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職場の福利厚生で、長期勤続のご褒美にと、5日間の休暇をいただいた。<br />せっかくなので、どこか遠くへ旅をしようと考えたが、どうも良い案が浮かばない。<br />その内に日が経ってしまい、有効期限が一年を切ってしまった。<br />そんな中、ふと思い付きで夜行列車の寝台券を駅の窓口で求めてみると、偶然、3月7日のB寝台個室シングルが空いていたので、迷わず購入。<br />そうなると、行き先は西国と決まる。<br />四国は昨秋に訪れたし、山陰はまだ寒いだろうと言うことで、ここは九州とする。<br />そこから順繰りに旅程を作っていくと、そのうち温泉巡りを旅の目的とすることに思い至り、宿もすべて温泉があるところとした。<br />そして、完成したのは9泊10日の九州温泉旅。<br />往復夜行列車とし、現地では7泊となる。<br />こんなに長い旅は、就職後、初めてのことだ。<br />これは、その旅の記録である。

春の九州温泉旅【1】~霧島の懐に抱かれた極上湯~

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2019/03/07 - 2019/03/09

43位(同エリア931件中)

旅行記グループ 春の九州温泉旅

14

60

旅猫

旅猫さん

職場の福利厚生で、長期勤続のご褒美にと、5日間の休暇をいただいた。
せっかくなので、どこか遠くへ旅をしようと考えたが、どうも良い案が浮かばない。
その内に日が経ってしまい、有効期限が一年を切ってしまった。
そんな中、ふと思い付きで夜行列車の寝台券を駅の窓口で求めてみると、偶然、3月7日のB寝台個室シングルが空いていたので、迷わず購入。
そうなると、行き先は西国と決まる。
四国は昨秋に訪れたし、山陰はまだ寒いだろうと言うことで、ここは九州とする。
そこから順繰りに旅程を作っていくと、そのうち温泉巡りを旅の目的とすることに思い至り、宿もすべて温泉があるところとした。
そして、完成したのは9泊10日の九州温泉旅。
往復夜行列車とし、現地では7泊となる。
こんなに長い旅は、就職後、初めてのことだ。
これは、その旅の記録である。

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
ホテル
4.0
交通
3.5
同行者
一人旅
一人あたり費用
10万円 - 15万円
交通手段
高速・路線バス 新幹線 JR特急 JRローカル 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • 3月7日の夜、いよいよ、長旅への出発だ。<br />東京駅を22時ちょうどに出る寝台特急『サンライズ瀬戸』に乗車。<br />今回も、B寝台シングルを利用。<br />定刻に発車した列車は、夜更けの東海道を下って行く。<br />いつしか眠りに落ちていたが、明け方、車内放送で目が覚めた。<br />どうも、かなりの遅れが出ているらしい。<br />5時前だと、すでに姫路に近づいていなければならないのに、まだ大坂を過ぎたばかりだった。

    3月7日の夜、いよいよ、長旅への出発だ。
    東京駅を22時ちょうどに出る寝台特急『サンライズ瀬戸』に乗車。
    今回も、B寝台シングルを利用。
    定刻に発車した列車は、夜更けの東海道を下って行く。
    いつしか眠りに落ちていたが、明け方、車内放送で目が覚めた。
    どうも、かなりの遅れが出ているらしい。
    5時前だと、すでに姫路に近づいていなければならないのに、まだ大坂を過ぎたばかりだった。

  • 車掌が確認のため部屋を回って来て、姫路駅で新幹線に乗り換えるように伝えられた。<br />時間的には西明石駅の方が余裕があると思ったのだが。<br />その不安は的中し、遅れが拡大。<br />『みずほ601号』の発車時間が近づいても、姫路駅に到着しない。<br />ようやく到着した時には、すでに発車1分前。<br />新幹線の乗り場まで駆け上がると、乗り換え客を待ってくれるという。<br />おかげで、何とか間に合った。<br />夜行列車の遅れによる新幹線への乗り換えは、これで三度目だ。

    車掌が確認のため部屋を回って来て、姫路駅で新幹線に乗り換えるように伝えられた。
    時間的には西明石駅の方が余裕があると思ったのだが。
    その不安は的中し、遅れが拡大。
    『みずほ601号』の発車時間が近づいても、姫路駅に到着しない。
    ようやく到着した時には、すでに発車1分前。
    新幹線の乗り場まで駆け上がると、乗り換え客を待ってくれるという。
    おかげで、何とか間に合った。
    夜行列車の遅れによる新幹線への乗り換えは、これで三度目だ。

  • 姫路駅を遅れて発車した『みずほ601号』は、山陽道を駆け抜け九州へ上陸し、進路を南に変え、九州を縦断していく。<br />そして、終着の鹿児島中央駅には、定刻の9:46に到着した。<br />ここからは、9:59発の日豊本線の特急『きりしま8号』に乗り換え霧島神宮駅へと向かう。

    姫路駅を遅れて発車した『みずほ601号』は、山陽道を駆け抜け九州へ上陸し、進路を南に変え、九州を縦断していく。
    そして、終着の鹿児島中央駅には、定刻の9:46に到着した。
    ここからは、9:59発の日豊本線の特急『きりしま8号』に乗り換え霧島神宮駅へと向かう。

    鹿児島中央駅

  • 発車してしばらくすると、車窓右手に錦江湾に浮かぶ桜島の雄姿が見えて来た。<br />噴火はしていないが、相変わらず噴煙は上がっている。<br />錦江湾越しに臨む桜島の風景は、好きな車窓風景の一つなのだ。

    発車してしばらくすると、車窓右手に錦江湾に浮かぶ桜島の雄姿が見えて来た。
    噴火はしていないが、相変わらず噴煙は上がっている。
    錦江湾越しに臨む桜島の風景は、好きな車窓風景の一つなのだ。

  • 霧島神宮駅で降り、駅前のバス停に向かうと、お隣の国の観光客が大勢いた。<br />日本人も2,3人いて、きちんとバス停に並んでいるのだが、かの国の方々はもちろん並ばず、好き勝手に群れている。<br />バスがやってくると、我先にと乗車口に殺到し、並んでいる人など眼中にない。<br />この観光公害は、いつまで続くのやら。<br />やや遅れてやっていた10:56発のバスに乗り、最初の目的地湯之谷温泉を目指す。<br />バスは懐かしい霧島神宮を通り、山の中へと分け入って行く。<br />そして30分ほどで、湯之谷温泉口バス停に着いた。

