やまがた温泉湯治旅・その4.肘折温泉→湯野浜温泉/ローカルバス&鉄旅

2022/01/10 - 2022/01/10

第213部-967冊目　4/6
(令和4年4月17日配信)

皆様、こんにちは。
オーヤシクタンでございます。

温泉でぐうたらまったりしようと、山形県の肘折温泉と湯野浜温泉へ4泊5日の湯治旅にでました。

本編は、肘折温泉から湯野浜温泉へ鉄道とバスで移動します。。
拙い旅行記ですが、ご覧頂けたら幸いです。

表紙画像‥鶴岡-湯野浜温泉をつなぐ庄内交通の路線バス。

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令和4年１月9日～13日 4泊5日

1月11日(火) 第3日目-2　くもり
①大蔵村営バス:新庄病院行
肘折温泉.9:50→新庄駅.10:45
▼
②普通157D.酒田行
新庄11:15→余目.12:01
▼
③普通826D.村上行
余目.13:08→鶴岡.13:28
▼
④庄内交通:湯野浜温泉行
エスモールBT.13:45→湯野浜温泉.14:32

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JR東日本‥1,100円
マルホンエスモール店‥1,041円
庄内交通‥1,330円

エリア 鶴岡(山形)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル

9:43
山形県肘折温泉/西本屋旅館に2泊逗留しました。
お世話になりました。

西本屋旅館 宿・ホテル

大蔵村営バスで新庄駅に向かいましょう。

①大蔵村営バス:新庄病院行
肘折温泉.9:50→新庄駅.10:45

肘折温泉-新庄駅は片道600円ですが、往復券を買うと往復1,100円になります。

大蔵村営バス 乗り物

9:50
西本屋旅館の方々が見送ってくれます。

暖かみのある湯宿でした。
また来ますね。

肘折希望大橋を走ります。

肘折温泉よ。
さらばじゃ。

肘折トンネルを抜けて‥

山を下っていきます。

国道458号線。
山形県新庄市から鮭川村・大蔵村・寒河江市・山形市を経て上山市に至る総延長112kmの一般国道です。

肘折温泉から先、寒河江方面は冬季通行止になります。

肘折温泉を流れていた銅山川を渡ります。

続いて、最上川です。

10:19
役場がある、大蔵村中心部を通過。
大蔵村は、山形県の北部.最上地方南部にある人口約3千人の村です。

バスからの車窓風景。
雪・雪・雪です。

雪を纏った木が美しい。

10:24
新庄市に入ります。

大蔵村よ。
さらばじや。

最上川を眺めながらバスは走り‥

10:51
肘折温泉から1時間。
新庄駅に到着。

駅内には、新庄まつりの巨大な山車が展示されています。

新庄駅 駅

これから天気が荒れてくるので、運転見合わせになるおそれがある告知がありました。
ダイヤが乱れないうちに移動しちゃいましょう。

さて、私が乗るのは山形新幹線ではなく‥

山形新幹線 乗り物

陸羽西線のキハ110形ディーゼルカーに乗って‥

②普通157D.酒田行
新庄11:15→余目.12:01
[乗]JR東日本:キハ112-214

これから向かうのは、山形県鶴岡です。
新庄→鶴岡は58.7km/運賃1,170円ですが、清川で分割して1,100円になりました。

山の温泉/肘折温泉の次は、海の温泉/湯野浜温泉へ向かいます

11:16
新庄を発車。

駅の北側には、明治36年竣工の'新庄駅機関庫(赤レンガ車庫)'があります。
竣工から118年経過した今も現役なんですよ。

おぉー
こりゃ、雪見列車だ。
ワンカップ買っておけば良かった。

最上川を渡ります。

全長434mのトラス橋、第一最上川橋梁です。
初代は大正2年に完成。
今の橋梁は昭和48年に架け替えられた2代目です。

奥の細道最上川ラインの愛称が付けられている陸羽西線は、山形県新庄市の新庄駅から同県東田川郡庄内町の余目駅の43.0kmを結ぶローカル線です。

JR陸羽西線 (奥の細道最上川ライン) 乗り物

冬のローカル線を堪能する筆者。

最上川を眺めていると‥

あっ！
船が来ましたよ。

最上川舟下りの船ですね。
船頭さんが、山形県民謡.最上川舟歌を唄ってくれます。

