カックー遺跡＆バガン遺跡で敬虔な祈りの心に触れる旅 in ミャンマー★2019　01　1日目【名古屋⇒BKK⇒RGN⇒HEH】

2019/04/26 - 2019/05/04

3回目のミャンマー旅行は遺跡をたっぷり堪能したい！と思い、以前ＴＶで見かけて一目惚れしたカックー遺跡と、アンコールワットやボロブドゥールと並んで世界三大仏教聖地と言われるバガン遺跡訪ねる計画を立てた。
カックー遺跡はインレー湖周辺にあるタウンジーという町の近郊にあるけど、インレー湖に特に興味がないためカックー遺跡を観るためだけにヘイホー空港に立ち寄るつもりだった。
でも調べてみるとインレー湖近郊の町：タウンジーにはミャンマー初のワイナリーAythaya Vineyardが、宿泊エリアのニャウンシェにはRed Mountain Estate Vineyards & Wineryがあり、ミャンマーの2大有名ワイナリーが揃っていて出発前からテンションが上がる。
今回は名古屋⇔ヤンゴン間を特典航空券利用で確保したものの出発の3か月前にＡＮＡから連絡が来て「ＢＫＫ⇒ＲＧＮ間で搭乗予定だったタイ・スマイル航空との特典航空券連携が無くなったので、特典航空券のルール上最終目的地までつながって移動する必要があるため、ＢＫＫ⇒ヤンゴンの別ルートを模索したい」と申し出があった。
ヤンゴンが最終目的地なら当日中に到着すれば問題ないので提案を受け入れられるけど、既にＲＧＮ⇒ＨＥＨ行きの12：45発航空券を購入済みで、変更不可チケットだったからリスクは犯したくない…と、何度か担当者と交渉を重ねた結果、ＧＷの10連休中の航空券を今手放すと危険なので復路はそのままに、1区間分損するけど往路だけ名古屋（タイ航空）⇒ＢＫＫ（タイスマイル航空）⇒ＲＧＮ（エアＫＢＺ）⇒ＨＥＨの中でタイスマイル航空の航空券だけ自腹購入して、往路のタイ航空＆復路の北京乗継あり中国国際航空を特典航空券を個別で改めて手配してもらえた。
美味しいミャンマーワインと、素晴らしい仏教遺跡を訪ねる旅が始まる。　

エリア インレー湖周辺(ミャンマー)

• 同行者: カップル・夫婦
• 旅行の手配内容: 個別手配

タイに行くとき1番利用している0：30発のタイ国際航空深夜便。

中部国際空港セントレア 空港

眠そうな表情をした人たちが次々に乗り込んでくる。

BKK到着前に朝食が配られた。
Menuはペッパーチキン＆ごはん or 卵＆フレンチトーストだったので、2人とも前者を選択。

朝4：05にBKKスワンナプーム国際空港に到着。
いつもの神様オブジェを通り過ぎて…

スワンナプーム国際空港 (BKK) 空港

身支度をするためにプライオリティパスで入れる、24時間営業のMIRACLE LOUNGEファーストクラスへ。
ファーストクラスラウンジはビジネスクラスラウンジに比べて空いている穴場スポットで、早朝到着便乗継のお気に入り。
シャワーも待つことなく利用できるから、私がメイクをしている間に夫がスッキリしていた。

ミラクルラウンジ (スワンナプーム空港 コンコースD) 空港ラウンジ

MIRACLE LOUNGEは食事があまり期待できないので、朝食を食べるため他のラウンジを目指していたら、TURKISH AIRLINESのラウンジを発見。
こちらもプライオリティパスで利用できるから入ってみると、明るい大窓から飛行機が見えるし、トイレの中にシャワーブースが完備されていた。
ゲストがあまりおらず品数が少なかったけど、トルコチャイと鶏肉団子をのせたお粥を食べた。

