2018/06/30 - 2018/06/30
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オーヤシクタンさん
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この旅行記のスケジュール
2018/06/30
-
船での移動
十島村営:フェリーとしま2.宝島行 鹿児島.23:00~口之島~中之島~諏訪之瀬島~平島~
-
口之島.5:03-5:15
-
中之島.6:10-6:18
-
諏訪之瀬島.7:22-7:36
-
平島.8:29-8:44
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第97部-456冊目 4/19
皆様、こんにちは。
オーヤシクタンでございます。
毎年、この季節は東南アジア放浪が恒例となっているのですが、今回は志向を変えて、奄美海運.喜界島航路/十島村営.トカラ列島航路/大東海運.大東島航路と、難易度の高いレアな離島航路旅をする事にしました。
しかし、南の海には熱帯低気圧がはりついて、この熱帯低気圧が台風になる始末‥
悪天候と戦いながら、予定変更を繰りかえしまくる旅です。
本土とトカラ列島を結ぶ唯一の交通機関である、十島村営船.フェリーとしま2に乗船し、単に宝島を往復するだけの24時間以上の船旅に挑みます。
この乗船記だけで全5話になってしまいました。
鹿児島を出航して6時間‥
トカラ列島の玄関となる口之島から平島までが本編の内容となり、接岸の儀と出航の儀(共に単に眺めるだけ)が続くだけの拙い旅行記となります。
飽きずにご覧頂けたら幸いです。
表紙写真‥東シナ海を航行する十島村営.フェリーとしま2。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
平成30年6月29日~7月7日 8泊9日
6月30日(土) 第2日目-1 晴れ時々くもり
①十島村営:フェリーとしま2.宝島行
鹿児島.23:00~(船中泊)~口之島~中之島~諏訪之瀬島~平島~
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
支出‥0円
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 船
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
只今、十島村営「フェリーとしま2」でトカラ列島に向かっております。
計画では、名瀬~鹿児島で乗船する予定でした。
しかし、台風発生により「フェリーとしま2」の宝島~名瀬が欠航となり、名瀬に来なくなってしまったので、急遽予定を変更して鹿児島~宝島往復乗船する事になりました。
本編は、往路.口之島~平島の乗船記です。
ところで、トカラ列島がどこにあるのかご存知でしょうか?
トカラ列島は、南西諸島のうち、鹿児島県側の薩南諸島に属する島嶼群。
行政区域は全島が鹿児島県鹿児島郡十島村であり、本土からの交通機関は、週2便運航される十島村営「フェリーとしま2」だけしかなく、航空路はありません。
運航ダイヤは下記の通りです。
鹿児島.23:00
↓
口之島.5:00/5:10
↓
中之島.6:00/6:10
↓
諏訪之瀬島.7:10/7:20
↓
平島.8:10/8:20
↓
つづく。
※十島航路の画像。
フォートラベル利用規約第7条該当の恐れにより削除。 -
乗っている船はコチラ‥
十島村営「フェリーとしま2」1953t。
今年(平成30年)4月2日に就航したばかりの新造船です。フェリーとしま 乗り物
-
4:47
深夜23:00に鹿児島を出航してから5時間47分‥
空が明るくなってきました。
台風がこっちに向かって来ていますが、夜は動揺もなく快適に過ごせました。
そして‥ -
鹿児島から約200km‥
口之島が近づいて来ました。
鹿児島から最初の寄港地となる口之島は、周囲20.3km。
トカラ列島の最も北に位置しており、十島村の玄関口にあたります。
では、トカラ列島クルーズを楽しみましょう。 -
5:00
ボォー
入港を知らせる汽笛がなりました。