グオォォー
カミンズ製/ディーゼルエンジンが唸り、雪平原を走ります。

なんと！
94km/hも出ていますよ。
雪の中を勇ましい奴だ。

12:02
新庄から46分。
余目に着きました。

余目駅 駅

余目で羽越本線に乗り換えます。
特急いなほ8号.新潟行が来ましたが、これには乗れません。

特急 いなほ 乗り物

余目では、1時間少々の待ち時間があります。
このきっぷでは途中下車できないので、どうしようかと思っていたら‥

ホームに暖房のある待合室がありました。
ここで待ちましょう。

GV-E400系気動車の普通列車が来たので、カシャ。

続いて、E653系の特急いなほ3号. 酒田行。
これも、カシャカシャ。

13:07
私が乗る列車が来ました。
乗りましょう。

③普通826D.村上行
余目.13:08→鶴岡.13:28
[乗]JR東日本:GV-E402-10

グオォォー タタタタタ‥

GV-E400系は発進加速時だけディーゼルエンジンが唸り、直結駆動された発電機によって発電供給された電力によって列車は走ります。
つまり、半分は電車に乗っているようなものなんですね。

車内で寛ぐ筆者。

一面の雪平原！
南関東人民の筆者にとって、雪景色は非日常の世界だ。

あっ！
701系だ。

走るプレハブと呼ばれているけど、雪の中でもキビキビ走る勇ましい奴なんです。

13:23
余目から20分。
目的地となる鶴岡に到着。

鶴岡駅 駅

鶴岡駅前。
アパホテルが目立ちますね。

このロータリーからバスに乗れるのですが‥

少し歩きます。
歴史を感じる木造瓦屋根の建物は、JA全農山形鶴岡倉庫です。
今も現役なんですよ。

=東京第一ホテル鶴岡=
阪急阪神第一ホテルグループのシティホテル。
運営は、庄内交通グループ/庄交コーポレーションが行っています。

10階には、庄内平野を一望する天然温泉大浴場があります。

東京第一ホテル鶴岡 宿・ホテル

13:30
=エスモールバスターミナル=
鶴岡駅から500m弱/徒歩5分。
庄内交通のバスターミナルに着きました。

▼エスモールバスターミナル
http://www.shonaikotsu.jp/information/bus-terminal.html

エスモールバスターミナル 乗り物

ターミナル内には、バス待合室・庄内交通・バスチケットカウンター・庄交トラベルのカウンターがあります。

バスチケットカウンターに寄って‥

路線バス (庄内交通) 乗り物

バス回数券を購入。
ICカード普及によって姿を消しつつある紙式の回数券が健在で、10%お得なんです。
湯野浜温泉へのバス時刻表ももらっておきましょう。

▼庄内交通バス回数券
http://www.shonaikotsu.jp/local_bus/kaisu.html

バスターミナルのあるエスモールはショッピングセンターとなっており、スーパー/マルホン+Plusがありました。
ちょっと、寄っていきましょう。

▼エスモール
https://happy-s-mall.com/

エスモール ショッピングモール

庄内名物/ふのりおにぎり・磯おにぎり‥
これ、美味しそうですね。
買っていきましょう。

・ふのりおにぎり‥220円
・磯おにぎり‥220円

バスが来ました。
乗りましょう。

④庄内交通:湯野浜温泉行
エスモールBT.13:45→湯野浜温泉.14:32

=鶴岡銀座商店街=
鶴岡中心市街地にあるアーケードの商店街です。
銀座通りをバスは走ります。

▼鶴岡銀座商店街
https://tsuruokaginza.tsuruoka-shotengai.com/

=致道博物館=
庄内の歴史や文化に関する資料を展示する郷土博物館。
後方の青いハイカラな建物は、明治17年築の旧鶴岡警察庁舎(重要文化財)です。

▼致道博物館
https://www.chido.jp/

致道博物館 美術館・博物館

鶴岡の市街地を抜けました。
羽越本線の上を通過します。

善宝寺に通ずる旧道をバスは走行中。

=善宝寺=
海の守護神・龍神の寺として全国的に知られるある曹洞宗の寺院。
境内には五重塔などの貴重な建築物が数多くあり、二龍神の棲み家と伝えられる貝喰の池の鯉が人面魚として耳目を集めました。