    霧島神宮駅で降り、駅前のバス停に向かうと、お隣の国の観光客が大勢いた。
    日本人も2,3人いて、きちんとバス停に並んでいるのだが、かの国の方々はもちろん並ばず、好き勝手に群れている。
    バスがやってくると、我先にと乗車口に殺到し、並んでいる人など眼中にない。
    この観光公害は、いつまで続くのやら。
    やや遅れてやっていた10:56発のバスに乗り、最初の目的地湯之谷温泉を目指す。
    バスは懐かしい霧島神宮を通り、山の中へと分け入って行く。
    そして30分ほどで、湯之谷温泉口バス停に着いた。

  • バス停からは、森の中に続く細い道を登って行く。<br />10分ほど登ると、木々の中に宿の建物が見えて来た。<br />建物は思ったよりも立派で、普通の温泉宿のようだった。<br />玄関を入り日帰り入浴をお願いしようとしたが、いくら呼んでも誰も出て来ない。<br />少し中へ入り声を掛けるとようやく反応があった。<br />日帰り入浴料は500円で、タオルは100円と手軽な料金。<br />教えられた方へ行くと、浴室は宿泊棟の外に廊下で繋がっていた。

    バス停からは、森の中に続く細い道を登って行く。
    10分ほど登ると、木々の中に宿の建物が見えて来た。
    建物は思ったよりも立派で、普通の温泉宿のようだった。
    玄関を入り日帰り入浴をお願いしようとしたが、いくら呼んでも誰も出て来ない。
    少し中へ入り声を掛けるとようやく反応があった。
    日帰り入浴料は500円で、タオルは100円と手軽な料金。
    教えられた方へ行くと、浴室は宿泊棟の外に廊下で繋がっていた。

    霧島湯之谷山荘 宿・ホテル

    霧島山中に湧く極上の湯 by 旅猫さん
  • 中へ入ると、木造りの情緒のある浴室だった。<br />湯船は3つあり、一人入ればいっぱいな四角い湯船には、30度の炭酸硫黄泉が、奥の長方形の湯船には白濁した硫黄泉が注がれ、真ん中の湯船には、両方から湯が流れ込み混合泉となっていた。<br />少しひんやりとする炭酸硫黄泉は入ると体中に泡が付く。<br />温かい硫黄泉と混合泉と一緒に何度も入りながら極上の湯を楽しんだ。

    中へ入ると、木造りの情緒のある浴室だった。
    湯船は3つあり、一人入ればいっぱいな四角い湯船には、30度の炭酸硫黄泉が、奥の長方形の湯船には白濁した硫黄泉が注がれ、真ん中の湯船には、両方から湯が流れ込み混合泉となっていた。
    少しひんやりとする炭酸硫黄泉は入ると体中に泡が付く。
    温かい硫黄泉と混合泉と一緒に何度も入りながら極上の湯を楽しんだ。

  • 玄関まで戻ると、ちょうど貸切露天風呂が空いているという。<br />30分で1000円と少し高いが、時間もあるし、せっかくなので利用することにした。<br />その露天風呂はこじんまりとしているが、白濁した硫黄泉が溢れていた。<br />春の爽やかな空気の中、のんびり浸かっていると、前日まで新宿で仕事をしていたことが嘘のように思えて来た。

    玄関まで戻ると、ちょうど貸切露天風呂が空いているという。
    30分で1000円と少し高いが、時間もあるし、せっかくなので利用することにした。
    その露天風呂はこじんまりとしているが、白濁した硫黄泉が溢れていた。
    春の爽やかな空気の中、のんびり浸かっていると、前日まで新宿で仕事をしていたことが嘘のように思えて来た。

  • 最初から素晴らしい温泉に出会い、幸先の良い出だしだ。<br />湯之谷温泉口バス停に戻り、12:22発のバスに乗り、丸尾バス停へ。<br />ここでバスを乗り換えるのだが、30分ほど時間があるので、近くにあった霧島温泉市場を覗いてみる。<br />すると、手作りの総菜が目に付いたので、ちょうど昼時でもあり、鶏天を買い求め、バス停のベンチでいただいた。

    最初から素晴らしい温泉に出会い、幸先の良い出だしだ。
    湯之谷温泉口バス停に戻り、12:22発のバスに乗り、丸尾バス停へ。
    ここでバスを乗り換えるのだが、30分ほど時間があるので、近くにあった霧島温泉市場を覗いてみる。
    すると、手作りの総菜が目に付いたので、ちょうど昼時でもあり、鶏天を買い求め、バス停のベンチでいただいた。

    霧島温泉市場 市場・商店街

  • 丸尾バス停のある所は、霧島温泉郷の中心で、多くの宿が建ち並び、観光客の姿も多い。<br />以前訪れた時は、近くの霧島観光ホテルに泊まり、白濁硫黄泉を堪能した。<br />湯煙が立ち昇るが、温泉街の風情が無いのが残念なところだ。<br />湯之谷温泉とはバスで2分しか離れていないのに、この雰囲気の差は驚きだ。<br />しばらくすると、13:52発の霧島温泉駅行きのバスがやって来た。

    丸尾バス停のある所は、霧島温泉郷の中心で、多くの宿が建ち並び、観光客の姿も多い。
    以前訪れた時は、近くの霧島観光ホテルに泊まり、白濁硫黄泉を堪能した。
    湯煙が立ち昇るが、温泉街の風情が無いのが残念なところだ。
    湯之谷温泉とはバスで2分しか離れていないのに、この雰囲気の差は驚きだ。
    しばらくすると、13:52発の霧島温泉駅行きのバスがやって来た。

  • バスは25分ほどで霧島温泉駅に到着。<br />宿がある栗野駅の方へ向かう列車まではかなり時間があるので、先に来る14:25発の反対側の列車に乗り、嘉例川駅に立ち寄ることにした。

    バスは25分ほどで霧島温泉駅に到着。
    宿がある栗野駅の方へ向かう列車まではかなり時間があるので、先に来る14:25発の反対側の列車に乗り、嘉例川駅に立ち寄ることにした。

    霧島温泉駅

  • 嘉例川駅は、明治36年(1903)の開業で、駅舎は開業当時のもの。<br />鹿児島県内では、最古の駅舎だそうだ。<br />特急列車も停まるようになったが、それでも無人駅である。

    嘉例川駅は、明治36年(1903)の開業で、駅舎は開業当時のもの。
    鹿児島県内では、最古の駅舎だそうだ。
    特急列車も停まるようになったが、それでも無人駅である。

