2019/04/05 - 2019/04/07
367位(同エリア504件中)
SHU2さん
秋田・山形ぶらり旅 の山形・仙台編は、秋田から象潟、酒田、鶴岡、秋保、仙台を経由して東京への旅行記です。
千秋公園を出発し、象潟の「鳥海ブル-ライン」を見学したかったのですが残念ながら通行止めでした。そのため「道の駅象潟ねむの丘」や「道の駅 鳥海 ふらっと」に立ち寄り酒田へ。酒田は「本間美術館」と「本間家旧本邸」は大雨のためパスし、港の市場「酒田市みなと市場 と酒田海鮮市場 」を見学し昼食。あとは「山居倉庫 」を見学して鶴岡へ。鶴岡は、致道博物館、大宝館、鶴岡公園・鶴ヶ岡城跡、庄内藩校致道館、鶴岡カトリック教会天主堂、旧風間家住宅丙申堂を見学し、「道の駅 にしかわ」へ。隣接の日帰り温泉で一風呂あびて、次の秋保温泉共同浴場でまたも入浴。最後は、仙台城跡で夜景を眺め、羽生の関所(PA)で 休憩し東京へ。1日で、観光しながら秋田から東京は、少しきつかったです。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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3日目は、千秋公園から国道7号線と日本海東北自動車道(無料区間)を利用して象潟ICへ。数年前も来ましたが、今日と同じように雨で「鳥海山」はほとんど雲の中でした。
鳥海山は「出羽富士」ともよばれ、晴れていれば山裾の絶景と日本海の絶景を見ることができるはずでした。 -
ブル-ラインの入り口の「小滝」に来ると、冬期閉鎖通行止めの看板があります。旅行ガイドブック「るるぶ」によれば「鳥海ブル-ライン」は4月上旬から11月下旬は通行可と書いてありましたが、通行止めでした。天候が悪かったのであきらめられましたが、残念でした。
日本海の大海原と鳥海山を眺める絶景のドライブは、本当にお薦めです。 -
若干時間があまったので、「道の駅 象潟ねむの丘」へ。地元のみやげがそろう物産館のほか食事処や日本海を望む日帰り展望温泉などもある人気の道の駅です。 夏は、有名で本当に美味しい岩ガキなども味わえます。
道の駅象潟「ねむの丘」 道の駅
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秋田のものなら何でも揃う、地場産品豊富なおみやげスポットです。
地酒はもちろん、生協とのコラボレーション限定酒もあります。軽食コ-ナ-では昔なつかし定番のメニューから、女性や2品以上食べたい方に人気の小丼ぶりもあります。また2階のレストランでは、山の幸、海の幸をふんだんに使った地場産メニューが味わえます。夏は岩ガキ、冬はハタハタ鍋やきりたんぽ鍋を、日本海眺めながら味わえますよ。道の駅象潟「ねむの丘」 道の駅
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6階には無料のほぼ360度のパノラマ展望塔があり、西に日本海、東に鳥海山を眺められます。あいにくの小雨のため北朝鮮や秋田県と山形県にまたがる鳥海山(2236m)は見ることはできませんでした。
道の駅象潟「ねむの丘」 道の駅
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4階には日本海を一望できる展望温泉(眺海の湯:350円)があり、晴れた日には遠く男鹿半島まで見わたせ、夕方には大海原に沈んで行く美しい夕日も見ることができるそうです。なお泉質も海に近いため塩分を含んでおり、美肌効果と保温性も高いそうです。これが秋田に美人が多い理由の1つかな。
道の駅象潟「ねむの丘」 道の駅
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また道の駅の横には無料の足湯(あしほっと)があり、足拭き用タオルまで用意されていました。利用時間は10~18時ですが、ただ今10:04のため貸し切りの1番風呂を楽しめました。もちろん混浴です。
道の駅象潟「ねむの丘」 道の駅
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道の駅象潟ねむの丘 から約20km(25分)で、山形県の「道の駅 鳥海 ふらっと」へ。施設内には農産物直売所、鮮魚直売所、地域の特産品販売コーナー、食堂「ふらっと」、ファーストフードコーナ-、ラーメン「味の駅」、ベーカリー工房「ほっほ」があり、遊佐町の極上の自然と食材をまるごと楽しむことができます。
