。あいにく抹茶茶碗は持参していないので、ロッジにあったカフェオレボウルで代用。
相変わらず、ぐづついた天気で、いつもの富士山撮影ポイントに行けず、この日はあとはロッジで読書などして過ごした一日である。 -
7月28日
翌日も同じような天気なので、富士山撮影はあきらめ、またまた涼を求めて滝巡りだ。行先は富士山をぐるっと半周して、富士宮の白糸の滝へ。 -
ここは富士山関連の有名観光地なので、昨日の母の白滝と違って観光客多数!
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富士山には川は一本もない。降った雨や雪はすべて山腹の地下に浸み込む。それが再びあちこちで地上で湧き出ている。忍野八海、柿田川湧水など。その一つが、この白糸の滝だ。岩壁の隙間のあちこちから水がし沁みだし落下している大規模な伏流滝である。
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細い水の流れをスローシャッターで撮影すれば、白い糸が無数に垂れ下がっているようであり、白糸の滝とは言い得て妙である。
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何度か白糸の滝に訪れているのだが、今回は、わずかな晴れ間から日差しが入れば虹を撮ろうという算段だった。幸い、時々日が射したのだったが、滝は南南東向き、そして夏の太陽は南中時前後では高度が高い。日差しは地面に垂直に近いので虹が出るわけはない。うかつにも現地に行ってから気づいたのであった。
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とたんに写欲は急速に失せていく。
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惰性で、何枚か撮影して撤収だ。
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最後の階段を上がった土産物屋の前の展望台から一枚撮って山中湖に戻る。
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8月1日
中3日開けて、山中湖ロッジ滞在最後の晩。夜8時から始まる山中湖花火大会(報湖祭)に出かけた。場所取りで、少し早めにきらら交流センター前の湖岸に待機。鮮やかな夕焼けとなったが、あいにく富士山は雲に隠れたまま。 -
刻々と空の色が変わっていく。そんな空を眺めていると退屈はしない。
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幸い、花火開始15分前くらいになると富士山が姿を現した。登山道に点々と連なる山小屋の明かりが見えている。
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旭丘地区で打ち上げが始まった。富士山をバックに花火という写真にしたいのだが、富士山のシルエットと花火では露出条件は全く違う。そこで、上の富士山シルエット写真と花火を撮影した写真を比較明合成してみた。
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イチオシ
同じく比較明合成で富士山と花火
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もう一枚。
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イチオシ
15分遅れで山中エリアでの打ち上げが始まった。上空に三日月がでている。
こちらは比較明合成ではなく、固定一枚撮りである。 -
こちらは、手前の山の陰になっているので、大玉でないとみることができない。
コロナ感染で、2020年は中止、昨年は規模を縮小し、わずか1000発の花火だったようだが、今年は2万発と規模を拡大しての開催になった。コロナ以前は、旭丘地区、山中地区、平野地区、大池地区と4か所での打ち上げだったが、今年は2か所に絞られた。 -
平野地区での打ち上げがないので、もう一度近い方の旭が丘地区の花火にレンズを向ける。少しズームアップしての撮影だ。富士山は写らない。
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富士五湖の花火大会は毎年日時が決まっていて、
8/1:山中湖報湖祭、
8/2:西湖竜宮祭
8/3:本栖湖神湖祭
8/4:精進湖涼湖祭
8/5:河口湖湖上祭
となっている。規模は河口湖が一番大きく、ついで山中湖だが、今年は西湖、本栖湖、精進湖の花火大会は3年連続で中止となっている。 -
都会の花火大会に比べて、人出は少なく場所取りしなければならないほどではない。
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それでも、きらら交流センター前の駐車場は花火が始まる直前には満車になっていた。
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大玉が打ち上げられると、風が弱いので、煙が滞留し、次の花火を邪魔してしまう。
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そろそろフィナーレが近づいている
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最後にどでかい一発が上がって打ち止め。
久しぶりに花火を楽しんだひと時だった。
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