▼善宝寺
http://ryuoson.jp/

善寳寺 寺・神社・教会

エスモール→湯野浜温泉は、運賃790円。
回数券70円×10枚+60円×1枚+現金30円=790円を支払います。

回数券全て使って、プレミア130円がお得になる計算です。

14:33
エスモールから47分。
湯野浜温泉に到着しました。

湯野浜温泉バス停前に、足湯と飲泉所があります。
足湯は、お湯が入っていませんでした。

湯野浜温泉の泉質は、ナトリウムカルシウム 塩化物泉。
飲泉所で飲むことが可能です。

コップはご持参願います、とのことです。

日本海に面した湯野浜温泉。
夕陽スポットとしても有名で、日の入り時間が掲示されていました。

ただ、今日は天気が悪いんだな。

=湯野浜振興センター=
昭和50年まで、庄内交通湯野浜線の湯野浜駅だった所です。

今は、湯野浜コミュニティセンター・湯野浜温泉下区公衆浴場・観光案内所・バス待合所を併設した湯野浜振興センターとなっています。

湯野浜温泉には上区と下区、ふたつの共同浴場があります。
湯野浜振興センター裏手に下区公衆浴場の入口があります。

▼湯野浜温泉公衆浴場(つるおかナビ)
https://www.tsuruokakanko.com/spot/382

鶴岡-湯野浜を結んでいた鉄道は、庄内交通バス/善宝寺経由湯野浜線が代替交通機関となりました。

▼庄内交通
http://www.shonaikotsu.jp/

こうしてみると、なんとなく鉄道が敷かれていた面影がありますね。
庄内交通/湯野浜駅は島式ホーム1面2線だったようです。

駅跡に湯野浜温泉の源泉供給施設がありました。

湯野浜温泉では平成8年から源泉を一括集中管理しており、温泉街全体に敷設した源泉供給管を通じて、ホテル・旅館・民宿等の宿泊施設19軒・公衆浴場2軒・保養福祉施設3軒・一般住宅20数軒へ源泉を供給しているそうです。

庄内交通湯野浜線(鉄道)は、通勤・通学客のほか、善宝寺の参拝客・湯野浜温泉の観光客・魚の行商などの旅客輸送及び庄内米の貨物輸送等を担っていましたが、昭和50年4月1日をもって廃止されました。

廃線跡を歩いてみましょう。

善宝寺駅までの線路跡.約3.5kmは、サイクリングロードになっています。

廃線跡を離れ、次は海へ行ってみますよ。

海沿いの道路。
国道112号線は、山形県山形市から月山道路・鶴岡市を経由して、酒田市に至る総延長166kmの一般国道です。

この地域は日本海からの暴風が吹きつけます。
暴風ガードの奥に‥

おぉー！
日本海だ。

=湯野浜海水浴場=
湯野浜温泉郷の長い海岸線に広がる山形県内最大の海水浴場です。

広大な砂浜が広がります。
ここからの夕日はとても美しいのですが、今日はどんより空です。

パノラマモードでカシャ。

=ホテル海山=
日本海が一望のホテルですが、休業中です。

このホテルの隣りにある‥

ホテル海山 宿・ホテル

15:00
民宿のお世話になります。

次回は、湯野浜温泉/しらはま屋逗留記です。
拙い旅行記をご覧下さいまして、誠にありがとうございました。

-つづく-

湯野浜温泉 温泉民宿 しらはま屋 宿・ホテル