道の駅 鳥海ふらっと 道の駅
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農産物直売所では4月なので、たらの芽、うど、あいこ、切花等が多かったのです。あたたかくなれば、大根、孟宗、山菜、ほうれん草などのほか、山形を代表するさくらんぼ、ラ・フランスなどや庄内特産のだだちゃ豆もそろうはずです。
また隣のスペ-スでは、漁協女性部の元お姉さん達が旬の鮮魚・海産物や、焼き魚・刺身・天ぷら・フライなどのお総菜を元気に販売していました。
スーパーでは扱っていない珍しい野菜や魚もありますよ。道の駅 鳥海ふらっと 道の駅
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さらに食堂とファストフードコーナーでは、焼きそばや魚介から肉類など種類豊富な串焼きなどがズラリと並びます。もちろん山形名物の玉こんにゃくやご当地ソフトクリームの他、定番の浜焼き魚定食、海鮮丼、遊佐カレー、蕎麦・うどんなどもそろっています。
日本海側の「道の駅」は、美味しいものがいっぱいあるので、食べ過ぎに注意して下さい。道の駅 鳥海ふらっと 道の駅
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「道の駅ふらっと」から国道7号線を約20km(24分)で、酒田市の中心にある「本間美術館」に到着。写真は本間美術館の美術展覧会場で、本間家に関する物や県内外のいろいろな分野の美術作品を紹介しています。
この建物の右奥には、酒田発展に貢献した本間家の旧別邸(清遠閣)があります。大正ロマンを偲ばせるモダンな建物で、昭和天皇もご宿泊されるなど、酒田の迎賓館としても使用されていました。また本間氏別邸庭園は、国指定名勝の庭園で本当に素晴らしいです。
見学したかったのですが、前に1度来ているし、雨が激しく降ってきて時間もなかったので今回はパスしました。本間美術館 美術館・博物館
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本間美術館から1.2kmで、日本一の大地主として知られた酒田の「本間家旧本邸」に到着。明和5年(1768年)に幕府の巡見使一行を迎えるための本陣宿とし建てられた、旗本2000石格式の長屋門構えの屋敷です。その屋敷は、一つ屋根の下ですが武家屋敷の部分と商家造りの部分が一体となっている建築様式で、全国的にも珍しいものです。
旧本邸の中は自由に見学することもできますが、ここもパス。本間家旧本邸 名所・史跡
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本間家旧本邸から約1kmで酒田港に隣接する「酒田市みなと市場」に、11:40 到着。 酒田港一帯は、「さかた海鮮市場」や「酒田市みなと市場」など、魚介自慢のランチスポットがいっぱいあります。
酒田市みなと市場では「小松鮪専門店」が有名らしいので、すぐにお店へ。酒田市みなと市場 市場・商店街
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お店の前には約10名の行列で、一番先頭の人に待ち時間を聞いたら35分とのこと。またメニュ-の看板を見ると13種類のうち4種類が売り切れ。マグロの中落ちとマグロの頭が売り切れは残念でした。やはり他ではあまり食べられない部位を使った丼(定食)が人気のようです。
みなと市場 小松鮪専門店 グルメ・レストラン
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とりあえず店内のイ-トインコ-ナ-を見ると人がいっぱいで相席もできな状態でした。また食券を持って待っている人もけっこういたので、ここはあきらめました。やはり日曜の昼は、大雨でも食事処はいっぱいですね。
みなと市場 小松鮪専門店 グルメ・レストラン
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なお「酒田市みなと市場」は、酒田の恵まれた自然の幸を市民や観光客に提供する場として、鮮魚・野菜・果物・特産品・酒などを扱う8店舗が入っていました。
ただ日本海側は、冬はお土産となるもの若干少ないですね。酒田市みなと市場 市場・商店街