ターキッシュ エアラインズ ラウンジ (スワンナプーム国際空港) 空港ラウンジ

本当はもう1便遅くしてスワンナプーム空港でゆっくりても…と思ったけど、ANA担当者に強く勧められ、特典航空券で予約していたのと同じ便を自分で取得。

スワンナプーム国際空港 (BKK) 空港

束の間のBKK滞在。
ラウンジ利用のおかげで早朝便到着でも問題なく、朝イチから動けるのが有難い。

スワンナプーム国際空港 (BKK) 空港

7：55出発予定だったけど10分遅れで離陸した。

スワンナプーム国際空港 (BKK) 空港

短いフライトに加えて朝便なのに機内食が出る。
中身はチキン＆トマトバジルソースのパスタだった。

ミャンマー時間の8：40にヤンゴン国際空港に到着。
タイとミャンマーの時差は30分（ちなみに日本とミャンマーの時差は2時間半）なので1時間5分のフライトだった。
夜便で到着すると長蛇の列で入国審査に時間がかかるためBKK出発を早めの便にしたら、今回は拍子抜けするほどガラ空きだった。
次のフライトは12：45だから随分時間が余るな…と思いながら到着ロビーを出ると、左先に有料荷物預かりができていた。ヤンゴン国際空港には荷物預かりブースがないためヤンゴン乗継の悩みだったから、感激＆興奮しすぎて価格表をチェックするのを忘れてしまった(笑。

ヤンゴン国際空港 (RGN) 空港

今回は往路に北京トランジットがあり、10時間という耐久戦なので他空港なら迷わず外に出るけど、北京という土地柄＆中国の連休に重なるのでリスクを避けて空港内で過ごすことに決めていたため、そのお供となるINETをVPNを通さなくても使用できるタイの海外旅行用データ専用SIM（Dtac）をAmazonで事前購入しておいた。
タイの海外旅行向けパッケージなのでタイ国内では利用できないけど、ミャンマーも中国大陸も可能エリアなので一石二鳥♪
セッティングをしたらなぜか私のSIMだけ開通せず、アプリの設定も勝手に変えるなど影響を出したので、再起動を繰り返したり、SIMの抜き差しをすること1時間弱…時間はかかったけど無事INET環境が整った。
その後旅行中に不具合が出ることはなく、速度に関して一度もストレスを感じることもなかった。

国際線から国内線へ移動するため外に出ると、無料のシャトルバスが運行している。
15-20分おきに運行されていて、空港職員も利用するので余裕をもって並ぶ必要がある。

ヤンゴン国際空港 (RGN) 空港

シャトルバスといっても、アジア圏でよく見かけるワンボックスサイズ。

ヤンゴン国際空港 (RGN) 空港

到着した国内線第3ターミナルはピッカピカ！
2016年8月にマンダレーに行くために利用した建物は古めかしい建物で、冗談かと思うような巨大体重計で荷物重量測定をして、スタッフが片手に2個ずつスーツケース引っ張って人力で移動させていたけど、この新しいターミナルは国際線と遜色ないハイテクさで、ベルトコンベアも完備されている。

ヤンゴン国際空港 (RGN) 空港

私がSIM開通で四苦八苦している間に、夫がヤンゴン空港の情報を調べていたらしく「国内線でもプライオリティパスが使えるラウンジがある！」と。
疑いながらもエスカレーターで2階に上がってみるとラウンジカウンターがあり、国内線専用ターミナルなのに“プライオリティパス”の表記があった。
なんと太っ腹♪

ヤンゴン国際空港 (RGN) 空港

ラウンジは驚くほど広くて、大きな窓からはサンサンと明るい日差しが降り注ぎ、ゆったりとした造りをしているけど…私たち以外の姿が皆無だった。
まだあまり知られていないのかも…。
DAGONビールの生サーバー・自分で作るモヒンガー・野菜スープ・サンドイッチ・スウィーツなど種類も多くてびっくり。
Wi-Fiも強力で、静かな環境に美味しい食事と至れり尽くせりだった。