口之島.西ノ浜漁港に入港します。
ほぼ定刻です。
では、接岸の儀(単に眺めるだけ)に参列しましょう。 -
接岸体制に入りました。
-
ホーサー(係留用ロープ)が、ビット(係留用鉄杭)につながれます。
-
5:03
接岸完了です。
パチパチパチ‥ -
ようこそ口之島へ
N30°と記されていますね。
これは、口之島の北部を北緯30度線が通っているんです。
第二次世界大戦敗戦後の昭和21年2月2日、連合国最高司令官によって出された覚書「若干の外かく地域を政治上行政上日本から分離することに関する覚書」(SCAPIN677)によって、北緯30度線を境界に口之島を含む北緯30度線以南がアメリカ合衆国の統治下となりました。
そして、昭和27年2月4日に本土復帰し、口之島を含む北緯30度以南、北緯29度以北の区域から十島村が新たに設置されたのです。
※ウキより引用。 -
船から降ろされたコンテナから‥
-
島の方々が荷物を引き取っていきます。
-
5:15
停泊時間15分‥
ホーサーがビットから外されました。 -
ゴゴゴゴォー
ボォー
出航を知らせる汽笛が港に響きます。 -
口之島よ。
さらばじゃ。
夕方頃にまた寄るよ。 -
次の寄港地となる、中之島が見えて来ました。
トカラ列島の各島は20~30km前後で離れております。
口之島~中之島は20km/50分の航海です。 -
口之島は、安山岩質溶岩ドームの集合した火山島です。
島の中央部には前岳(628m)があります。 -
口之島が段々と離れていく一方‥
-
中之島がだんだん近づいて来ます。
こりゃ、儀式で忙しくなりそうだ。 -
中之島は、周囲30kmで面積、人口が十島村で最大の島で、昭和31年までは村役場がありました。
村役場が村外の鹿児島市に移転した後も平成20年までは支所が置かれ、駐在所や民俗資料館・天文台などの施設が集まる実質的な村の中心地となっています。
島の最高点、御岳(トカラ富士)979mは雲をかぶっています。 -
天気が崩れてきましたよ。
島の沿岸に沿って航行するようになると、ガスが出てきました。 -
だんだん、景色が消えていきます。。
海も荒れてきましたね。 -
あちゃ~
何も見えなくなっちゃいました。 -
しばらくすると、ガスが消えてきて‥
-
中之島へ西からアプローチを開始します。
-
靄の中から港が出現!
中之島.中之島港です。 -
6:06
ボォー
汽笛をならして入港します。
「みんな、物資を運んで来たぞ」
そんな風に言っているように聞こえます。 -
ホーサーがビットにつながれました。
-
では、接岸の儀(単に眺めるだけ)に参列しましょう。
十島村の港湾状況は良くありません。
狭い港内で船体を90度転回させ‥ -
接岸体制に入りました。
ゆっくりと岸壁に船体を寄せていきます。 -
6:10
接岸完了です。
パチパチパチ‥
定刻より10分遅れとなりました。 -
クレーンでコンテナがおろされていきます。
下船も始まりました。
中之島には、鹿児島県警.鹿児島中央警察署中之島駐在所があります。
下船口では、駐在様が上陸する人に不審者がいないかチェックしています。 -
6:18
接岸時間8分。
休む時間もなく、出航の儀(単に眺めるだけ)に参列します。
不審者はいなかったようです。
駐在様も一緒になって、タラップを外します。 -
島の治安は守られた‥
任務を終えて、駐在所へ戻る駐在様。
お疲れ様でした。 -
出航!
ゴゴゴゴォー -
ボォー
汽笛が港に響きます。
10分遅れで出航です。 -
中之島よ。
さらばじゃ。
また、午後に寄るよ。 -
中之島~諏訪之瀬島は、30km/1時間の航海です。
ドドドォー
ザババーン!
海況が悪くなってきましたね。 -
ドーン!
ドドドドドォー
いよいよ来たか‥
動揺してきました。 -
フィリピン沖から台湾.石垣島周辺にかけてはりついていた熱帯低気圧が発達し、台風に変わりました。
-
台風7号です。
こっちに向かっています。
明後日あたりにトカラ列島を直撃するようです。 -
今日の午前中の波予想。
赤枠がトカラ列島の海域です。
波は2m前後ですが、3m以上の波が南の海域に迫って来ているので、ウネリを伴い、これから我々の航域も海が荒れてくるとのことです。 -
そして、今夜~あすにかけて‥
奄美地方は波高6m!