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小松鮪専門店が満員であったので、斜め前にある「さかた海鮮市場」へ。ここは、「菅原鮮魚株式会社」が運営する海鮮市場で、1階には庄内浜産の地魚を中心に扱っている鮮魚店と、菅原鮮魚の直営店の「喰居来居や和ん」があり、2階には食事処の「海鮮どんや とびしま」があります。
ただ下調べが不十分で、腹が減っていて思考力が低下していたため、2階の人気店「海鮮どんや とびしま」は気づきませんでした。酒田海鮮市場 市場・商店街
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1階の鮮魚店は、日本海で水揚げされた新鮮な魚介類を中心に販売していて、調理方法の案内もしてくれます。もちろん持ち帰りのための箱詰めもしてもらえます。
今日は大雨で食事時のせいか客は少なかったのですが、いつもは人でいっぱいとのこと(お店の人の話です)。酒田海鮮市場 市場・商店街
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1階の右奥には地物のお刺身や盛り合わせ、焼き魚、煮魚、天ぷらなどが安く買うことができます。また筋子やたらこなどは東京から比べればかなり安かったです。山形に泊まるならここで刺身を買ってホテルで食べるのもいいのですが、今日の深夜に帰宅なので買い物は断念。
酒田海鮮市場 市場・商店街
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1階の「喰居来居や和ん」は満員でしたが、相席でいいなら1名は大丈夫とのことで運よく入店できました。ここは鮮魚店の直営店らしくメニュ-は全部安いです。
なお東京に戻って調べたところ2階の「海鮮どんやとびしま」は、店内は広々とし目の前には酒田港と日本海を望むことができ、座敷席もあるので家族連れも気軽に入れるようです。そしてここも鮮魚店の直営店なので安く美味しく、地魚の海鮮丼や定食などがはとりあえず約700円あれば食べられるそうです。若干残念でした。喰居来居や 和ん グルメ・レストラン
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「喰居来居や和ん」の「満腹ランチ」は、にぎり寿司20貫とアラ汁・小鉢が付いて1000円。「特上ランチ」は、にぎり寿司12~13貫とアラ汁・小鉢が付いて1500円です。その他、サザエのつぼ焼きやノドグロの刺身、キンキの煮つけが入った定食もかなり安かったです。また料理と一緒に山形の地酒も飲めるので酒好きの方にはいいですよ。
喰居来居や 和ん グルメ・レストラン
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12貫ではたりないと思い、にぎり寿司20貫の満腹ランチです。回転寿司より安くて新鮮で美味しかったです。ただ昔は20貫は全く問題はなかったのですが、16貫目ぐらいで満腹になり、最後はかなりきつかったです。元若者はご飯を残すと怒られたので、「特上ランチ」のにぎり寿司12~13貫がよかったかな。
喰居来居や 和ん グルメ・レストラン
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市場から約600mの所に「山居倉庫」があります。明治26年に建てられた酒田のシンボルである三角屋根の米穀倉庫は、現在は12棟が残っていて、このうち9棟は現役の米蔵として使用されています。残りのうち1棟は「庄内米歴史資料館」に、そして2棟は「酒田市観光物産館 酒田夢の倶楽(くら)」として改装され、一般開放されています。
山居倉庫 名所・史跡
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酒田市観光物産館「幸の館」には、酒田の名物が一堂にそろっています。山形の地酒・酒田の銘菓・海産加工品・食品など、酒田のお土産の買い物には最適です。また、ファストフードコーナーもあります。
さらにミュージアムでは、伝統工芸品などの展示も行われています。山居倉庫 名所・史跡
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またミュージアム「華の館」では、雅な文化が発達した酒田の歴史と文化を紹介した、工芸品やパネルを見ることができます。今回は、京都の人形師に作らせて船で運ばれてきた、酒田山王祭にちなんだ山車を見ることができました。
山居倉庫 名所・史跡
