2019/04/26 - 2019/05/04
713位(同エリア1017件中)
RiEさん
旅行4日目。
今日もEバイクをレンタルして、宿泊しているニャン・ウーから1番遠い場所にあるニューバガンから遺跡観光をスタートする。
最初に訪れたのは建物からハミ出そうなくらい巨大な仏像が3体納められている“MANUHAR PHAYA”。
続いてMANUHAR PHAYAのすぐ脇に建つヒンドゥー教のレリーフが美しい“NAN HPAYA”を見学した。
Eバイクで移動している途中、案内板もないしGoogle mapにも掲載されていない修復途中のパゴダが集まったところに立ち寄ってから、強い日差しでフライパンのように熱くなった参道を走り抜けて(撮影禁止なので内部写真は無いけど)壁一面の仏教絵画が美しい“ABE-YA-DANA HPAYA”をじっくり鑑賞した後、異世界への入口のような砂地の奥に建つ修復途中の巨大パゴダ“SOEMINGYI MONASTERY”を見に行った。
裏手に配置された仏像が巨大なパゴダを見つめる“SEIN NYET NYI AMA TEMPLE”を見学した後、(ここも撮影禁止なので内部写真無し)仏像の背後に大きなナーガ(蛇)が描かれたNAGA-YON HPAYAを、ジリジリ・じわじわ刺すような強い日差しと闘いながらランチ前に駆け足で観光した。
※寺院名・遺跡名は、建物前の看板やGoogle mapに従って表記。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- バイク
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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朝食は9:30までなので支度をして9:00に部屋から出てみると、もう気温が高くてすごく暑かった。
バガン スター ホテル ホテル
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朝食会場は宿泊客が少ないときはロビー脇の食堂に案内され、団体ツアー客で入りきらないときは上階のオープンスペースでビュッフェになる。
今日は宿泊客が少ないらしく、ロビー脇の食堂に案内された。バガン スター ホテル ホテル
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着席して周囲を見回しても何も用意されていないので待っていたら、朝食Menu表を持ってきてくれた。
American or Traditional or Continentalの3種から選択するオーダースタイルらしい。
私はTraditionalを、夫はAmericanを頼んだのに、私たち以外のお客がいないにもかかわらず、待てど暮らせど朝食が出て来なくてお腹は鳴るので我慢すること30分…出発を予定していた時間になってやっと運ばれてきた。バガン スター ホテル ホテル
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夫が頼んだのは、スクランブルエッグ・トースト・煮豆・ソーセージ・ベーコン・ローストトマトが付いていて、ちょうど良い量。
パイナップルジュース・珈琲 or 紅茶 or 中国茶・スイカ&ハニーデューは共通Menuで1人ずつ付いてきた。バガン スター ホテル ホテル
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問題は私の朝食。
モヒンガーのようにトロミがある木耳が入った春雨スープ・チャーハン・スクランブルエッグが登場して、驚いたのはそのボリューム!
春雨スープはラーメン丼サイズで正直これだけで十分なサイズだったのに、チャーハンも丼鉢同等サイズ盛られていて1合くらい有ろうかという…相当な大食漢の人でも満足しそうな量だった。
すごく美味しいから夫にも手伝ってもらったけど、チャーハンを食べても食べても全然減らなかったので「もし明日も同じ朝食なら、ヌードルスープだけ頼もう」と話し合った。バガン スター ホテル ホテル
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満腹のお腹を抱えながら、Myinto Moまで5分ほど歩いて今日もEバイクをレンタル。
まだ10時なのにこの強烈な日差しなので、先が思いやられる。 -
今日は宿泊しているニャン・ウーから1番離れたニューバガンを中心に観光する予定。
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最初に到着したのは“MANUHAR PHAYA”。
憂鬱そうな表情の仏像が建物ピッタリサイズで収められている:マヌーハ寺院 by RiEさんマヌーハ寺院 寺院・教会
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大きな樹の周りにバイクが停まっていたので適当なところに停車した。
憂鬱そうな表情の仏像が建物ピッタリサイズで収められている:マヌーハ寺院 by RiEさんマヌーハ寺院 寺院・教会
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イチオシ
