札幌→大阪→西明石→広島　うまいものあれこれ

2019/03/29 - 2019/04/01

雪の札幌で今回初の鮨を堪能した私たちは、空路で西へと向かいました。
まずは西明石で関西きっての鮨を堪能してから、kirinの実家のある広島で、日本の免許証を更新したり、姪の小学校入学祝いの自転車を選んだり、自分たちと義母の誕生日を祝ったりと、ひさしぶりの家族とのひとときを楽しみつつ、しっかりと瀬戸内海の食を楽しみました。

エリア 広島

• 旅行の満足度: 4.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

この日の朝食は、宿泊したホテル京阪のビュッフェで。ビジネスホテルの朝食としてはおかずがいろいろ豊富にそろっています。味はやはり濃いめ。

それにしても３月末にこの雪とは！雪に縁のない場所で生まれ育ち、暮らしているわたしにとっては驚きです。

ホテル京阪札幌 宿・ホテル

この程度の雪、地元の人にとってはなんでもないのでしょうが、慣れていないものにとってはおっかなびっくりです。それにしても昨日のうちに大きなスーツケース２つを実家に送っておいてよかったこと。

札幌→関空はJALに希望する時間帯の便がなく、珍しくANAの利用となりました。新千歳空港のANAラウンジに入るのは初めてです。朝から生ビールを一杯。これが休暇の醍醐味ですね。

新千歳空港ANAラウンジ 空港ラウンジ

華やかに飾られた関西空港に無事に到着しました。

関西空港駅 駅

これはまたかわいらしい「特急はるか」です。

関西空港駅 駅

別にキティちゃんのファンでもありませんが、こういうのを見るとやはり心が浮き立ちます。反対側に座っていた年配の中国人観光客もうれしそうに記念撮影をしていました。

新大阪で乗り換えて大阪駅へ。この駅は来るたびに少しずつ変わっています。今回最大の驚きはバスターミナルが移動していたこと。

大阪駅 駅

今夜は西明石でお鮨を堪能する予定なので、昼はあくまで軽く。

ということで新梅田食堂街にある「釜たけうどん」という讃岐うどんのお店にやってきました。

焼味尽 とくちゃん 新梅田食堂街店 グルメ・レストラン

生卵好きのkirinはもちろん釜たまうどん。最初はこんな感じですが・・

ぐるぐるとかき混ぜるとこうなります。

ゆでたての麺を〆ずに使うので柔らかくもっちりとした食感に。

私は名物だという「ちく玉天ぶっかけ」にしてみました。すごい迫力です。

麺は冷水で〆て冷たい汁をかけてあります。当然麺はしっかりとこしがあってとても美味しい。

ちくわは・・・・ちくわです。まぁ増量剤ですが私には不要でした。卵は半熟なのでこれは途中で割ってうどんと混ぜて食べるとなかなかのもの。

新快速で大阪から向かった先は西明石。駅からこの日の宿までの間にこの店があります。以前、テレビで見て一度食べてみたかった話題の高級食パンのお店「乃が美」です。ハーフサイズは売り切れていたので１本買ってみました。食パン二斤で864円はなかなかのお値段です。これは翌日以後が美味しく、常温で４，５日もつとのことなので広島についてから食べる予定です。

この日の宿はここ、明石屋旅館別館。目的の鮨屋に徒歩で行けて大浴場があるのがポイントです。

Tabist ビジネス旅館 明石家別館 宿・ホテル

kirinはまず近くにある散髪屋へ。私はそのあいだ、このように大量においてある漫画など読みながらゴロゴロ。

散髪から帰ってきたkirinは、散髪だけではなく顔そり、耳掃除、眉そり、マッサージという久々に味わう日本の散髪屋のサービスに感動していました。アデレードだと、さっと刈っておしまいですからね。

