オーストリア・ウィーン2日目(最終日） 夏の最盛期に行くヨーロッパ(12)

2018/08/22 - 2018/08/22

12.オーストリア・ウィーン最終日（2018/8/22）
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夏の最盛期にヨーロッパを16泊旅してきました。3週間のリフレッシュ旅行なので取れる時期が限られたため、8月5日～23日というトップシーズンになってしまいましたが、できるだけ予約できるものは予約して行列を回避するようにしました。上手くいかないこともありましたが、ずっと行きたかったサントリーニ島やカプリ島の青の洞窟にも入れたので充実した旅になりました。飛行機はエールフランスで2年間貯めたマイルを使ってビジネスクラスで行きました。周遊先は、
1.フランス：パリ・ランス・ヴェルサイユ編
2.イタリア～ナポリ・カプリ島・ソレント編
3.イタリア～ポジターノ・アマルフィー編
4.イタリア～ポンペイ編
5.イタリア～ローマ編
6.ギリシャ～アテネ編
7.ギリシャ～サントリーニ島イア1日目編
8.ギリシャ～サントリーニ島イア2日目編
9.ギリシャ～サントリーニ島フィラ編
10.オーストリア・ウィーン1日目
11.チェコ・プラハへのショートトリップ
12.オーストリア・ウィーン2日目（最終日）
です。それぞれ、(1)から(12）に分けて旅行記を投稿致します。

エリア ウィーン(オーストリア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: ブッキングドットコム

前日の深夜、プラハからRailJetでウィーンに戻ってきて、地下鉄を出たらライトアップされたオペラ座が出迎えてくれました。オペラ座の夜景は堂々として煌びやかですね。

ウィーン国立歌劇場 劇場・ホール・ショー

明けて8月22日（水）、16泊のヨーロッパ旅行も最終日になりました。今日はウィーンを終日観光し夜の便でパリ経由帰国します。最初に向かったのはベルヴェデーレ宮殿（上宮）です。ここではクリムトの絵画が見られるというので絶対に外せないポイント。11時くらいに訪れましたが、それほど並ばずに入場できました。

ベルヴェデーレ宮殿 城・宮殿

まずは庭園に入り宮殿（上宮）の全体像を見ます。豪華なバロック様式です。

ベルヴェデーレ宮殿 城・宮殿

北側の庭園に回るとスフィンクス像が出迎えてくれます。なかなかすごい像です。

ベルヴェデーレ宮殿 城・宮殿

入館して２Ｆに上がったところの大理石の間の天井には、カルロ・カルローネによって描かれたフレスコ画が。青色が鮮やかです。

ベルヴェデーレ宮殿 城・宮殿

これです。ウィーン世紀末絵画を代表する画家グスタフ・クリムトの接吻（Der Kuss）。写真を撮っても良いということで、みな交代交代にパチパチ撮ってました。でも、時々注意されている人がいて、どうやら絵画に並んでの撮影は良いが、絵画の前に人物が被る写真はダメなようです。作品の芸術性を重んじる、ということなのでしょうか。撮影できて良かったです。

ベルヴェデーレ宮殿 城・宮殿

アルプス越えのナポレオン。ルーブル美術館で観たと思いますが、同様の絵は世界に5枚あるとのことで、その1枚がミラノ所蔵経由でこちらに。他にもエゴン・シーレの作品も多数見られました。

ベルヴェデーレ宮殿 城・宮殿

ベルデヴェーレ宮殿の下宮まで庭園を下り、ちょこっとトラムに乗って旧市街のど真ん中に戻ってきました。シュテファン寺院の尖塔が青空高くそびえています。

シュテファン大聖堂 寺院・教会

再び中を覗いてみました。荘厳ですね。

シュテファン大聖堂 寺院・教会

後ろ側はこんな風になっています。この周囲には素敵な本屋さんが何軒も並んでいて、店内を眺めるだけでもなかなか興味深かったです。

シュテファン大聖堂 寺院・教会

位置を変えて。尖塔の高さを実感。

シュテファン大聖堂 寺院・教会

シュテファン寺院のすぐ裏手にモーツァルトが住んでいた家があるというので訪ねてみました。モーツァルト・ハウス・ウィーン。音楽家として売れたのでここに家族と引っ越し3年間暮らしたらしい。「フィガロの結婚」もここで製作されたとのことです。