    嘉例川駅

  • 今では観光地となり多くの人が訪れるが、ほとんどが車で立ち寄るか、特急の僅かな停車時間を利用して見学する人ばかりだ。<br />平日の昼過ぎで、しかも普通列車で訪れたので、駅には人の影はほとんど無かった。<br />駅舎の中は、現在の大都市の高架駅では味わうことが出来ない、木の温もりと歩んできた歴史が感じられる。<br />椅子に腰かけてみると、昔の旅人になったような気分だ。

    今では観光地となり多くの人が訪れるが、ほとんどが車で立ち寄るか、特急の僅かな停車時間を利用して見学する人ばかりだ。
    平日の昼過ぎで、しかも普通列車で訪れたので、駅には人の影はほとんど無かった。
    駅舎の中は、現在の大都市の高架駅では味わうことが出来ない、木の温もりと歩んできた歴史が感じられる。
    椅子に腰かけてみると、昔の旅人になったような気分だ。

  • 駅舎の一角では、3月と言うことで雛人形が飾られていた。

    駅舎の一角では、3月と言うことで雛人形が飾られていた。

  • 外へ出て、外観を眺めてみる。<br />青い空と緑の木々、そして木造の駅舎。<br />明治の頃からこれまで、こんな情景が数え切れないくらい続いて来たのだろう。<br />変わったのは、利用する人の数と列車の姿ぐらいなものか。

    外へ出て、外観を眺めてみる。
    青い空と緑の木々、そして木造の駅舎。
    明治の頃からこれまで、こんな情景が数え切れないくらい続いて来たのだろう。
    変わったのは、利用する人の数と列車の姿ぐらいなものか。

  • しばらく眺めてると、どこからともなく一匹の猫が現れた。<br />駅の前に寝そべり、日向ぼっこを始めた。<br />こちらも暇なので、しばらく猫と一緒にのんびり時を過ごす。

    しばらく眺めてると、どこからともなく一匹の猫が現れた。
    駅の前に寝そべり、日向ぼっこを始めた。
    こちらも暇なので、しばらく猫と一緒にのんびり時を過ごす。

  • 15:00発の列車がやって来た。<br />この列車に乗り、今日の宿がある栗野駅へと向かう。<br />列車は、山間に敷かれた線路をのんびりと辿り、30分足らずで栗野駅に着いた。

    15:00発の列車がやって来た。
    この列車に乗り、今日の宿がある栗野駅へと向かう。
    列車は、山間に敷かれた線路をのんびりと辿り、30分足らずで栗野駅に着いた。

  • 栗野駅からは、バスの接続が無いので、タクシーで向かう。<br />車は栗野の市街地を抜け、栗野岳の中腹へと登って行く。<br />そして、15分足らずで栗野岳温泉南洲館に着いた。

    栗野駅からは、バスの接続が無いので、タクシーで向かう。
    車は栗野の市街地を抜け、栗野岳の中腹へと登って行く。
    そして、15分足らずで栗野岳温泉南洲館に着いた。

    栗野岳温泉 南洲館 宿・ホテル

    本物の温泉に出会える宿 by 旅猫さん
  • 通されたのは、8畳の和室。<br />広縁もあり、一人旅には十分すぎる広さだ。

    通されたのは、8畳の和室。
    広縁もあり、一人旅には十分すぎる広さだ。

  • 休む間もなく、まずは温泉へ。<br />この宿は、内湯もあるが、自慢の温泉は外にある。<br />かなり敷地があるようだが、建ち並ぶ建物の多くは使っていないようだ。<br />とりあえず、石畳の坂の先にある桜湯を目指す。

    休む間もなく、まずは温泉へ。
    この宿は、内湯もあるが、自慢の温泉は外にある。
    かなり敷地があるようだが、建ち並ぶ建物の多くは使っていないようだ。
    とりあえず、石畳の坂の先にある桜湯を目指す。

  • すると、坂の上に猫がちょこんと座っていた。<br />旅先で猫に出会うと、良いことがあるので幸先が良い。<br />しかも、すでに二匹目だ。

    すると、坂の上に猫がちょこんと座っていた。
    旅先で猫に出会うと、良いことがあるので幸先が良い。
    しかも、すでに二匹目だ。

  • 桜湯には先客が居たので、宿の裏手にある八幡大地獄を観に行くことにする。<br />少し登ったところに、蒸し風呂があった。<br />中を覗くと、かなり効能がありそうな雰囲気だが、蒸し風呂は少し苦手なので、先を急ぐことに。

    桜湯には先客が居たので、宿の裏手にある八幡大地獄を観に行くことにする。
    少し登ったところに、蒸し風呂があった。
    中を覗くと、かなり効能がありそうな雰囲気だが、蒸し風呂は少し苦手なので、先を急ぐことに。

  • その先には、小さな地獄があり、木製の橋が架けられていた。<br />流れているのは温泉のようだ。

    その先には、小さな地獄があり、木製の橋が架けられていた。
    流れているのは温泉のようだ。

  • 橋を渡った先の道沿いでは、至るところから湯が湧き出している。<br />道の真ん中に噴気孔があったりと、地獄好きには堪らない。

    橋を渡った先の道沿いでは、至るところから湯が湧き出している。
    道の真ん中に噴気孔があったりと、地獄好きには堪らない。

  • そして、目の前に、もうもうと湯気が立ち込める八幡大地獄が現れた。<br />温泉の湧き出す音や蒸気の噴き出す音が、まるで嵐の中にいるような感じに聞こえる。<br />湯煙の量が物凄く、辺り一面が真っ白になるくらいで、前も後ろもわからず、一瞬恐怖さえ感じるほどだった。<br />これほどの地獄に出会ったのは久しぶりだ。

    そして、目の前に、もうもうと湯気が立ち込める八幡大地獄が現れた。
    温泉の湧き出す音や蒸気の噴き出す音が、まるで嵐の中にいるような感じに聞こえる。
    湯煙の量が物凄く、辺り一面が真っ白になるくらいで、前も後ろもわからず、一瞬恐怖さえ感じるほどだった。
    これほどの地獄に出会ったのは久しぶりだ。

  • 地獄地帯から戻ると、桜の湯には誰も居なかった。<br />正方形の石造りの湯船には、細かい湯の花が舞う硫黄泉が掛け流しで注がれている。入ると、底に積もった湯の花が舞い綺麗だった。<br />泉質は単純硫黄泉だが、弱酸性なので肌には優しい。<br />この湯には、西郷隆盛も療養のために浸かったらしい。<br />ただ、少し熱めなので長湯には向いていない。