ヤンゴン国際空港 (RGN) 空港

出発時間が近づいたので搭乗口に到着すると、コールがかかっているのに搭乗券を見せると「待て」と待機させられる人の多いこと。
どうやらヘイホー空港行きだけじゃなくて、その先にあるラーショ行きの便に便乗させてもらうフライトらしく、私たちのようにヘイホー空港で降りる人を後部に乗せるため分けてたみたい。

ヤンゴン国際空港 (RGN) 空港

沖止めなのでバスで向かうけど、AIR KBZバスの正体は安定の日本中古車バス。
日本人の1人が「あれ？この車体見たことある…子供のころ乗っていた〇〇市のバスだったんじゃないかな？」と車内の痕跡を探していた。

ヤンゴン国際空港 (RGN) 空港

マンダレーに行ったときの記憶が曖昧で、国内線の水の持ち込み可否がわからず、バッグから1Lのボトルを出して見せようとしたら検査担当者に寄るのかもしれないけど「必要ない」とスルー。
AIR KBZの地上職員は、3年前までビーサンで誘導したり荷物運搬をしていたけど、今回足元を見たらちゃんと靴を履いていて驚いた。

ヤンゴン国際空港 (RGN) 空港

2列2列の小さな機体。
今回は短距離フライトが何度もあるし、花粉症全盛期で耳管が弱っていて耳の持病が出やすい時期なので漢方薬の五苓散を持参して挑んだけど、離着陸時に注意していつも通りに過ごしていれば、1度も耳の不快感や痛みを感じることはなかった。

定刻通り12：45に離陸。
短いフライトながらもここでも機内食（チョコロールパン＆クリームたっぷりのロールケーキ）が提供された。
ただし激甘！

雲が多くて大きく横揺れがあったものの、14：10に無事ヘイホー空港に到着。
降りたのは10人にも満たない乗客で、そのうち外国人は私たち含め2組だけだった。すごく適当な場所で降ろされたため歩いて敷地に向かう。

ヘホ空港 (HEH) 空港

リヤカーで運ばれていく乗客の荷物たち。
これぞミャンマーの田舎の空港！って感じがしてテンションが上がる。

ヘホ空港 (HEH) 空港

この倉庫のような建物がヘイホー空港。

ヘホ空港 (HEH) 空港

中に入るとガラーン…として何もない。

ヘホ空港 (HEH) 空港

奥には銀行や携帯会社ブースがあったけどKBZ BANK以外営業していなかった。
私たちはヤンゴン空港のATMで両替しておいたけど…ATMから紙幣が出て来なくても諦めず、ヤンゴンでミャンマーチャットを入手するのがベストだと思う。

ヘホ空港 (HEH) 空港

ヘイホー空港の表（入口）側。
何の表記もない無機質な建物で、今まで訪れた空港の中でNo.1の簡素さだった。

ヘホ空港 (HEH) 空港

空港敷地外には物売りやTAXIドライバーがズラッと並んでいるけど敷地内には入れないらしく、ポーターでさえも門外で待機しているので、入口門までの50ｍ強を自力で運ぶ。

ヘホ空港 (HEH) 空港

入口警備室前で熟睡する野良犬たち。

ヘホ空港 (HEH) 空港

TAXIは個人営業ではなく元締めがいて、取り仕切っているおじさんと交渉するのがルールらしい。
ニャウンシェまで行きたいと伝えると、最初30000Ksと頑なに譲らなかったけど、交渉を重ねて25000Ksで落ち着いた。

価格が決定すると、元締めのおじさんがTAXIドライバーの中から1人を呼び寄せて出発する。
2階建てのアパートのような建物や、長屋が続く住宅街が時折顔をのぞかせるけど、空港周辺は枯れた草原と畑が大半だった。

牛の集団と遭遇。
ミャンマーはヨーグルトの隠れ名産国なので、地産の壺ヨーグルトを期待したけど見つからなかった。

30分ほど走るとドライバーがチケット売り場前で車を停めるので、インレー湖ゾーン入域料チケットを購入する。
乗ったまま支払い可能で1人：15000Ksだった。
いつ提示を求められるかわからないので滞在中は常備していたけど、1度も見せる機会がなかった。

