2018/10/20 - 2018/10/21
127位(同エリア851件中)
クッキーさん
玉川と桧木内川に沿いに市街地が拓け、三方が山々に囲まれた角館。
深い木立と 重厚な屋敷構えで知られる角館の、今に続く町並みをつくったのは芦名(あしな)氏で、江戸時代のはじめ1620年(元和6年)のことでした。その後は佐竹北家の城下町として栄えました。
午前中は 武家屋敷が建ち並ぶ「内町(うちまち)」の街並みを散策し、午後には 町人や商人が住む「外町(とまち)」を見て歩きました。
武家屋敷の黒塀に映える深い木立に魅せられて 枚数が多くなったので、午後の街歩きは その2にて。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- タクシー JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
19:16
ようやく角館に到着。
もう夕闇の中。シニア夫婦は お手軽にタクシーでホテルへ向かいました。 -
角館温泉町宿ねこの鈴。
ツイン、朝食込みで15,300円。楽天トラベルからの予約。 -
部屋の広さは十分なのですが・・・
壁が薄いせいか、隣室からの音漏れがすごくて、夜中に隣室のドアをノックして 静かにしてくれるようにお願いに行ったほどです。 -
温泉町宿ですから、部屋の中に バスルームはありません。
-
20:00
隣接した所に、お食事処があったので そちらで夕食。
「土間人」という ファミリー向けの居酒屋さんです。 -
取りたててのメニューではないのですが、どれも美味しくいただきました。
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宿のフロントは 温泉の料金所も兼ねています。
ゆったりと温泉に入ることを楽しみにしていたのですが… -
21:17
こうして見ると 温泉に併設した宿、という感じです。
食後、10分間くらい辺りを歩いてくるから、と言いおいて 一人で外出したのですが・・・街歩きを始めると、そんな時間では済まないことは分かっていたはず。 -
武家屋敷辺りの夜景。
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町の雰囲気に誘われて、宿に戻ったのは10時近く。
いつ帰るのかと心配していた夫に 叱られてしまいました。
さらに 温泉は11時まで開いていると思い込んでいたのに、まさかの10時までの営業。もう清掃を始めていた方に お断りをしながら、急いで入浴を済ませました。
折角の温泉町宿だったのに 残念。 -
8:00
昨夜 夕食をとった「土間人」での朝食。
こんな風にセッティングされていました。 -
朝の 温泉町宿ねこの鈴。
早くから 入浴客が訪れていました。 -
角館の街歩き地図を検討。
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9:08
まずは 武家屋敷の方へ向かいます。
左下は、明治33年(1900年)に建てられた 田鉄(たてつ)家の商家。現在は樺細工を使った小物や、アクセサリーや工芸品を販売しています。田鉄家の生活用品や樺細工などを展示した外町史料館も併設。 -
角館の今に続く町並みをつくったのは芦名(あしな)氏で、江戸時代のはじめ1620年(元和6年)のことでした。その後は佐竹北家の城下町として栄えました。
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「火除(ひよけ)」と呼ばれる広場。
この広場を中心に、北側(写真の左側)は武家屋敷が建ち並ぶ「内町(うちまち)」、南側は町人や商人が住む「外町(とまち)」に区分されました。
この2つの町を分断するように東西に広い敷地が設けられていました。
これは外町で発生した火事を内町に持ち込まない、延焼防止という役割があります。
当時は道の幅が25メートルあったそうです。 -
内町を歩いていきます。
多くの木々が生い茂っているのは、延焼防止という火除けの策なのだそうです。 -
黒い板塀と 張り巡らされた水路。
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中の建物が窺えないほどに 深い木立に覆われた武家屋敷。
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どちらにカメラを向けても 深い木立。
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町中に、こんなにも深い木立があるとは 思ってもいませんでした。
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小田野家。
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武家屋敷群の表通りは、国の重要伝統的建造物群保存地区の指定を受けており、文化財として保護されています。
保存地区は旧武家町のほぼ中央にあり、上・中級武士の武家屋敷にあたるところ。 -
広い通り沿いに塀が連続し、シダレザクラやモミの大木が深い木立を作り上げています。
武士が現れてもおかしくないような趣きです。 -
河原田家。
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黒塀の手入れは大変そうです。
葉をすっかり落とした大木は、おそらく 春の角館を華やかに彩る枝垂桜。
京都の枝垂桜が起源だそうです。 -
角館武家屋敷資料館。
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この辺りは 東勝楽丁。
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紅葉が少しずつ始まっています。
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紅葉していなくても モミジが一番好き。樹形も見事です。
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モミジと枝垂桜。