    地獄地帯から戻ると、桜の湯には誰も居なかった。
    正方形の石造りの湯船には、細かい湯の花が舞う硫黄泉が掛け流しで注がれている。入ると、底に積もった湯の花が舞い綺麗だった。
    泉質は単純硫黄泉だが、弱酸性なので肌には優しい。
    この湯には、西郷隆盛も療養のために浸かったらしい。
    ただ、少し熱めなので長湯には向いていない。

  • 桜湯を楽しんだ後は、一旦宿の建物の前を通り、反対側へ。<br />その奥には、もひとつの源泉、竹の湯がある。<br />こちらも外湯の趣があり、いい感じだ。

    桜湯を楽しんだ後は、一旦宿の建物の前を通り、反対側へ。
    その奥には、もひとつの源泉、竹の湯がある。
    こちらも外湯の趣があり、いい感じだ。

  • 桜湯もそうだったが、こちらも脱衣所と湯船があるだけで洗い場はない。<br />こちらの湯は、強酸性の硫酸塩線だが、泥が混じり湯温も少し低めなので、滑らかな肌触りだ。<br />浴室内は薄暗い上に、かなり濃い泥湯なので、雰囲気はなかなか。<br />この湯は良い。

    桜湯もそうだったが、こちらも脱衣所と湯船があるだけで洗い場はない。
    こちらの湯は、強酸性の硫酸塩線だが、泥が混じり湯温も少し低めなので、滑らかな肌触りだ。
    浴室内は薄暗い上に、かなり濃い泥湯なので、雰囲気はなかなか。
    この湯は良い。

  • あまりに良い湯なので、のんびりと浸かる。<br />溢れた湯は、湯船の脇にある穴のような排水溝に豪快に吸い込まれていく。<br />湯量も豊富で、まさに源泉掛け流し。<br />結局、ずっと貸し切りで寛いでしまった。

    あまりに良い湯なので、のんびりと浸かる。
    溢れた湯は、湯船の脇にある穴のような排水溝に豪快に吸い込まれていく。
    湯量も豊富で、まさに源泉掛け流し。
    結局、ずっと貸し切りで寛いでしまった。

  • 宿に戻り、今度は内湯へ。<br />こちらは木造りの湯船だが、二人も入ればいっぱいと言った感じ。<br />洗い場もひとつしかなく、混む日にはどうなるのだろうと心配してしまう。<br />湯は、桜湯と同じようだが、こちらは仄かに濁っている感じだ。

    宿に戻り、今度は内湯へ。
    こちらは木造りの湯船だが、二人も入ればいっぱいと言った感じ。
    洗い場もひとつしかなく、混む日にはどうなるのだろうと心配してしまう。
    湯は、桜湯と同じようだが、こちらは仄かに濁っている感じだ。

  • 夕食は、すべてすでに並べられている。<br />このあたりが、山の宿と言った感じだ。<br />それにしても、品数がなかなか多い。<br />焼物と鍋が並ぶ姿は壮観な眺めだな。

    夕食は、すべてすでに並べられている。
    このあたりが、山の宿と言った感じだ。
    それにしても、品数がなかなか多い。
    焼物と鍋が並ぶ姿は壮観な眺めだな。

  • お酒は、鹿児島と言うことで芋焼酎をいただく。<br />しかし、徳利で出てくるとは思わなかった。

    お酒は、鹿児島と言うことで芋焼酎をいただく。
    しかし、徳利で出てくるとは思わなかった。

  • 凝った料理はないが、ひとつひとつが丁寧に盛り付けられていて、とても食欲が湧く。<br />茶碗蒸しも美味しかった。

    凝った料理はないが、ひとつひとつが丁寧に盛り付けられていて、とても食欲が湧く。
    茶碗蒸しも美味しかった。

  • 汁物は、別に熱々で出て来た。<br />大きな浅蜊が入った汁は、思いのほか繊細な味だった。

    汁物は、別に熱々で出て来た。
    大きな浅蜊が入った汁は、思いのほか繊細な味だった。

  • 夜中、もう一度温泉に入るために外へ。<br />山の中の一軒宿なので、外はかなり暗かった。<br />そのおかげで、夜空にはたくさんの星が瞬いている。<br />オリオン座もくっきりと見えていた。

    夜中、もう一度温泉に入るために外へ。
    山の中の一軒宿なので、外はかなり暗かった。
    そのおかげで、夜空にはたくさんの星が瞬いている。
    オリオン座もくっきりと見えていた。

  • 翌朝、まずは朝風呂へ。<br />桜湯では、湯面に膜が出来ていて、一番風呂だったようだ。<br />熱めの湯でシャキッとした後、竹の湯で泥湯を楽しむ。<br />どちらも貸し切りで、贅沢な湯浴みだ。

    翌朝、まずは朝風呂へ。
    桜湯では、湯面に膜が出来ていて、一番風呂だったようだ。
    熱めの湯でシャキッとした後、竹の湯で泥湯を楽しむ。
    どちらも貸し切りで、贅沢な湯浴みだ。

  • 最後に、内湯で体を洗う。<br />湯船には、強烈に熱い湯が豪快に注がれていたので、水でうめなければ入れなかった。<br />源泉は60度くらいだが、まだ50度くらいありそうだ。<br />うめても45度くらいまでしか下がらなかったので、結局、内湯では湯船にはちょっとしか浸からなかった。

    最後に、内湯で体を洗う。
    湯船には、強烈に熱い湯が豪快に注がれていたので、水でうめなければ入れなかった。
    源泉は60度くらいだが、まだ50度くらいありそうだ。
    うめても45度くらいまでしか下がらなかったので、結局、内湯では湯船にはちょっとしか浸からなかった。

  • 食事処へ行くと、日本の旅館の朝ごはんがそこにあった。<br />鮭があり、納豆があり、そして白いご飯と味噌汁があり、海苔もある。<br />幸せな朝だ。

    食事処へ行くと、日本の旅館の朝ごはんがそこにあった。
    鮭があり、納豆があり、そして白いご飯と味噌汁があり、海苔もある。
    幸せな朝だ。

  • この日、予定では、10時過ぎのバスで栗野駅まで行くことにしていたが、天気も良いし、どこか途中で寄り道をすることにする。<br />宿の方にタクシーを呼んでもらい、しばらく立ち話を。<br />すると、何とかやっているが、もう歳なので、そろそろ宿も閉めようかと考えているそうだ。<br />素晴らしい温泉なので、ぜひ続けてもらいたいものだが、日本の秘湯は維持していくのが難しいのが現実だ。<br />極上の湯が失われる一方で、少ない源泉に水を加え、何度も使い回しをする豪華な宿がもてはやされる。<br />温泉大国日本では、実際に本物の湯に入ってる人は実は少ないのだ。