なかなか複雑な地名です。直訳すればWest Akashi East！

などと言ううちに到着。私が日本で一番好きな鮨屋、菊水鮓西店さんです。

この店の鮨は札幌のすし善とはまったく別の方向を向いた、とても美味しい鮨です。握るのは大将一人、奥さんと息子さんが一緒に働いています。前回もそうでしたが、カウンターの上座に座るのは地元の常連さんたち、そして関西人以外には吉本新喜劇の芝居を見ているようにすら感じる、抱腹絶倒の会話に反対側の端に座る私達もつい笑い転げてしまいます。テーブルは２卓あり、奥の１卓にはご家族連れがいましたがその方達は圧倒されてしまったのかとても静かに食事をして帰られました。

後からきた好青年２名連れともいろんな話をして大いに盛り上がり。その間２組の予約なしの客が来ましたが断られていました。やはり常連でもない限りは予約は必須なのでしょう。

あてとお寿司を堪能しましたが、鯛の子のあてや鯛の白子の鮨が出るのに鯛の身は出ずじまい。伺うとすでにこの時期の鯛の身は大将の御眼鏡にはかなわないものだったようです。（といいつつ食べてみ
ますか？と〆たのは食べさせてくれました）

菊水鮓 西店 グルメ・レストラン

お酒がお好きなら、近くにいいバーがあるので、と大将自ら案内してくれたのはこちらのバー。最近ここへ移転してこられたそうです。

こんなしゃれたおつまみを出す、酒も豊富にそろったよいバーです。

ずらりと並んだボトル。奥には同じ銘柄の上位のものが隠されていたりします。

こんな日本のウィスキーもありました。

残念ながら、私にはいまひとつあいませんでしたが。。。。

これで西明石に来た時のコースができました。この店にはかなり高級な酒も沢山そろっているので次回は日本酒は控えめにして飲んでみたいものです。

そして11時過ぎに宿へ帰るとすでに大浴場は閉まっていました・・・・トホホ。

翌朝、朝食を注文し忘れていたのでまずは西明石駅へ。指定席はすでに残り２席、それもバラバラの車両しかないということで自由席にすることにしました。早めにホームに上がって、二人並びの席を確保。

西明石駅 駅

朝食の予約を忘れたのはけがの功名、kirinが大好きなこの駅弁を朝ごはんにすることができました。遅い時間だと売り切れていますが、西明石駅で朝早いうちならあるのですね。

もちろん、飲み物も添えて。

タコがあまり好きではない私はおとなしくこんなもので朝ごはんです。

広島駅に到着。


いつのまにかこんなキャラクターもできたようです。

広島駅 (JR) 駅

びっくりしたのは、やたらと人が多かったこと。外国人の団体はここしばらくの間とても多くなってきましたが、この日は日本人団体も。

在来線乗換口は自動改札を中止して全開放。

当然多くの人のお目当ては、私たちが乗る列車。宮島を通る岩国線です。長い長い列がすべての乗車位置にできていました。

kirinの実家には、自宅に持ち帰るべく注文しておいた多くの日本の食品が届いていました。

今回のびっくりはこちら。業務用のジャワカレー1㎏入り。堂々たるボリュームです。

こちらもなかなかのもの。塩昆布の業務用。

広島の実家ではこんなふうなお刺身をいただきました。

日本の免許証を更新するために、広島県運転免許センターへ。日本に住んでいないので当然二人ともゴールド免許、案内にあったように10時からの回は比較的すいていて、てきぱきと働く職員のみなさんのおかげで午前中にあっさりと更新は終了。

お昼は実家近くの公園で寒さに震えあがりつつのお花見パーティです。料理を用意してくれた義家族にはただただ感謝。

とても寒い日ですが、公園の桜のうち３本くらいはしっかりと咲いていました。

夜は、義家族の行きつけの「寿し若」さんへ。

今回の席は１階奥の座敷。子連れには最適です。注文はタッチパネル式。

日本に来てからまだ食べていなかった大好物のしめさば。

マグロの中落ちも今回はじめて。

そういえば焼き物をたべてなかったね、とかんぱちのカマ。

ひとしきり食べて自宅に帰り、3人の誕生日パーティです。
いや、まいどのことですが、よく飲みよく食べた誕生日会でした。