ミャンマーの寺院では手軽に始められる商売として人気の、お洒落なデザインのタナカ書き(美肌効果のあるタナカという木を擦ったものを、日焼け止めとして老若男女問わず愛用している。ミャンマー流スキンケア)を職業とする人たちを多々見かける。
フューシャピンクの揃いのロンジーで着飾った女の子が、定番葉っぱモチーフを指で丁寧に描いてもらっていた。
バガンはミャンマー人憧れの仏教聖地なので彼女たちのように、揃いの布や柄で作ったロンジーをユニフォームのように着たり、帽子でグループ分けした団体客を頻繁に見かけた。憂鬱そうな表情の仏像が建物ピッタリサイズで収められている:マヌーハ寺院 by RiEさんマヌーハ寺院 寺院・教会
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ニューバガンは遠いので、時計を見たら11時前だった。
外は暑いけど建物に入ってしまえば、裸足の足裏をヒンヤリ冷たいタイル床が迎えてくれる。憂鬱そうな表情の仏像が建物ピッタリサイズで収められている:マヌーハ寺院 by RiEさんマヌーハ寺院 寺院・教会
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本堂入口床タイルは豪華なクジャクのデザイン&WELCOMEの文字。
そして視線を上げると…憂鬱そうな表情の仏像が建物ピッタリサイズで収められている:マヌーハ寺院 by RiEさんマヌーハ寺院 寺院・教会
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入口通路先に見えるのは、正体不明な金色一色。
楕円の天井は人間の2.5倍ほどの高さがあるのに、ここからじゃ奥が見えなかった。憂鬱そうな表情の仏像が建物ピッタリサイズで収められている:マヌーハ寺院 by RiEさんマヌーハ寺院 寺院・教会
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通路を進むと、ギュウギュウに押し込まれたかのようなピッタリさで収まる巨大な仏像が見えた。
この寺院名にもなっているタトォン国のマヌーハ王がアノーヤターに攻め入られたときに連れて来られたのがこの地で、1059年に寺院建築が許されて建立したのがMANUHAR PHAYAなのだそう。
仏像の表情は穏やかでも諭すような感じでもなく、どこか憂鬱そうに見えた。憂鬱そうな表情の仏像が建物ピッタリサイズで収められている:マヌーハ寺院 by RiEさんマヌーハ寺院 寺院・教会
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あまりにピッタリサイズなので通路も異様に狭い。
すれ違えないのは勿論のこと、恰幅の良い人なら躊躇う幅だと思うけど、正面右手側を進んでみた。憂鬱そうな表情の仏像が建物ピッタリサイズで収められている:マヌーハ寺院 by RiEさんマヌーハ寺院 寺院・教会
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角を曲がると短い階段があって、少し下がった場所にもう1体同じくらい巨大な仏像が、同じくピッタリサイズで安置されていた。
やっぱりこの仏像もウンザリ顔。憂鬱そうな表情の仏像が建物ピッタリサイズで収められている:マヌーハ寺院 by RiEさんマヌーハ寺院 寺院・教会
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仏像から伸びた右手は通路を通るとき身体が触れてしまうくらい迫出ているので、金色の塗装が剥げて中のえんじ色が露出していた。
憂鬱そうな表情の仏像が建物ピッタリサイズで収められている:マヌーハ寺院 by RiEさんマヌーハ寺院 寺院・教会
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仏像の左半身から見ると、本当に通る人を選ぶ幅なのがよくわかる。
でもこの通路を通らないと見られないわけじゃなく、建物外からも見学出来るようになっている。憂鬱そうな表情の仏像が建物ピッタリサイズで収められている:マヌーハ寺院 by RiEさんマヌーハ寺院 寺院・教会
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来た通路を戻って、中央の仏像へ。
ここから見る限り中央に安置された仏像の右手が進出しすぎてて、しゃがまないと通れなさそうなので、左側に安置された仏像は外から見学することにした。憂鬱そうな表情の仏像が建物ピッタリサイズで収められている:マヌーハ寺院 by RiEさんマヌーハ寺院 寺院・教会
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本堂を出ると、入口前に置かれた黄金色の巨大な階段をのぼり、タブレットで撮影する僧侶たち。
初めてミャンマーを訪れた2016年は5.5インチ以上のサムスンスマホが主流だったけど、今回はiPhoneやiPadを持ち歩くミャンマー人もたくさんいて驚いた。憂鬱そうな表情の仏像が建物ピッタリサイズで収められている:マヌーハ寺院 by RiEさんマヌーハ寺院 寺院・教会
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少し離れてみると巨大な鉢型をしていて、少年も一緒に覗きはじめた。