    この日、予定では、10時過ぎのバスで栗野駅まで行くことにしていたが、天気も良いし、どこか途中で寄り道をすることにする。
    宿の方にタクシーを呼んでもらい、しばらく立ち話を。
    すると、何とかやっているが、もう歳なので、そろそろ宿も閉めようかと考えているそうだ。
    素晴らしい温泉なので、ぜひ続けてもらいたいものだが、日本の秘湯は維持していくのが難しいのが現実だ。
    極上の湯が失われる一方で、少ない源泉に水を加え、何度も使い回しをする豪華な宿がもてはやされる。
    温泉大国日本では、実際に本物の湯に入ってる人は実は少ないのだ。

  • 宿の方にお別れをし、タクシーで栗野駅へと向かう。<br />すると、駅の裏手に湧水があるというので、観に行くことにした。<br />霧島山麓丸池湧水と呼ばれるもので、驚くほど広い池のような湧水だった。<br />日量6万トンの湧水量で、栗野地域全体の生活用水を賄っているそうだ。

    宿の方にお別れをし、タクシーで栗野駅へと向かう。
    すると、駅の裏手に湧水があるというので、観に行くことにした。
    霧島山麓丸池湧水と呼ばれるもので、驚くほど広い池のような湧水だった。
    日量6万トンの湧水量で、栗野地域全体の生活用水を賄っているそうだ。

    霧島山麓丸池湧水 自然・景勝地

  • 池の中を観ると、至るところから水が湧き出している。<br />その水は美しく、底に生えている藻の緑が鮮やかだ。<br />夏には蛍も舞うそうで、水の綺麗さは折り紙付きなのだ。

    池の中を観ると、至るところから水が湧き出している。
    その水は美しく、底に生えている藻の緑が鮮やかだ。
    夏には蛍も舞うそうで、水の綺麗さは折り紙付きなのだ。

  • 駅へと戻ると、ちょうど列車の来る時間。<br />9:16発の肥薩線の列車は、二両編成だった。<br />4人掛けに陣取り、終点の隼人駅を目指す。

    駅へと戻ると、ちょうど列車の来る時間。
    9:16発の肥薩線の列車は、二両編成だった。
    4人掛けに陣取り、終点の隼人駅を目指す。

    栗野駅

  • 栗野駅の次の駅は大隅横川駅。<br />この駅舎も、嘉例川駅と同じく、明治36年(1903)の開業当時の建物だ。<br />以前、列車の行き違いの時間を利用して見学したが、柱に機銃掃射の貫通痕が残っていたのが印象的だった。<br />列車は、隼人駅を目指して大隅横川駅を後にした。

    栗野駅の次の駅は大隅横川駅。
    この駅舎も、嘉例川駅と同じく、明治36年(1903)の開業当時の建物だ。
    以前、列車の行き違いの時間を利用して見学したが、柱に機銃掃射の貫通痕が残っていたのが印象的だった。
    列車は、隼人駅を目指して大隅横川駅を後にした。

    大隅横川駅

  • そして、終着の隼人駅には10時ちょうどに到着。<br />当初の予定では、このまま指宿に向かうことにしていたが、1本早い列車で来てしまったので、ここで時間を潰すことにする。<br />窓口で、12:22発の特急『はやとの風1号』が空いているか尋ねると、運よく空いていたので指定席を確保した。<br />外へ出るてみると、外観は煤けた竹材を纏い、独特の趣を醸し出していた。<br />かの水戸岡英治氏により改修されたそうだ。

    そして、終着の隼人駅には10時ちょうどに到着。
    当初の予定では、このまま指宿に向かうことにしていたが、1本早い列車で来てしまったので、ここで時間を潰すことにする。
    窓口で、12:22発の特急『はやとの風1号』が空いているか尋ねると、運よく空いていたので指定席を確保した。
    外へ出るてみると、外観は煤けた竹材を纏い、独特の趣を醸し出していた。
    かの水戸岡英治氏により改修されたそうだ。

    隼人駅

  • 二時間余り時間があるので、地図で見どころを確認。<br />すると、徒歩圏内に大隅国一宮の鹿児島神宮があるので、とりあえず行ってみることにする。<br />その道すがら、木蓮の花が咲いているのを見つけた。<br />関東ではまだ春先だが、南九州では、もう春も盛りに近づいているようだ。

    二時間余り時間があるので、地図で見どころを確認。
    すると、徒歩圏内に大隅国一宮の鹿児島神宮があるので、とりあえず行ってみることにする。
    その道すがら、木蓮の花が咲いているのを見つけた。
    関東ではまだ春先だが、南九州では、もう春も盛りに近づいているようだ。

  • 地図を頼りに歩いていると、何やら屋敷の跡らしきものがあるようだ。<br />少し寄り道をして訪ねてみると、その留守氏屋敷跡には、土塁や濠の跡、そして氏神を祀る小さな社が残っていた。<br />この留守氏は、鹿児島神宮の前身である大隅正八幡宮の社家で、四社家と呼ばれたもののひとつだそうだ。

    地図を頼りに歩いていると、何やら屋敷の跡らしきものがあるようだ。
    少し寄り道をして訪ねてみると、その留守氏屋敷跡には、土塁や濠の跡、そして氏神を祀る小さな社が残っていた。
    この留守氏は、鹿児島神宮の前身である大隅正八幡宮の社家で、四社家と呼ばれたもののひとつだそうだ。

  • 近くの路地裏には、魔除けの一種である石敢當があった。<br />中国発祥の物で、日本では沖縄と鹿児島で観ることが出来るものだそうだ。

    近くの路地裏には、魔除けの一種である石敢當があった。
    中国発祥の物で、日本では沖縄と鹿児島で観ることが出来るものだそうだ。

  • 鹿児島神宮の近くまで来ると、その参道脇にも館跡があった。<br />やはり四社家の一つ桑幡氏の屋敷跡で、こちらにも土塁や濠の跡、そして氏神を祀る社が残されていた。<br />桑幡氏は、平安時代からこの地に住んでいたらしい。<br />土類や濠は、鎌倉時代以降、戦国期までの動乱の時代に築かれたもののようだ。