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倉庫の裏側には、美しい外観を兼ね備えた真っ黒な倉庫群に並んで、樹齢150年を超える風情あるケヤキ並木があり、眺めているだけで心穏やかになります。
雪が降り積もったケヤキ並木も素敵ですが、10月下旬になれば色鮮やかなケヤキの紅葉と真っ黒な倉庫群が、必ず楽しませてくれます。雨でなければ、オープンカフェでゆっくりしたかったです。
なおここはNHKの「おしん」の舞台にもなりました。山居倉庫 名所・史跡
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酒田 山居倉庫から約45分(24km)で、鶴岡市の致道博物館に到着。ここは鶴ヶ岡城の三の丸にあたり、旧庄内藩の御用屋敷があった場所です。
ここには明治時代の代表的な擬洋風建物「旧西田川郡役所」や「重要文化財の旧鶴岡警察署庁舎」、「湯殿山山麓田麦俣民家の多層民家」などが移築保存されています。 写真手前が「赤門」で、次が「旧鶴岡警察庁舎」、その奥が「民具の蔵」で庄内地方の民俗資料を展示しています。なお東大の赤門ではありません。致道博物館 美術館・博物館
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写真の「旧西田川郡役所」は、明治14年に西洋建築を学んだ高橋兼吉と大工の石井竹次郎により建てられた擬洋風建築です。中央玄関のバルコニーと、中央に塔屋・時計台がついた高さ20メートルの擬洋風建築は、要所にルネッサンス様式がみられ、文明開化の時代を象徴する建物です。
それ以外でも、国指定名勝の「酒井氏庭園」は見事です。致道博物館 美術館・博物館
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致道博物館から約300m(4分)のところにある「鶴岡公園:鶴ヶ岡城跡」には、大正天皇の即位を記念して創建された「大寶館」があります。大正初期の建築で、赤いド-ムと白亜の洋風建築物は美しいです。かつては市立図書館として地域の多くの人々に親しまれ、現在は鶴岡ゆかりの人物資料展示施設として一般公開されています。
大宝館 美術館・博物館
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内部は撮影禁止でしたが、展示品や作品が写らない部屋のみ撮影できました。
展示資料は、明治から平成にかけての各分野で活躍した鶴岡市出身者または鶴岡市の発展に深い関わりのあった故人の業績を紹介しています。残念ながら越後生まれのG (爺)には知らない人ばかりでした。大宝館 美術館・博物館
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2階のオランダバロック風の窓から外を見れば、鶴岡公園内には、まだつぼみの桜の木がいっぱい見えます。ソメイヨシノ、ヤエザクラ、シダレザクラなど約730本余の桜が植えられていて、日本さくら名所100選の一つになっています。
4月中旬なら、堀の水面に桜が影を映し水鳥の遊ぶ姿も見られ、照明に浮かぶ夜桜はとくにすばらしいそうです。大宝館 美術館・博物館
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大宝館から約100m歩くと公園正面口からの参道に着き、樹齢数百年をこえる老松・老杉に囲まれた「荘内神社」が見えてきます。神社は、明治初期に鶴ヶ岡城旧本丸跡に創建され、参道わきにはところどころに城の石垣の石を見ることができます。
鶴岡の人達からは、今でも「神社はん」の愛称で親しまれている神社です。鶴岡公園 名所・史跡
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神社から約300m(4分)のところには、優れた人材の育成を目的に1805年に創設された「庄内藩校致道館 」があります。現在は、表御門、聖廟、講堂、御入間などが残っており、国指定史跡として一般に公開され、たくさんの人が訪れています。なおこの藩校建築は、現存するものとしては東北地方でただ一箇所現存する藩校建築物で、歴史的価値もあります。 写真は「表御門」です。
藩校致道館 名所・史跡
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藩主が出入りした表御門を入ると中庭で、左側に写真の「聖廟」があり、現在は祭器や孔子像が展示されています。右側は御入間で、古い板戸の廊下であったため気にもしていませんでしたが、映画の「釣りバカ日誌」のワンシ-ンに使われていました。私を含めて多くの方が「聖廟」に注目しますが、「御入間」の中庭の雰囲気もいいですよ。