中身が気になるけどミャンマーのあるある…女人禁制だと困るので、ロンジーを着用していた夫なら男性だし、正装しているので代わりに見に行ってもらったところ、紙幣が入っていて寄付を募るものじゃないかと言っていた。憂鬱そうな表情の仏像が建物ピッタリサイズで収められている:マヌーハ寺院 by RiEさんマヌーハ寺院 寺院・教会
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しばらく眺めていたら、揃いの赤い帽子を被った女性たちも紙幣片手に階段をのぼりはじめ、団体ツアー客も後列に着いたので私は鉢の中を見ることが叶わなかった。
憂鬱そうな表情の仏像が建物ピッタリサイズで収められている:マヌーハ寺院 by RiEさんマヌーハ寺院 寺院・教会
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外に出ると大理石の床は既に十分熱くなっていて、小走りで左側入口に駆け込む。
外観は簡素な作りで特に装飾もなかった。憂鬱そうな表情の仏像が建物ピッタリサイズで収められている:マヌーハ寺院 by RiEさんマヌーハ寺院 寺院・教会
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左側の仏像を正面から見上げる。
中央の仏像の顔横には小窓があったけど、左右の仏像は覆われていて洞窟にいるような雰囲気だった。憂鬱そうな表情の仏像が建物ピッタリサイズで収められている:マヌーハ寺院 by RiEさんマヌーハ寺院 寺院・教会
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外に出ると、隅にミャンマーでよく見かける鐘を担いだ謎オブジェが置かれていた。
憂鬱そうな表情の仏像が建物ピッタリサイズで収められている:マヌーハ寺院 by RiEさんマヌーハ寺院 寺院・教会
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その後ろの建物では神様が見守る中、地元の子供たちがスーパーボールのようなものを投げては追いかけて…を繰り返す遊びに夢中になっていた。
憂鬱そうな表情の仏像が建物ピッタリサイズで収められている:マヌーハ寺院 by RiEさんマヌーハ寺院 寺院・教会
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MANUHAR PHAYAの隣にもう1軒、見るべき寺院があるというので、原付を置いたまま南西へ歩いていくと…
憂鬱そうな表情の仏像が建物ピッタリサイズで収められている:マヌーハ寺院 by RiEさんマヌーハ寺院 寺院・教会
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バガン特産のお面や漆器や操り人形などを売る土産物屋があった。
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その隣に建つのが“NAN HPAYA”。
敷地内のしつこい土産物屋に注意:ナンパヤー寺院 by RiEさんナンパヤー寺院 寺院・教会
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階段を上がっていくと…
敷地内のしつこい土産物屋に注意:ナンパヤー寺院 by RiEさんナンパヤー寺院 寺院・教会
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熱を帯びた大理石を直接歩かなくて済むように絨毯の道が作られていた。
左側に伸びる絨毯の道が、後にトラブルのもとになるとは。敷地内のしつこい土産物屋に注意:ナンパヤー寺院 by RiEさんナンパヤー寺院 寺院・教会
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建物内はあまり光が入らなくてほぼ真っ暗で足元が全然見えないけど、足元のレンガもガタガタなので慎重に歩かないと足を挫きそうになる。
写真は入口入ってすぐの通路で、通路脇にかつては仏壁画が描かれていた痕跡が僅かに見て取れた。敷地内のしつこい土産物屋に注意:ナンパヤー寺院 by RiEさんナンパヤー寺院 寺院・教会
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中央まで進むとヒンドゥー教のシンボルであるニョニとリンガらしき四角い台が置かれている。
いつの間にか寺院外にいた女性がピッタリ背後に、同じペースで後に付いてくることに気が付いた。
先に進んでいた夫は別の女性に英語で話しかけられ、懐中電灯で色々照らしながら勝手に説明を始めて案内されてるけど、私は写真を撮るために頻繁に立ち止まるので女性は付いてくるだけ。
うーん…ミャンマー人がいくら親切とはいえ、裏があるはずと思いながら見学を続ける。敷地内のしつこい土産物屋に注意:ナンパヤー寺院 by RiEさんナンパヤー寺院 寺院・教会
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建物の中にいくつも配置された太い柱には、ヒンドゥー教の神:ブラフマーの緻密なレリーフが。
敷地内のしつこい土産物屋に注意:ナンパヤー寺院 by RiEさんナンパヤー寺院 寺院・教会