これは、欠航のレベルです。
そんな訳で、本来なら奄美大島の名瀬まで行く「フェリーとしま2」ですが、今日は宝島で折り返し運航となり、台風が来る前に逃げ切ることになりました。 -
6:43
お腹すきましたね。
朝食にしましょう。
昨夜、鹿児島市内の「ニシムタ」で仕入れた食材です。
炒めビーフン‥半額.107円
鹿児島黒カレー&タマゴパン‥103円
Bossカフェオレ‥60円 -
7:08
中之島から48分‥
船は、諏訪之瀬島.東岸沖に回りこみました。 -
断崖絶壁の島ですね。
諏訪之瀬島は周囲27km。
十島村で、中之島に次いで二番目に大きい島なんだそうです。 -
諏訪之瀬島東岸を‥
只今、速力18.5ノット(時速34.3km)で航行しています。 -
7:18
諏訪之瀬島.切石港に入港します。
10分遅れです。 -
起立して、接岸の儀(単に眺めるだけ)に参列する筆者。
鹿児島~宝島.片道だけで、この神聖な儀式を7回繰り返す。 -
ボォー
入港の汽笛が響きます。 -
甲板員様がラインマンに向かって、ホーサーを送るため、ヒービングラインと言う先にゴム製重り(白丸枠)の付いた細いロープを投げました。
※ラインマンとは?
船の接岸.離岸時に、係留用のロープを岸壁のビットにかけたり、そこから放したりするサポート業務(綱取り放し作業)に携わる人のことを言うそうです。 -
7:22
タラップが架けられ接岸完了。
パチパチパチ‥
各島においての、接岸・出航・荷役作業は島民による荷役組合が請け負っているそうです。
カァちゃんの為なら、エンヤーコーラ‥
そんな声が聞こえてきそうですね。 -
グワーン。
ランプウェイも下されます。
接岸地点もちゃんと合わせなくてはなりません。
巧みな操船です。 -
各島の防波堤には壁画が描かれていますが、諏訪之瀬島の壁画は‥
-
もう、「としま2」と、船が新しくなっていました。
新しく描いたものなのかな? -
郵便専用の赤いコンテナ‥
他のコンテナより目立って見える。 -
7:36
休む暇もなく、すぐに出航の儀(単に眺めるだけ)‥
ゴゴゴゴォー
15分遅れになりました。 -
船体が岸壁から離れ‥
-
後進で出港します。
-
港外に出たところで‥
-
大きく弧を描いて向きを変えます。
-
ザババーン!
船体は動揺しています。
アネロン飲んだから大丈夫。 -
諏訪之瀬島~平島は、20km/50分の航海です。
現在速力17.3ノット(時速32km)で航行しています。
あっ!
うっすらと、平島が見えて来ましたよ。 -
右舷に諏訪之瀬島を眺めます。
諏訪之瀬島は火山活動が活発で、安山岩質の成層火山なんだそうです。
島の中央部には崩壊カルデラがあり、中央火口丘の御岳が形成されいるのですが、今日は雲に隠れて見えませんね。 -
平島が近づいて来ました。
平島は周囲7.2kmの小さな島です。
タイラジマと言いますが、平坦の島ではなく、島の最高部は標高243mある御岳です。
他の島と比較しての平でしょうか。 -
ズームしてみると‥
なんだか、小笠原に似たような地形だな。 -
平島.東之浜港に入港します。
通常は島の南西にある南之浜港を使うのですが、このように、寄港地を変更するのは百戦練磨の船長判断によるものです。
各港で待機している作業者の準備も考慮して常に先を読んだ決断に迫られます。
厳しい海域を航行し、1航海で何度も接岸・離岸を繰り返すプロの意気込みを感じました。 -
ボォーと汽笛を鳴らし、接岸体制に入りました。
接岸の儀(単に眺めるだけ)に参列しましょう。 -
平島.東之浜港は、沖に向かって堤防が突き出ただけの港湾施設‥
平島と小宝島は今日のようにうねりがあると、他の島より接岸が難しいそうです。 -
船からの波しぶきが岸壁に砕け散ります。
ラインマンの方々も大変です。
船の接岸と同時に投げおろされるホーサーを受け取って、係留施設にすばやく確実につなぎ、離岸時はタイミングよくホーサーを解き放す仕事は、簡単そうだが実はたいへんな熟練を要するそうです。 -
ホーサーがビットにつながれます。
-
8:29
タラップを架けて接岸完了。
パチパチパチ‥
20分遅れになりました。 -
クレーンでコンテナを降ろし、人力で荷物が船内に運ばれていきます。
短い停泊時間で荷役作業がテキパキと進められ‥ -
車両甲板からフォークリフトで郵便コンテナが下されました。
いつ何時、岸壁に波がかぶるかわからない状況で、慎重かつ敏速に作業が行われていきます。 -
停泊時間、わずか10分
荷役作業が終わり、タラップが外されました。
続いて出航の儀(単に眺めるだけ)に参列します。
単に眺めているだけだけど、あぁ、忙し、忙し‥ -
8:44
出航!
