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ウィーン美術史美術館の2階、東ウィングに入ります。こちらは、フランドル、オランダ、ドイツなどの北方絵画が展示されています。ドイツ絵画部門の代表としては、アルブレヒト・デューラー、ハンス・ホルバイン、ル-カス・クラーナハ(父)、アルトドルファーやフーバーなどのドナウ河畔で16世紀前半に活動したドナウ派の作品が充実していました。

ウィーン美術史美術館【5】ドイツ絵画 Cranach、Durer etc

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2019/04/28 - 2019/04/28

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旅行記グループ ウィーン美術史美術館

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ウィーン美術史美術館の2階、東ウィングに入ります。こちらは、フランドル、オランダ、ドイツなどの北方絵画が展示されています。ドイツ絵画部門の代表としては、アルブレヒト・デューラー、ハンス・ホルバイン、ル-カス・クラーナハ(父)、アルトドルファーやフーバーなどのドナウ河畔で16世紀前半に活動したドナウ派の作品が充実していました。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5

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  • ル-カス・クラーナハ「ホロフェルネスの首を持つユディト」1525-30年頃<br />クラーナハは同構図の作品を数多く残しています。切断された頭部や衣装の微細な描写が怪しい雰囲気を際立たせています。

    ル-カス・クラーナハ「ホロフェルネスの首を持つユディト」1525-30年頃
    クラーナハは同構図の作品を数多く残しています。切断された頭部や衣装の微細な描写が怪しい雰囲気を際立たせています。

  • ル-カス・クラーナハ「ザクセンの3王女」1535年頃<br />

    ル-カス・クラーナハ「ザクセンの3王女」1535年頃

  • ル-カス・クラーナハ「ロトとその娘たち」1528年以降 <br />旧約聖書の創成期のロトとその娘たちの物語を描いたもの。

    ル-カス・クラーナハ「ロトとその娘たち」1528年以降
    旧約聖書の創成期のロトとその娘たちの物語を描いたもの。

  • ル-カス・クラーナハ「アダム」「イヴ」1520年頃<br />クラーナハは、「アダムとイヴ」というキリスト教における原初の人間を描いた作品を現存する限りでも50点以上残しています。

    ル-カス・クラーナハ「アダム」「イヴ」1520年頃
    クラーナハは、「アダムとイヴ」というキリスト教における原初の人間を描いた作品を現存する限りでも50点以上残しています。

  • ル-カス・クラーナハ「ブランデンブルグ=クルムバッハ辺境伯カジミール」1524年以降<br />こちらも「クラーナハ展―500年後の誘惑」に出展されていた作品。

    ル-カス・クラーナハ「ブランデンブルグ=クルムバッハ辺境伯カジミール」1524年以降
    こちらも「クラーナハ展―500年後の誘惑」に出展されていた作品。

  • ル-カス・クラーナハ「キリストの別れ」1520年頃

    ル-カス・クラーナハ「キリストの別れ」1520年頃

  • ル-カス・クラーナハ「楽園」1530年頃<br />創世記、天地創造の一幕、エデンの園。神がアダムとイヴに説教しています。背景には、神がアダムとイヴを創作し、二人がヘビに騙されて木の実を食して神の怒りをかい、楽園を追放される姿が描かれています。

    ル-カス・クラーナハ「楽園」1530年頃
    創世記、天地創造の一幕、エデンの園。神がアダムとイヴに説教しています。背景には、神がアダムとイヴを創作し、二人がヘビに騙されて木の実を食して神の怒りをかい、楽園を追放される姿が描かれています。

  • ル-カス・クラーナハ「アダムとイヴ(堕罪)」1537年以降<br />こちらは、小さなサイズのアダムとイヴ。「クラーナハ展―500年後の誘惑」に出展されていた作品です。

    ル-カス・クラーナハ「アダムとイヴ(堕罪)」1537年以降
    こちらは、小さなサイズのアダムとイヴ。「クラーナハ展―500年後の誘惑」に出展されていた作品です。

  • ル-カス・クラーナハ「ザクセンのフレデリック王の鹿狩り」1529年<br />ここに描かれているのは1529年、当時すでに故人であったフリードリヒ賢公と皇帝マクシミリアン一世がともに参加した鹿狩りの模様。

    ル-カス・クラーナハ「ザクセンのフレデリック王の鹿狩り」1529年
    ここに描かれているのは1529年、当時すでに故人であったフリードリヒ賢公と皇帝マクシミリアン一世がともに参加した鹿狩りの模様。

  • 「ザクセンのフレデリック王の鹿狩り」(部分拡大)

    「ザクセンのフレデリック王の鹿狩り」(部分拡大)

  • レオンハルト・ベック「聖ゲオルグとドラゴン」1515年頃<br />ドラゴンとの伝説上の闘いを騎士のおとぎ話のように描いた作品。<br />

    レオンハルト・ベック「聖ゲオルグとドラゴン」1515年頃
    ドラゴンとの伝説上の闘いを騎士のおとぎ話のように描いた作品。

  • 「聖ゲオルグとドラゴン」(部分拡大)<br />

    「聖ゲオルグとドラゴン」(部分拡大)

  • アルブレヒト・アルトドルファー「ロトとその娘たち」1537年頃

    アルブレヒト・アルトドルファー「ロトとその娘たち」1537年頃

  • アルブレヒト・アルトドルファー「キリストの復活」1518年<br />アルトドルファーが、オーバーエステライヒのサンクト・フローリアンにあるアウグスチノ派聖堂参事会付属修道院のため制作した大きな祭壇画の一部。

    アルブレヒト・アルトドルファー「キリストの復活」1518年
    アルトドルファーが、オーバーエステライヒのサンクト・フローリアンにあるアウグスチノ派聖堂参事会付属修道院のため制作した大きな祭壇画の一部。

