山梨・猿橋＜百蔵山（ももくらさん）＞　山ツツジと日本三奇橋トレッキング

2019/05/06 - 2019/05/06

山梨・猿橋＜百蔵山（ももくらさん）＞の山ツツジと日本三奇橋の一つとなっている＜猿橋＞を楽しむトレッキング

ＪＲ中央線・猿橋駅より街中歩きでスタートし、百蔵山トレッキングで満開を迎えた山ツツジ・山ランチを楽しんできた。

新緑に包まれる山を下りてきて、江戸時代に造られた日本三奇橋の一つとなっている＜猿橋＞を見学したきた。
　
　　
〖お土産〗

１．雑貨店「はねぎ」で販売されている猿顔のクッキー「猿橋さるッキー」

２．和菓子・せんべい店の幡野屋「さるはしまんじゅう」　　　

エリア 大月(山梨)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• ショッピング: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 社員・団体旅行
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回のトレッキング計画概要

猿橋 名所・史跡

猿橋周辺マップ
今回のトレッキンがは、ＪＲ猿橋駅より歩いて葛野登山口～百蔵山山頂～東ルート登山口～日帰り入浴施設「湯立人（ゆたんど）鉱泉」～名勝　猿橋～ＪＲ猿橋駅へ戻るコース。

JR中央線（普通）甲府行き
７:06発　高尾駅　－　7:39着　猿橋駅
猿橋は都内から甲府に向かって、大月駅の一つ手前の駅です。

猿橋駅 駅

ホームに降り立つと、線路内に「日本三奇橋　猿橋」サイン看板が設置されている。

猿橋駅 駅

東京、高尾方向のホーム。

猿橋駅 駅

甲府、大月方向のホーム。改札口に上がる階段があります。

猿橋駅 駅

「百蔵山・扇山登山下車駅」のサイン看板の背後に、本日登る百蔵山が見えます。

猿橋駅 駅

GW休暇１０連休の最終日だからでしょうか？無人の改札口。

猿橋駅 駅

上り・下りの電車が到着すると、１０人～２０人の乗降客が出入りしてました。

猿橋駅 駅

駅構内に、本日登る百蔵山から見える富士山の写真パネルが掲示されていました。条件が合えば、なかなかの光景です。

猿橋駅 駅

日本三奇橋の一つの猿橋の写真パネルもありました。

猿橋駅 駅

JR中央線・猿橋駅北口の外観。
駅自体は、北口と南口に出入口が設けられていました。

猿橋駅 駅

JR中央線・猿橋駅南口からの百蔵山全景です。

猿橋駅 駅

猿橋駅・北口より国道２０号線を東京・高尾方向に向かい、徒歩５分に宮下橋南詰交差点にセブンイレブン（コンビニ）があり、登山前のトイレタイムをとる。
※今回のコースでは、登山前のトイレは、駅・このコンビ二ぐらいしかない。登山中には、トイレを見かけなかったです。下山途中の百蔵浄水場下に公衆トイレがあるだけです。トイレは、要注意です。

桂川渓谷 自然・景勝地

宮下橋の上から桂川の流れを眺めながら、直進します。

桂川渓谷 自然・景勝地

宮下橋を渡り、すぐに百蔵橋を渡ります。橋の下を流れる川は、葛野川です。

ＴＥＰＣＯ葛野川ＰＲ館 美術館・博物館

百蔵橋を渡ったあたりから、小さいながらも案内看板が設置されています。

橋を渡り切った先に、一般住宅の藤の花が立派だったので、思わず写真撮影しました。

葛野川沿いの一般道を歩き、風景を楽しみながら葛野登山口（福泉寺方向）を目指します。

百蔵山 自然・景勝地

しばらくすると、路線バスの「戸並入口」バス停が見えてきます。その先の「百蔵山登山口」右折の案内板。ここまで、駅から徒歩で約５０分。駅からバスに乗れば、約１４分で到着です。

