2018/10/24 - 2018/10/24
245位(同エリア1255件中)
クッキーさん
仙台博物館を出た後 仙台駅を経て松島へ。
松島では五大寺と瑞巌寺を拝観。そのあと松島遊覧船で塩釜まで乗り、仙台へ戻りました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
松島海岸駅で降りて 観光桟橋まで歩きました。
一番の目的は遊覧船に乗ることですから、まずは遊覧船乗り場へ向かいます。
客引きの声掛けをしていたお兄さんに話を聞き、3時発の遊覧船に乗ることにしました。 -
時間が限られている中、レストランでは食事時間が長くなるかもと思い、少し歩きましたが 松島さかな市場まで。
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1階で 食事を注文。
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2階まで運ばれますが、セルフ方式で取りに行きます。
お客さんが多くて、予想以上に時間がかかりました。 -
1階は 海鮮物が中心の お土産屋さんになっています。
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松島観光マップ。
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観光桟橋にほど近い五大堂くらいは見ておかなくては。
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一つ目の橋を渡ったところにある 小さなお堂。
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二つ目の 赤い欄干の透かし橋の先に立つ五大堂。
松島湾に突き出た小島の上に立つ 宝形造り本瓦葺きの素木の建物です。 -
五大堂。
坂上田村麻呂が東征のおり、創建した毘沙門堂がその起源とされ、後に、慈覚大師が延福寺(瑞巌寺の前身)を開いた際、大聖不動明王を中心に、左右降三世、軍荼利、大威徳、金剛夜叉の五大明王像を安置したことから、五大堂と呼ばれています。
慶長九年(1604)に 政宗によって再建されました。
向拝をつけ、勾欄竹縁をめぐらし、暮股には方位にしたがって十二支の彫刻が配されています。 -
五大堂から松島湾を遠望。
もう少し 日差しが欲しいところ。 -
いかにも波の浸食で出来たような岩肌を見せています。
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五大堂がある小島と かつては くっついていたのかしら?
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すかし橋の由来。
橋げたの隙間から海が見え、五大堂へ行く際に足元を見て気を引き締めるために造られたと言われているそうです。 -
まだ少し時間があるので、瑞巌寺へ。
清々しい参道です。 -
瑞巌寺。庫裡(くり)
禅宗寺院の台所。正面13.78m、奥行き23.64m。白壁と木組みのコントラストが美しく、大屋根の上にさらに煙出しが乗った巨大な佇まいが印象的。
本来実用本位の建物に唐草や花肘木の彫刻が施されたことに、政宗公の美意識がうかがえます。 -
瑞巌寺は 戦国乱世の奥羽を制した伊達政宗公ゆかりのお寺で、伊達家の菩提寺でもあります。
この奥が 本堂だったかしら? -
本堂の中は 撮影禁止になっていましたから、記憶にとどめるために パンフレットをスキャンしたのですが、それでも記憶は蘇らないという…
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一番記憶に残っているのは ここ 瑞巌寺洞窟群。
元来、納骨や供養のための施設で、造営は鎌倉時代に遡り、江戸時代まで続きました。
松島は古来「奥州の高野」と呼ばれ、浄土往生を祈念する神聖な霊場でした。 -
鰻塚。
松島では ウナギがよく獲れたのでしょうか? -
瑞巌寺総門。
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観光桟橋前には 奥の細道の道標。
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15:00
いよいよ遊覧船に乗ります。
1番の 島めぐり芭蕉コースです。 -
遊覧船から見る五大堂。
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赤く長い橋の先に見えるのは福浦島。
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左上は 双子島(亀島&鯨島)
松島湾に浮かぶ島は大小合わせて260余り。島すべてに名前がつけられているとのこと。 -
人の住む島から ほとんど岩礁まで、様々な様相を呈しています。
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その成り立ちは2300万年前の火山活動による溶岩や火山灰の堆積に始まります。これらがシルト岩(泥岩)と合わさって層を形成し、その後隆起することでベースが出来上がります。
いま、島がたくさんある松島湾あたりは、ずっと昔は陸地だったのです。 -
さらに2万年前ほどからの氷河期や温暖化期を経て、山地が沈んで海水が入り込んだり、温暖化で氷河が溶けて海水面が上がったりして、海面に残った部分(山や丘の頂上部分)が島となったのです。
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6千年前に今の水位に落ち着くと、その後浸食を伴って今の多島海の姿に至ります。
その浸食は日々続いていますし、三陸沖には数百年毎に大きな津波が来るため、今後も変わり続けるのですね。 -
ワカメ、牡蠣などの養殖用の筏が。
大震災で ずいぶん多くの被害があったそうです。 -
また、水位があと10m上がると、ほとんどの島が水没するという、ギリギリの環境で出来上がっています。
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船内のアナウンスで 皆が一斉に注目した小島。
波の浸食で出来た海食洞ですね。 -
湾の内側なのに かなり荒い波です。
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ユニークな形の仁王島。
大震災で 少なからず形が変わったのだとか。 -
大地の褶曲。
島々の地質は凝灰岩、砂岩、礫岩など侵食に非常に脆い岩質で出来ており、特に波に洗われる部分は容易に 侵食されます。 -
そのため多くの小島は上部に松などが植生し、海面に近い基部は白から灰白色の岩肌を見せています。
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塩釜港が近づいたようです。
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小島に見える 赤い鳥居。
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観光用の遊覧船ですね。
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15:55
塩釜港に着きました。
芭蕉の足跡を辿り 近づいてくる松島湾の絶景を味わうには、ここ塩釜から出発するのがいいというコメントも見かけたのですが、ちょうどの遊覧船に乗れなければ1時間近くは待たなければいけないので、その間の時間つぶしができる場所が この辺りには見られませんでした。 -
マリンゲート塩釜から本塩釜駅へ向かいます。
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仙台駅に戻り 今夜は利久で。
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注文は やはり牛たん定食。
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