  • アルブレヒト・アルトドルファー「Geburt Christi」1520-25年頃<br />

    アルブレヒト・アルトドルファー「Geburt Christi」1520-25年頃

  • ウルフ・ヒューバー「Kreuzerhohung Christi」1522年頃 <br />こちらもドナウ派の画家による作品。

    ウルフ・ヒューバー「Kreuzerhohung Christi」1522年頃
    こちらもドナウ派の画家による作品。

  • ウルフ・ヒューバー「Abschied Christi von den Frauen」1519年頃

    ウルフ・ヒューバー「Abschied Christi von den Frauen」1519年頃

  • アルブレヒト・デューラー「ヴェネチアの若い貴婦人の肖像」1505年<br />デューラーがヴェネチアに到着した直後に描かれたとされる作品。<br />

    アルブレヒト・デューラー「ヴェネチアの若い貴婦人の肖像」1505年
    デューラーがヴェネチアに到着した直後に描かれたとされる作品。

  • アルブレヒト・デューラー「若い男の肖像」1507年頃<br />

    アルブレヒト・デューラー「若い男の肖像」1507年頃

  • アルブレヒト・デューラー「ヨハネス・クレーベルガーの肖像」1526年<br />

    アルブレヒト・デューラー「ヨハネス・クレーベルガーの肖像」1526年

  • アルブレヒト・デューラー「聖母マリアと梨の小片を手にした幼児キリスト」1512年<br />聖母マリアは、カールした髪、ベール、リボンによって縁取られ、微笑する「繊細な表現」で描かれているのに対し、キリストはヘラクレスのような、がっしりとした体つきで表現されています。<br />

    アルブレヒト・デューラー「聖母マリアと梨の小片を手にした幼児キリスト」1512年
    聖母マリアは、カールした髪、ベール、リボンによって縁取られ、微笑する「繊細な表現」で描かれているのに対し、キリストはヘラクレスのような、がっしりとした体つきで表現されています。

  • アルブレヒト・デューラー「一万人のキリスト教徒の殉教」1508年<br />

    アルブレヒト・デューラー「一万人のキリスト教徒の殉教」1508年

  • 「一万人のキリスト教徒の殉教」(部分拡大)

    「一万人のキリスト教徒の殉教」(部分拡大)

  • アルブレヒト・デューラー「諸聖人の祭壇画(聖三位一体の礼拝)」1511年<br />デューラー最後の祭壇画であるこの大作は、ニュルンベルクの商人マットイス・ランダウアーが、自ら創設した養護施設「十二人寮」の祭壇のためにデューラーへ注文したもので、彼の姿が画面左手に描き込まれています。また画面右下隅には、署名年記の記された板を持つデューラー自身の姿も見えます。<br />

    アルブレヒト・デューラー「諸聖人の祭壇画(聖三位一体の礼拝)」1511年
    デューラー最後の祭壇画であるこの大作は、ニュルンベルクの商人マットイス・ランダウアーが、自ら創設した養護施設「十二人寮」の祭壇のためにデューラーへ注文したもので、彼の姿が画面左手に描き込まれています。また画面右下隅には、署名年記の記された板を持つデューラー自身の姿も見えます。

    美術史美術館 博物館・美術館・ギャラリー

  • 「諸聖人の祭壇画(聖三位一体の礼拝)」(部分拡大)<br />最後の審判ののちに出現する神の国において、旧約の人物たち、諸聖人、選ばれた者たちが、聖三位一体(父、子、聖霊)を礼拝するという場面を表しています。<br />

    「諸聖人の祭壇画(聖三位一体の礼拝)」(部分拡大)
    最後の審判ののちに出現する神の国において、旧約の人物たち、諸聖人、選ばれた者たちが、聖三位一体(父、子、聖霊)を礼拝するという場面を表しています。

  • ハンス・バルドゥング・グリーン「Die drei Lebensalter und der Tod」1509-10年頃 <br />アルブレヒト・デューラーの最も優れた弟子と考えられているハンス・バルドゥング・グリーンの作品。

    ハンス・バルドゥング・グリーン「Die drei Lebensalter und der Tod」1509-10年頃
    アルブレヒト・デューラーの最も優れた弟子と考えられているハンス・バルドゥング・グリーンの作品。

  • ハンス・バルドゥング・グリーン「Bildnis eines jungen Mannes」1515年頃

    ハンス・バルドゥング・グリーン「Bildnis eines jungen Mannes」1515年頃

  • バルテル・ベーハム「審判の肖像」1529年<br />デューラー没後の南ドイツを代表する画家の作品。

    バルテル・ベーハム「審判の肖像」1529年
    デューラー没後の南ドイツを代表する画家の作品。

  • バルテル・ベーハム「審判の夫人の肖像」1529年<br />上の作品と対をなす肖像画。<br />

    バルテル・ベーハム「審判の夫人の肖像」1529年
    上の作品と対をなす肖像画。

  • ハンス・ホルバイン(父)「Maria, dem Kind einen Granatapfel reichend」1510-12年頃

    ハンス・ホルバイン(父)「Maria, dem Kind einen Granatapfel reichend」1510-12年頃

  • ハンス・ホルバイン(子)「Bildnis einer englischen Dame」1540-43年頃

    ハンス・ホルバイン(子)「Bildnis einer englischen Dame」1540-43年頃

  • Bernhard Strigel「Heilige Sippe」1515年頃

    Bernhard Strigel「Heilige Sippe」1515年頃

  • Bernhard Strigel「Familie des Kaisers Maximilian I.」1515年頃

    Bernhard Strigel「Familie des Kaisers Maximilian I.」1515年頃

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