チケット売り場を過ぎると一気に町が始まる。
地元の人の姿で溢れ、TAXIの前をリヤカーを引いた人が行き交い、各所で建設が行われていた。

ヘイホー空港からTAXIに乗車して50分弱で、宿泊するHOTELがあるニャウンシェに到着した。
今回滞在するのはニャウンシュエの川沿いの船着き場横に立つThousand Island Hotel Inle Lake。
詳しい口コミは下記をご覧くださいませ。
https://4travel.jp/os_hotel_tips_each-13719319.html?lid=os_hotel_201606_rn0014_tipseach&anchor=each_tab

サザン アイランド ホテル インレー レイク ホテル

利用しなかったけどHOTEL入口に日本語対応ATMが設置されていた。

サザン アイランド ホテル インレー レイク ホテル

取っ手の形が可愛い。

サザン アイランド ホテル インレー レイク ホテル

チェックインをするためロビーに座っていたらウェルカムドリンクを出してくれた。
中身は種がたっぷり入ったフレッシュなタマリンドジュース。
常温だけど適度な甘さで美味しかった。

サザン アイランド ホテル インレー レイク ホテル

ロビーはゴージャスな雰囲気で、吹き抜けているから開放感がある。
奥に見える柱のようなものはエレベーター。

サザン アイランド ホテル インレー レイク ホテル

建物は6階建てで、最上階にはルーフトップBarがある。

サザン アイランド ホテル インレー レイク ホテル

部屋は2階で、廊下からロビーが見下ろせる造りになっていた。

サザン アイランド ホテル インレー レイク ホテル

OPEN。

サザン アイランド ホテル インレー レイク ホテル

部屋に入って右手側に大きな掛物タンスが置かれていて、アイロン台・ハンガー・室内金庫が置かれていた。

サザン アイランド ホテル インレー レイク ホテル

部屋の入口扉を見るとわかるけど、スーツケースがどこでも広げられる位めちゃくちゃ広く、掃除もしっかりされていて清潔感もある。
サンダルが置かれているのはバスルーム入口で、掛物タンスの脇には荷物置き用のベンチが配置されていた。

サザン アイランド ホテル インレー レイク ホテル

その横には長いテーブルがあり、壁に備え付けられた大きな鏡もあって使い勝手が良かった。
日本のプラグがそのまま差し込めるコンセント口が8個もあり非常に便利だったけど、TVはNHK-W含め15ch映るものの画質が最悪だった。
Wi-Fiは期待していなったのにサクサク。

サザン アイランド ホテル インレー レイク ホテル

ベッドはセミダブルを2個つなげてクィーンサイズになっていて、ベッドは固めだったのと、ベッド木枠の角が尖っているから注意が必要だった。

サザン アイランド ホテル インレー レイク ホテル

奥の扉を開けるとテラスにつながるのでメイン通りが一望できる。
テラスには時々雀が遊びに来たので、カーテンの隙間からピョンピョン飛び回る姿を観察した。

サザン アイランド ホテル インレー レイク ホテル

HOTEL向かいには、ボートトリップを楽しむ観光客をターゲットにした帽子などを売る土産物屋があり、店の中から時間を問わず延々とミャンマー歌謡曲が大音量で流れていた。

視線をニャウンシェ川に向けると、船着き場と複数のボートが停泊しているのが見えた。
夫がGoPro7を手摺に置いて行き交うボートをタイムラプスで何度も撮影していたけど、客室に居てもボートのエンジン音がうるさくて慣れるのに時間がかかった。
すぐ復旧するような小さな停電よりも、1番困ったのは騒音の嵐。
向かいの土産物屋をねぐらにする犬一家には仔犬が6匹もいて、夜中でも断続的な遠吠え or 甲高いガウガウ声が響き渡るし、朝5時半からボートのエンジン音がひっきりなしに聞こえて、6時ごろには地元の人々が活動を始め（歌謡曲もスタート）たので、音に敏感な人にはお勧めできないかも。