    鹿児島神宮の近くまで来ると、その参道脇にも館跡があった。
    やはり四社家の一つ桑幡氏の屋敷跡で、こちらにも土塁や濠の跡、そして氏神を祀る社が残されていた。
    桑幡氏は、平安時代からこの地に住んでいたらしい。
    土類や濠は、鎌倉時代以降、戦国期までの動乱の時代に築かれたもののようだ。

  • 鹿児島神宮の入口には、立派な石橋が架けられていた。<br />その先に続く広い石段も神社の格式を物語っている。

    鹿児島神宮の入口には、立派な石橋が架けられていた。
    その先に続く広い石段も神社の格式を物語っている。

    鹿児島神宮 寺・神社・教会

  • その石段の先には、樹齢約800年と言うご神木が立っていた。<br />境内には、他にも楠の巨木があり、巨樹好きには嬉しかった。

    その石段の先には、樹齢約800年と言うご神木が立っていた。
    境内には、他にも楠の巨木があり、巨樹好きには嬉しかった。

  • 鹿児島神宮の社殿は、宝暦6年(1756)に、島津重豪が造営したものだそうだ。<br />正面の勅使殿から本殿まで一直線に並んだ特徴的な社殿だった。

    鹿児島神宮の社殿は、宝暦6年(1756)に、島津重豪が造営したものだそうだ。
    正面の勅使殿から本殿まで一直線に並んだ特徴的な社殿だった。

  • 勅使殿の裏手にある拝殿の天井には、季節の花々や野菜などが描かれている。<br />ゆっくり観たかったが、参拝客が多く、邪魔なので早々に引き上げた。<br />

    勅使殿の裏手にある拝殿の天井には、季節の花々や野菜などが描かれている。
    ゆっくり観たかったが、参拝客が多く、邪魔なので早々に引き上げた。

  • 参拝した後、案内板にあった御神田を観に行くことにする。<br />途中で、神宮の神馬らしい白馬が厩舎から顔を出していた。<br />どこか物憂げな表情が、少し気になった。<br />

    参拝した後、案内板にあった御神田を観に行くことにする。
    途中で、神宮の神馬らしい白馬が厩舎から顔を出していた。
    どこか物憂げな表情が、少し気になった。

  • 御神田は、3月と言うこともあり、ただの空き地のようだった。<br />やはり、5月から9月頃までに訪れないと、雰囲気は感じられないな。

    御神田は、3月と言うこともあり、ただの空き地のようだった。
    やはり、5月から9月頃までに訪れないと、雰囲気は感じられないな。

  • 田の脇には、田の神が祀られていた。<br />天明元年(1781)に建てられたもので、御神田の御田植祭の際には、この像の前に祭壇が設けられ、舞が奉納されるそうだ。

    田の脇には、田の神が祀られていた。
    天明元年(1781)に建てられたもので、御神田の御田植祭の際には、この像の前に祭壇が設けられ、舞が奉納されるそうだ。

  • 往きとは違う道を通り、隼人駅へと戻る。<br />珍しく、途中で道が分からなくなったが、すぐに解消。<br />歩いて行くと、菜の花が咲く、春らしい道となった。

    往きとは違う道を通り、隼人駅へと戻る。
    珍しく、途中で道が分からなくなったが、すぐに解消。
    歩いて行くと、菜の花が咲く、春らしい道となった。

  • 駅へ出る手前の道で、隼人塚なる看板を見つけた。<br />国の史跡と言うことと、隼人とと言う名に惹かれて立ち寄ってみることにした。<br />史跡は公園として整備されており、線路際に、3つの石塔と4体の石像が立っていた。<br />この史跡は、隼人族や熊襲族の祟りを鎮めるために建立されたものだとされているが、実際には後の時代に造られたものだそうだ。<br />何のために建てられたのか、未だにわからないと言うのも、歴史の面白い所でもある。

    駅へ出る手前の道で、隼人塚なる看板を見つけた。
    国の史跡と言うことと、隼人とと言う名に惹かれて立ち寄ってみることにした。
    史跡は公園として整備されており、線路際に、3つの石塔と4体の石像が立っていた。
    この史跡は、隼人族や熊襲族の祟りを鎮めるために建立されたものだとされているが、実際には後の時代に造られたものだそうだ。
    何のために建てられたのか、未だにわからないと言うのも、歴史の面白い所でもある。

    隼人塚 名所・史跡

  • 隼人塚の近くには、史跡館もあったので見学することにした。<br />展示物には、思ったよりも興味深いものがあり、時間を忘れて見てしまい、気が付くと、列車の時間が迫っていた。

    隼人塚の近くには、史跡館もあったので見学することにした。
    展示物には、思ったよりも興味深いものがあり、時間を忘れて見てしまい、気が付くと、列車の時間が迫っていた。

    霧島市立隼人塚史跡館 美術館・博物館

  • 急いで駅へと向かったが、信号に二度も捕まった上、つい見かけたご当地マンホールに目が行ってしまい、さらに時間が過ぎていく。<br />そのマンホールに描かれていたのは、旧国分市の市木『クロガネモチ』と旧隼人町の町の花『椿』だった。

    急いで駅へと向かったが、信号に二度も捕まった上、つい見かけたご当地マンホールに目が行ってしまい、さらに時間が過ぎていく。
    そのマンホールに描かれていたのは、旧国分市の市木『クロガネモチ』と旧隼人町の町の花『椿』だった。

  • 駅前に辿り着くと、思ったよりもまだ時間があった。<br />これなら、もう少しゆっくり史跡館を見学すればよかった。<br />とは言え、初めての街なので、駅までの道が不安だったので仕方が無い。<br />この後は、今宵の宿がある指宿へと向かうことにする。

    駅前に辿り着くと、思ったよりもまだ時間があった。
    これなら、もう少しゆっくり史跡館を見学すればよかった。
    とは言え、初めての街なので、駅までの道が不安だったので仕方が無い。
    この後は、今宵の宿がある指宿へと向かうことにする。

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この旅行記へのコメント (14)

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  • Decoさん 2021/06/23 15:55:44
    鹿児島の温泉
    旅猫さん、こんにちは。

    温泉好きの血が燃えて、またコメントしてしまいます(^^;
    霧島の旅館の温泉、あの木で造られた浴槽が、鄙びた名湯の雰囲気が満ちていますね。
    それに、二つの源泉を使っているのでしょうか。贅沢~!
    露天風呂はちょっと高かったかも知れませんが、東京から何度も行けるわけでもないし、入られて良かったのではないでしょうか。内湯と露天、良質の温泉とシチュエーションを満喫されたことと思います。

