６月のベルキー・オランダひとり旅７泊９日⑤芸術の丘　王立美術館ブリューゲル　マグリット　楽器美術館 2日め

2019/06/19 - 2019/06/28

６月後半ベルキー(ブリッセル　ブリュージュ　アントワープ)とオランダ(アムステルダム　ハーグ)とを周遊しました。

関空からフィンエアでブリッセル国際空港へ
１日目ブリッセル
２日目ブリュッセル
３日目ブリッセルからブリュージュ日帰り観光
４日目ブリッセルからアントワープ日帰り観光
５日目ブリッセルからタリスでアムステルダム移動
６日目アムステルダムからハーグ日帰り観光
７日目アムステルダムからタリスでブリッセルへ移動
８日目帰国

女ひとり旅、自由気ままにグルメと芸術鑑賞の旅です。
ひとり旅なので細心の用心はしなきゃだし、ドキドキハラハラのひとり旅。
今回も楽しい出会いがありました。
これだから、ひとり旅は止められません。

エリア ブリュッセル(ベルギー)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

午後は芸術鑑賞と決め込みまして

ロワイヤル広場周辺には美術館、図書館、コンサート会場などが並んでいます。

現国王は住まわれていませんが、王宮もこの丘にありました。

一番は何と言っても王立美術館です。
古典美術館・・フランドル絵画を中心に15世紀から１８世紀までの絵画の宝庫。
マグリット美術館
世紀末美術館
現代美術館
など６つの部門から構成されています。

ベルギー王立美術館 博物館・美術館・ギャラリー

このチケットですべての美術館を観ることができます。

入り口を入ると二階まで見渡せる開放的な館内でした。

ベルギー王立美術館 博物館・美術館・ギャラリー

二階に巨匠たちブリューゲル父子、ルーベンス、メムリンク、などのフランドル絵画が展示されていました。

古典美術館 (王立美術館) 博物館・美術館・ギャラリー

まずは、マグリット美術館へ
200点もの作品が収蔵されているそう。

マグリット美術館 博物館・美術館・ギャラリー

別館の地下一階からの鑑賞となっていました。
マグリットは20世紀を代表するベルギーの画家で、独創的な謎めいた世界観に引き付けられます。
謎めいた中に哲学を感じる絵です。

帰還　1940年
第二次世界大戦中に描かれた絵。自由へのあこがれを感じさせる絵です。

空白のページ　　1967年
詩人ステファヌ・マラルメへのオマージュとしての作品だそう。

光の帝国　　1954年
このテーマで何度も描いたそうで、空は昼間なのに家にはランプが灯り夜の風景。
奇妙な風景です。

こちらも・・
家の明かりに希望を感じさせます。

絵の前に立ち何を感じるかはそれぞれ違ってくるほど奇想天外な絵ばかりでした。

古典美術館の方に戻ってきました。二階のコレクションを巡ります。

作者不詳
聖母子

初期フランドル絵画、ルネサンス、バロックと・・膨大な見ごたえある絵画コレクションです。

ブリューゲル作品が充実しています。
ウィーン美術史博物館にブリューゲルの絵は集結しているようですが、ここは、それに次ぐコレクションだそう。
ブリューゲル一族は代々150年にわたり画家を輩出してきたそうです。
ブリューゲルの風刺画は人間世界の不条理さを見事に描いています。
その緻密さは・・絵の中で人々が動きだしそうな・・じっと見てると・・そんな気になります。

ピーテルブリューゲル(父)の鳥罠のある冬風景
　1565年

ピーテルブリューゲル(父)の「ベツレヘムの戸籍調査」
圧制と税金に苦しむ市民の姿を表現することで、ローマ政権への批判を表しているそう。

こちらは↑ブリューゲル(子)のベツレヘムの人口調査　1610年
父の絵のコピーだそう。

静止画も描いていたのですね。

別館の世紀末美術館では、アールヌーヴォーの家具や工芸品、ガレのガラス工芸品やミュシャ作の像など質の高い作品を鑑賞できます。

ロワイヤル広場の騎馬像は第一次十字軍の指導者だそう。

広場の近くに楽器美術館があります。

こちらの建物自体が自体がアールヌーヴォーの建築

楽器博物館 博物館・美術館・ギャラリー

あちこちにアールヌーヴォー独特の曲線美が広がる館内です。

収容作品7000点を超える楽器が世界中から集められています。
古代エジプトから楽器の歴史や世界中の楽器日本の三味線などまで・・
ありとあらゆる楽器の事を知ることができます。
オーディオガイドで、楽器の音も聞く事ができます。

人力車型の楽器って面白い・・

パイプとオルゴールを合体させたような楽器

鍵盤楽器のはしりの楽器とか・・

絵も交えながら、オーディオで音を聞く事ができます。

上の絵の大人の持っていた楽器・・
お祭りなどで弾いていたようです。

弦楽器の当初は・・面白い・・
木の出っ張りを押したりして音の高低を出していたよう・・

弦がついてきました。
楽器の進化ぶりも理解することができます。

世界中の弦楽器も・・気が遠くなるほど展示してあります。

ハーモニカ

アコーデオンも多種多様

日本のコーナーがあったり・・
じっくり見てると終わらないくらい。

最上階は見晴らしのいいカフェがあります。
ここには鐘があったのでしょうか・・

ブリュッセル　グランプラスの方面を見下ろしてみました。

エレベーターも装飾がすばらしい・・

エレベーターに乗って見上げても芸術的・・手抜かりなしな建物です。

味気ないはずの鉄の格子にも絵が描かれています。

外に出まして、駅の方へ戻りましょう・・
途中・・・自転車で作った巨大アーチ型のオブジェが目立っていました。

本物の自転車が使われているようです。

整然とした庭が広がっていました。空が近く感じられます。

こちらもアートっぽい

暑い日でしたので、木陰がうれしい・・

ブリュッセル中央駅に戻ってきました。

駅の目の前にスーパー　カルフールエクスプレスがありました。
のぞいてみました。

駅前の店だけあって、パッケージがお土産用になってたり

ここで、ちょっとしたお土産調達できます。
結局ブリュッセルのスーパーはここばかりにお世話になりました。

クノールは、その国のスープを作ってくれててお土産に最適・・主婦的には。

ヨーグルトも多種類遭って、美味しいし・・ついチェック

ワッフルの国だけあって、お菓子類が充実してます。

チョコも・・ばらまき土産には配りやすそう。

あるはあるは・・チョコレート・・

タンタンのイラストがベルギーっぽい

ルータスのスペキュロスも大量に置いてあります。

ワッフルもお土産に良さそうです。
偵察一通りして・・2日目もお終いにしよう・・

前日夜も行ったエクスキで夕飯調達しよう!

金曜日の夜だったので・・
広場は前日と変わって賑やかでした。
パフォーマーがあちこちに出てきてました。

エクスキでヘルシーな夕飯を仕入れ・・
ビールはカルフールで調達したジュピター
色んなビールがあり迷ったけど・・取り合えずインパクトのある缶を・・

部屋の紅茶はこの三種類になってました。リプトンのカモミールは落ち着く感じで美味しい。

マグリット美術館でのポストカードを並べてみたりして・・
2日目終了
⑥につづく