サニタリールームも客室同様に広く、シャワールームの他に…

サザン アイランド ホテル インレー レイク ホテル

足がゆっくり延ばせる大きな湯舟が完備されていた。
シャワーは湯量豊富ですぐに熱いお湯が出て、排水も良好だった。
アメニティは…水×2・歯ブラシ・櫛・シャワーキャップ・髭剃り・綿棒・ソーイングキット・ボディローション・シャンプー・コンディショナー・バスフォーム・ティッシュBOX・ビーサンと充実した内容。

サザン アイランド ホテル インレー レイク ホテル

インレー湖周辺の観光は頑張って自転車観光している人もいるけど、範囲が広いので大半がTAXIを呼ぶかレンタルバイクを利用している。
どのHOTELもフロントで頼めばTAXIを呼んでくれたり、時間制のカーチャーターを手配してくれるので、私たちも何度か利用した。
カーチャーターの場合は、行き先を告げると明確な料金表はないもののHOTELが金額を提示してきて、頼んだ時点で支払いをするのでドライバーとの金銭やり取りは1度もなかった。

サザン アイランド ホテル インレー レイク ホテル

タウンジーにあるミャンマー初のワイナリー“Aythaya Vineyard”は8:00 - 22:00まで営業しているので、今夜はカーチャーターを依頼してAythaya Vineyard内にある“Sunset WineGarden Restaurant”で夜ごはんを食べることにした。
HOTEL⇔Aythaya Vineyardの往復で28000Ksと、ミャンマーの物価にしては高いものの移動手段が限られているので仕方がない。
あとHOTELの手数料も含まれているはず。

高速の料金場みたいな場所（だけど高速道路ではなかった）の入口に立てられていた謎の看板：Please“Q”。
ミャンマー語は3行に渡り説明書きがあるのに、英語表記はたった1行。

17：30にAythaya Vineyardに到着。
敷地内には広い駐車場があるので、ドライバーはそこに車を停めて待機していた。

エーターヤー ヴィンヤード 散歩・街歩き

Aythaya Wineのパンフレットで、Aythaya Wineの赤と白はヤンゴン空港のラウンジでも飲むことができる（多分前回のヤンゴン旅行の時は、ミャンマー産ワインだと知らずの飲んでいた）。
このAythaya VineyardはNHKの特集で視聴したことがあり、ドイツ人オーナーがミャンマー人にワイン製法を伝授しながら、ブドウの育成・接客・後継者を育てているそうで絶対行きたかった場所の1つ。
視聴当時はミャンマーの地理が頭に入っておらず「すごく遠そうだから行く機会がないだろうな」と思っていたけど、今回最大の目的地であるカックー遺跡同様に僅か1-2年でそのチャンスが舞い込んできた♪

エーターヤー ヴィンヤード 散歩・街歩き

ワインテースティング体験は18：00までなので急いでレストランへ。

サンセット ワインガーデン レストラン (エーターヤー ヴィンヤード) アジア料理

テースティングをしたい旨を伝えると、レストラン入口から繋がった広いエリアに案内された。
1番奥のBarカウンターで寛いでいる男性は、このワイナリーのドイツ人オーナー。
標高が高いので扇風機もエアコンもないけど、雨季前のこの時期でも不快に感じることはなかった。

サンセット ワインガーデン レストラン (エーターヤー ヴィンヤード) アジア料理

サンセット間近だったので、西に向いたテラス際に案内された。

サンセット ワインガーデン レストラン (エーターヤー ヴィンヤード) アジア料理

テラスから見下ろすと、正面には浮かぶように建てられた食事スペースがあり、その池を囲うようにテーブルが並んでいる。

サンセット ワインガーデン レストラン (エーターヤー ヴィンヤード) アジア料理

私たちはテースティング希望したのでテラス席に案内されたけど、最初から食事希望であればワイン畑脇の席に案内されるみたい。
日が傾くにつれ、あっという間に満席になった。