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この大木は、樹形からすると 欅でしょうか。
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伝達群管理事務所。
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モミジと枝垂桜。
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空地の一角の花壇。
花壇の奥に休憩所や公衆トイレがあり、観光に力を入れている様子がうかがえます。
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街の人たちが手入れをされているようでした。
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木立に囲まれた武家屋敷は 本当に魅惑的。
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岩橋家は 内町の武家屋敷通りで無料開放されている武家屋敷の一つです。
木羽葺き屋根の屋敷は、大火でも焼けずに残ったものらしいです。
古式の門構えも 屋敷の古さを語っています。
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岩橋家は芦名氏の家臣で 後に佐竹北家に仕えました。
江戸時代末期に改修されており 屋根も茅葺から木羽葺に変わっています。
主屋は4室のみで、階級により定められた 中級武士の質素な暮らしぶりを今に伝えている屋敷です。 -
庭園にある 樹齢300年以上と言われる天然記念物のカシワ。
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山モミジと枝垂桜。
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大好きなモミジの大木が、剪定で刈り込まれない 自然状態で生い茂っています。
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庭から見る建物は 鄙びた雰囲気。
映画「たそがれ清兵衛」のロケ地だそうですが、着流し姿の武士が現れてきそうな雰囲気です。 -
ここも岩橋家の敷地だったかと…
山モミジが 空一杯に枝を伸ばしています。 -
東勝楽丁から表町下丁へとつながるこの交差点、直線的になっていません。
これが 武家町の特徴である「桝形」だそう。
桝形には、道を行き止まりのように見せ、見通しを避ける役割を持っています。
ほかにも、開けた通りを見せ敵の戦意を欠くといった役割もあるのだとか。 -
通りを振り返って。
こうして見ると、大通りの道幅がとても広いことが実感できます。
一般的に、城下町は 防衛のため道幅を狭くしているものと思い込んでいたのですが、角館では、対照的に 通りを広く設計しているのだとか。 -
それぞれの屋敷の敷地面積が とても広いようだし、敷地を分ける無粋なブロック塀などは見られません。
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松本家は入館料無料。
もともと学者の家系であった松本家は、秋田県内で残存する唯一の下級武士の住宅。
柴垣で囲まれた屋敷は 簡素な町屋風の造りで、日本人の原風景的な風情。
「たそがれ清兵衛」の撮影場所だそうです(見たことないけど)。 -
人波が途切れた瞬間の一枚。
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表町下丁辺り。
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武家屋敷の間に このようなお店が点在。
武家屋敷だけを維持存続させるのは 大変なことでしょう。 -
夫の姿を見失ったと思ったら、こちらの建物から現れました。
安藤醸造のお店。 -
しろだしを味見して とても気に入ったようなので お買い上げ。
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こちらの大木は 枝垂桜?
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葉をすっかり落とした欅?の見事な枝ぶり。
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武家屋敷の茶屋。
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青柳家南門。
正門の薬医門は 国内外に知られた秋田の象徴だそう。
万延元年、藩への功績が認められ特別に許された青柳家の薬医門。門はその家の位や威信を表すとされていた当時、上級武士にしか許されない重厚で格調高い造りは、青柳家の誇りでした。
その粛とした姿は角館の象徴…だそうですが、そこから入ったはずの薬医門は 撮り損ねていました。 -
こうして見ると、木立ばかりを撮っていますね。
黒塀だからこそ映える 緑の木立。 -
青柳家・案内図。
もともと芦名氏の家臣団の優力な武将でしたが、芦名氏が絶えた後は佐竹北家に仕えました。
三千坪の屋敷内に 六つの資料館が点在。
入場料は1人500円。 -
敷地内の展示館は、代々伝えられた武具や美術品などの公開施設になっています。
左上は 藁ぶき屋根の母屋。 -
この武器蔵には、青柳家のルーツを伝える貴重な鎧・兜等の武具や、江戸時代からの文献が収められています。
家宝である六十二間小星兜、五輪塔旗印、藤原高真による秋田郷土刀。 -
解体新書記念館。
解体新書の人体解剖図を描いた画家で、秋田藩士・小田野直武(おだのなおたけ)の作品などが展示されています。
青柳家と小田野直武は姻戚関係にあり、何度も互いの家の間で養子縁組みや婚姻関係を結んでいます。 -
『解体新書』は日本で初めて翻訳された全5冊の西洋医学書で、1774年(安永3年)、江戸で発刊されました。翻訳したのは、杉田玄白、前野良沢等ですが、発刊と同時に評判となりベストセラーになりました。