百蔵山 自然・景勝地

右折すると、住宅街を抜ける道。少しずつ勾配が登っています。

百蔵山 自然・景勝地

民家もマバラになってきました。

百蔵山 自然・景勝地

一般舗装道から非舗装道路に繋がります。ここが、実質の登山口です。

百蔵山 自然・景勝地

登山道は、比較的狭い。すれ違った人は、１～２人程度でした。森林の中を登ります。

百蔵山 自然・景勝地

戸並入口バス停より約３０分で、金毘羅宮に到着。

百蔵山 自然・景勝地

金毘羅宮には、お不動様が祀られています。

百蔵山 自然・景勝地

小ぶりなお不動様ながら迫力あります。

百蔵山 自然・景勝地

金毘羅宮の前に、半鐘が設けられていました。

百蔵山 自然・景勝地

この半鐘は、昭和１０年に７９才で亡くなれた方の遺言によって奉納・寄進されたそうです。半鐘に記載されていました。

百蔵山 自然・景勝地

登山道の脇にお花が咲いていました。

百蔵山 自然・景勝地

百蔵登山の杭。

百蔵山 自然・景勝地

登山途中に祠があり、松ぼっくりがお供えしてあります。

百蔵山 自然・景勝地

ここまで登ってくると、住宅街が小さく見えます。

百蔵山 自然・景勝地

トレッキングポールなしでも登れます。

百蔵山 自然・景勝地

山頂に近くなると、ロープ場（トラロープの張っている場所）がところどころに出てきます。

百蔵山 自然・景勝地

百蔵山方向に進みます。

百蔵山 自然・景勝地

新緑が綺麗です。

百蔵山 自然・景勝地

山頂に近い登山道は、開けた状態です。

百蔵山 自然・景勝地

百蔵山山頂に到着。駅から約３時間。

百蔵山 自然・景勝地

天気・時期によっては、この写真の風景が楽しめるようです。

百蔵山 自然・景勝地

登山の楽しみの一つは、山ランチです。
＜今日の山ランチメニュー＞
１．モンベル「ガーリックライス」
２．日清食品・カップヌードル「味噌」
３．セブンイレブン
　「素材の味わいかぼちゃサラダ」
４．頂き物の辛い明太せんべい
　
注目株は、お湯入れて通常１５分待ちのはずが、
３分に大幅短縮された、割高モンベルライスです。
さて・さてそのお味はどう～～でしょう？？

百蔵山 自然・景勝地

販売から10日で、販売中止となった日清食品・カップヌードル「味噌」
希少価値No.１となったカップヌードル、みそ味にピリ辛が、タマリマセン！！

百蔵山 自然・景勝地

これが、お湯入れる前のモンベル「ガーリックライス」
販売者：モンベル，製造者：(株)サンフレックス永谷園

百蔵山 自然・景勝地

お湯を１７５ｍｌ投入して、3分で出来上がり。

百蔵山 自然・景勝地

そのお味は、ガーリックがさほど感じない。味付けは、薄味。このまま食べる事は出来るが、パンチが足りない(^_-)-☆

このライスにカレーをかけると、相乗効果により、カレーとライスの良さが引き立つと思います。３分の待ち時間には、驚きです(@_@)