藩校致道館 名所・史跡
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「講堂」に入ると、多くの貴重な文献が展示されています。また学問に関する文献だけでなく、教科書として使われていた刷り本や印刷に使った版木、戊辰戦争の頃の資料、西郷隆盛との友好の資料なども展示されていました。
藩校致道館 名所・史跡
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講堂内の廊下などは黒光りするほど磨かれ、最近は見ることが少なくなった障子の廊下は、蛍光灯がなければ、生徒が学んだ昔のままの空間にタイムスリップできます。
藩校致道館 名所・史跡
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また講堂とつながっている「御入間」は4室残っており、その中でも藩主がお成りの時に使用された御入間(写真の1番奥の部屋)は、賊や敵そして隠密の侵入を防ぐために、天井・床下が工夫されていたそうです。
藩校致道館 名所・史跡
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致道館から約350m(5分)で、ロマネスク様式教会建築の傑作として重要文化財に指定されている、「鶴岡カトリック教会天主堂」があります。
その赤いとんがり屋根と白い壁が美しい教会は、鶴岡のシンボルにもなっています。 教会の敷地には幼稚園があるので前回は子供達と遊べましたが、雨の日曜午後2時では誰もいませんでした。鶴岡カトリック教会天主堂 寺・神社・教会
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聖堂内では、「貼り絵」と呼ばれる独特の技法で作られた窓絵や、世界的にも珍しい「黒い聖母マリア像」があります。また陽光が差し込む光景は素敵でした。
数年前に、スペインのモンセラットにある、祈りを捧げると願い事が叶うという「黒いマリア像」にお祈りをしてきたので、これで必ず願い事が叶うでしょう。鶴岡カトリック教会天主堂 寺・神社・教会
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教会から約200m(3分)で「旧風間家住宅丙申堂 」に到着。入口を見たら4月7日は「休館中」で、営業は残念ながら4月10日~ 11月30日でした。やはり雪国はゴ-ルデンウイ-ク前まではしかたないですね。
なお風間家の祖先は私と同じ新潟市で、その後庄内藩の御用商人として発展し、幕末には鶴岡第一の豪商となったそうです。そしてここは、明治29年(丙申の年)に風間家の住居と営業の拠点として建築されたものらしいです。旧風間家住宅「丙申堂」 名所・史跡
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運良く、丙申堂の門の中までは入ることができましたが、約4万個の石が置かれた石置屋根の主屋や4つの蔵、広大な板の間、大黒柱などは見ることはできませんでした。
また丙申堂から約50mのところには、丙申堂の別邸として来客の接待などに使われた「釈迦堂」があます。国の登録有形文化財に指定され数寄屋風建築と広さ約2,700平方メートルの素晴らしい庭園は必見です。旧風間家住宅「丙申堂」 名所・史跡
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丙申堂から大好きな羽黒山を経由して天童、秋保温泉に行く予定でしたが、小雪が降ってきて、夕方から「チェ-ン規制」があるようなので急いで「月山花笠ライン」へ。なんとか15:40に「田麦俣トンネル」に到着し、あとはこの先の「湯殿山」の下のトンネルを通過すれば、チェ-ンは必要ないので、なんとか間に合いました。
田麦俣 名所・史跡
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トンネルを越えたら雪は止んでいて16:12には「道の駅 にしかわ 月山銘水館」に到着。ここは山形県唯一の地ビール醸造工場を併設していて、工場を眺めながらおいしいクラフトビールが味わえます。名水百選にも選ばれた湧き水を使った地ビ-ルや自然水は美味しいと思いますが、道の駅にビ-ルはいいのかな?
