2019/04/11 - 2019/04/11
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kirinbxxさん
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今回の新潟県での目的地は新発田と月岡温泉です。
新発田にある鮨屋の評判を聞きつけて早くから予約を入れてありました。そしてこれも評判の高い月岡温泉、なにしろ国内随一の成分含有量を誇る硫黄泉だというのですから見逃す訳にはいきません。
お天気は相変わらず、どんよりとした状態ですがちょうど桜も見頃、充実した滞在になりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 観光バス JR特急
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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時間になったので移動です。次に乗るのはこの列車。E653系特急いなほ3号、新潟発酒田行き。
新潟駅 駅
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新発田は二つ目の停車駅、30分もかからずに到着しました。
次は村上???
と思ったら、「きらきらうえつ」なる特別な列車があるようです。村上は次回の越後行で行くつもりの場所なのでそのときは乗ってみたいものです。新発田駅 駅
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新発田駅、なかなか渋い看板ですね。
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あとで新発田城趾に行くので行き方を聞いておこうと観光案内所を探しますが、なんとロータリーを渡ったところ。渡ってまた戻ってくるのか・・・駅舎に隣接させておいてほしい・・
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新発田には、あやめバスという循環バスが走っています。内回り、外回りがあるのですがこれはどちらでしょう。
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いっすんぼうし、外回りですね。新発田駅から中央商店街や西新発田駅前、イオンモールを経由して新発田駅に戻ります。
内回りはおやゆびひめ、新発田駅から新発田病院や新発田城址公園、城北町方面を経由して新発田駅に戻ります。 -
いっすんぼうしで向かった先はこちらの「寿し 登喜和」さん。
昭和29年から三代続く鮨屋です。店に入ると先客が二組4名さん。
カウンターにはまだ若い三代目とその奥さんらしき女性が入っていました。
女性がカウンター内にいて、おつまみなどを調理するスタイルは珍しいですね。鮨 登喜和 グルメ・レストラン
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昼は10種5000円と13種8000円のおまかせ握り。もちろん8000円の方で予約をしてありました。こはだ、鯛、平目などの定番の他、タラの白子、のどぐろの茶漬け仕立て等の創作的なものまで隙のない美味しさでした。
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これはもうのっけから日本酒で決まり。この2種を皮切りに、地元のお酒を沢山いただきました。新潟県新発田のお店だけあって日本酒に力が入っています。
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我が家は鮨を食べているときに写真を撮ったりはしません。そんな暇はないのです。おまかせのあと、幾つかさらにお勧めを追加してお腹もいっぱい。
最後の客になったのでちょっと店内をパチリ。
とても勉強熱心な三代目との鮨談義も楽しくお酒も美味しく、鮨は申し分なし。珍しいものも沢山いただき、村上の美味しいお店も教えていただきました。次回は村上と新発田で決まりです。 -
ほろ酔い、を少し過ぎた状態で新発田城址へ。
新発田城 新発田城址公園 名所・史跡
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この時期の日本ならほとんどの地方で見ることができる光景ではありますが、綺麗なものは綺麗なのです。何度見ても飽きる事がありません。城と石垣と花と水。
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さて、新発田城跡にはちょっと変わったところがあります。それはこの白壁兵舎資料館です。
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1874年(明治7年)に陸軍東京鎮台歩兵第8番大隊分屯営の兵舎として建築されたもの。フランス式の兵舎を、日本の伝統的な技術を持つ大工の棟梁がたてたために和洋折衷形式になりました。建築資材は明治政府による城郭破却令により取り壊された新発田城用材を再利用したものだそうです。
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この新発田に駐屯していた陸軍歩兵第十六連隊は、仙台の第二師団に属していて日清戦争では広島の宇品港から出発して大陸へ渡っていいます。ついこのあいだ宇品港を利用したばかりなのでちょっと感慨深いものがあります。
それにしても日清、日露、第二次大戦とこの連隊は激戦地ばかりに送られています。それだけ精強だったのでしょうが・・・ボロボロになった連隊旗が象徴するように当然損耗も大きく、最後の3人の連隊長は2名が戦死、1名が重傷というありさまでした。 -
この日の宿は、割烹の宿 いま井さんです。
月岡温泉 割烹の宿 いま井 五十嵐邸結 宿・ホテル
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到着後、仲居さんから驚くべき事を聞いてしまいました。なんとこの日、客は私たちだけ、なのだそうです。えええ????なんでまた? 結構広いお宿なのですが、貸し切り??