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私はF1.2のとても明るい短焦点レンズで撮影しているから肉眼で見るよりも鮮明に映っているけど、内部は本当に真っ暗なので懐中電灯があると便利かも。
敷地内のしつこい土産物屋に注意:ナンパヤー寺院 by RiEさんナンパヤー寺院 寺院・教会
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外部の光を取り込むのはこの窓だけ…時計回りにぐるっと回って…
敷地内のしつこい土産物屋に注意:ナンパヤー寺院 by RiEさんナンパヤー寺院 寺院・教会
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ニョニとリンガのある中央まで歩いていくと、私についてきた女性は撮影枚数に呆れたのか、入口で腕を組みながら立っていた。
問題はこのあとで、外に出ると待ち構えていたように日本語で「ミヤゲモノミテ、シッキ(漆器)、スナエ(砂絵)、ヤスーイ!」と捲くし立て、勝手に腕を組まれ引っ張られるように寺院の端にある土産物屋に連行された。
やっぱりね…と思ったけど、見せてもらったお礼としてサラッと売り物を見たものの惹かれるものが無くて断ったところ、更に腕を引っ張ってきて離さない。
先に連行されていた夫に「帰ろう」と合図を送ったら「トナリ、ベツノミセ。アナタ、コッチミル」と腕を引っ張るから「私たち家族、一緒だから」と日本語と英語で伝えても横の店に連れて行こうとする。
彼女はミャンマー人のイメージを覆すくらい押しが強くて強引なので、我慢の限界に達し、引っ張る腕を振り払って「土産物要らない、ごめんね」と踵を返すまで、この暑い中10分も押し問答が続いた。
あんな酷い商売法では売れないと思ったけど、バガン滞在中1・2を争う強烈さだったので、気が弱い人はNAN HPAYAい行く際、覚悟を決めたほうが良いかも。敷地内のしつこい土産物屋に注意:ナンパヤー寺院 by RiEさんナンパヤー寺院 寺院・教会
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原付でしばらく走っていると、パゴダがたくさん集まる小高い丘が見えた。
原付が通った轍に沿ってEバイクで登ってみたけど、案内板が無いし、Google mapにも載っていない。 -
中を覗いてみたら、真っ白な肌をした仏像が凛とした表情で正面を見据えていた。
上部は漆喰が剥がれてレンガが剥き出しになっているけど、背後には壁描かかれていたみたい。 -
横の壁画は1か所だけ随分色が鮮やかなので、修復したのかもしれない。
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パゴダを出るとその正面にも、1段高い場所に大小さまざまなパゴダが建っていた。
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正午なので影がほとんどなくて、強烈な日差しが肌に刺さる。
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パゴダの中にはマットな肌質の仏像が安置されていた。
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奥にあった少し大きめのパゴダを覗いてみる。
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四方に入口があり、中央の柱を背にするように立像と座像が見えた。
立像は胸の前で両手を合わせるようなスタイルをしていて、柱を介して対になるポーズ同士配置されている。 -
横の入口に回ってみると、顔にヒビが入った座像の床で男性が昼寝をしていた。
周りに道具が散らばっていたので、彼はたぶん修復師。
毎日のように、無数にあるパゴダを誰かが手直しして守り継いでいるバガン…少しだけサグラダファミリアを想像させた。 -
大きなパゴダの向かいに建つ中規模のパゴダ。
その横には小さなパゴダも建っていて、裾の祠に仏像が安置されていた。 -
中規模のパゴダの中には髪と衣だけ着色された仏像が鎮座していて、足元には何故かバガンのポストカードが2枚手向けられていた。
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“ABE-YA-DANA HPAYA”へ。
早朝か夕刻の見学がお勧め:Abeyadana Temple by RiEさんAbeyadana Temple 寺院・教会
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敷地にパゴダがいくつも建っているけど、この寺院の見どころはパゴダの後ろにある…
早朝か夕刻の見学がお勧め:Abeyadana Temple by RiEさんAbeyadana Temple 寺院・教会
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どっしりとした造りの建物だけど、この寺院を観光するのであれば正午じゃなくて、早朝か夕刻がお勧め。
その理由は、低い塀の間にある3段しかない階段手前で履物を脱ぐ必要があり、L字型に伸びた参道を通って建物に向かうから。