なお、もちろん私はお酒は飲んでいませんが、途中に飲酒の検問はありませんでした(笑)。道の駅 にしかわ 道の駅
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農産物直売所では、町内外の特産品をはじめ、山菜やきのこなどの山の幸を中心に地元の採れたての農産物が並びます。ただ周辺は雪なので種類は少なかったのですが、季節限定 月山焼きドーナツは美味しかったです。
道の駅 にしかわ 道の駅
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さらに敷地内には、300円で入れる日帰り温泉(水沢温泉館)があります。泉質は無色透明のナトリウム-塩化物泉で、さっぱりとした湯あたりです。浴室は、大風呂や月山の天然水を用いた桧風呂、サウナがあり最高です。
また入口のお姉さん達は親切で、西川についていろいろ教えてもらいました。水沢温泉館 温泉
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レストラン・フードコートは、地元食材を活かしたランチメニュー(11::0~15:00)が中心になっています。特に「牛肉の地ビ-ル煮セット:1280円」は美味しそうでした。 今回はランチタイムの時間外であったので、ファストフードの地ビ-ルソフト(300円)と、200円の西川牛コロッケでしたが美味しかったです。
17:05、秋保温泉に向かって出発です。道の駅 にしかわ 道の駅
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仙台市内から車で30分程度の、奥州三名湯の1つである「秋保温泉」に18:10に到着です。皆さんは渓流を望む豪華な宿やホテルを想像すると思いますが、私は立ち寄り入浴の場合は、できるだけ地元の共同浴場にしています。
「秋保温泉共同浴場」は中心街から直ぐのところにあり、入浴料金は大人300円、子供200円です。秋保温泉共同浴場 温泉
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近所の人と、のんびりテレビを見ている受付のおじさんに「写真を撮ってももいいですか」とたずねたら、いいよとのことででした。
更衣室は4畳程の広さで、古いですが綺麗になっています。浴室には地元の方が1名いたので写真を撮ってもいいかとたずねたら、顔が映らなければいいとのこと。皆さん親切です。秋保温泉共同浴場 温泉
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湯船は内湯のみで、3名がやっと入れる広さですが、土曜日の夕方以外は数名しか来ないので大丈夫とのこと。18時頃は近所の方より隣の町や村の人が多いようです。そのためか駐車場も6台程度駐車できるスペ-スがありました。
伊達政宗もつかったお湯は、少し熱めでかすかに温泉臭を感じます。味はほとんどしませんが、少ししょっぱい気もしました。もちろんかけ流しで最高でした。秋保温泉共同浴場 温泉
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18:50に共同浴場を出発し、道を間違えて青葉山を1周しましたが19:30には伊達家の居城であった「仙台城跡」の駐車場に到着。駐車場は有料ですが、うれしいことに18:00以降は駐車料金は無料でした。 仙台城址本丸跡の標高は約130mですが、展望広場からは見晴らしがよく、100万都市仙台の中心市街の夜景を大パノラマで眺めることができます。仙台一押しの夜景スポットです。
仙台城跡 名所・史跡
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夜景が見渡せる展望広場には伊達政宗像があり、時間帯によってはライトアップされています。今日の照明は青色でしたが、前に来た時は赤い色で、曜日や季節によってライトの色を使い分けているようです。 なおこの政宗像は両目がありますが、これは幼少の頃に失明してしまった政宗は、「もし私が死んだ後、像や絵を描く際には、両目を入れよ」という遺言に基づいています。もし見る機会がありまし確認して下さい。
仙台城跡 名所・史跡
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本丸広場には視界をさえぎるものがないので、ライトアップされた伊達政宗騎馬像からでも夜景を眺めることができます。
幻想的に照らさた伊達政宗と見応えのある夜景は素晴らしく、多くの人が記念写真を撮っていました。
20:10、これで今回の観光は終了し、一路江戸へ。仙台城跡 名所・史跡
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24:35、羽生PAに到着。やはり日曜日の高速は、夜でも混んでました。
江戸に戻るには栗橋の関所(羽生PA)に寄らなければなりません。ただ残念ながら「めし処」などは全て22:00には閉まっいて、動いていたのは給電スタンド(24時間)と自動販売機だけでした。いつもここは夜遅く到着するので「鬼平江戸処」が全て営業しているところは見たことがなく、1度ゆっくり見学したいです。
関所も通過して江戸へ。
今回は日頃の行いが悪かったせいか天候に恵まれませんでしたが、それなりに面白かったです。横手や日本海沿いの秋田、山形の町も素敵なところがいっぱいあるので皆さんも旅行してみて下さい。
羽生パーキングエリア (上り線) 道の駅
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