    栗野岳温泉南洲館、桜の湯と竹の湯、秘湯感が素晴らしいです。温泉に抱かれるような感じで行ってみたい~。私は夏になるとお肌にトラブルが発生するので、酸性の硫黄泉は好きというより、生活必需品です(^^;
    鹿児島は私の行動範囲の筑後や熊本北部とはまた違った個性的な温泉がありそうで、行ってみたいです。
    それから、とり天、本当にお好きなようですね(*^-^*)
                                  Deco

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2021/06/24 18:08:32
    RE: 鹿児島の温泉
    Decoさん、こんにちは。

    書き込みありがとうございます。
    湯之谷温泉は、とても良かったです。
    素朴で風情があって、湯も温泉らしくて。

    栗野岳温泉南洲館も素晴らしい湯でした。
    泥湯のような湯は特に面白かったです。
    裏山の地獄地帯も、秘湯感を盛り上げてくれましたし。

    肌荒れに、酸性硫黄泉は殺菌効果があって良さそうですね。
    この時の旅で訪れた、開門温泉と日奈久温泉、上天草の湯楽亭も良かったです。

    鶏は好きなので、とり天は好物です(^^)
    以前、本場大分でも食べたこともありますよ!

    旅猫                               
  • 前日光さん 2020/04/24 23:46:12
    九州の温泉もいいですよね!
    こんばんは、旅猫さん。
    九州温泉旅にお邪魔しました。
    それにしても9泊10日の旅って。。。
    海外旅行みたいですね!

    サンライズ瀬戸に乗車されたのですね。
    この夜行、遅れたようですが、けっこう遅れることはあるのですか?
    しばらく乗っていませんが、何度か利用したサンライズ出雲は運良く定刻通りでした。

    錦江湾に浮かぶ桜島、キラキラ光る海面、噴煙をたなびかせる桜島、キマってますね!
    嘉例川駅はずっと気になりながら、まだ行けていません。
    構内の木製のベンチが、「砂の器」を撮影した木次線沿いの出雲三成駅(だったと思う?)構内のベンチとよく似ています。
    昔の駅はこんな感じだったのかも。

    たくさんの良き温泉に巡り合えたようで、じっくりと浸っている様子が伝わってきます。
    満足のいく温泉だったようですね。
    九州の温泉(特に鹿児島)は、成分が濃い感じがしますよね!
    野趣に溢れているというか、人間が手を入れすぎていない感じが好きです。
    温泉の濃さでは北海道もそうなのですが、九州とはまた違うような?
    でもどちらも大地との繋がりが深いと思います。

    宿の食事、特に朝食がお気に召したようですね。
    鮭、納豆、海苔、白いご飯と味噌汁=ザ・日本の朝食!
    他に何を望みましょうか?

    隼人駅の近くに石敢当があったのですね?
    沖縄ではよく見かけますが、こちらにもありましたか?
    そういえば知覧の武家屋敷の一角で見たような気が?
    やはり鹿児島・沖縄は共通の文化圏なのですね。
    次は指宿ですか、楽しみです。


    前日光

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2020/04/25 08:22:33
    RE: 九州の温泉もいいですよね!
    前日光さん、おはようございます。

    書き込みありがとうございます。

    学生の時以来の長期旅行でした。
    次は、退職後になるので、しばらくできませんが。

    サンライズは、西日本へ行くときには必ずと言っていいほど使います。
    これまで、3回ほど遅れた記憶があります。
    どれも、途中で新幹線に乗り換えて、事なきを得ましたが。

    鹿児島と言えば桜島。
    錦江湾越しに見る桜島は素晴らしい景色です。
    嘉例川駅は、かなり渋かったです。
    開業当時からの駅舎で、昔の駅の姿をそのまま残しています。
    ちなみに、三つ隣の大隅横川駅も嘉例川駅と同い年です。
    嘉例川駅が観光地となっているのに比べて、無人駅で静かです。
    嘉例川駅より、昔の姿が残されています。

    今回は、九州の温泉を巡る旅だったので、毎日温泉三昧でした。
    九州は、北海道、東北と並ぶ温泉大国なので。
    やはり、火山が多いと良い温泉が湧きますね。

    初日の宿の朝食は、日本の朝食感が溢れていました。
    豪華過ぎたり、凝り過ぎたいりしている食事より、好ましいですね。

    石敢当は、沖縄と鹿児島に多いそうですね。
    同じ文化圏なのでしょう。
    早い時代に隼人は滅ぼされているので、琉球から鹿児島に伝わったものなのかもしれませんね。

    旅猫
  • だいこくさん 2019/09/21 16:22:32
    9泊10日旅 すご~い。
    旅猫様 こんにちは

    春の九州温泉旅、楽しく見せて頂いてます。
    コメントを書きたいと思いつつ日が経ちました。
    まず、長期のお休みを取得出来て自分の事のように嬉しくなりました。
    9泊10日の旅 やったね!
    貴重なご褒美旅行に九州を選択されたんですね。

    旅猫様の旅行で、いつも羨ましいと思うのが寝台特急です。
    『サンライズ瀬戸』乗って見たいです。
    もし乗れたら、寝るのが惜しくて夜通し起きてるかも知れません。
    2月に九州旅行したばかりなので、旅猫様がどこを回られたのかとウキウキ。

    春の九州温泉旅【1】
    錦江湾越しのサクラジマってなんかいいですよね。
    静なんだけどいつも煙を吐いて秘めたる怖さを見せつけているようで。

    霧島湯之谷山荘のお風呂、渋いですね。
    丸尾バス停辺りからは想像できない雰囲気です。
    少し離れるだけでがらりと様子が変わるんですね。
    旅猫様の隅々まで届くアンテナの凄さに驚いてます。

    嘉例川駅も旅猫さんにかかればこんなにしっかりした旅行記になるんだと・・・
    栗野岳温泉なんて初めて知りました。
    蒸し風呂の写真はイケてませんが、
    ここのお風呂も良さそう。秘湯中の秘湯ですね。

    春の九州温泉旅【2】
    ヘルシーランド『たまて箱温泉』は残念です。
    最高の条件で海と開聞岳の景色見て欲しかったのにな。

    開聞温泉と言うのも有るのですね。
    バス停見つけましたよ。
    でも旅猫様の写真を見る限りパスです。
    お湯には興味があるのですが
    どうみても小奇麗にはみえないです。