百蔵山 自然・景勝地

山頂で記念撮影。

百蔵山 自然・景勝地

個人でも記念撮影。条件が合えば、背景に富士山が見えるはずでした。今回は、残念でした。さァー下山です。

百蔵山 自然・景勝地

下りの勾配は、かなりキツイです。

百蔵山 自然・景勝地

岩・木の根子と勾配で、トレッキングポールの出動です。

百蔵山 自然・景勝地

女性陣は、かなり悪戦苦闘していました。登りも、下りも登山客がいないので、少々渋滞しても問題ありませんでした。

百蔵山 自然・景勝地

今回の登山目的の一つは、この山ツツジです。新緑と赤オレンジ色のツツジのコンストラストが綺麗です。

百蔵山 自然・景勝地

百蔵山の山ツツジ。

百蔵山 自然・景勝地

百蔵山の山ツツジ。

百蔵山 自然・景勝地

大きな木が倒れ、細い木に支えられてます。その下を通るのは、勇気が必要です。

百蔵山 自然・景勝地

百蔵山の山ツツジ。

百蔵山 自然・景勝地

甲斐の国の山々を遠望できます。

百蔵山 自然・景勝地

ここが登山道（非舗装）の終点。

百蔵山 自然・景勝地

百蔵山からの最終地点の下山風景。

百蔵山 自然・景勝地

ここからは、アスファルト舗装の一般道を歩きます。

百蔵山 自然・景勝地

山を下ってくると、百蔵浄水場に出てきます。

百蔵山 自然・景勝地

浄水場の中央を横断する一般道を進みます。人工構造物に囲まれます。

百蔵山 自然・景勝地

百蔵浄水場のトンネルを潜り抜けると、公衆トイレがあります。
※セブンイレブンからここまでにトイレはないようです。

百蔵山 自然・景勝地

公衆トイレのあるところから、百蔵山の眺め。新緑のきみどり色が鮮やかです。

百蔵山 自然・景勝地

住宅街になり、庭先の花々も綺麗に咲いています。

百蔵山 自然・景勝地

ここが、百蔵山分岐。

百蔵山 自然・景勝地

ネット情報によれば、右コースが急勾配、左コースが比較的楽なコースのようです。右ルートから降りてきました。

百蔵山 自然・景勝地

ここが、百蔵やん登山口バス停。

百蔵山 自然・景勝地

左方向から下山。右方向には、勤労青年センター・山梨県立やまびこ支援学校があります。

百蔵山 自然・景勝地

一般住宅の藤も見ごろのようです。

満開の藤の花。

百蔵山 自然・景勝地

一本道を継続して下ります。この先の左カーブの交差点を左折し、日帰り温泉「湯立人鉱泉」に向かいます。

百蔵山 自然・景勝地

花を眺めながら進みます。

畑の花。

百蔵山 自然・景勝地

この道を道なりに進みます。

百蔵山 自然・景勝地

中央高速道路まで戻り、高速道路を潜ります。

百蔵山 自然・景勝地

高速道路を潜り、徒歩５分程で「吉久保」バス停に出てきます。そこに「湯立人鉱泉」の看板があります。

バス停の脇の階段を下り、竹藪を抜けた所に「湯立人鉱泉」があります。

湯立人鉱泉 温泉

竹藪からみた「湯立人鉱泉」。

湯立人鉱泉 温泉

丁度この日は、「定休日」の看板があり、入浴出来ませんでした。残念！！

湯立人鉱泉 温泉

気を取り直して、葛野川沿いを歩き、次の目的地「猿橋」に向かいます。

猿橋 名所・史跡

おおーーこれが日本三奇橋の一つ「猿橋」です。江戸時代に造られ、国指定・重要文化財です。この写真には、本体の猿橋の他に水道橋（猿橋の下側）・国道２０号線鉄橋（猿橋の上の赤色）と橋が三つ写っています。

猿橋 名所・史跡

猿橋の脇には、公園が整備されています。

猿橋近隣公園 公園・植物園

名勝　猿橋の説明看板もあります。

猿橋近隣公園 公園・植物園

雰囲気のある橋銘板。

猿橋 名所・史跡

日本三大奇橋は、この１．猿橋（山梨・猿橋）２．錦帯橋（山口・岩国）までは確定していますが、３．はいくつか説があります。
①神橋（栃木・日光），
②愛本橋（富山・黒部）現存していない，
③木曾の桟（かけはし）（長野・上松町）
　あるいは祖谷（いや），
④かずら橋(徳島・三好)など

猿橋 名所・史跡

猿橋で記念撮影。

猿橋 名所・史跡

個人でも記念撮影です。

猿橋 名所・史跡

橋の近くにあった石碑では、昭和９年１２月建設とありました。現在の橋は、途中補修。補強されていると思いますが、築８５年となるようです。

猿橋 名所・史跡

この写真を見ると江戸時代の橋の雰囲気があります。

猿橋 名所・史跡

橋の下には、桂川が流れています。
長さ30.9m、幅3.3ｍ、高さ31mのスケールです。

猿橋 名所・史跡

西暦600年ごろ、百済からやって来た造園博士の志羅呼（シラコ）がなかなかうまくいかず難航していた橋の建設の最中に、沢山の猿がつながりあって対岸へと渡っていく姿からヒントを得、ついに橋を架けるのに成功したと言われています。

猿橋 名所・史跡

八ツ沢発電所一号水路橋
名勝猿橋の東側にある水路橋。
延長63.63m、幅5.45mで構造は鉄筋コンクリートで、水路橋にお両水門には駒橋の発電施設と同様に赤レンガが使用されている。

猿橋渓谷 自然・景勝地

八ツ沢発電所一号水路橋
明治45年、上野原町八ツ沢に発電所建設が計画され、その中で、駒橋発電所で使用した水を有効に利用し、桂川左岸の支流の水を合流させるため、桂川を横断するかたちで水路が架けられた。管理者は、東京電力です。

猿橋渓谷 自然・景勝地

橋の近くのお土産屋「はねぎ」

猿橋 名所・史跡

ＧＷ10連休の最終日で、他のお客は殆どいませんでした。

猿橋 名所・史跡

お土産屋「はねぎ」では、福祉施設で作成されたクッキー「猿橋　さるッキー」を購入し、細やかな社会貢献をさせて頂きました。

猿橋 名所・史跡

お店の方から聞いた話では、このクッキーはひと一つひと一つパーツ毎にクッキー生地を型抜きして、猿顔に合成してから焼くので手間がかかるそうです。

猿橋 名所・史跡

更にＪＲ猿橋駅に向かって歩いきます。橋と駅の中間地点にある　せんべい・まんじゅう屋さんの幡野屋で「さるはしまんじゅう」をお土産に購入です。

猿橋 名所・史跡

幡野屋は、国道20号線沿いにあります。
「さるはしまんじゅう」の他、中に栗が入った「栗まんじゅう」もあり、上品な山椒の香りの「厚焼きせんべい」もありました。

猿橋 名所・史跡

昭和29年創業以来、伝統の製法で作られる猿橋まんじゅうは、しっとりとした皮の中に白あんが入ったおまんじゅうです。中に栗が入った栗まんじゅうもあり、上品な山椒の香りの厚焼きせんべいもあります。

猿橋 名所・史跡

幡野屋前から見える百蔵山。

猿橋 名所・史跡

ＪＲ中央線（普通）東京駅行き　16:17発　猿橋駅で帰宅する。
時間がなかった事と他の乗客がいなかったので、電車の中で乾杯でした。

猿橋駅 駅

日帰り温泉「湯立人鉱泉」の定休日以外は、登山計画通りでした。ひと汗かいた後のビールは最高です！！

猿橋駅 駅

今回のトレッキングデータ

猿橋 名所・史跡

トレッキングルート

猿橋 名所・史跡

トレッキング高低図

猿橋 名所・史跡