ちなみに参道には絨毯が敷いておらず、恐ろしく熱が篭ったコンクリ床を走り抜ける必要がある。
裸足なだけでも測定筋膜炎への負担が心配なのに、ところどころ本気で走らないと足裏が焼け爛れるように熱い場所があって大変だった。
ここは最初の洗礼を受けた寺院だけど、ABE-YA-DANA HPAYAはL字の角に大きな木が生えていて木陰があったので、マシだったことを知るのはもっと後のことだった。早朝か夕刻の見学がお勧め:Abeyadana Temple by RiEさんAbeyadana Temple 寺院・教会
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木陰は一瞬なら足を止めて写真を撮る余裕が持てる温度だったけど、太陽を直に受けている床は修行のような熱さだった。
建物正面にいるタンクトップを着たロンジー姿の男性は画家らしく(ABE-YA-DANA HPAYAの成り立ちが書かれた看板脇に自分の絵を販売する小屋を持っていて、英語で経歴が書かれていた)、普段は涼しい建物内で絵を描いているみたい。
私たちも「絵を見ない?」と声をかけられたけど興味が無いのがわかると、それ以上何も言ってこなかった。
ちなみにABE-YA-DANA HPAYAは入口扉に“NO PHOTO”と張り紙がしてあるため、内部の素晴らしい壁画写真はないけど、壁一面を埋め尽くす美しさは一見の価値あり。
中は真っ暗なので懐中電灯を持参すると良いかも(専属ガイドについて観光している人たちは、ガイドが持っている懐中電灯で照らしてもらいながら説明を受けているので、写真を撮るのはダメだけど光を照らすのはOKらしい)。早朝か夕刻の見学がお勧め:Abeyadana Temple by RiEさんAbeyadana Temple 寺院・教会
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道路から逸れたクネクネと曲がる1本道が気になったのでEバイクで突き進んで行くと、適度な距離感を空けながら名もなき小さなパゴダが幾つも建っていた。
異世界への入口のような枯れた光景は、実際に植物が枯れたものがそのまま横たわっているので、肌に触れると凶器のように堅くて痛かった。 -
1本道に沿って走っていると、奥に修復中の大きなパゴダが見えたので近くまで行ってみる。
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看板はなかったけどGoogle mapには“SOEMINGYI MONASTERY”と書かれていた。
円筒型+テラスが組み合わさったスタイルで、パゴダ自体に階段はないけど修復用の足場が組まれていた。 -
舗装された道路に戻って少し進むと、善意の水瓶が多数置かれた東屋が見えた。
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大きな寺院だと冷却装置が付いた大型水タンクが用意されていて、ミャンマー人観光客が涼をとるため集まっているけど、遺跡内ではほとんど見なかった。
ここは、善意の水瓶がコの字型にズラッと並んでいて圧巻! -
その向かいの少し小高い場所に建っているのは“SEIN NYET NYI AMA TEMPLE”。
セィンニェ アマ寺院 by RiEさんセィンニェ アマ寺院 寺院・教会
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規模はそれほど大きくはないけど、道路に面した寺院の裏手にもパゴダが建っていて、2つで1つのセットとされているセィンニェ女王姉妹が造った寺院。
道路側にあるのが妹が建てたパゴダで、ニィーマ=妹の意味をもつ。セィンニェ アマ寺院 by RiEさんセィンニェ アマ寺院 寺院・教会
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正面を向いて仏像が安置されていた。
背後の漆喰が剥がれてレンガが露出しているけど、わずかに残った部分から仏の姿が描かれていたのが読み取れる。セィンニェ アマ寺院 by RiEさんセィンニェ アマ寺院 寺院・教会
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1周できる構造になっていて、通路の壁面にも壁画の痕跡らしきものが残っていた。
セィンニェ アマ寺院 by RiEさんセィンニェ アマ寺院 寺院・教会
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対になるよう真後ろに安置されたそっくりな仏像。
この仏像が見つめる先には…セィンニェ アマ寺院 by RiEさんセィンニェ アマ寺院 寺院・教会
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姉が建てたパゴダが見えていた。
セィンニェ アマ寺院 by RiEさんセィンニェ アマ寺院 寺院・教会
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パゴダをもっと近くで見たくて、ビーサンを履いて外の通路からアプローチ。
セィンニェ アマ寺院 by RiEさんセィンニェ アマ寺院 寺院・教会