    春の九州温泉旅【3】
    あのね、10月1日から又鹿児島へ旅行するのですが、
    城山ホテルに泊まります。
    木造の渋い温泉のあるお宿が好きですが、
    お宿ランキング上位とされるお宿にも心惹かれます。
    きっと行けば同じく味気ないと思うのでしょうが、
    一度泊って見たいと思ったお宿なので行って来ます。
    食事なしの安いプランなので、
    真似をして駅ビルのグラム売りのお惣菜やさんに立ち寄る事にします。

    春の九州温泉旅【4】
    日奈久温泉行って見たいな。
    山頭火のお気に入りだったと聞けばなおの事。
    金波楼にも興味深々です。
    きっといいお宿ですよね。
    これで一つ楽しみ貯金増えました。

    纏めて4つの旅行記のコメントです。
    だらだらとごめんなさい。
    だいこく

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2019/09/23 22:07:14
    RE: 9泊10日旅 すご~い。
    だいこくさん、こんばんは。

    書き込みありがとうございます。
    今回のような長期の旅行は、人生2回目。
    今後、定年までは出来ない貴重な時間でしたが、九州への旅を選びました。

    夜行列車は、サンライズを除いて姿を消し、今や貴重な存在です。
    西日本への旅では、なるべく利用することにしています。
    いつ無くなってもおかしくないので。

    桜島は、鹿児島の象徴のような存在ですね。
    あれほど元気な火山も珍しいです。
    湯之谷山荘の湯は素晴らしかったです。
    栗野岳温泉も良い湯でしたし。
    霧島温泉郷は、渋くて良い湯が多いですね。
    だいこくさんは、『たまて箱温泉』へ行かれたのですね。
    開聞岳の絶景も拝めたみたいで羨ましいです。
    開聞温泉は激熱でしたが、鉄分が多くてなかなかでした。
    施設は古びていますが、浴室はこざっぱりとしていましたよ。

    また鹿児島へ行かれるのですね!
    城山ホテルにも泊まるのですね。
    今回の旅では、一番温泉らしくなかったのですが、施設は立派でした。
    あの駅ビルの惣菜は面白いのでぜひ。
    ホテル内のベーカリーも覗いてみては。

    日奈久温泉の金波楼は良い宿でした。
    温泉街は鄙びていますが、風情はありました。
    至る所に山頭火の句が飾ってあり、山頭火好きにはおすすめです。

    鹿児島、楽しんで来て下さい!
    旅猫
  • つきにこさん 2019/09/03 09:23:01
    おつかれ様です
    旅猫さん
    ご無沙汰しています
    勤続何年かでいいご褒美になりましたねー。
    熱いのは苦手ですが温泉どれも風情があってこころ惹かれます。
    猫ちゃんとの出会いも旅猫さんらしい~。
    お料理の写真(夕食)お鍋が二つ??すごく豪華ですね。
    列車&温泉&お料理・・そして続きにまだ猫ちゃんでてくるのかな??
    楽しみにしています。

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2019/09/03 19:45:43
    RE: おつかれ様です
    つきにこさん、こんばんは。

    書き込みありがとうございます。
    こちらこそ、ご無沙汰しております。

    もうご褒美は無いので、あとは働くだけです(笑)
    久しぶりの長い旅で、なかなか面白かったです。
    温泉も素晴らしく、楽しい旅になりました。
    美味しい料理にも出会えましたし。

    旅先で猫さんに会うのは、運ですからね。
    出会うととても嬉しいです。

    旅猫
  • hot chocolateさん 2019/08/27 02:41:22
    温泉三昧♪
    旅猫さま

    こんばんは。
    この数日、過ごしやすい、涼しい夜となりました。
    このまま夏は終わるのでしょうか・・・

    9泊10日の九州温泉旅とは、スケールの大きな旅になりましたね。
    日本全国、温泉が豊富ですが、地方や地域によって温泉の質も違い、
    温泉巡りも面白そうですね。

    竹の湯の「強酸性の硫酸塩泉」なんて、名前だけ聞くと、お肌には
    かなり強すぎるような感じですが、滑らかな肌触りなんですね。
    「かなり濃い泥湯」だと、泥パックの効果ありですね。(笑)

    hot choco

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2019/08/28 19:54:20
    RE: 温泉三昧♪
    hot chocoさん、こんばんは。

    書き込みありがとうございます。
    今年は、猛暑があまり続かず良かったですね。
    朝は、高原のような涼しさで助かります。

    3月の旅は、職場のご褒美で5日の休暇をもらったので実現しました。
    こんな旅は、もう退職するまでできません(笑)

    日本には、世界の泉質のほとんどすべてが湧いているようです。
    しかも、場所によって微妙に泉質や色が違うので、とても魅力的です。
    竹の湯は、強酸性ですが、かなり肌に優しく、滑らかな湯でした。
    久しぶりに、灰色の湯で楽しめました。

    旅猫
  • 熟年ドラゴンさん 2019/08/11 08:37:24
    旅猫レポート読みました。
     この夏九州へ原チャリツーリングを計画しましたが、梅雨空と酷暑で秋に延期しました。温泉巡りもする予定です。

     ところで、旅猫さんのトラベルネームに関係あるのかわかりませんが有川浩の「旅猫レポート」読みました。

     こちらは旅する猫でしたが、旅猫さんのは旅で出会った猫ですかね。

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2019/08/11 19:52:49
    RE: 旅猫レポート読みました。
    熟年ドラゴンさん、こんばんは。

    書き込みありがとうございます。
    今年の梅雨は長かったですよね。
    原チャリだと、雨はつらいですから、延期は仕方が無いですね。
    旅猫は、あの小説とは全く関係がありません。
    私自身が猫っぽい上に、旅好きなので、もうかなり昔から旅猫を名乗っています。
    秋の九州、楽しみですね。

    旅猫
  • のんき茂野さん 2019/08/11 06:47:06
    おはようございます!
    久しぶりに旅猫さんらしい温泉記にであえました。
    ひなびた地方の温泉記かわらず情緒があって
    一気読みしてしまいましたよ~
    猫もでてくるし・・・
    のんき茂野があたふたとしている早朝、
    郷土姫路の新幹線の駅では乗り換えに大変だったよう
    ですね~

    次回を楽しみにしております。  のんき茂野

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2019/08/11 19:49:08
    RE: おはようございます!
    のんき茂野さん、こんばんは。

    お久しぶりです。
    3月に行ってきた九州温泉旅をようやくアップできました。
    とは言え、まだ初日分ですが。
    7冊くらいになるかもしれません。
    姫路では、二度目の遅れによる乗り換えで、いつもドタバタです(笑)

    旅猫

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