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というわけで、普通はタイミングが難しい浴室の撮影もし放題です
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なので、部屋も無料でグレードアップしていただいていました。12畳と8畳の広々した部屋で、古代檜の客室風呂つきです。でも客室風呂は温泉ではないので使う事はありません。
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この日は「新潟の地ビール飲み比べプラン」で予約をしてありました。新潟の地ビール【スワンレイクビール】の4種を飲み比べできるプランです。
いや、これにしておいて大正解。何しろ昼間、いささか日本酒を飲み過ぎていましたから。。 -
何とも立派なハマグリのお椀でした。
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新潟近海で取れたキトキトのお魚たち。
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どの料理もとても美味しくて品数も豊富。そして〆は鯛飯。これもしっかりおこげが出来ていてとても美味しいのです。
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が、何しろお昼にお鮨を堪能していたこともあってお腹はいっぱい。鯛飯は一膳ずつ食べるともう満腹。
などといいつつデザートは食べてしまうのですが・・ -
夜中に目覚めて一個。kirinはどうせ朝まで起きないだろうし、しめしめ、全部食べてやろう、と思っていたら次に起きたときは2個に・・・結局二人で2個ずつ食べてしまいました。本当に美味しい鯛飯だったのです。
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この日の出発は我が家としては異例の遅め。なのでのんびり朝風呂を楽しんで、夕べは出てこなかった種類の地ビールも楽しんで。これぞ温泉旅館の醍醐味です。
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朝食もボリュームたっぷり、美味しくいただきました。
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月岡温泉には、こんな便利な交通機関がありました。月岡温泉周遊ライナーです。10時30分に月岡温泉を出て、市島邸という豪農の館と、水の公園福島潟の2カ所を軽く見学してから、新潟国際空港やJR新潟駅に向かうバスです。往路は新発田城址公園に立ち寄るプランとさらに2カ所を回るプランもあるそう。これは便利。
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こちらのバス停から出ています。
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まずは市島邸へ。北越有数の1,000町歩余りを有する大地主、豪農でこのあと行く福島潟の干拓などもつとめた家だけあって立派な構えです。明治初期の代表的住宅建築の一つ。
市島邸 名所・史跡
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さすが越後の国の豪農だけあって立派な仏間です。
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そしてその市島家が干拓事業に力を尽くした福島潟。江戸時代に阿賀野川を日本海へ直接流す切り落とし工事をしたというのですから驚きです。そしてその面積は262ha、遠くに見えるのは五頭連峰、「日本の自然百選」「にいがた景勝百選」「遊歩百選」などに選ばれている自然豊かな場所です。
福島潟 自然・景勝地
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ちょうど菜の花が盛りでした。
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ビュー福島潟という地下1階、地上7階、高さ29m。3階からは全面ガラス張りで360度の展望が楽しめる施設がありました。
水の公園 福島潟水の駅ビュー福島潟 美術館・博物館
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3階までは無料、それより上は有料ゾーンになっています。今回はもちろん、短時間の立ち寄りなので3階までで終わり。
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さて、短い滞在でしたが初の越後訪問はこれにて終了。13:15発のピーチで関西空港へと向かいます。時間的にはここでお昼を食べる以外の選択肢がありません。そばかラーメンか、と迷いましたがここに入ってみることにしました。ラーメン新々軒というお店です。
新潟空港 空港
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空港のラーメン屋に期待などありません。おじいさんがのーんびりと作業をしています。慌てず騒がず。見ているとときどき考え込んでいるような・・・・大丈夫?と思わず言いたくなるような・・・
空港の食堂に味など期待はしませんが、キビキビテキパキした仕事ぶりは期待します。
勘定を急かして搭乗口へ。危ない、危ない。 -
やれやれ、ちょっと焦りました。JALならきっとアナウンスをしてくれて確保に来てくれるでしょうが、なにせLCCです。
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LCCですから飲食物は有料。おや、我らがイノダコーヒのオリジナルブレンドが飲めるんですね。頼みませんけど。そう言えば長い間飲んでいないなぁ、イノダコーヒ。
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僅か一泊の滞在でしたが新発田はとてもよいことろでした。他の街も含めて、今度は新潟県をじっくりと楽しみに日本に来なければならないことが判りました。とりあえず今回はこれにてさようなら。短いながらも充実した初の越後訪問でした。
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