ゴゴゴゴォー
大きく舵角70度まで切れるシリングラダー(後舵)と、先代より出力強化されたバウスラスター(前部横向スクリュー)を装着したお陰で、接離岸操船性能が向上したとの事です。
後進で出港します。 -
25分遅れで平島.東之浜港を出港しました。
この後、悪石島/小宝島/宝島.と残り3島に寄港しますが、続きは次回です。
拙い旅行記をご覧下さいまして、誠にありがとうございました。
つづく。
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第97部.悪天候に振り回された離島航路旅。
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この旅行記へのコメント (6)
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- BTSさん 2019/02/22 10:16:45
- 村民のライフライン十島村営「フェリーとしま2」
- オーヤシクタンさまへ
こんにちは~
台風7号接近の中、4島の接岸および出航の儀、お疲れさまです。
就寝中は時化がなくて良かったですね。
接岸時に村民が集まる姿を見ると、「フェリーとしま2」は村民(島民)にとって大事なライフラインと感じました。週2便の運航しかなく、天候が悪くなれば欠航、それこそ食料品・日用品などが届かなくなり大変な思いをすることでしょう。我々は何不自由なく生活していることに十島村の方に申し訳なく思います。
とても胸が熱くなった旅行記でした。残り3島の儀式を楽しみにしています。
BTS
- オーヤシクタンさん からの返信 2019/02/22 23:24:43
- RE: 村民のライフライン十島村営「フェリーとしま2」
- BTS様、こんばんは。
オーヤシクタンでございます。
台風7号接近の中、島に物資を運ぶ重大な任務を背負って「フェリーとしま2」は明け方にトカラ列島の入口となる口之島.に到着しました。
夜明け前の接岸とは言え、村民の方々が集まっており、コンテナが下されると注文した品物を受け取る光景は、離島に来たと思わせる一幕でした。
次の便は台風で欠航です。
今回の便で運んで来た食料品・日用品などは重要なものであったことに間違いありません。
家の近くに24時間営業しているコンビニがある横浜とは大違いです。
口之島〜中之島〜諏訪之瀬島〜平島と4島の接岸の儀・出航の儀(共に単に眺めるだけ)だけで画像が100枚超えそうなのでここで一旦おひらきにしました。
次は、〜悪石島〜小宝島〜宝島と接岸の儀・出航の儀(共に単に眺めるだけ)が続きます。
似たり寄ったりの内容で恐縮ですが、お付き合い頂けたら幸いです。
いつも、心温まるコメントをありがとうございます。
次回も宜しくお願い申しあげます。
オーヤシクタン。
-
- Tagucyanさん 2019/02/21 23:25:49
- 見ていて飽きない!
- オーヤシクタン様
こんばんは。
トカラ列島の船旅、続編を楽しみにしておりました。
大昔、離島巡りに凝っていた頃、トカラ列島に行こう行こうと思っていたのですが、魅力的な島が多く、結局どっちつかずで予定が立てられないまま、現在に至ってしまいました。
細かい間隔で島があるので、接岸の議と出航の儀でいつも以上に忙しいですね。
そして各島の港。入り江になっていないので、うねりがあると接岸が非常に難しそうですね。ロープをつなぐ作業員の足元も波がかぶっていたりして…
船の操縦、港の作業員、いずれも「プロ」を感じました。
さすがにまだ朝が早いので、接岸中に地元の人たちがアイスやタバコを買いに来ることはないですね(笑)
続きも早く見たいところです。
---
Tagucyan
- オーヤシクタンさん からの返信 2019/02/22 23:07:48
- RE: 見ていて飽きない!