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真後ろ建つのが姉が建てたビルマ様式のパゴダで、アマ=姉の意味を持つ。
かつてはパゴダの先端が存在していたようでその写真が飾ってあったけど、現在は風化か災害によって消失したみたい。セィンニェ アマ寺院 by RiEさんセィンニェ アマ寺院 寺院・教会
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パゴダ上部には美しい文様と、小さな仏像が納められていた。
セィンニェ アマ寺院 by RiEさんセィンニェ アマ寺院 寺院・教会
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姉が建てたパゴダ側から、妹の建てたパゴダを見ると、さっきパゴダを見つめていた仏像が見える。
仏像は奥まった位置に安置されているので扉が無くても雨風や強い日差しを凌げる構造になっていた。セィンニェ アマ寺院 by RiEさんセィンニェ アマ寺院 寺院・教会
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SEIN NYET NYI AMA TEMPLEから北へEバイクで移動すること数分、ランチ前最後に立ち寄る寺院“NAGA-YON HPAYA”に到着した。
効率よく見て周ったつもりだけど13時目前。素晴らしい壁画と背後にナーガが描かれた金色の立像のある:ナガーヨン寺院 by RiEさんナガーヨン寺院 寺院・教会
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NAGA-YON HPAYAは、のちにパガン王朝44代目の王になるチャンスィッターが建立した寺院で、ニューバガンとオールドバガンの間に位置する。
素晴らしい壁画と背後にナーガが描かれた金色の立像のある:ナガーヨン寺院 by RiEさんナガーヨン寺院 寺院・教会
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入口はレンガが互い違いに配置され、まっすぐ進めないようになっていた。
こちらの幅も狭いので恰幅の良い人はお腹を擦るかもしれない。素晴らしい壁画と背後にナーガが描かれた金色の立像のある:ナガーヨン寺院 by RiEさんナガーヨン寺院 寺院・教会
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レンガ敷きの参道は土足OKで、奥に見える寺院の手前まで履物のまま歩いて行ける。
私たちと入れ替わるように寺院から出てきたグループが日本人観光客で、会話から察するにどうやら同じゲストハウスの宿泊者で募ってカーチャーターし、日本語が話せるミャンマー人ガイドを雇って車で遺跡観光しているらしかった。
車だと実感ないかもしれないけど遺跡エリアは未舗装の砂地も多く、道路にも薄っすら砂が積もるくらい常時砂が舞っているので、Eバイクで走行するときはサングラスとマスクが無いと呼吸が出来ないほど空気が悪い場所もある。
マスクを持っていない夫はマスク代わりに口元を手ぬぐいで覆って、手ぬぐいがズレないようその上からサングラスをかけ、強烈な日差しから肌を守るため自転車用のアームカバーをして完全防備体制のまま、私より先に寺院に向かうとそのミャンマー人ガイドが「アヤシイヒトガイル」と夫を指さして笑い始めた。
確かに怪しいけどこれくらい対策をしないと炎天下、Eバイクで観光なんて正直できない。
つられて日本人観光客グループも笑い始め、そのあともネタにしあっていたので、日本人だと知ってか知らずかわからないけど…とても感じ悪かった。素晴らしい壁画と背後にナーガが描かれた金色の立像のある:ナガーヨン寺院 by RiEさんナガーヨン寺院 寺院・教会
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気を取り直して寺院に入ろうとしたら、建物の手前10m地点で靴を脱ぐ看板が立てられている。
さっきのABE-YA-DANA HPAYAよりは短い直線コースだけど、普通のレンガが敷かれているだけなので、実際ABE-YA-DANA HPAYAの参道よりも暑かった。
美しいシルエットのこの寺院も内部撮影禁止なので、暗闇に浮かぶ素晴らしい壁画と背後にナーガ(蛇)が描かれた金色の立像を目に焼き付けておく。素晴らしい壁画と背後にナーガが描かれた金色の立像のある:ナガーヨン寺院 by RiEさんナガーヨン寺院 寺院・教会
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日差しの強さが最高潮になる前に遺跡を抜けだし、ニャン・ウー方面を目指す。
この時間走っているのは車くらいで、バイクはやはり皆無だった。 -
ニャン・ウーに続く道は、舗装道路でも凸凹していて道路事情が良くないので慎重に。
この後はHOTEL近くのローカル食堂でランチを食べてから、日差しが和らぐまでホテルで涼をとったあとサンセットを見に行く予定。
2016年8月の大地震後、サンセット鑑賞で人気だったパゴダへの登頂が禁止になってしまったので、どこへ行くか悩むところ。
続きは05へ。
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