サンセット ワインガーデン レストラン (エーターヤー ヴィンヤード) アジア料理

ワインテースティングMenuはこちら。
3000Ksで4種類（白2種・赤・ロゼ）の試飲ができる。

サンセット ワインガーデン レストラン (エーターヤー ヴィンヤード) アジア料理

テーブルに4種のワインが入ったグラスと、その背後にボトルを並べてくれた。
試飲順は決まっているようで、接客担当の指示に従って右のワインから飲み進めていく。

サンセット ワインガーデン レストラン (エーターヤー ヴィンヤード) アジア料理

青リンゴの香りで、スッキリさと程好い酸味が美味しいソービニヨン・ブラン。

サンセット ワインガーデン レストラン (エーターヤー ヴィンヤード) アジア料理

ソービニヨン・ブランとレイト・ハーベストのこちらは、甘みと濃さを感じた。
レイト・ハーベストとは収穫時期を遅らせて、葡萄を完熟させ糖度を高めてから収穫したものなので、ソービニヨン・ブラン単体では感じられない特有の風味が楽しめる。

サンセット ワインガーデン レストラン (エーターヤー ヴィンヤード) アジア料理

バランスのいいロゼワインで、じわっと来る暑さにもピッタリ♪
この後オーダーしたポークリブとも相性が良かった。

サンセット ワインガーデン レストラン (エーターヤー ヴィンヤード) アジア料理

余韻控えめな全然重くない赤ワインなので、赤ワインが苦手な人でも飲める味。

サンセット ワインガーデン レストラン (エーターヤー ヴィンヤード) アジア料理

テースティングにはミャンマー名産のピーナッツが山盛り乗せられたおつまみがついてくる。
タウンジーには日本語学校（後にニャウンシェにもあるとHOTELスタッフから聞いた）があって、日本人客も多いせいか通学しているスタッフも何人かいるのだそう。
習い始めてまだ数か月の拙い日本語と英語を交えて色々教えてくれた。

サンセット ワインガーデン レストラン (エーターヤー ヴィンヤード) アジア料理

少しずつ空が染まり始めて、遠くがボンヤリとかすんで見える。
右下に見える茅葺屋根はBarカウンターになっていた。

エーターヤー ヴィンヤード 散歩・街歩き

タッ！タッ！タッ！タッ！と素早い足音とともに、巨大なモフモフした犬が登場。
ラッキーと呼ばれるこの犬はスタッフのアイドル的な存在らしく、縦横無尽に敷地内を走り回ったてパトロールをしていた。
ちなみにもう1匹、同格の犬がいるけどいつも別行動をしていた。

サンセット ワインガーデン レストラン (エーターヤー ヴィンヤード) アジア料理

食事に合わせたくなったので、食事Menuを見せてもらう。
ミャンマー料理の単品はシャン料理の【魚のバナナリーフ包み】のみで、あとは麺やカレーセットのようなものばかりだったのが残念だけど、ワインに合いそうな洋食も用意されているのでミャンマー料理が苦手な人でも楽しめるはず。

