和歌山城の桜と海の幸

2019/04/12 - 2019/04/12

今回の日本ぐるぐる夫婦旅もいよいよ最後になりました。
最後の宿泊地は和歌山市です。ちょうど見頃の和歌山城の桜と、名代のお店での美味しい魚料理を堪能することができ、満足のいく最後の一泊となりました。

エリア 和歌山市(和歌山)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: レンタカー 徒歩 Peach
• 旅行の手配内容: 個別手配

新潟空港を出た飛行機は順調に飛行を続けました。高度が下がり始めました。そろそろ到着のようです。これはなんていう島でしょう・・。後で調べてみると淡路島のすぐ南にある沼島の様です。

定刻通りに関西国際空港に到着しました。LCCなので当然ながら沖止め、タラップを下りててくてくと自分の足でターミナルビルへと向かいます。

関西国際空港 空港

今夜は和歌山市内に宿泊です。空港で予約してあったレンタカーを借ります。近場ですから軽自動車で十分。日本の軽自動車はパワーもあるし乗りやすい。

お天気もまぁまぁ、渋滞も特になくまずます順調です。途中でイオンモールによって最後の買い出し。

本日の宿はこちら、ダイワロイネットホテル和歌山です。

ダイワロイネットホテル和歌山 宿・ホテル

和歌山城のすぐ近く、部屋からこのように天守閣を含めて全景を見ることができました。

手前は公園になっているようで、桜もいい感じに咲いていますね。

堀の反対側には中央郵便局、家庭裁判所、地方合同庁舎が見えます。

和歌山城の桜を見に行こうとホテルをでると、こんなお店を発見。なにやら心惹かれるものがあります。

史跡和歌山城、言わずとしれた徳川御三家、紀州大納言家の居城。築城名人、藤堂高虎が手がけた最初の近世城郭としても有名です。この城の主は豊臣秀長ですが本人は大和郡山城に住んだので、この城には城代が置かれました。関ヶ原の合戦後、徳川方についた浅野幸長が、幸長の死後は（徳川家による暗殺説もある突然死でした）浅野家は広島に国替えとなり、家康の息子が城主となりました。

和歌山城 名所・史跡

門を入ってすぐのところに見事な桜がありました。

振り返ると桜の後ろに私たちが泊まるホテルが。こうしてみると堂々たるたたずまいです。

伏虎像、という和歌山城の別名にちなんで作られた像だそうです。これは二代目、初代は有吉佐和子の小説にも登場した有名な像だったそうですが、何しろ銅製、戦時中に供出させられてしまいました。

夕日がさしかかってとても綺麗でした。（写真にするとそれほどでもなくなってしまいましたが）

今回の日本旅行で最後の夕食はこちらで。銀平本店。昔、大阪に住んでいた頃は新地のお店には何度か伺いましたが、本店は初めて。

魚匠 銀平本店 グルメ・レストラン

時節柄、２階では宴会があるようですが1階のカウンターは空いています。

お酒ももちろんいろいろと揃っています。

焼酎の品揃えもいいですね。まぁ今日は日本酒で行きますが。百年の孤独、まだ人気なのかな？

まずは突き出しが三種盛りで出てきました。

お造りは鯛、ヤリイカ、ハマチにメジナ。

ほうぼうを煮付けで戴きました。

太刀魚やイサキの焼き物なども戴き、自家製の厚揚げも。オーストラリアで買える厚揚げとはまったく別次元の食べ物ですね。いやぁ、魚はさすがに美味しかった。若い板前さんの感じもよく、お勘定もほどほど。満足しました。

鯛飯を明日の朝ご飯用に折りにして貰ってこの日はおしまいです。

ラーメン大好きkirinですので、〆はやはり和歌山ラーメン。調べると近くに割と評判のよい店があったので行ってみました。

中華そば 丸田屋 ぶらくり丁店 グルメ・レストラン

和歌山生まれ　和歌山育ちを謳う、中華そば丸田屋さんです。

まぁこんなものでしょうか。確かに見た目ほどこってりはしていません。奥にあるのは、紀州名物というはや寿司とゆで卵。別に注文したわけではなく最初から置いてあります。ラーメンを待つ間にこのはや寿司を食べるのが和歌山流、昔読んだラーメン漫画でそう解説されていました。

ほろ酔い加減で、ホテルまでぶらぶらと歩いて帰ります。こんなおもしろい名前のバス停を見つけました。

すぐに暗い商店街がありました。とりあえず屋台のラーメン屋のようなものが見えます。

ぶらくり丁商店街 市場・商店街

ああ、なるほどぶらくり丁、というのはこのアーケード街の名前なんですね。

温泉街ではまだよく見かけますが、街の商店街にあるのは珍しいかも。でももう閉まってます。

これで日本での旅程はすべて終了です。明日はいよいよ帰国の途へ。