2019/02/03 - 2019/02/03
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chrissevenseas さん
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2月4日にチェンナイへ移動なので、デリー最終日です。
1月31日に、ついにインドの通過儀礼とも言われる腹痛、下痢、嘔吐に見舞われ、瀕死。
絶食して宿で安静にするもなかなか快復せず…という状態だったものの、少しだけマシになったので、最終日は世界遺産クトゥブミナールへ行きました。
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クトゥブミナールは、デリー中心地からちょっと離れています。
あくまで交通費を節約したい私。
宿の近くのメトロ駅から、一回乗り換えて、メトロ駅クトゥブミナールへ。
日曜日だから、メトロも週末を楽しむ市民で混んでます。
さて、駅名がまさに世界遺産の名前なんだけど、駅がクトゥブミナールの目の前というわけではなく、グーグルマップによると、徒歩20分くらい。
駅から出ると、トゥクトゥクの客引きから声がかかります。
徒歩20分なら歩くよ!と、体調が悪いくせに意地を張るケチな私…
クトゥブミナール周辺では、あちこちから遺跡が出土しており、広大な公園になってます。
公園内をトコトコ迷走し、ついにクトゥブミナールが見えてきました!
おお!
あの塔だけ際立って高い!
手間はバラ園です。咲いてないけど。 -
公園内では日曜日を楽しむ恋人同士や友人グループ、家族連れなどで、賑わっていました。
日曜日の代々木公園とか砧公園みたい。
どこの国でも、休日の公園で寛ぐ人たちは同じ。
ただ、中心部から離れているとはいえ、やはりデリーなので、大気汚染は酷い。 -
日曜日だから、チケット販売口が激混み!!!
インド人窓口は長蛇の列!
だけど、外国人専用窓口には5人くらいしか並んでいない。
やはりインド人の何十倍もの入場料を払う以上、それくらい優遇されて当たり前だよな~。
クレジットカード払いで550ルピー、現金は600ルピー。
この写真は、入り口。
ここでも、インド人と外国人は分かれていて、外国人用は空いている。 -
クトゥブミナールというと、高い塔と錆びない鉄柱だけが有名だけど、広い敷地内にたくさんの遺跡があります。
案内板は、景観を壊さないためか、とてもシック。 -
クトゥブ・ミナールというのは、13世紀からデリー・スルタン朝の王様たちが時間をかけて建築させたモスクのミナレットの名称。
増築されたり、落雷や地震で壊れたものを修復したり、を繰り返して今の姿に。
でも、ミナレットだけではなく、敷地内にはたくさんの遺跡があって、とても見応えあり!
インドに来て以来、ムガール帝国時代のものばかり見て回っていたので、それより古いイスラム建築って、とても興味深いです。
インドのイスラム教の時代って、意外に長いです。北インドでは、13世紀から19世紀まで。600年くらい?
写真手前はお墓です。
典型的なイスラム式のお墓の形式。
モロッコでもこれに似たお墓、見たもの。
で、奥に見えるのは、クトゥブミナールの2倍の高さになる筈だったけど、未完成のミナレット。 -
未完成のアライ・ミナール。
かなり風化してます。
予定通りに、クトゥブミナールの二倍もの高さで完成していれば、クトゥブミナールを凌ぐ有名な世界遺産になっていたんだろうなあ…。 -
彫刻のある列柱廊の先に、アライ・ミナールが見えます。
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アライ・ミナールの方からクトゥブミナールを見るとこんな感じ。
逆光ぎみ…。 -
見事な彫刻のあるお墓。
…誰のだ?
やっぱり体調が悪いせいで、説明書きが記憶に残っていない。
他にもたくさんお墓はあったけど、これはかなり豪華だったので、王様のお墓でしょう…。
大雑把すぎる説明。 -
赤い砂岩と白い大理石で作られた建築の遺跡は、北インドのあちこちで見ます。
これでもかっていうほど一面に施された彫刻は、イスラムの幾何学的模様と、アラビア語(コーランかなあ)。 -
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ところで、インドの人は記念撮影が大好きですね。
それも、かなり陶酔した感じでポーズを取って撮影してる人が多いです。
ばっちりオシャレした若い男たちのグループが、遺跡をバックに、決めポーズで写真撮ってる場面に、何度遭遇したことか。
CDジャケットの撮影か、くらいの気合いが入ってます。
そして、やはり外国人との撮影も大好き。
ここでも、疲れてベンチに座っていると、「一緒に写真を撮っていいか」と何度か尋ねられ、承諾すると、「いいってよ~、みんな来い~」と家族総出の撮影会になってしまったり。
ご家族さんが相手だと警戒心も解けますが、若い男グループだと、「この写真、何かに悪用しないでしょうね…」という不安が抑えられません。 -
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錆びない鉄柱。
これは、5世紀に作られたものを、後の王様がここに移築したらしいです。
本当に錆びてない! -
12世紀末に、マムルーク朝のナントカ王が、クトゥブ・ミナールの土台を建てました。
一階部分を建てている最中に、この王様が死んでしまったので、工事は中断。
その後、後継者が続きを造成させるも、地震や落雷で何度も中断。
1503年に、5階建72.5メートルの高さで、現在の姿になりました。
現在、観光客は中には入れません。 -
あちこちの国でモスクのミナレットは見たけど、こういう形は初めて見ました。
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ミナレットの隣りは、当然モスクです。
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この辺りのイスラム遺跡は、もともとヒンズー教の建物を流用して建てられたので、あちこちに顔を潰されたヒンズー教の神さまが…。
偶像崇拝を禁じるイスラム教なので、ヒンズー教の神像は当然アウト。 -
顔だけ潰してあるのが、見るも哀れ…。
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敷地内には、霊廟、モスク、剥き出しのお墓などが点在しています。
一度に建てられたのではなく、代々の王様がいろいろ足していったものです。 -
これも赤砂岩と大理石の見事な建築。
飾り窓の模様が典型的なイスラム。
さて、広い敷地内を、腹痛を抱えて見学し回った私は疲労困憊。
メトロの駅まで20分歩くのはキツい…とトゥクトゥクに乗ることを決意。
ホントはここでUberを使いたかったけど、購入したプリペイドSIMが、やっぱり日中は繋がらず…!
インド最大キャリアのAIRTELさんよー、どういうことなんだよ?
Uberが呼べない以上、流しのトゥクトゥクに乗るしかない。
で、声を掛けてきたトゥクトゥクは、400ルピーと言います。
徒歩20分の距離でそんなに高いわけないだろ!
「じゃあいい」と立ち去ろうとすると、
「いくらならいいんだ?」
「100(はっきり言って100でも払いすぎだけど)」
「それは安すぎる!300でどうだ」
などと言っているところに、横から入ってきたドライバーが「よし、100だ」
客を取られた格好の最初のトゥクトゥクが、横入りしたドライバーに抗議してるけど、私は知らん。
100のトゥクトゥクに案内されて乗ると…
相乗りやんけ!!!
しかも、後部に3人すし詰めで乗ってるよ。
私はどこに座るのさ?
…ドライバーの横でした。4分の1ほどお尻がはみ出た状態。
まあ、短い道のりなので、無事にメトロの駅に着いたけど。
インドではこういうことがあるので、出来るだけUberに乗りたいものです。
ちなみに、腹痛については後日談がたんまりあります。
それはまた別のところで。
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