モーツァルトハウス ウィーン 建造物

これが内部です。アパートメントになっていて、２Ｆと３Ｆに渡っていました。

モーツァルトハウス ウィーン 建造物

これがモーツァルトが使っていたベッド。小柄だったのですね。

モーツァルトハウス ウィーン 建造物

モーツァルトハウスを出てシュテファン寺院を横切り、街の北側へ。ペスト記念柱です。

ペスト記念柱 建造物

お腹が空いたので有名なCafeを探してこちらに。Zum Schwarzen Kameel。

ツム シュヴァルツェン カメール 地元の料理

ここはカナッペが美味しい、と愛妻が言い、何やらカウンターで注文してくれました。確かに彩り、味ともVery Good。

ツム シュヴァルツェン カメール 地元の料理

他にペンネアラビアータと白ワインを頂き、優雅なランチタイムとなりました。ブティック街の路に面しているからか、ちょっと上品なお客さんで賑わってました。

ツム シュヴァルツェン カメール 地元の料理

８月は国立オペラ座でのオペラはお休みなので、内部を見学するツアーに参加することにしました。ツアー時刻はオペラ座建物の北側に貼られていて、その場で予約購入します。

ウィーン国立歌劇場 劇場・ホール・ショー

ここを見たかったのは映画「ミッションインポッシブル５・ローグネイション」の舞台になった所というのもあります。入り口から階段を上がって入場しようとする相棒ベンジーに、柱の陰からイーサンが「そのタキシード似合っているぞ」と無線で茶化すシーンがここです！

ウィーン国立歌劇場 劇場・ホール・ショー

これがそのシーンです！

ウィーン国立歌劇場 劇場・ホール・ショー

オペラ座の内部に入りました。

ウィーン国立歌劇場 劇場・ホール・ショー

天井はこんな風です。

ウィーン国立歌劇場 劇場・ホール・ショー

客席に座ると舞台はこのように見えます。

ウィーン国立歌劇場 劇場・ホール・ショー

振り返ったところ。アリーナ席よりバルコニー席の方が豪華な感じです。

ウィーン国立歌劇場 劇場・ホール・ショー

舞台の内部にも案内して貰えました。

ウィーン国立歌劇場 劇場・ホール・ショー

映画ミッションインポッシブル５でのイルサのシーンが浮かびます。

ウィーン国立歌劇場 劇場・ホール・ショー

舞台の横幅は思ったより狭いのですが、意外と（？）奥が深いです。

ウィーン国立歌劇場 劇場・ホール・ショー

バルコニー席から見るとこんな風に見えます。オペラを観るのならアリーナ席中央の前方が良いな思うのですが、どうなんでしょうかね。

ウィーン国立歌劇場 劇場・ホール・ショー

バルコニー席の一番舞台寄りの大きな部屋が貴賓席です。ミッションインポッシブルではオーストリア大統領がここで観劇してました。

ウィーン国立歌劇場 劇場・ホール・ショー

バルコニー席は個室で、入り口もこのように個々に分かれています。

ウィーン国立歌劇場 劇場・ホール・ショー

いよいよ帰国の時間が迫ってきたのでオペラ座に近いブルク公園のモーツァルト像へ。長かった１６泊１８日のヨーロッパ旅行もいよいよ最後になりました。８月第２週～４週という最盛期でしたので、混雑している観光地もありましたが、ホテルと超有名な美術館は予約しておいた方が良いですが、それ以外は概ね問題なく、楽しく周ることができました。どの街も見応えあって良かったですが、強いてどこが一番だったかと言われると…サントリーニ島のイアですね。白壁とブルードーム、背後に広がる碧いエーゲ海の光景は忘れられません。また是非訪れたいし、ミコノスやパロス島等にも行きたいですが、その前に、まだ一度も訪れたことがないポルトガルに行きたいと思います。それまでまた頑張って仕事します！

王宮庭園 広場・公園