親子でブダペストパート2

2019/02/17 - 2019/02/23

親子でブダペストパート1のつづきです。

初日からハンガリーでは有名なフォアグラを頂いたり、宿泊ホテルの近くのオクトゴン駅周辺やハンガリーを代表する音楽家のリストゆかりの地を訪れたりと充実した日を過ごすことができました。

エリア ブダペスト(ハンガリー)

パート1で紹介したエルジェーベト広場にある観覧車からの眺めです。ハンガリーは、あまり空気がよい街ではありませんでした。スモッグがかかったような日が多くて、あまり遠くまでは見えないのです。

それでも市街地の奥には少し遠くの山が見えました。

ゲッレールトの丘が見えました。標高235メートルあり、ハンガリーにキリスト教を伝道した修道士のゲッレールトが反対派の暴徒たちにワイン樽に入れられてここからドナウ川に投げ殺されてしまったことにより名付けられた山です。

また頂上にはハプスブルク家がブダペスト市民を監視するためのツィタデラとよばれる要塞があります。

観覧車を堪能してから、事前に調べていたレストランへ、夕食を食べに行こうと思います。徒歩でアンドラーシ大通りを歩きます。

ハンガリー全般的にいえますが、古い建物の外観を生かしてテナントや住居やホテルにしていることが多く、この通りも歴史的な建物がたくさん並ぶ通りでした。

こちらの青いのはバスです。市民の大切な足となっています。ブダペストカードを使えばバス、トラム、地下鉄が乗り放題となります。

こちらはトラムです。いわゆる路面電車。

自動車と同じように車道を走ります。車道に専用のレールがあるんです。

黄色いボディがかわいらしいですね。

ここはブダペストの繁華街、オクトゴン駅周辺です。

オクトゴン駅を中心にアンドラーシ大通りとテレーズ通り(アンドラーシ大通りを境にエルジェーベト通りと名前が変わる)が交差しています。こちらはテレーズ通りです。

トラムはアンドラーシ大通りには走っておらず、テレーズ通り(エルジェーベト通り)の側だけ走っています。

地下鉄だけでなく、トラムを利用して移動するのも景色がみられて楽しいですよ。

オクトゴン駅の大きな交差点です。ブダペストで一番大きな交差点なのではないかと思うくらい大きいです。

交通量も多いです。夕食をとりたいレストランはこの辺りなのですが、、、

いろいろ寄道してしまいます。こちらは地下鉄オクトゴン駅の入り口です。

オクトゴン駅近くのリスト広場へ。ハンガリーを代表する音楽家のリストの故郷でもあるため、リストゆかりの場所が多いです。こちらもその一つ。きれいに植え込みが手入れされています。

ベンチや遊歩道もあって、気持ちがよい公園です。昼間ここで読書したり、のんびり過ごすのもいいなと思います。

リストの銅像です。髪を振り乱して音楽の世界へ入り込んでる感じですね。若干けわしい表情でした。

リスト広場を過ぎると、またしてもリストゆかりの場所があります。こちらはリスト音楽院大ホールです。

1875年に設立された王立音楽院でしたが、のちにリストの名前がつけられました。

ハンガリーの作曲家のコダーイやバルトークもここの卒業生だそうです。ハンガリー音楽の名門校ですね。

ハンガリーでは一番音響がよいホールだそうです。

やっとつきました。レストラン。この日は初日の夜ということもあって、少し贅沢に過ごしたいと思います。

メンザというお店。ブダペストの有名店です。

ハンガリー名物のフォアグラ。ジャガイモの上にフォアグラをソテーしたものがのっています。

フォアグラをこんなにたくさん日本で食べたら大変なお値段になりますね。

ここはブダペスト。物価が安いので全然気にせず食べられます。

フォアグラはフランスが生産第一位で有名ですが、ハンガリーもそれに次いで生産されているのです。

フランスが一位なのも実はハンガリーのおかげなのです。というのも、ハンガリーで半分くらい育ったものをフランスに送り、大きくなり出荷する間のみフランスで育てるので、結果的にフランス産のフォアグラ、となってしまうのです。

なのでフランス産のフォアグラももともとはハンガリー生まれって可能性はかなり高いのですよ。

こちらはグラーシュ。ハンガリーの家庭料理です。見た目はボルシチのようですが、こちらはパプリカパウダーで色をつけてあります。中には野菜やお肉がごろごろ入っているんですよ。大変美味しかったです。

こちらはパイ生地の上に牛肉のグリルがどんと乗ったものです。かなりジューシーで肉汁溢れるお料理でした。

こちらは店員さんのおすすめです。

1階と2階があって、広いお店でした。行列ができるなんて情報も見ましたが、意外にもそんなことはなく、やや席は埋まり気味でしたが、なんとか早めに行けば並ばず入れます。2時間制と言われましたが、1時間ちょっとで出ました。

フォアグラを食べるというのがこの旅行の楽しみのひとつだったので、初日にしてフォアグラを大満喫できてうれしいです！！

パート3へつづきます。