サンセット ワインガーデン レストラン (エーターヤー ヴィンヤード) アジア料理

料理が出てくるまで、カメラ片手に敷地内を散歩してみた。
食事目的のお客はこちらに案内される。

サンセット ワインガーデン レストラン (エーターヤー ヴィンヤード) アジア料理

下から見るとテラスが煌々と輝いているように見えるのに、蚊に好かれる体質の夫が1度も刺されないということは蚊がいないのかもしれない。

サンセット ワインガーデン レストラン (エーターヤー ヴィンヤード) アジア料理

ブドウの収穫時期じゃないので畑は寂しげだけど、赤い屋根の建物がミャンマーじゃないような雰囲気を醸し出していた。

エーターヤー ヴィンヤード 散歩・街歩き

ブドウ畑は遠くのほうまで続いていて、いろんな種類のブドウを育てているらしい。

エーターヤー ヴィンヤード 散歩・街歩き

犬がテラスへの階段を駆け上がったので、そろそろ私も席に戻ることに。

サンセット ワインガーデン レストラン (エーターヤー ヴィンヤード) アジア料理

さっきよりも赤みが増した空。
ヘイホー空港からニャウンシェ、ここタウンジーもずっと薄曇りで日差しが無かったから夕焼けが見えないかと思っていたけど、これなら十分♪

エーターヤー ヴィンヤード 散歩・街歩き

あっという間に日が落ちて真っ暗になると、テーブルに蝋燭が灯される。
揺らめく光に視線を奪われながら味わうミャンマーワイン…料理が到着する前にテイスティングワインを飲み切ってしまった(笑。

サンセット ワインガーデン レストラン (エーターヤー ヴィンヤード) アジア料理

【ロゼグラスワイン】3000Ks
【ミャンマー生Beer】1300Ks
ボトルでオーダーするか迷ったけど、日が暮れた直後は急に蒸し暑くなり夫がミャンマー生ビールを飲みたがったので、色々味わえるグラスで飲むことに。

サンセット ワインガーデン レストラン (エーターヤー ヴィンヤード) アジア料理

【French Fries】2500Ks
ソースは、チリソースとケチャップの2種。

サンセット ワインガーデン レストラン (エーターヤー ヴィンヤード) アジア料理

【Sunset Starter】2800Ks
Menu写真が美味しそうだったのでオーダーしたところ、ナチュラルチーズっぽく加工された硬めのカマンベールチーズの上にブドウが乗っていて、爪楊枝で刺してあるピンチョスが登場した。
チーズの味が濃くて、ワインと良く合い美味しかった♪

サンセット ワインガーデン レストラン (エーターヤー ヴィンヤード) アジア料理

【Pork Ribs】7000Ks
外はカリッ！と食感がいいのに中は柔らかくて、脂がほとんどないジューシーなポークリブ。
何もつけなくても味が付いているけど、付属のタマリンドソースと相性抜群で、特にロゼと合わせるのがお気に入り。

サンセット ワインガーデン レストラン (エーターヤー ヴィンヤード) アジア料理

【ソービニヨンブラン】3000Ks
テイスティングで1番最初に飲んだソービニヨン・ブランを追加。

サンセット ワインガーデン レストラン (エーターヤー ヴィンヤード) アジア料理

【MONTE VINO】2300Ks
MONTE VINOは南アフリカ産のワインだけど生産者はここAythaya Vineyardで、ピノタージュとサンソーの葡萄で作られている。
広口のグラスに入れられたMONTE VINOは冷やされていて、どっしりとした口当たりだけど普段飲みに良さそうな気負いせず飲める味だった。

サンセット ワインガーデン レストラン (エーターヤー ヴィンヤード) アジア料理

そのことを示す記載がパンフにも。

サンセット ワインガーデン レストラン (エーターヤー ヴィンヤード) アジア料理

真っ暗でブドウ畑はもう見えないけど、レストランエリアは照明で彩られて幻想的な雰囲気に満ちている。
さっきまでは蒸し暑さが勝っていたけど、20：30を過ぎると風が出てきて心地よかった。

サンセット ワインガーデン レストラン (エーターヤー ヴィンヤード) アジア料理

【Grapping】2000Ks
グラッパに目がない夫が締めにオーダーしたものを1口もらうと、エグミが全然なくて柔らかく香り、非常に飲みやすくて美味しい。
クレジットカード利用可で合計：29900Ks。
これだけ飲んで、ワインに合わせた美味しい料理も楽しめて大満足♪それにトイレが広くてキレイなのもポイントが高い。
21時前には駐車場に戻ってHOTELまで送ってもらった。
明日は、この旅最大の目的地であるカックー遺跡へ。
カックー遺跡まではツアーで行く以外、カーチャーターしか手段がないので就寝前にフロントで“カックー遺跡＆もう一軒のワイナリーに立ち寄るカーチャーター”依頼を済ませておいた。
続きは02へ。

サンセット ワインガーデン レストラン (エーターヤー ヴィンヤード) アジア料理