2019年8月　西国三十三ヶ所巡礼 ＝32番 観音正寺、33番 華厳寺＝

2019/08/04 - 2019/08/04

2週間ぶりのバスツアーでの巡礼です。


気温38度を超える猛暑日だったので、バスを利用といえど、降りてから歩く道のりはとっても暑くしんどかったです。
やはり日傘と帽子は必須ですね。熱中症なるかと思った・・・（￣□￣;;;

とは言え、しんどい所はまたもやタクシーで送迎してくれるので、歩いたのってちょっとだけなんですけど・・・(笑)

今回で、ようやく三十三ヶ寺を満願出来ました♪ヽ(´▽｀)/

エリア 関ヶ原・垂井(岐阜)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 観光バス タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

今回も梅田からバスに乗っての巡礼ツアーです。
まずは滋賀の観音正寺！
ここも西国三十三箇所巡礼の中で難所と言われているお寺ですが、バスを降りてからこの石碑の所までタクシーで運んでくれました。
こんな猛暑日にえっちらおっちら歩いていたら、絶対に熱中症になって倒れてしまう気がするので、ほんと助かりました（＾＾；

さぁ、ここから歩きますよ。
でも上りでもなく平坦な道なので楽です。

お地蔵さんが。。。

たくのいん？
鳥居があったので、何か祀られているのでしょうか。。

ようやく仁王門がみえてきました。
山門などは無く、仁王像がすぐに飛び出せる体制で守護しています。

仁王像のすぐ後ろ側には、小さな池がありました。

そして境内には釈迦如来坐像もいらっしゃいました！！

本堂です。

本堂脇にある、見事な石積み。大きな岩の上に観音像が置かれていたりしますが、とにかく長く続く石の連なりは壮観ですね。どうやって積み上げたのかと考えると、気が遠くなります！

やはり聖徳太子と縁があるのですね。

前世が漁師でその時の業のために人魚となり生まれ変わり苦しんでいた人魚が聖徳太子に寺を建てて欲しいと願ったことからこの寺を建てたと言う伝説の場所です。

小さなお寺ですが見所いっぱいのお寺でした。。。

そしてバスに戻り、小一時間ほど移動したら関が原に着きました！
関が原ウォーランドという合戦の様子をジオラマで再現した施設のようです。（入っていませんが、結構高い入場料してたと思います。）
外壁あるけどバスだと車高が高いので中の様子が丸見えでした(笑)

で、隣接するお土産物屋さんの食堂で昼食です。

近江牛のすき焼きでした♪ヽ(´▽｀)/

お腹いっぱいになったら、またバスでお昼寝してる間に岐阜へと到着し、最後の札所、華厳寺です。

ここから本堂までめっちゃ長い。
でも新緑が綺麗ヽ(＾о＾)ノ　紅葉の季節には凄い人が訪れるんでしょうねぇ。

あと、もう少し！この階段登ったら本堂？

あぁ、ようやく到着しましたよ。
三十三番、華厳寺です。満願できてほんとに良かった！感無量ですヽ(＾о＾)ノ

実はこの西国巡礼は最近始めたのではなくて、もう5,6年前からやっていたのですが、満願する前に家族や親族が旅立ってしまったので(中途半端なものではあるが)納棺して持って行ってもらい、また一からやり直し！の繰り返しで、今日に至ります。

本堂です。
ここの納経所では過去・現在・未来の3種類のご朱印がいただけます。
あと満願証明書というのも書いていただきました。やっと満願したんだっと、しみじみ感を味わえます（笑）

ここは満願堂

よくわからないんだけど狸があちこちに祀られていました。

「見ざる・言わざる・聞かざる」が「見だぬき・言わだぬき・聞かだぬき」になってました(笑)

こちらは笈摺堂

たくさんの折鶴や満願したご朱印帳や笈摺なんかも納められていました。
皆さん色んなお願いが叶えられて、お礼参りに来られているんでしょうか。

本堂の入口にあたる左右二本の柱には「精進落としの鯉」と呼ばれる青銅製の鯉が付けられています。巡礼者達は華厳寺で満願の参拝を済ませ、儀式のようにこの鯉に触れ、精進生活から開放されるのだそうです。私もいっぱい触ってきました(＾＾；

最初は登山のついでに始めたご朱印集めでした。そして四国まで行かなくても自分の住んでいる関西で「西国三十三ヶ所巡礼」というのがあると知り、軽い気持ちでスタンプラリーのようにご朱印集めを始めました。
特別に何か願掛けをしたいわけでもなかったのですが、西国三十三所の観音菩薩を巡礼すると、現世で犯したあらゆる罪業が消滅し、極楽往生できるとされています。
スタンプラリーとしてはコンプリートしましたが、私の罪業がこのくらいで消滅するとは思えず、もっともっと精進していかなければいけないなとは思いますが、先達さんを目指すわけでもないので、ひとまずはこれで結願とし、また機会があればいつでも参拝はしたいと思っています。

あと残すは善光寺へのお礼参りですヽ(＾о＾)ノ