千葉県船橋で（ミニ）歴史探訪

2018/11/07 - 2018/11/07

ある秋の日に、半日をかけて船橋市の歴史施設をハシゴしましたどちらもローカルな施設ですがとても楽しかったです。

≪飛ノ台史跡公園博物館≫
約7000年前の縄文時代早期の遺跡発掘場所に造られた公園と博物館
建物の外壁には飛ノ台のシンボル「野島式土器」のシルエットが大きく描かれている
屋外には飛ノ台貝塚の発掘跡が展示されており、日本で初めて発見された「炉穴」跡も確認できる
縄文遺跡にみられる「炉穴」は、この飛ノ台遺跡で発見されたものに明治大学の杉原荘介教授が昭和14年の報告で命名した
展示内容（展示物、展示方法）はかなり充実しており、各種土器だけでなく、「炉穴」「竪穴穴式住居」「合葬人骨」「縄文犬」の復元模型や「バイオリン形土偶」など見どころ満載

歴史好きなら興奮必至の場所！

入館料：一般100円、生徒50円


≪船橋市郷土資料館≫
薬園台公園の一角にある郷土博物館
薬円台公園はもともと「陸軍習志野演習場」だった
もと「大和田原」と呼ばれていたこの場所で、陸軍大将・西郷隆盛の指揮で近衛兵の大演習が行われ、観閲した明治天皇が「習志野ノ原」に改名された
その行幸・駐蹕を記念して建てられた「明治天皇駐蹕之処」の碑が今も資料館の脇に残っている
碑の手前には蒸気機関車D51-125（デゴイチ）が静態保存されている
館内の展示は、先史時代から現代までの船橋市の変遷を見て学ぶだけでなく、手で触れて知ることができる物もある
船橋市で10数年ぶりに考古職員として採用された若い学芸員さんの工夫・努力が随所に感じられる内容
展示の仕方も工夫されており、歴史の勉強だけでなく、ディスプレイやビジュアライズといった分野を学んでいる人にも参考になるかもしれません。

入館無料


どちらも規模の大きな施設ではなかったが、とても興味深く、半日があっと言う間だった。
楽しかった～♪♪


≪裏 我馬らーめん≫
ＪＲ「津田沼駅」北口にある人気店の一つ
この日は「チャーシューメン」を麺カタで注文
醬油味のスープは、動物系のダシと塩分で見た目よりも濃厚で旨みがあとを引く
麺は細麺と書かれていたが、それほど細くない？
チャーシューは脂身部分の多いロースの薄切り

津田沼駅から新京成線「新津田沼駅」の方に向かっていくと「裏」のついていない「我馬らーめん」もあります(＾＾)b

チャーシューメン：880円

エリア 船橋・習志野(千葉)

「こんな住宅街の中に？」という感じで現れる飛ノ台史跡公園博物館

外壁には飛ノ台のシンボル「野島式土器」

公園そのものはそれほど広くない

飛ノ台貝塚遺跡

発掘調査の跡が屋外展示されている

別角度から

竪穴式住居とその「炉穴」、手前は合葬人骨が出土した場所

飛ノ台のシンボル「野島式土器」

縄文土器と一括りにされるが、その種類は豊富

炉穴の復元模型

「炉穴」の命名者・杉原荘介教授

復元された竪穴式住居内部

合葬人骨の復元模型

縄文犬の飛丸

石棒…ちょっと形が(＾＾；；

大きさが１㎝にも満たない「バイオリン形土偶」
この日は残念ながら本物はフランスに貸し出されていた

国道296号に面しているが、「パッと見」では何の建物か分からないかもしれません

公民館のような「郷土資料館」

D51は、C57のような美しさはないが、無骨な「鉄の塊」感がカッコイイ！

「明治天皇駐蹕之処」の碑

縄文時代から現代までの船橋市の変遷を描いたパネル

ローカルな資料館ですが、展示方法はとても工夫されています

津田沼「裏 我馬らーめん」で遅めの昼食

チャーシューメン、880円也