- Tagucyan様、こんばんは。
オーヤシクタンでございます。
トカラ列島‥
なかなか行けない離島ですよね。
なんといっても、飛行機では行けない。
足は週2便の村営船「フェリーとしま2」だけです。
行ったのはいいけど、船が欠航して帰って来れなく可能性もあるから、社会人にはハードル高いですね。
私は「フェリーとしま2」に乗ったものの、島の観光は全くなく、単に眺めるだけのクルーズです。
それでも、各島を眺めながらの航海は乗っているだけでも楽しいものです。
全ての島の寄港時に接岸の儀・出航の儀(単に眺めるだけ)に参列しました。
船が汽笛を鳴らしての入港‥
「お〜い、物資を運んで来たぞー」って聞こえます。
そして、出航の時にも汽笛が鳴り「またなー」って言っているように聞こえる。
離島航路ならではのマジックです。
「フェリーとしま2」乗船記の復路2では、離島での出港時ならでは感動する一幕があるのでご期待下さい。
島の港湾事情というのは全国どこも悪いですよね。
外海に向かって堤防が延びているだけとか、波被ったら接岸不可とか‥
トカラ列島も例外ではありません。
船長の巧みな操船に加えて、船員様が一丸となってのチームプレー。
そして、ラインマン(陸側で接離岸のサポートする方々)の協力があって、船は安全に離接岸をすることができます。
時には、ビット(係留用鉄杭)にかけたホーサー(係留用ロープ)がぶち切れることもあるそうです。
乗船記はあと3話続きます。
拙い旅行記で恐縮ですが、お楽しみ頂けたら幸いです。
ありがとうございました。
オーヤシクタン。
-
- 長崎マリーンズさん 2019/02/21 21:15:10
- 本格的な船旅ですね
- オーヤシクタン様
こんばんは
いよいよトカラ列島に突入しましたね!
儀式の回数も多くて忙しそうですね笑
素朴な疑問ですが、オーヤシクタン様が写っている儀式の画像はタイマー撮影でしょうか?それとも他の方に撮影してもらっているのでしょうか?
個人的には次回立ち寄る悪石島が気になっています。名前もさながら皆既月食の時に騒がれましたね
旅行記に登場した九州メイドのパンは長崎にもあります。オススメは佐世保の蜂の屋のカレーパンです。機会がありましたらご賞味ください
長崎マリーンズ
- オーヤシクタンさん からの返信 2019/02/21 23:06:02
- RE: 本格的な船旅ですね
- 長崎マリーンズ様、こんばんは。
オーヤシクタンでございます。
計画が変更となりましたが、今回は「フェリーとしま2」を鹿児島〜宝島クルーズ(単に乗っているだけ)となりました。
台風が向かって来ていて、海が荒れるのに乗っちゃいました。
これはもう、きちがいとしか言いようがありませんが、トカラ航路なんてそう簡単に乗れるものではありません。
旅行記にしたら、このフェリーの往復乗船だけで5作になっちゃいました。
その内容は、出航の儀・接岸の儀(共に単に眺めるだけ)ばかりです。
さて、私が写っている画像ですが、あれは日本各地にいる現地妻に撮影してもらっている‥
と、言いたいですが、全てセルフタイマーによるものです。
バイクで走っているシーンなどもそうです。
自撮り棒は使用せず、100円ショップで買ったしょぼい三脚をたてて撮影しています。
構図は全て勘です。
もちろん、1回で終わらず、何回も何回も撮影することもざらにあるんです。
2等船室で寝ているシーンがありますが、本当なら壁に頭を向けて寝るのですが、カメラの置き位置の関係で反対側に頭を向けて寝ているのです。
まぁ、こんな感じで撮影は行われています。
悪石島は次回の寄港です。
皆既月食でかなりの方が訪れたそうですね。
悪石島と行ったら、忘れてはならない事があります。
私の旅行記では、そのテーマにふれて真面目なことをやらかします。
九州ご当地パン‥
あのカレーパンはイケダパンで製造されたものでした。
長崎では、佐世保の蜂の屋のカレーパンがおススメですね。
これは機会があったら食べてみたいです。
今回も長い作品です。
飽きずにお付き合い頂けたら幸いです。
コメントを頂きましてありがとうございました。
オーヤシクタン。
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