『解体新書』が当時の日本に衝撃を与えたのは、初めて正確な人体解剖図の付図1巻がついていたことです。この人体解剖図を描いた画家が小田野直武ですって。
学校の授業で習ったことが、こうして実物を見ることで知識に厚みが生まれる実感。 -
幕末写真館には 吉原遊郭の写真も。
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庭園は あまり造りこまれておらず、自然の植栽感。
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秋田郷土館。
雪国ならではの頑丈な造りの旧家を移築。1階は素朴な農村の暮らしぶりを伝える農具などを展示。 -
味のある土蔵。
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武家道具館
土蔵を利用した館内には、当時の武士の生活様式を伝える武家道具が並んでいます。 -
青柳家に代々伝わる文献書籍や押絵、焼物、絵皿。
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庭から見る母屋。
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かつての消防車。
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ハイカラ館 2階展示室。
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平賀源内、小田野直武など 角館ゆかりの先人の先取的思想とハイカラ指向を受け継ぐアンティークミュージアム。
時代を超え、研ぎ澄まされた匠の技と造形美を備えた逸品が揃う全国屈指のアンティークコレクションです。
1階 は喫茶室・ショップになっています。 -
内部には 無料休憩所や食事ができる場所もあるので、ゆっくり見学できます。
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三千坪の屋敷だけあって、木立の間の散策路も こんな感じ。
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宿木
ヒバの木にモミジの種が落ち、そこからモミジが育ったという木だそう。 -
青柳家。
20分弱の あわただしい見学でした。 -
11:30
わらび座のイベントが催されるということで、角館樺細工伝承館へ。 -
わらび座のイベント。
歌あり、踊りあり、演奏ありの楽しいイベントで、皆さんの笑顔が素敵でした。 -
わらび座の言葉に 夫が反応して、ここ角館の近くに あきた芸術村という、わらび劇場を中心に秋田県仙北市に展開するエンターテインメントリゾート施設があるはずだと…。
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唐土庵。
青柳家の向かいにある生もろこしの店「唐土庵 武家屋敷店」は、生タイプの「もろこし」で人気の菓子店。生もろこしの名前に惹かれて入ってみました。試食もさせていただき いくつか購入しました。
「もろこし」とは、炒り小豆の粉(小豆粉)で作る秋田の伝統的な打ち菓子です。この伝統の味をしっとりとした食感の“生タイプ”に仕上げた 生もろこしは、伝統的なもろこしの香ばしさはそのままに、しっとり食べやすいと評判なのだとか。 -
見ているだけで楽しくなる 可愛らしい作品。
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石黒家。
現存する最古の武家屋敷であり角館で唯一、座敷に上がって見学ができ 建物や生活様式などについて説明してくれるそうですが、ここはスルーしました。 -
小野崎邸がある辺りで 武家屋敷通りが終わります。
この右手奥に古城山城跡・古城山公園があったのですが、気が付きませんでした。
角館を一望できる観光スポットだそうです。
かつて角館の地を治めていた戸沢氏が築城し、城下町とあわせて軍事的機能に優れた町作りがここを中心に行われました。現在に続く角館の町割りの基礎を築いたのは、この戸沢氏の後にこの地を治めた芦名氏です。 -
その手前にある 平福記念美術館の庭にある木立も素敵。
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旧石黒邸。
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武家屋敷通りを戻ります。
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大通りを外れて 脇道へ。
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紅葉の大木。
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桜の季節ではないのですが…
春の桜並木で有名な桧木内川(ひのきないがわ)の堤防の上まで歩いてきました。
桧木内川の川沿いには全長2kmにわたって、ソメイヨシノの花のトンネルが続くそう。 -
このソメイヨシノは、昭和9(1934)年に今上天皇のご誕生を記念して植えたもので、国の名勝に指定されています。
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桜のトンネルは 想像するだけ。
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画像処理をしてみました。
桜の時期の 量感たっぷりの花のトンネルは こんな雰囲気? -
佐竹歴史文化博物館。
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カフェも 街の雰囲気に合わせた造り。
角館樺細工伝承館の前で、公演を終えたわらび座の方に出会い、わらび劇場へ行きたい旨を伝えると、角館駅前からシャトルバスが出ていると教えられ、その出発時間まで確認していただきました。 -
12:52
シャトルバスに乗るために、角館駅前まで 急ぎ足で向かいました。
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